Collaborationを操作するときの注意事項を次に示します。
- 各Webブラウザ・OS共通の注意事項
- Collaborationの画面操作では,Webブラウザの[戻る]ボタンを使用しないでください。最新の情報が表示されない場合があります。
- Collaborationの画面上のリンクでは,[Shift]+クリック,および右クリックで表示されるメニューから新しいウィンドウを開くことはできません。ただし,各ポートレットに表示されるユーザ名アンカーなど,右クリックしたときにCollaboration固有の右クリックメニューが表示されるリンクは除きます。
- Collaborationを使用するときは,Webブラウザの文字サイズを「中」に設定することを推奨します。
- Collaborationを使用するときは,Webブラウザの設定で,保存しているページの新しいバージョンの確認を「自動的に確認する」に設定することを推奨します。
- Collaborationを使用するときは,PCの設定でHigh Color(65,536色)以上を指定してください。High Colorよりも低いモードでは,画面が見づらくなることがあります。
- Collaborationは,インテル(R) Celeron(R) プロセッサ800MHz以上のクライアントPCで使用することを推奨します。
- 表示フォントがご利用のOSに設定されていない場合,文字が正しく表示されないことがあります。Collaborationの[環境設定]画面で,利用する言語をご利用のOSに設定してから使用してください。
- Internet Explorerのインターネットオプションの[言語の優先順位]画面で設定されている内容によっては,ファイルのダウンロード時にデフォルトで表示されるファイル名が正しく設定されない場合があります。この場合は,OSに最も適した言語の優先順位をいちばん高くしてからダウンロードしてください。例えば,日本語OSの場合は「日本語 [ja]」,英語OSの場合は「英語 [en]」の優先順位をいちばん高くしてください。
- メールの宛先を指定するときなど,ユーザを指定する画面で一度に多数のユーザを登録しようとすると,「データサイズが大きいため,処理に時間がかかります。続行しますか?」という確認ダイアログが表示されることがあります。
このダイアログで[キャンセル]ボタンをクリックすると,処理が中止されます。
このダイアログで[OK]ボタンをクリックすると,クリップボード用に「uCosminexus Portal Clipbord」という名称のブラウザが起動し,処理が続行されます。このクリップボード用のウィンドウはCollaborationからログアウトするまで残りますが,処理には影響ありません。
また,HTTPS環境でCollaborationを使用している場合は,このクリップボード用のウィンドウが起動するときにセキュリティに関する次の二つの警告ダイアログが表示されます。しかし,実際にはセキュリティ上問題のある通信は発生しないため,この場合の警告ダイアログでは必ず[はい]ボタンおよび[OK]ボタンをクリックしてください。[はい]ボタンおよび[OK]ボタンをクリックしないと,以降のデータ転送ができなくなります。
・「セキュリティで保護された接続から保護されていない接続へ変更しようとしています。・・・」
・「セキュリティで保護された接続でページを表示しようとしています。・・・」
- 同じPCから複数のアカウントでCollaborationにログインしないでください。
- メールの添付ファイルに関する操作をドラッグ&ドロップで実行できるようにするには,Internet ExplorerのインターネットオプションからActiveXコントロールの実行を有効にしておく必要があります。そのほかに必要な設定については,「4.11.3 ドラッグ&ドロップの設定を変更する」を参照してください。
- Collaborationでは,Webブラウザごとに接続が確立されている必要があります。プロキシサーバの複数ブラウザの接続を共有する機能には対応していません。このため,プロキシサーバの接続を共有する機能を無効にしてください。詳細は,システム管理者に問い合わせてください。
- SSL環境でCollaborationを使用するときは,次の手順で接続先サーバのアドレス(URL)を信頼済みサイトに登録してください。
1. Internet Explorerのメニューから,[ツール]-[インターネットオプション]を選択し,[インターネットオプション]ダイアログの[セキュリティ]タブを選択します。
2. [信頼済みサイト]アイコンを選択し,[サイト]ボタンをクリックして[信頼済みサイト]ダイアログを表示させます。
3. [次のWebサイトをゾーンに追加する]に,接続先サーバのアドレス(URL)を入力して[追加]ボタンをクリックします。
登録が成功すると,[Webサイト]に,入力したサーバのアドレス(URL)が追加されます。
- 次の場合は,Webブラウザとサーバとの接続が切断されることがあります。
・ログイン中にサーバが再起動された
・子画面を開いたまま,メイン画面を閉じたまたはログアウトした
サーバとの接続が切断された状態のままWebブラウザで操作を続けると,ログイン画面が表示されたり,「指定されたURLにはアクセスできません。」というメッセージが表示されたりします。
サーバとの接続が切断された場合は,すべてのWebブラウザをいったん閉じて,再度ログインしてください。
- Webブラウザの背景や文字列の色を変更しないでください。
- ログイン前に,前回ログインしていたユーザが表示していたウィンドウを全て閉じてください。
- 管理者権限でInternet Explorerを開き,Collaborationを使用した場合に一部の機能で意図しない領域に画面が表示されます。
そのため,Collaborationを使用する場合は管理者権限※以外での利用をお願いいたします。
注※ Internet Explorerを管理者権限で開いてしまう方法は以下の2つの方法があります。
