3.15.1 [設定]画面([全般]タブを選択している場合)

記事一覧の表示形式を,ワークプレースモードとレイアウトモードの両方に対して編集します。

[設定]画面([全般]タブを選択している場合)を次に示します。

図3-35 [設定]画面([全般]タブを選択している場合(HTML形式本文機能有効時))

[図データ]

図3-36 [設定]画面([全般]タブを選択している場合(HTML形式本文機能抑止時))

[図データ]

画面の各項目について説明します。

[システムの設定に従う]チェックボックス
この画面で設定した項目をシステムで設定された値に戻すときにチェックします。
このチェックボックスをチェックすると,ほかの項目などは設定できません。
このチェックボックスをチェックすると,「今までの設定を削除してシステムの設定に従うように変更します。」というメッセージが表示されます。
デフォルトでは,チェックした状態で表示されます。チェックを外すと,ユーザが各項目を設定できます。
[記事一覧画面に関する設定]
[新着として扱う期間]
新着として扱う期間(日数)をドロップダウンリストで選択します。ドロップダウンリストでは0から31の数値を選択できます。
指定例を次に示します。
  • 0を指定した場合:新着は表示されません。
  • 1を指定した場合:今日の日付で掲示されたものだけが新着として表示されます。
  • 2を指定した場合:昨日と今日の日付で掲示されたものが新着として表示されます。
[表示に関する設定]
[記事参照画面に表示する本文の形式]
この項目は,HTML形式本文機能が利用できる場合に表示されます。HTML形式本文機能が利用できるかどうかは,システム管理者などによって設定されたシステムパラメタ値(HTML形式本文機能の利用可否デフォルト値)に依存します。システムパラメタ値については,システム管理者に確認してください。
[記事参照]画面に表示する本文の形式を,[HTML形式]または[テキスト形式]から選択します。
[HTML形式]を設定すると,[記事参照]画面の本文を,記事作成時に設定されている文字サイズ,文字の色などの書式のとおりに表示できます。書式が設定されていないときは,テキスト形式で表示します。
[テキスト形式]を設定すると,記事作成時に設定されている文字サイズ,文字の色などの書式は無視して表示されます。
[記事参照]画面の詳細は,「3.7 [記事参照]画面」を参照してください。
[本文を右端で折り返して表示する]チェックボックス
このチェックボックスの設定は,本文がテキスト形式の場合に有効です。次に示す条件のどれかを満たしているときに,本文はテキスト形式になります。
  • HTML形式本文機能が利用できない
  • [記事参照画面に表示する本文の形式]で[テキスト形式]を設定している
  • 本文に文字サイズ,文字の色などの書式が設定されていない
また,このチェックボックスの設定は,次に示す画面で有効です。
記事の本文中に表示領域の幅より長い行がある場合,表示領域の幅に合わせて本文を自動的に折り返して表示するときにチェックします。
このチェックボックスをチェックすることによって,記事の本文を参照するときに,横スクロールの操作をする必要がなくなります。
本文の体裁を崩さないで表示したい場合には,このチェックボックスのチェックを外してください。
[タブの幅]
この項目は,[本文を右端で折り返して表示する]チェックボックスがチェックされている場合に設定できます。
本文中のタブを幾つのスペースで置き換えるかをドロップダウンリストで選択します。ドロップダウンリストでは1,2,4,または8の数値を選択できます。
[半角を1文字,全角を2文字として数える]チェックボックス
半角を1文字,全角を2文字として数える場合にチェックします。
半角,全角共に1文字として数える場合には,このチェックボックスのチェックを外してください。
例えば,「Collaboration掲示板」という文字列(Collaboration:半角文字,掲示板:全角文字)の数え方は次のようになります。
  • チェックをしている場合
    「Collaboration」は13文字,「掲示板」は6文字になるため,「Collaboration掲示板」の文字数は19文字になります。
  • チェックを外している場合
    「Collaboration」は13文字,「掲示板」は3文字になるため,「Collaboration掲示板」の文字数は16文字になります。
[印刷画面に関する設定]
[印刷画面に表示する本文の形式]
この項目は,HTML形式本文機能が利用できる場合に表示されます。HTML形式本文機能が利用できるかどうかは,システム管理者などによって設定されたシステムパラメタ値(HTML形式本文機能の利用可否デフォルト値)に依存します。システムパラメタ値については,システム管理者に確認してください。
記事印刷画面に表示する本文の形式を,[HTML形式(カラー)],[HTML形式(モノクロ)],または[テキスト形式]から選択します。
[HTML形式(カラー)]または[HTML形式(モノクロ)]を設定すると,記事印刷画面の本文を,記事作成時に設定されている文字サイズ,文字の色など(モノクロの場合は除きます)の書式のとおりに表示できます。書式が設定されていないときは,テキスト形式で表示します。
[テキスト形式]を設定すると,記事作成時に設定されている文字サイズ,文字の色などの書式は無視して表示されます。
記事印刷画面の詳細は,「3.8 記事印刷画面」を参照してください。
[改行位置]
この項目の設定は,本文がテキスト形式の場合に有効です。次に示す条件のどれかを満たしているときに,本文はテキスト形式になります。
  • HTML形式本文機能が利用できない
  • [印刷画面に表示する本文の形式]で[テキスト形式]を設定している
  • 本文に文字サイズ,文字の色などの書式が設定されていない
記事印刷画面のヘッダ情報および本文の改行位置を[右端で折り返して表示する]または[指定した文字数で改行する]から選択します。
[右端で折り返して表示する]を設定すると,印刷画面の横幅に合わせて,ヘッダ情報および本文の文字列を改行できます。
[指定した文字数で改行する]を設定すると,指定した文字数で,ヘッダ情報および本文の文字列を改行できます。なお,[指定した文字数で改行する]を設定した場合には,必ず[文字数(30-200)]を設定してください。
[文字数(30-200)]
この項目は,[改行位置]で[指定した文字数で改行する]を設定した場合,必ず設定します。
ヘッダ情報および本文の文字列の改行位置を,文字数で指定します。文字数は,30から200までの数値で入力します。文字数の数え方については,[表示に関する設定]の[半角を1文字,全角を2文字として数える]チェックボックスの設定に従います。
なお,本文は,この項目に設定した値の文字数で改行されますが,ヘッダ情報は,この項目に設定した値-n(n:ヘッダ情報の最長の項目名文字数+3)の文字数で改行されます。この場合,ヘッダ情報の項目内容の文字数が対象となり,項目名は文字数に含まれません。
文字数設定時の表示例を次の図に示します。

