3.9 [記事作成]画面
(1) 画面
(2) HTML形式本文機能が利用できる場合の本文入力時の留意事項
HTML形式本文機能が利用できる場合の本文入力時の留意事項について説明します。
- 本文領域の背景色は,OSの設定に依存しますが,[掲示内容確認]画面,[記事参照]画面,および記事印刷画面での本文領域の背景色は白色となります。
- 本文中に次に示す文字列を入力すると,自動的にアンカー表示されますが,アンカーはクリックできません。
- http://xxx
- https://xxx
- file://xxx
- ftp://xxx
- gopher://xxx
- mailto://xxx
- news://xxx
- telnet://xxx
- wais://xxx
- www.xxx
- xxx@yyy
- ¥¥xxx
- (凡例)
- xxxおよびyyyは,任意の文字列を示します。
- 本文中に「http://」または「https://」で始まるURLを記述すると,そのURLのページへのリンクを設定できます。なお,URLを記述する場合は,次のことに注意してください。
- URLは,行の開始位置,1文字以上の半角スペース,全角文字,または引用インデント文字(「>」)の後ろに記述してください。
- URL終了時の区切り文字は,1文字以上の半角スペースまたは改行を入れてください。ただし,本文の終端の場合は,区切り文字がなくてもURLとして認識されます。
- URLは連続した文字列で記述してください。
- 「http://」または「https://」の後ろには,1文字以上の文字を指定してください。
- URLは途中で改行しないでください。
- URLには,下線を付けないでください。URLに下線を付けた場合,[掲示内容確認]画面以降の画面で,URLがアンカー表示されないことがあります。
- URLに下線以外の書式を設定する場合は,URL全体に設定してください。
- URLとして記述した文字列に文字の色を設定した場合,[掲示内容確認]画面および[記事参照]画面では,URLに設定した文字の色は無視して表示されます。
- 書式(文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色)が設定されている文字列の終了文字の後ろで,1度改行したあとに続けて文字を入力すると,設定されている書式が文字列に引き継がれます。ただし,入力した文字列を確定しないで,ほかの項目の入力領域([件名],[掲示日],または[掲示期限])に,カーソルを位置づけると,設定されている書式は解除されます。
- 書式(文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色)が設定されている文字列の終了文字の後ろで,連続して2度以上改行した場合には,設定されている書式は解除されます。
- 本文中に空行のある記事を,一度掲示すると([掲示]メニューをクリックすると),空行に1文字の半角スペースが付加されます。また,次に示す場合,記事を一度掲示すると([掲示]メニューをクリックすると),本文に1文字の半角スペースが付加されます。
- 本文入力領域で1度改行したあとに,改行を含むすべての文字列を削除した場合
- 本文入力領域で左寄せ,中央寄せ,または右寄せの書式設定だけを残した場合
(3) 本文入力領域内での右クリックメニューとショートカットキー
HTML形式本文機能が利用できる場合,本文の入力領域内で右クリックして表示される右クリックメニュー,および本文の入力領域内でのショートカットキーについて説明します。
(a) 本文入力領域内での右クリックメニュー
本文の入力領域内で右クリックすると,右クリックメニューが表示されます。右クリックメニューに表示される項目について説明します。
- [コピー]
- この項目は,本文中で文字列を選択している場合に活性で表示されます。
- 選択した文字列をテキスト形式でコピーできます。
- コピーを実行したあとに,HTML形式本文機能ツールバーなどで,書式付き本文のコピーまたは書式付き本文の切り取りを実行しても,コピー済みの情報は上書きされません。
- [貼り付け]
- この項目は,クリップボード内に貼り付け可能な文字列がある場合に活性で表示されます。
- 本文中のカーソルを位置づけた個所に,次に示す文字列を貼り付けられます。
- 右クリックメニューの[コピー],またはショートカットキーでコピーした文字列
- 右クリックメニューの[切り取り],またはショートカットキーで切り取った文字列
- ほかのアプリケーションプログラムでコピーした文字列※
- 注※
- コピーした文字列は,テキスト形式で本文に貼り付けられます。この場合,タブ文字は無視されます。
- [切り取り]
- この項目は,本文中で文字列を選択している場合に活性で表示されます。
- 選択した文字列をテキスト形式で切り取れます。
- 切り取りを実行したあとに,HTML形式本文機能ツールバーなどで,書式付き本文のコピーまたは書式付き本文の切り取りを実行しても,切り取り済みの情報は上書きされません。
- [書式付き本文のコピー]
- この項目は,本文中で文字列を選択している場合に活性で表示されます。
- このメニューを選択したときの処理内容については,「3.9(1) 画面」の「
アイコン(書式付き本文のコピーアイコン)」の説明を参照してください。
- [書式付き本文の貼り付け]
- このメニューを選択したときの処理内容については,「3.9(1) 画面」の「
アイコン(書式付き本文の貼り付けアイコン)」の説明を参照してください。
- [書式付き本文の切り取り]
- この項目は,本文中で文字列を選択している場合に活性で表示されます。
- このメニューを選択したときの処理内容については,「3.9(1) 画面」の「
アイコン(書式付き本文の切り取りアイコン)」の説明を参照してください。
- [削除]
- 選択した文字列,またはカーソルを位置づけた後ろの1文字を削除できます。
- [すべて選択]
- 本文すべてを選択状態にできます。
- 右クリックメニュー表示時の注意事項
- 本文の入力領域内で文字列の最下行より下の領域で右クリックすると,カーソルが本文の先頭に移動することがあります。
- 右クリックメニューを表示すると,入力領域内で実行した操作の履歴が消去されます。このため,ショートカットキー([Ctrl]+[Z])で,入力領域内で実行した操作を,元に戻せなくなります。
- 右クリックメニューを表示していても,本文は入力できます。
- 右クリックメニューを表示している状態で,キーボードによって文字列を選択,または文字列の選択を解除し,表示しているメニューの[コピー],[切り取り],[書式付き本文のコピー],または[書式付き本文の切り取り]を選択した場合,キーボードによって選択範囲を変更した文字列が,選択した操作の対象になります。
(b) 本文入力領域内でのショートカットキー
本文の入力領域内で使用できるショートカットキーの一覧を次の表に示します。
表3-2 本文入力領域内でのショートカットキー一覧
項番 | ショートカットキー | 操作 |
---|
1 | [Ctrl]+[X] | 切り取り※1,※2 |
2 | [Ctrl]+[C] | コピー※1,※2 |
3 | [Ctrl]+[V] | 貼り付け※2 |
4 | [Ctrl]+[B] | 太字※1 |
5 | [Ctrl]+[I] | 斜体※1 |
6 | [Ctrl]+[U] | 下線※1 |
7 | [Ctrl]+[Z] | 元に戻す |
8 | [Ctrl]+[Y] | 繰り返し |
9 | [Ctrl]+[F] | 検索 |
10 | [Ctrl]+[A] | すべて選択 |
11 | [Ctrl]+ 左クリック | テキスト ブロックの選択 |
12 | [Ctrl]+[Del],[Ctrl]+[Backspace] | 単語単位で削除 |
13 | [Ctrl]+[Space] | 書式の削除※1 |
- 注※1
- 文字列が指定されている場合だけ有効です。
- 注※2
- 操作後の文字列はテキスト形式になります。