6.1.2 このマニュアルでのメッセージの記載形式

このマニュアルでのメッセージの記載形式を次に示します。

KDSNnnnnn-i <メッセージの出力先>
 日本語のメッセージテキスト
 英語のメッセージテキスト
  (S)
   メッセージの出力要因および製品の動作
  (O)
   構築者が実施する対処

KDSN
Collaboration Setup Navigationのメッセージであることを示します。
nnnnn
メッセージの番号を示します。番号の意味は次のとおりです。
メッセージの種類nnnnnの値参照先
Collaboration Setup Navigationで,セットアップ製品に共通して出力されるメッセージ00000~099996.2節
Scheduler ServerおよびFacilities Managerのセットアップ時に出力されるメッセージ10000~199996.4節
File Sharingサーバのセットアップ時に出力されるメッセージセットアップナビゲーション画面の操作時に出力されるメッセージ20000~209996.3.1項
セットアップコマンドの実行時に出力されるメッセージ21000~219996.3.2項
i
メッセージ種別を示します。
メッセージ種別の意味と,メッセージ出力後の処理を次に示します。
iの値メッセージ種別の意味およびメッセージ出力後の処理
Iシステムの動作を通知します。メッセージ出力後も処理を続行します。
このマニュアルでは,メッセージ種別「I」のメッセージは記載していません。
Q確認メッセージです。
E障害が発生したため,処理を中止します。
ただし,致命的なエラーでなければ,処理を再開できます。
<メッセージの出力先>
メッセージの出力先を次の記号で表します。
メッセージの出力先の値メッセージの出力先・表示先
Wセットアップナビゲーション画面
O標準出力
R標準エラー出力
Pコマンドプロンプト
Dメッセージダイアログ
Eエラーメッセージ表示領域
Tトレースファイル
注※
Collaboration Setup Navigationのトレース情報は英語で出力されます。トレースファイルの出力先ディレクトリとファイル名は次のとおりです。
製品トレースファイルの出力ディレクトリと出力ファイル名
Collaboration Setup Navigationの共通トレースファイルトレースファイルは,動作環境ファイルのキー「csn_TracePath」で指定したディレクトリに出力されます。動作環境ファイルについては,「4.1.1 動作環境ファイル」を参照してください。トレースファイルのデフォルトの出力先ディレクトリは次のとおりです。
Collaboration Setup Navigationのインストールディレクトリ¥log
  • トレースファイル
    CsnTrace_n.log
     n:1~16の整数
File Sharingサーバのセットアップ時のトレースファイルトレースファイルは,環境変数_HIEDMS_TRACE_DIRに指定したディレクトリに出力されます。トレースファイルのデフォルトの出力先ディレクトリは次のとおりです。
File Sharingサーバのインストールディレクトリ¥Server¥spool¥server
  • File Sharingサーバ用セットアップコマンドおよびセットアップナビゲーション画面のトレースファイル
    CsnCfvSetupTrace.log
  • HiRDB用セットアップコマンドのトレースファイル
    CsnCfvDbSetupTrace.log
Scheduler ServerおよびFacilities Managerのセットアップ時のトレースファイルトレースファイルの出力先は,実行したセットアップコマンドの格納場所と同じディレクトリです。
トレースファイル名は次のとおりです。
  • Scheduler ServerおよびFacilities Manager用セットアップコマンド(csn_ssv_setup)のトレースファイル
    CsnSsvSetupTrace.log
  • HiRDB用セットアップコマンド(csn_ssv_dbsetup)のトレースファイル
    CsnSsvDbSetupTrace.log
  • 環境初期化コマンド(csn_ssv_restore)のトレースファイル
    CsnSsvRestoreTrace.log
日本語のメッセージテキスト および 英語のメッセージテキスト
出力されるメッセージテキストを示します。メッセージテキスト中の%nnは挿入句の順番)は,テキストおよび数値型の可変値です。
英語のメッセージテキストしかないメッセージについては,英語のメッセージテキストしか記載していません。
(S)
メッセージの出力要因および製品の動作を示します。
(O)
メッセージに対する構築者の対処を示します。
「保守員に連絡してください」とは,購入時の契約に基づいて,システム管理者が弊社問い合わせ窓口に連絡することを示します。