3.9 [記事作成]画面

[記事作成]画面では,掲示板に掲示する記事を作成できます。

<この節の構成>
(1) 画面
(2) HTML形式本文機能が利用できる場合の本文入力時の留意事項
(3) 本文入力領域内での右クリックメニューとショートカットキー

(1) 画面

[記事作成]画面を次に示します。

図3-17 [記事作成]画面(添付ファイル領域にファイルが添付されていない場合(HTML形式本文機能有効時))

[図データ]

図3-18 [記事作成]画面(添付ファイル領域にファイルが添付されていない場合(HTML形式本文機能抑止時))

[図データ]

図3-19 [記事作成]画面(添付ファイル領域にファイルが添付されていない場合(ファイルをドラッグ & ドロップして添付できるとき))

[図データ]

図3-20 [記事作成]画面(添付ファイル領域にファイルが添付されている場合(ファイルをドラッグ & ドロップして添付できないとき))

[図データ]

図3-21 [記事作成]画面(添付ファイル領域にファイルが添付されている場合(ファイルをドラッグ & ドロップして添付できるとき))

[図データ]

画面の各項目について説明します。

[掲示]メニュー
[掲示内容確認]画面が表示されます。
[掲示板一覧]画面で掲示板を選択していない場合は,非活性表示になっているため選択できません。
[アクション▼]メニュー
このメニューの項目を示します。
[掲示板を変更]
[掲示板名]が,メイン画面の[掲示板一覧]画面で選択している掲示板の名称に変更されます。メイン画面が閉じている場合,または[掲示板一覧]画面でルート掲示板を選択している場合に[掲示板を変更]を選択すると,エラーとなります。
[記事ファイル表示]画面からこの画面を開いた場合は非活性表示になっているため選択できません。
[ファイルを添付]
PCに格納されているファイルを添付するときに選択します。この項目を選択すると,[ファイルを添付]画面が表示されます。ファイルを設定すると,そのファイルが添付ファイル領域に表示されます。
[ファイル共有から添付]
この項目は,[ファイル共有]ポートレットが利用できる場合に表示されます。ファイル共有で管理するファイルを添付するときに選択します。この項目を選択すると,[ファイル共有]ポートレットのファイルを選択するための画面が表示され,ファイルを設定すると,そのファイルが添付ファイル領域に表示されます。
また,[ファイル共有]ポートレットからのドラッグ & ドロップで添付ファイル領域にファイルを添付できます。
[記事ファイルを作成]
[記事ファイル作成]画面が別ウィンドウで表示されます。
[印刷画面を表示]
記事印刷画面が別ウィンドウで表示されます。
[閉じる]メニュー
確認画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,画面を閉じます。
[掲示板名]
記事を作成する掲示板の名称が表示されます。
[件名](入力必須)
掲示する記事の件名を入力します。すでに掲示板に掲示されている記事と同じ件名が指定できます。全角文字で約85文字,半角英数字換算で255文字まで入力できます。全角文字および半角文字を混在して入力できます。スペースまたはタブ文字が文字列の前後にある場合は削除されます。スペースだけ,タブ文字だけ,またはスペースとタブ文字だけの名称は登録できません。
[重要度]
記事の重要度(「普通」,「重要」,または「最重要」)を選択します。
[属性]
記事の属性をドロップダウンリストで選択します。
ドロップダウンリストには,掲示板で使用できる属性が表示されます。[記事作成]画面を表示したあとに,ほかのユーザが,[掲示板編集]画面で属性名を変更した場合は,最新の状態ではなく,[記事作成]画面を表示したときの属性名が表示されます。
[掲示日]
この項目は,運用権限または記事作成権限のあるユーザだけが設定できます。
システム上に掲示した記事を,参照権限を持つユーザに公開する日付が表示されます。掲示日を入力する日付がデフォルトとして表示されます。
