4.1.1 動作環境ファイル

動作環境ファイルの概要を次に示します。

表4-1 動作環境ファイルの概要

項目説明
ファイルの用途主に次の内容を設定・変更したい場合に内容を編集します。
  • セットアップナビゲーション画面の表示言語の変更
  • Collaboration Setup Navigationのトレースファイルに関する設定
ファイルの定義形式Javaのプロパティファイル形式
ファイルの格納場所Collaboration Setup Navigationのインストールディレクトリ¥conf
ファイル名csn_framework.properties
ファイル内容が有効になるタイミングセットアップナビゲーション画面を開いた時

動作環境ファイルはテキストエディタ上で編集し,編集後は上書き保存してください。次の場合は初期値が適用されます。初期値のないcsn_TracePathではデフォルト値が適用されます。

動作環境ファイルの記述形式は次のとおりです。

キー名 = 値

プロパティと定義内容を次に示します。

表4-2 動作環境ファイルのプロパティ一覧

キー名定義内容指定できる値初期値
csn_TracePathトレースファイルの出力先ディレクトリのパス。指定を省略した場合は,次のパスが使用されます。
Collaboration Setup Navigationのインストールディレクトリ¥¥log
ディレクトリの区切り文字には,「¥¥」または「/」を使用してください。
(なし)
csn_TraceNumトレースファイルのサイズが上限を超えた場合に,切り替えるファイルの面数。1~1616
csn_TraceSizeトレースファイルのサイズ(単位:バイト)。4,096~2,147,483,6471048576
csn_TraceLevelトレースレベル。0,10,20,3020
csn_DisplayLangセットアップナビゲーション画面を開いた直後に表示する言語。
  • ja(日本語)
  • en(英語)
ja
csn_ResourceBasename(システム固定値)
(凡例)
-:該当なし
注※
トレースレベルと,出力されるトレース情報との関係は次のとおりです。

トレースレベル出力されるトレース情報
0
  • 例外トレース情報
  • 重要なイベントのトレース情報
10
  • トレースレベル0で出力されるトレース情報
  • 初期化やファイル出力など,重要なメソッドの開始・終了のトレース情報
20
  • トレースレベル10で出力されるトレース情報
  • セットアップナビゲーション画面の操作が特定できるメソッドの開始・終了のトレース情報
30
  • トレースレベル20で出力されるトレース情報
  • すべてのメソッドの開始・終了のトレース情報