ルート掲示板は,システム管理者がcbbcrtboardコマンド(ルート掲示板作成)を実行して作成します。
ルート掲示板を作成する場合には,次に示す項目を指定します。
ルート掲示板作成時に公開対象組織の範囲が決まっていないときは,公開が決まっている組織だけを指定し,ルート掲示板作成後に,掲示板管理者または掲示板運用者が,[掲示板編集]画面で新しく公開することが決まった組織を追加してください。また,def_ntccreate_dispプロパティに「1」を指定していると,公開対象組織に所属するユーザに「記事の作成ができるユーザ」の権限を設定できます。def_ntccreate_dispプロパティの詳細は,「2.3.7(9)(o) 記事の作成ができるユーザ設定の表示有無(def_ntccreate_disp)」を参照してください。
また,ルート掲示板作成時に記事作成組織または公開対象者が決まっていないときは,ルート掲示板作成後に,掲示板管理者または掲示板運用者が,[掲示板編集]画面で記事作成組織または公開対象者を指定してください。
なお,Collaboration - Bulletin boardを負荷分散構成としている場合,cbbcrtboardコマンド(ルート掲示板作成)は,システムを構成しているどのマシンから実行してもかまいません。
cbbcrtboardコマンド(ルート掲示板作成)の詳細は,「4.2 コマンドの詳細」の「cbbcrtboard(ルート掲示板作成)」を参照してください。
掲示板管理者は,権限のあるルート掲示板の掲示板運用者を指定できます。掲示板運用者は,[掲示板編集]画面で指定します。
掲示板運用者はサブ掲示板を作成できます。また,作成したサブ掲示板に別の掲示板運用者を指定できます。
掲示板管理者と掲示板運用者は,権限のある掲示板の記事作成者を指定できます。記事作成者は,[掲示板編集]画面で指定します。
掲示板管理者と掲示板運用者は,掲示板ごとに掲示する人を分けたい場合や,公開範囲内でカテゴリ分けしたい場合に,[掲示板作成]画面でサブ掲示板を作成できます。
また,サブ掲示板作成後,[掲示板編集]画面で掲示板運用者,公開対象組織,記事作成組織,公開対象者などを追加したり,削除したりできます※。
なお,サブ掲示板の掲示板運用者,公開対象組織,記事作成組織,公開対象者など([公開対象組織に所属するユーザに記事作成を許可(編集,追記,削除は不可)]を除く)の情報には,上位掲示板の情報が引き継がれます。