掲示日を設定する場合は,ユーザが設定した日付の書式に従って,掲示期限と同じか,掲示期限より前の日付を入力します。また,[カレンダ]ポートレットからのドラッグ & ドロップによって日付を設定できます。日付の書式を設定する方法の詳細は,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。スペースまたはタブ文字が文字列の前後にある場合は削除されます。スペースだけ,タブ文字だけ,またはスペースとタブ文字だけの場合は,記事を入力した日付が自動的に登録されます。
[カレンダ]ボタン
[カレンダ]ポートレットが表示されます。[カレンダ]ポートレットの日付を選択すると,選択した日が[掲示日]に表示されます。
[掲示期限](入力必須)
記事の掲示期限が表示されます。掲示期限を入力する日付の31日後がデフォルトとして表示されます。
掲示期限を設定する場合は,ユーザが設定した日付の書式に従って,掲示日と同じか,掲示日よりあとの日付を入力します。また,[カレンダ]ポートレットからのドラッグ & ドロップによって日付を設定できます。日付の書式を設定する方法の詳細は,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。スペースまたはタブ文字が文字列の前後にある場合は削除されます。スペースだけ,タブ文字だけ,またはスペースとタブ文字だけの場合は登録できません。
[カレンダ]ボタン
[カレンダ]ポートレットが表示されます。[カレンダ]ポートレットの日付を選択すると,選択した日が[掲示期限]に表示されます。
HTML形式本文機能ツールバー
このツールバーは,HTML形式本文機能が利用できる場合に表示されます。HTML形式本文機能が利用できるかどうかは,システム管理者などによって設定されたシステムパラメタ値(HTML形式本文機能の利用可否デフォルト値)に依存します。システムパラメタ値については,システム管理者に確認してください。
本文中の文字列に書式を設定できます。また,本文中の文字列を編集できます。
このツールバーに表示される各項目について説明します。
[図データ]アイコン(書式付き本文のコピーアイコン)
選択した文字列に書式が設定されている場合,書式付きで文字列をコピーできます。書式が設定されていない文字列だけを選択してコピーすることもできます。
コピーするには,本文中の文字列を選択して,このアイコンをクリックします。
文字フォント,文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色が設定されている文字列をコピーする場合には,書式が設定されている文字列の開始文字を選択してください。開始文字を選択していないと,テキスト形式でコピーされます。
左寄せ,中央寄せ,または右寄せが設定されている文字列をコピーする場合には,改行を含む文字列全体を選択してください。改行を含む文字列全体を選択していないと,次のようになります。
  • 左寄せ,中央寄せ,または右寄せだけが設定されている場合
    左寄せ,中央寄せ,または右寄せの書式は無視してコピーされます。
  • ほかの書式(文字フォント,文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色)が設定されている場合
    左寄せ,中央寄せ,または右寄せの書式は無視してコピーされますが,ほかの書式が設定されている文字列は,書式付きでコピーされます。
なお,書式付き本文のコピーを実行したあとに,右クリックメニューなどでコピーまたは切り取りを実行しても,コピー済みの情報は上書きされません。
[図データ]アイコン(書式付き本文の貼り付けアイコン)
書式付き本文のコピーでコピーした文字列,または書式付き本文の切り取りで切り取った文字列を,本文に貼り付けられます。文字列に書式が設定されている場合,書式付きで文字列を貼り付けられます。
貼り付けるには,本文中の文字列を貼り付ける個所にカーソルを位置づけて,このアイコンをクリックします。本文の入力領域にカーソルがない場合に,このアイコンをクリックすると,本文の先頭に文字列が貼り付けられます。
なお,書式付き本文のコピー時または書式付き本文の切り取り時に,文字フォント,文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色が設定されている文字列の開始文字を選択していない場合,文字列はテキスト形式で貼り付けられます。また,左寄せ,中央寄せ,または右寄せが設定されている文字列の改行を含む文字列全体を選択していない場合,書式は無視して文字列は貼り付けられます。ただし,文字列中にほかの書式(文字フォント,文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色)が設定されている文字列があるときには,その文字列については書式付きで貼り付けられます。
