6.3.2 セットアップコマンドの実行時に出力されるメッセージ


KDSN21001-E <R,T>

The specified option is invalid.
Usage:%1

(S)
セットアップコマンドに,誤ったオプションが指定されました。
  • %1:ユーザが指定したオプションとUsage
(O)
コマンドの指定内容が正しいか確認してください。

KDSN21002-E <R,T>

An attempt to execute setup command has failed. Command Name:%1

(S)
前提製品のコマンド実行時にエラーが発生したため,セットアップコマンドの実行中にエラーが発生しました。
  • %1:セットアップコマンド名
(O)
セットアップコマンドのトレースファイルを参照し,前提製品のコマンドが出力したメッセージの対処を実施してください。

KDSN21005-E <R,T>

The specified backup directory is not empty.

(S)
セットアップコマンドの-bオプションで指定したバックアップディレクトリは,内容が空ではありませんでした。
(O)
セットアップコマンドの-bオプションに,内容が空のディレクトリを指定してください。

KDSN21006-E <R,T>

An attempt to create backup directory has failed. Info:%1

(S)
セットアップコマンドの-bオプションで指定したバックアップディレクトリの作成に失敗しました。
  • %1:作成に失敗したバックアップディレクトリの絶対パス
(O)
次のように対処してください。
  • セットアップコマンドの-bオプションで指定したバックアップディレクトリと同じ名前のファイルが存在しないことを確認する。
  • バックアップディレクトリの絶対パスの長さが255文字以下であることを確認する。
  • バックアップディレクトリ作成先の読み取り権限があるか確認する。

KDSN21007-E <R,T>

The environment variable "%1" does not exist.

(S)
セットアップコマンドが必要とする環境変数が存在しません。
  • %1:必要な環境変数
(O)
%1に示す環境変数が存在することを確認してください。
環境変数が存在しない場合は,環境変数を設定後,セットアップコマンドを再実行してください。

KDSN21011-E <R,T>

An attempt to backup a file has failed. Destination %1 File:%2

(S)
ファイルのバックアップに失敗しました。
  • %1:バックアップ先のディレクトリパス
  • %2:バックアップできなかったファイルの絶対パス
(O)
次のように対処してください。
  • %2に示すファイルが存在するか確認する。
  • %1に示すディレクトリの書き込み権限があるか確認する。
  • %2に示すファイルの読み取り権限があるか確認する。

KDSN21013-E <R,T>

An attempt to copy a file has failed. Destination:%1 File:%2

(S)
ファイルのコピーに失敗しました。
  • %1:コピー先のディレクトリパス
  • %2:コピーできなかったファイルの絶対パス
(O)
次のように対処してください。
  • %2に示すファイルが存在するか確認する。
  • %1に示すディレクトリの書き込み権限があるか確認する。
  • %2に示すファイルの読み取り権限があるか確認する。

KDSN21014-E <R,T>

HiRDB file system area already exists. Dir:%1

(S)
HiRDBファイルシステムの作成先ディレクトリに,すでにHiRDBファイルシステム領域が存在します。
  • %1:HiRDBファイルシステムの作成先ディレクトリのパス
(O)
既存のHiRDBファイルシステム領域を削除してからコマンドを再実行してください。

KDSN21015-E <R,T>

An attempt to set the specified environment variable has failed. (name = %1, value = %2, reason = %3)

(S)
システム環境変数の設定に失敗しました。
  • %1:環境変数名
  • %2:セットアップコマンドで設定する値
  • %3:要因を示す文字列。出力される文字列とその対処を次の表に示します。
    要因を示す文字列意味対処
    The maximum length was exceeded.%1で示す環境変数と,%2で示す設定値の文字列長の合計が,1,024文字を超えています。不要な環境変数を削除し,設定に失敗した環境変数を手動で設定してください。
    The specified environment variable already exists.%1で示す環境変数の値に,%2で示す設定値がすでに設定されています。不要。
    (上記以外)%errorlevel%の値であり,上記以外の要因であることを示します。OSのsetxコマンドの戻り値を基に原因を取り除き,コマンドを再実行してください。
(O)
必要に応じて,原因を取り除いてからコマンドを再実行してください。

KDSN21016-Q <R,T>

Are you sure you want to set the specified environment variable? (name = %1, current value = %2, set value = %3, operation = %4)

(S)
セットアップコマンドがシステム環境変数を設定するに当たり,環境変数を設定してよいか確認するメッセージです。
  • %1:環境変数名
  • %2:%1の環境変数に設定されている値(環境変数が存在しない場合は空文字列)
  • %3:セットアップコマンドで設定する値
  • %4:環境変数の設定方法として,次の内容を出力
    Add:現在の設定内容に追加する
    Overwrite:現在の設定内容を書き換える
(O)
設定した環境変数の内容を確認する場合,システム環境変数一覧ファイルを参照してください。システム環境変数一覧ファイルについては,「5.3.1(2) 機能」を参照してください。