・Internet Explorerを「管理者として実行」で開く
・Internet ExplorerをビルトインAdministratorで開く
- Windows Vistaを使用する場合の注意事項
- Collaborationは,Windows Vistaで拡張された文字(JIS X0213)に含まれる,Unicodeの補助文字には対応していません。
Collaborationが対応していない文字を次に示します。
・基本多言語面(BMP)以外の文字
・UnicodeのコードポイントU+10000~U+10FFFFの文字
・UTF-16エンコーディングのサロゲート・ペアで表される文字
なお,これらの文字を使用しても,プロセスがダウンしたり動作が不安定になったりするなどの不具合は発生しません。
- メールの添付ファイルに関する操作をドラッグ&ドロップで実行できるようにするには,次の手順で接続先サーバのアドレス(URL)を信頼済みサイトに登録してください。
1. Internet Explorerのメニューから,[ツール]-[インターネットオプション]を選択し,[インターネットオプション]ダイアログの[セキュリティ]タブを選択します。
2. [信頼済みサイト]アイコンを選択し,[サイト]ボタンをクリックして[信頼済みサイト]ダイアログを表示させます。
3. [次のWebサイトをゾーンに追加する]に,接続先サーバのアドレス(URL)を入力して[追加]ボタンをクリックします。
登録が成功すると,[Webサイト]に,入力したサーバのアドレス(URL)が追加されます。
そのほかに必要な設定については,「4.11.3 ドラッグ&ドロップの設定を変更する」を参照してください。
- Windows 7を使用する場合の注意事項
- 「Windows Vistaを使用する場合の注意事項」を参照してください。
- Windows 8.1を使用する場合の注意事項
- 「Windows 7を使用する場合の注意事項」を参照してください。
- Internet Explorer 8を使用する場合の注意事項
- 必ず,最新の更新プログラムを適用してください。
- 別画面をタブ形式で表示した場合,画面のサイズがタブのウィンドウサイズに固定されるため,画面の表示が崩れる場合があります。タブ形式にしないで,別画面に表示してください。
- ズーム機能を使用して画面の表示内容を拡大すると,スクロールバーに文字が重なる場合があります。
- 右クリックメニューを表示させると,右クリックメニューとツールチップが重なって表示される場合があります。右クリックメニューの文字が読みにくい場合は,ツールチップが表示されなくなるまで,右クリックメニューを表示させたままにしてください。
- Webブラウザの印刷プレビュー画面を[×]ボタンで閉じた場合は,印刷しようとした画面も[×]ボタンで閉じてください。
Collaborationの[閉じる]メニューをクリックしても,印刷しようとした画面が閉じない場合があります。
- ファイル名に特殊文字や一部の日本語が含まれているファイルをダウンロードすると,ファイル名の一部が変更される場合があります。
- Unicodeの合成文字を使用すると,表示がずれたり,見えている文字を検索できなかったりする場合があります。
- [ファイルを添付]画面や[ファイルの新規登録]画面など,ファイルを指定する画面では,テキストボックスにファイルのパスを直接入力できません。各画面の[参照...]ボタンをクリックすると表示される[ファイルの選択]ダイアログからファイルを指定してください。なお,[参照...]ボタン内の文字が見づらい場合があります。
- ズーム機能で100%以外のサイズを指定した場合,レイアウトが崩れるときがあります。レイアウトが崩れたときは,いったんログアウトしてWebブラウザを閉じたあと,100%のサイズでログインし直してください。
- ウィンドウの表示位置によっては,[オプション▼]メニューなどのドロップダウンリストの表示が切れる場合があります。
- Internet Explorer 9を使用する場合の注意事項
- 「Internet Explorer 8を使用する場合の注意事項」を参照してください。
- 次の手順で接続先サーバのアドレス(URL)を互換表示設定に登録してください。
1. Internet Explorerのメニューから,[ツール]-[互換表示設定]を選択します。
2. [追加するWebサイト]に,接続先サーバのアドレス(URL)を入力して[追加]ボタンをクリックします。
登録が成功すると,[互換表示に追加したWebサイト]に,入力したサーバのアドレス(URL)が追加されます。
- Internet Explorer 11を使用する場合の注意事項
- 「Internet Explorer 9を使用する場合の注意事項」を参照してください。
- Collaborationのドラッグ&ドロップ操作でエラーとなりエラー画面を表示した場合に,エラー現象解消後もCollaborationをログアウトするまでエラー画面を表示する場合があります。ログアウトすることなく操作を実施するためには,次の手順でインターネット一時ファイルの設定を変更してください。
1. Internet Explorerのメニューから,[ツール]-[インターネットオプション]を選択し,[インターネットオプション]ダイアログの[全般]タブを選択します。
2. [閲覧の履歴]の[設定]ボタンをクリックします。
3. [保存しているページの新しいバージョン確認:]で[Webサイトを表示するたびに確認する]をチェックします。
- [ワークプレース]タブのワークプレース選択リストボックスや[受信メール一覧]画面のコミュニティ指定ドロップダウンリストをスクロールした際にリストが表示されない場合があります。正しく表示させる場合は,次の手順を実施してください。
1. Internet Explorerのメニューから,[ツール]-[インターネットオプション]を選択し,[インターネットオプション]ダイアログの[詳細設定]タブを選択します。
2. [設定]の[スムーズスクロールを使用する]チェックボックスをオフにします。