[図データ]アイコン(書式付き本文の切り取りアイコン)
選択した文字列に書式が設定されている場合,書式付きで文字列を切り取れます。書式が設定されていない文字列だけを選択して切り取ることもできます。
切り取るには,本文中の文字列を選択して,このアイコンをクリックします。
文字フォント,文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色が設定されている文字列を切り取る場合には,書式が設定されている文字列の開始文字を選択してください。開始文字を選択していないと,テキスト形式で切り取られます。
左寄せ,中央寄せ,または右寄せが設定されている文字列を切り取る場合には,改行を含む文字列全体を選択してください。改行を含む文字列全体を選択していないと,次のようになります。
  • 左寄せ,中央寄せ,または右寄せだけが設定されている場合
    左寄せ,中央寄せ,または右寄せの書式は無視して切り取られます。
  • ほかの書式(文字フォント,文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色)が設定されている場合
    左寄せ,中央寄せ,または右寄せの書式は無視して切り取られますが,ほかの書式が設定されている文字列は,書式付きで切り取られます。
なお,書式付き本文の切り取りを実行したあとに,右クリックメニューなどでコピーまたは切り取りを実行しても,コピー済みの情報は上書きされません。
フォント変更ドロップダウンリスト
選択した文字列の文字フォントを変更できます。
文字フォントを変更するには,本文中の文字列を選択して,このドロップダウンリストから文字フォントを選択します。
なお,選択できる文字フォントの種類については,システム管理者に確認してください。
サイズ変更ドロップダウンリスト
選択した文字列の文字サイズを変更できます。
文字サイズを変更するには,本文中の文字列を選択して,このドロップダウンリストから文字サイズを選択します。
なお,文字列の文字フォントがCourierの場合,文字サイズの[小]と[標準],および[中]と[大]は,同じ大きさになります。
[図データ]アイコン(太字アイコン)
選択した文字列を太字で表示できます。
太字で表示するには,本文中の文字列を選択して,このアイコンをクリックします。すでに太字で表示されている文字列を選択して,このアイコンをクリックすると,太字が解除されます。
[図データ]アイコン(斜体アイコン)
選択した文字列を斜体で表示できます。
斜体で表示するには,本文中の文字列を選択して,このアイコンをクリックします。すでに斜体で表示されている文字列を選択して,このアイコンをクリックすると,斜体が解除されます。
[図データ]アイコン(下線アイコン)
選択した文字列に下線を付けられます。
下線を付けるには,本文中の文字列を選択して,このアイコンをクリックします。すでに下線の付いている文字列を選択して,このアイコンをクリックすると,下線が削除されます。
[図データ]アイコン(文字の色アイコン)
選択した文字列の文字の色を変更できます。
文字の色を変更するには,本文中の文字列を選択して,このアイコンをクリックします。このアイコンをクリックして表示されるカラーパレットから色を選択します。
なお,カラーパレットを表示すると,入力領域内で実行した操作の履歴が消去されます。このため,ショートカットキー([Ctrl]+[Z])で,入力領域内で実行した操作を,元に戻せなくなります。
[図データ]アイコン(左寄せアイコン)
選択した行の文字列を,本文の入力領域の幅に合わせて,左寄せできます。
左寄せするには,次に示すどちらかの操作を実行して,このアイコンをクリックします。
  • 左寄せする行にカーソルを位置づける
  • 左寄せする行の文字列を選択する
なお,本文の入力領域にカーソルがない場合に,このアイコンをクリックすると,本文の先頭行が左寄せされます。
