3.12 ドラッグ & ドロップ添付ファイルをダウンロードできなかった場合の対処

記事に添付されているファイルをドラッグ & ドロップしてPCにダウンロードすると,PCに一時ディレクトリが作成され,そこに一時ファイルが保存されます。

一時ディレクトリは,ファイルの保存が完了すると自動的に削除されます。しかし,添付ファイルのダウンロードに失敗した場合や,一時ファイルの作成に失敗した場合は,一時ディレクトリや一時ファイルがPCに残ることがあります。

削除されていない一時ディレクトリや一時ファイルが大量に存在すると,添付ファイルのダウンロードに失敗することがあります。

ユーザが添付ファイルのダウンロードに失敗した場合は,一時ディレクトリの作成先を知らせて,一時ディレクトリを削除するように指示してください。

一時ディレクトリの作成先を次に示します。

作成先ディレクトリ¥Collaboration-DAD¥<ユーザID><現在のシステムの時><プロセスID

<ユーザID><現在のシステムの時刻>,および<プロセスID>にはそれぞれユーザID,現在のシステムの時刻,およびプロセスIDが入ります。

作成先ディレクトリは,次に示す優先順位で決定されます。

  1. 環境変数TMPに指定されているディレクトリ
  2. 環境変数TEMPに指定されているディレクトリ
  3. C:¥WINDOWS
注※
環境変数TMPまたは環境変数TEMPに指定されているディレクトリが存在しない場合,一時ディレクトリの作成時にエラーとなります。この場合は,環境変数TMPまたは環境変数TEMPの設定を見直してください。