2.3.5 プロパティファイルの編集

Collaboration - Bulletin boardをインストール後,運用ディレクトリにコピーしたプロパティファイル(hptl_clb_cbb_engine.properties)を変更してください。

プロパティファイルの名称と格納場所は次のとおりです。

Collaborationインストールディレクトリ¥clb_home¥conf¥hptl_clb_cbb_engine.properties

変更が必要なプロパティ名を次の表に示します。なお,指定した値の大文字と小文字は区別されます。

表2-15 編集プロパティ一覧

項番プロパティ名内容初期値
1hptl_clb_cbb_log_file_pathログファイルの出力先ディレクトリをフルパスで指定します。指定したディレクトリの直下に次に示すファイルが出力されます。

hptl_clb_cbb_engine-n.log

n:1からhptl_clb_cbb_log_file_numで指定した値を示します。

なお,出力先のディレクトリを指定する場合,区切り文字(記号)には,「¥¥」または「/」を使用してください。半角スペースが含まれている場合でも,「"」で囲む必要はありません。パスの最後に「¥¥」または「/」が付加されていない場合は,自動的に付加されます。
インストール時は,ログファイルの出力先ディレクトリが設定されていないので,次に示す格納場所を指定してください。

Collaborationインストールディレクトリ/clb_home/log

2hptl_clb_cbb_log_file_num切り替えて使用するログファイルの面数を1から16までの数値で指定します。
「16」を指定した場合,17番目のログ情報は,1番目のログ情報が採取されているファイルに採取(上書き)されます。
16
3hptl_clb_cbb_log_file_size1個のログファイルの最大サイズをバイト単位で指定します。指定できる範囲は,4096から2147483647​です。1048576​
4hptl_clb_cbb_log_levelログレベルのしきい値を指定します。指定できる数値は,-1,10,20,30,40です。
指定した値より大きいレベルを持ったログは出力されません。
「-1」を指定するとログ情報は出力されません。
20
5hptl_clb_cbb_db_schemaSQLのスキーマ名称を指定します。
スキーマの指定するスキーマは,ほかのシステムと異なるように指定してください。
CLBBOARD
6hptl_clb_cbb_conf_pathシステムフォント定義ファイル,およびタグ検証ルール定義ファイルを格納するディレクトリを指定します。
なお,出力先のディレクトリを指定する場合,区切り文字(記号)には,「¥¥」または「/」を使用してください。
7hptl_clb_cbb_work_dir_path記事ファイルの作成および参照で使用するワークディレクトリを指定します。
デフォルト値は「Cosminexusインストールディレクトリ/CC/server/public/ejb/J2EEサーバ名」です。
区切り文字(記号)には,「¥¥」または「/」を使用してください。半角スペースが含まれている場合でも,「"」で囲む必要はありません。パスの最後に「¥¥」または「/」が付加されていない場合は,自動的に付加されます。
エントリ値は,印刷できるASCIIコードで記述してください。
指定したワークディレクトリ下にhptlclbcbbディレクトリが作成されます。hptlclbcbbディレクトリの下に1から1000までの数値を名前としたディレクトリが作成され,記事ファイルや記事ファイルの添付ファイルが作成されます。
8hptl_clb_cbb_work_dir_numhptl_clb_cbb_work_dir_pathで指定するワークディレクトリ下に作成できるディレクトリの上限数を指定します。指定できる数値は1000固定です。1000
(凡例)
-:初期値は設定されていません。

また,プロパティファイルは,実行時のクラスパスに登録してください。クラスパスへの登録方法の詳細は,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。