[図データ]アイコン(中央寄せアイコン)
選択した行の文字列を,本文の入力領域の幅に合わせて,中央寄せできます。
中央寄せするには,次に示すどちらかの操作を実行して,このアイコンをクリックします。
  • 中央寄せする行にカーソルを位置づける
  • 中央寄せする行の文字列を選択する
行の末尾にスペースのある文字列を中央寄せすると,スペースが無視されて,文字列が中央寄せされます。
なお,本文の入力領域にカーソルがない場合に,このアイコンをクリックすると,本文の先頭行が中央寄せされます。
[図データ]アイコン(右寄せアイコン)
選択した行の文字列を,本文の入力領域の幅に合わせて,右寄せできます。
右寄せするには,次に示すどちらかの操作を実行して,このアイコンをクリックします。
  • 右寄せする行にカーソルを位置づける
  • 右寄せする行の文字列を選択する
行の末尾にスペースのある文字列を右寄せすると,スペースが無視されて,文字列が右寄せされます。このため,スペースの後ろにカーソルを位置づけていると,カーソルが画面から見えなくなることがあります。
なお,本文の入力領域にカーソルがない場合に,このアイコンをクリックすると,本文の先頭行が右寄せされます。
[図データ]アイコン(書式の解除アイコン)
選択した文字列に設定されている書式(文字フォント,文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色)を解除できます。左寄せ,中央寄せ,または右寄せが設定されている文字列の書式は解除できません。ただし,文字列中にほかの書式(文字フォント,文字サイズ,太字,斜体,下線,または文字の色)が設定されている文字列がある場合には,その文字列についての書式は解除されます。また,書式が設定されている空行がある場合に,空行だけを選択しているときは,書式を解除できません。
書式を解除するには,書式が設定されている文字列を選択して,このアイコンをクリックします。
本文
記事の本文を入力します。
HTML形式本文機能が利用できるかどうかで次のようになります。HTML形式本文機能が利用できるかどうかは,システム管理者などによって設定されたシステムパラメタ値(HTML形式本文機能の利用可否デフォルト値)に依存します。システムパラメタ値については,システム管理者に確認してください。
HTML形式本文機能が利用できる場合
本文中の文字列に,書式(文字フォント,文字サイズ,太字,斜体,下線,文字の色,左寄せ,中央寄せ,および右寄せ)を設定できます。また,本文中の文字列の編集(書式付き本文のコピー,書式付き本文の貼り付け,書式付き本文の切り取り,および書式の解除)ができます。書式の設定および編集には,HTML形式本文機能ツールバーを使用します。また,HTML形式本文機能ツールバーから実行できる幾つかの操作は,入力領域内で右クリックして表示される右クリックメニュー,および入力領域内でのショートカットキーにも対応しています。入力領域内での右クリックメニューおよびショートカットキーについては,「3.9(3) 本文入力領域内での右クリックメニューとショートカットキー」を参照してください。
本文には,全角文字で約3,400文字,半角英数字換算で約10,200文字まで入力できます。ただし,書式を設定する場合には,書式(HTMLタグ)の文字列を含めて,全角文字で約5,100文字,半角英数字換算で約15,300文字まで入力できます。全角文字および半角文字を混在して入力できます。また,改行することもできます。改行しない場合でも,入力領域の右端に文字が達すると,改行したように折り返されて表示されます。
本文入力時の留意事項については,「3.9(2) HTML形式本文機能が利用できる場合の本文入力時の留意事項」を参照してください。
HTML形式本文機能が利用できない場合
本文の文字列には,書式を設定できません。
本文には,全角文字で約3,400文字,半角英数字換算で約10,200文字まで入力できます。全角文字および半角文字を混在して入力できます。また,改行することもできます。改行しない場合でも,入力領域の右端に文字が達すると,改行したように折り返されて表示されます。
本文中に「http://」または「https://」で始まるURLを記述すると,そのURLのページへのリンクを設定できます。なお,URLを記述する場合は,次のことに注意してください。
