1.2 Collaborationでできること

Collaborationでは,次のことができます。括弧内は,対応するポートレットや機能を表しています。

新着情報を確認する([新着情報]ポートレット)
新着メールの件数や最新スケジュールの件数を表示できます。また,選択したメールやスケジュールのプレビューができます。詳細は,「6. [新着情報]ポートレットを利用する」を参照してください。
メールを送受信する([メール]ポートレット)
ポータル画面上にメールを表示できます。コミュニティのメンバから送信されたメールだけをフィルタリングして表示することもできます。また,宛先台帳に受信したメールの宛先などを登録して,メールの送信時に宛先台帳から宛先を指定できます。詳細は,マニュアル「Collaboration - Mail ユーザーズガイド」を参照してください。
会議に参加する([電子会議室]ポートレット)
情報蓄積型の階層的な会議室を表示できます。発言と発言の関連を階層構造(スレッドツリー)で表示でき,会議室でのディスカッションの流れがわかります。また,ディスカッションの状態(未決,既決)を確認したり,発言の内容をプレビュー表示したりできます。詳細は,マニュアル「Collaboration - Forum ユーザーズガイド」を参照してください。
ファイルを共有する([ファイル共有]ポートレット)
一つのファイルを複数のメンバで共有することによって,メンバ間の情報を共有できます。また,最新の情報を一元管理できます。詳細は,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
スケジュールを確認する([スケジュール]ポートレット)
自分のスケジュールを管理できます。また,施設の予約やメンバ同士のスケジュールを調整できます。さらに,コミュニティワークプレース上でコミュニティメンバのスケジュールを一覧で確認することもできます。詳細は,マニュアル「Collaboration - Schedule ユーザーズガイド」を参照してください。
ToDoリストで仕事を管理する([ToDo]ポートレット)
自分の仕事(タスク)を終了期限と重要度で管理できます。詳細は,マニュアル「Collaboration - Schedule ユーザーズガイド」を参照してください。
ユーザを検索する([ユーザ検索]ポートレット)
組織に登録されているユーザを検索したり,ユーザの詳細情報を参照したりできます。また,検索したユーザをメールの宛先に指定したり,コミュニティのメンバに指定したりできます。詳細は,マニュアル「Collaboration - Directory Access ユーザーズガイド」を参照してください。
コミュニティを作る([コミュニティ管理]ポートレット)
職制などの組織を超えてコミュニティを簡単に作成できます。目的に応じて必要な人を集められます。詳細は,マニュアル「Collaboration - Online Community Management ユーザーズガイド」を参照してください。
電子掲示板で情報を伝達する([電子掲示板]ポートレット)
伝達事項を掲示できます。また,複数の掲示板を作成できるので,用途別に管理できます。詳細は,マニュアル「Collaboration - Bulletin board ユーザーズガイド」を参照してください。
リンク集を活用する([リンク集]ポートレット)
ユーザがよく利用する電子会議室やコミュニティメンバ一覧へのリンクを表示したり,リンクを登録したりできます。詳細は,「7. [リンク集]ポートレットを利用する」を参照してください。
そのほかの機能を使う
  • Collaborationの画面をユーザが使いやすいようにカスタマイズできます。詳細は,「4.10 画面のレイアウトの設定を変更する」を参照してください。
  • 各画面の操作で日付を入力するときは,[カレンダ]ポートレットを使用します。[カレンダ]ポートレットを表示しておき,ドラッグ&ドロップ操作で日付を入力できます。詳細は,「4.8 カレンダを表示する」を参照してください。
  • Webブラウザの設定などを変えないで,必要に応じて言語の種類を切り替えて操作できます。また,タイムゾーンや日付の書式の設定もできます。この機能の詳細は,「4.11 環境設定を変更する」を参照してください。
  • ナビゲーションビューの[コンタクト]タブには,任意で登録したユーザを一覧で表示できます。ナビゲーションビューの[コンタクト]タブの機能を利用すると,メールの送信,スケジュールの表示,ユーザ詳細の表示など,選択したユーザを対象とした機能を素早く呼び出せます。ナビゲーションビューの[コンタクト]タブの詳細は,「5. ナビゲーションビューを利用する」を参照してください。
     
ユーザの兼任について
システム管理者の設定によっては,一人のユーザが複数の組織に所属したり,複数の役職に就いたりできます。これを兼任といい,本来所属する組織のユーザを主体ユーザ,それ以外の組織に所属するユーザを兼任ユーザといいます。
ユーザが兼任できる環境では,次の点に注意する必要があります。
  • ユーザの詳細情報(役職,所属組織など)を参照するときに,複数の詳細情報が表示されることがあります。
    参照対象のユーザが兼任している場合,そのユーザの所属先の詳細情報がすべて表示されます。
  • 兼任ユーザが所属する組織に対してアクセス権を設定すると,主体ユーザにも同じアクセス権が適用されます。
    兼任ユーザと主体ユーザは同一人物であるため,別の組織に所属していても,同じアクセス権が適用されます。