掲示板ごとにユーザのアクセス権を設定できます。

アクセス権は，掲示板を作成したあと，必要に応じて［掲示板編集］画面で変更できます。［掲示板編集］画面の詳細は，「3.4　［掲示板編集］画面」を参照してください。

一人のユーザは複数のアクセス権を所有できます。アクセス権を次の表に示します。

表1-1　アクセス権

項番	アクセス権		項目	説明
1	運用権限	管理権限	サブ掲示板の作成 サブ掲示板の削除 掲示板の編集 掲示板の参照	権限のある掲示板のサブ掲示板を作成および削除できます（ルート掲示板は作成および削除できません）。 権限のある掲示板の情報を編集および参照できます。
2		掲示権限	記事の参照 記事の作成 記事の編集 記事の削除 記事の追記	権限のある掲示板内の記事を参照できます。また，権限のある掲示板内に記事を作成，編集，削除，および追記できます。
3	記事作成権限		掲示板の参照 記事の参照 記事の作成 記事の編集 記事の削除 記事の追記	権限のある掲示板の情報を参照できます。 権限のある掲示板内の記事を参照できます。また，権限のある掲示板内に記事を作成できます。 自分の作成した記事に対して，編集，削除，および追記ができます。
4	参照権限		記事の参照	権限のある掲示板内の記事を参照できます。
5	記事の作成ができるユーザ		掲示板の参照 記事の参照 記事の作成	権限のある掲示板内の記事を参照できます。また，権限のある掲示板内に記事を作成できます。 なお，この権限では，自分の作成した記事に対して，編集，削除，および追記はできません。

• 運用権限の設定
  ［掲示板編集］画面で，ユーザを掲示板運用者に指定することで設定できます。
  
• 記事作成権限の設定
  ［掲示板編集］画面で，ユーザを記事作成者に指定することで設定できます。また，記事作成組織として組織を指定することで，記事作成組織に所属するユーザに記事作成権限を設定できます。
  
• 参照権限の設定
  ［掲示板編集］画面で，ユーザを公開対象者に指定することで設定できます。また，公開対象組織として組織を指定することで，公開対象組織に所属するユーザに参照権限を設定できます。
  
• 記事の作成ができるユーザの設定
  ［掲示板編集］画面で，公開対象組織を指定し，公開対象組織に所属するユーザに記事の作成を許可することで設定できます。
  この権限が設定されているユーザは，権限のある掲示板に対して記事の作成だけができます。記事作成権限が設定されている場合と異なり，自分の作成した記事に対して編集，追記，および削除はできません。
  なお，この権限が設定できるかどうかは，システム管理者などによって設定されたシステムパラメタ値（記事の作成ができるユーザ設定の表示有無，記事作成権限の移行方法）に依存します。システムパラメタ値については，システム管理者に確認してください。この権限が設定できない場合は，記事作成権限を設定してください。
  

［掲示板編集］画面の詳細は，「3.4　［掲示板編集］画面」を参照してください。