  • URLは,行の開始位置,1文字以上の半角スペース,全角文字,引用インデント文字(「>」),またはタブコードの後ろに記述してください。
  • URL終了時の区切り文字は,1文字以上の半角スペース,改行,またはタブコードを入れてください。ただし,本文の終端の場合は,区切り文字がなくてもURLとして認識されます。
  • URLは連続した文字列で記述してください。
  • 「http://」または「https://」の後ろには,1文字以上の文字を指定してください。
  • URLは途中で改行しないでください。
添付ファイル領域
添付ファイル領域のタイトルは,記事にファイルが添付されているかどうかで次のようになります。
  • ファイルが添付されていない場合
    「添付ファイル」と表示されます。
  • ファイルが添付されている場合
    「添付ファイル(合計サイズ nnnKB)」と表示されます。nnnは添付ファイルの合計サイズです。
記事にファイルを添付する場合,添付できる1ファイルのサイズ,複数ファイルの合計サイズは,システム管理者などによって設定されたシステムパラメタ値(添付ファイルの1ファイルの最大サイズ,添付ファイルの合計最大サイズ)に依存します。なお,0バイトのファイルは添付できません。
システムパラメタ値については,システム管理者に確認してください。
また,記事にファイルを添付する場合,同じ名称のファイルを複数添付できます(すでに追加されている添付ファイルと同じ名称のファイルを追加しても上書きされません)。
[図データ]アイコン(ファイルを添付するアイコン)
PCに格納されているファイルを添付するときにクリックします。
このアイコンをクリックすると,[ファイルを添付]画面が表示されます。ファイルを設定すると,そのファイルが添付ファイル領域に表示されます。
[図データ]アイコン(ファイル共有から添付するアイコン)
このアイコンは,[ファイル共有]ポートレットが利用できる場合に表示されます。
このアイコンは,ファイル共有で管理するファイルを添付するときにクリックします。
このアイコンをクリックし,[ファイル共有]ポートレットを表示させてファイルを設定すると,添付ファイル領域に添付ファイルが表示されます。また,[ファイル共有]ポートレットからのドラッグ & ドロップで添付ファイル領域にファイルを添付できます。
[パソコンのファイルをここにドロップできます]領域
この領域は,ファイルをドラッグ & ドロップして添付できる場合に表示されます。
この領域にPCからファイルをドラッグ & ドロップすると,添付ファイル領域にファイルを添付できます。
[ファイル共有のファイルをここにドロップできます]領域
この領域は,[ファイル共有]ポートレットが利用できる場合に表示されます。
[ファイル共有のファイルをここにドロップできます]アンカーをクリックし,[ファイル共有]ポートレットを表示させてファイルを設定すると,添付ファイル領域にファイルを添付できます。
添付ファイル
この項目は,記事にファイルが添付されている場合に添付ファイル名が表示されます。添付ファイルの内容を確認したい場合は,添付ファイル名をクリックしてください。
拡張子が「.bbfc」または「.bbf」の添付ファイル(記事ファイル)をクリックすると,[記事ファイル表示]画面が表示されます。[記事ファイル表示]画面については,「3.20 [記事ファイル表示]画面」を参照してください。
設定によっては,添付ファイル名の前に[図データ]アイコンが表示されます。[図データ]アイコンをPCにドラッグ & ドロップすると,添付ファイルをダウンロードできます。
添付ファイルのドラッグ & ドロップの設定方法の詳細は,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。
また,[図データ]アイコンをドラッグ & ドロップしても添付ファイルをダウンロードできない場合は「3.7(2) 添付ファイルをドラッグ & ドロップしてダウンロードできない場合」を参照してください。
[取消]ボタン
このボタンは,記事にファイルが添付されている場合に表示されます。
このボタンをクリックすると,添付ファイルを添付ファイル領域から削除します。