図3-37 文字数設定時の表示例(ヘッダ情報)

[図データ]
注※1
ヘッダ情報の最長項目名[添付ファイル]の文字数6文字+3
注※2
ヘッダ情報の最長項目名[添付ファイル]の半角換算文字数12文字+3

図3-38 文字数設定時の表示例(本文)

[図データ]
[タブの幅]
記事印刷画面のヘッダ情報および本文中のタブを幾つのスペースで置き換えるかを,ドロップダウンリストで選択します。ドロップダウンリストでは1,2,4,または8の数値を選択できます。
この項目の設定は,ヘッダ情報に対しては常に有効ですが,本文に対しては次のようになります。
  • [印刷画面に表示する本文の形式]で,[テキスト形式]を設定している場合は有効になります。
  • [印刷画面に表示する本文の形式]で,[HTML形式(カラー)]または[HTML形式(モノクロ)]を設定している場合は,本文にHTML形式のデータがないときに,有効になります。
なお,[指定した文字数で改行する]を選択した場合,タブ文字の変換については,タブ文字をそろえた数分の半角スペースに変換されます。
例([タブの幅]:4)

<変換前>            <変換後>
→bb                △△△△bb
a→bb               a△△△bb
aa→bb              aa△△bb
aa△→bb            aa△△bb

(凡例)
 →:タブ文字
 △:半角スペース
[OK]ボタン
すべてのタブで設定した内容を有効にして,画面を閉じます。
[キャンセル]ボタン
この画面で設定した内容を無効にして,この画面を閉じます。