(2) HTML形式本文機能が利用できる場合の本文入力時の留意事項

HTML形式本文機能が利用できる場合の本文入力時の留意事項について説明します。

(3) 本文入力領域内での右クリックメニューとショートカットキー

HTML形式本文機能が利用できる場合,本文の入力領域内で右クリックして表示される右クリックメニュー,および本文の入力領域内でのショートカットキーについて説明します。

(a) 本文入力領域内での右クリックメニュー

本文の入力領域内で右クリックすると,右クリックメニューが表示されます。右クリックメニューに表示される項目について説明します。

[コピー]
この項目は,本文中で文字列を選択している場合に活性で表示されます。
選択した文字列をテキスト形式でコピーできます。
コピーを実行したあとに,HTML形式本文機能ツールバーなどで,書式付き本文のコピーまたは書式付き本文の切り取りを実行しても,コピー済みの情報は上書きされません。
[貼り付け]
この項目は,クリップボード内に貼り付け可能な文字列がある場合に活性で表示されます。
本文中のカーソルを位置づけた個所に,次に示す文字列を貼り付けられます。
  • 右クリックメニューの[コピー],またはショートカットキーでコピーした文字列
  • 右クリックメニューの[切り取り],またはショートカットキーで切り取った文字列
  • ほかのアプリケーションプログラムでコピーした文字列
注※
コピーした文字列は,テキスト形式で本文に貼り付けられます。この場合,タブ文字は無視されます。
[切り取り]
この項目は,本文中で文字列を選択している場合に活性で表示されます。
選択した文字列をテキスト形式で切り取れます。
切り取りを実行したあとに,HTML形式本文機能ツールバーなどで,書式付き本文のコピーまたは書式付き本文の切り取りを実行しても,切り取り済みの情報は上書きされません。
[書式付き本文のコピー]
この項目は,本文中で文字列を選択している場合に活性で表示されます。
このメニューを選択したときの処理内容については,「3.9(1) 画面」の「[図データ]アイコン(書式付き本文のコピーアイコン)」の説明を参照してください。
[書式付き本文の貼り付け]
このメニューを選択したときの処理内容については,「3.9(1) 画面」の「[図データ]アイコン(書式付き本文の貼り付けアイコン)」の説明を参照してください。
[書式付き本文の切り取り]
この項目は,本文中で文字列を選択している場合に活性で表示されます。
このメニューを選択したときの処理内容については,「3.9(1) 画面」の「[図データ]アイコン(書式付き本文の切り取りアイコン)」の説明を参照してください。
[削除]
選択した文字列,またはカーソルを位置づけた後ろの1文字を削除できます。
[すべて選択]
本文すべてを選択状態にできます。
右クリックメニュー表示時の注意事項
  • 本文の入力領域内で文字列の最下行より下の領域で右クリックすると,カーソルが本文の先頭に移動することがあります。
  • 右クリックメニューを表示すると,入力領域内で実行した操作の履歴が消去されます。このため,ショートカットキー([Ctrl]+[Z])で,入力領域内で実行した操作を,元に戻せなくなります。
  • 右クリックメニューを表示していても,本文は入力できます。
  • 右クリックメニューを表示している状態で,キーボードによって文字列を選択,または文字列の選択を解除し,表示しているメニューの[コピー],[切り取り],[書式付き本文のコピー],または[書式付き本文の切り取り]を選択した場合,キーボードによって選択範囲を変更した文字列が,選択した操作の対象になります。
(b) 本文入力領域内でのショートカットキー

本文の入力領域内で使用できるショートカットキーの一覧を次の表に示します。

表3-2 本文入力領域内でのショートカットキー一覧

項番ショートカットキー操作
1[Ctrl]+[X]切り取り※1,※2
2[Ctrl]+[C]コピー※1,※2
3[Ctrl]+[V]貼り付け※2
4[Ctrl]+[B]太字※1
5[Ctrl]+[I]斜体※1
6[Ctrl]+[U]下線※1
7[Ctrl]+[Z]元に戻す
8[Ctrl]+[Y]繰り返し
9[Ctrl]+[F]検索
10[Ctrl]+[A]すべて選択
11[Ctrl]+ 左クリックテキスト ブロックの選択
12[Ctrl]+[Del],[Ctrl]+[Backspace]単語単位で削除
13[Ctrl]+[Space]書式の削除※1
注※1
文字列が指定されている場合だけ有効です。
注※2
操作後の文字列はテキスト形式になります。