5.4.1 ユーザを登録する

[コンタクト]タブのコンタクトリストにユーザを登録するには,次の方法があります。

それぞれの方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 各ポートレットのユーザ名アンカーから登録する
(2) 宛先台帳から登録する

(1) 各ポートレットのユーザ名アンカーから登録する

ユーザ名アンカーから[コンタクト]タブのコンタクトリストにユーザを登録できます。

操作

  1. 各ポートレットのユーザ名アンカーを右クリックします。
    右クリックメニューが表示されます。
    ユーザ名アンカーは,各ポートレットに表示されます。ユーザ名アンカーの例を次の図に示します。

    図5-4 ユーザ名アンカー([メール]ポートレットの場合)

    [図データ]

  2. 右クリックメニューの[コンタクトリストに追加]を選択します。
    コンタクトリストへの追加が完了したメッセージが表示されるので,[OK]ボタンをクリックしてください。
    [コンタクト]タブのコンタクトリストにユーザが登録されます。
    [コンタクト]タブの[図データ](再表示アイコン)をクリックすると,登録したユーザが表示されます。

(2) 宛先台帳から登録する

宛先台帳の[コンタクトリスト]フォルダにユーザを追加することで,[コンタクト]タブのコンタクトリストにユーザを登録できます。

宛先台帳の詳細は,マニュアル「Collaboration - Mail ユーザーズガイド」を参照してください。

操作

  1. ナビゲーションビューで[コンタクト]タブを選択します。
  2. [図データ](コンタクトリスト編集アイコン)をクリックします。
    [宛先台帳]画面が,[コンタクトリスト]フォルダが選択された状態で表示されます。

    [図データ]

    [コンタクトリスト]フォルダのフォルダ名は変更されている場合があります。フォルダの先頭にアイコン[図データ]が表示されているものが[コンタクトリスト]フォルダです。
  3. [新規作成▼]-[宛先追加]を選択します。
    宛先追加画面が表示されます。

    [図データ]

  4. 次のどれか一つの方法で,登録するユーザを指定します。
    [宛先台帳]アンカーをクリックして,登録するユーザを宛先台帳の一覧から検索する
    宛先台帳の一覧から目的のフォルダを選択します。フォルダを選択すると,そのフォルダに格納されているユーザの一覧が画面の下部に表示されます。
    この一覧から,登録したいユーザのチェックボックスをチェックします。一覧にあるすべてのユーザをチェックするには,リストヘッダまたはリストフッタのチェックボックスをチェックします。
    [ユーザ検索]アンカーをクリックして,登録するユーザを検索画面から検索する
    検索画面では,キーワード検索,詳細検索またはツリー検索ができます。検索条件を指定して検索を実行する,またはツリー形式で表示される組織を選択すると,その結果が画面の下部に表示されます。
    この一覧から,登録したいユーザのチェックボックスをチェックします。一覧にあるすべてのユーザをチェックするには,リストヘッダまたはリストフッタのチェックボックスをチェックします。
    [直接入力]アンカーをクリックして,登録するユーザの名前や宛先を直接入力する
    次の項目を入力します。各項目について,255バイトを超えて入力した場合はエラーになり,ユーザを登録できません。
    名前
    ユーザの名前を255バイトまでの文字列で指定します。全角85文字までを目安に入力してください。
    名前(英語)
    ユーザの英語名を255バイトまでの文字列で指定します。半角255文字までを目安に入力してください。
    宛先
    ユーザの宛先を255バイトまでの文字列で指定します。半角255文字までを目安に入力してください。
    コメント
    ユーザの所属や電話番号など,任意の情報を255バイトまでの文字列で指定します。
    コメントには全角文字,半角英数字,半角記号および半角スペースを入力できます。全角85文字までを目安に入力してください。
    なお,[コンタクト]タブの表示形式をグルーピング形式にすると,ここで指定したコメントを基にグループ分けされます。「営業」や「総務」など,どのようなグループなのかわかりやすいコメントを指定しておくと便利です。
  5. 宛先追加画面から,[追加]ボタン,[To]ボタン,[Cc]ボタンまたは[Bcc]ボタンをクリックします。
    チェック,または入力したユーザの情報が宛先一覧領域に表示されます。
    [宛先台帳]アンカーの画面では,[追加]ボタンも表示されます。[追加]ボタンをクリックした場合は,すでに登録されている送信属性で追加されます。
  6. [閉じる]ボタンをクリックします。
    宛先追加画面が閉じ,[コンタクトリスト]フォルダにユーザが登録されます。また,[コンタクト]タブのコンタクトリストにもユーザが登録されます。
    [コンタクト]タブの[図データ](再表示アイコン)をクリックすると,登録したユーザが表示されます。
    ポイント
    ツリー形式の一覧から検索する
    [ユーザ検索]アンカーのツリー表示や[宛先台帳]アンカーから検索する場合,フォルダ名や組織のアンカー,または[+]アイコンをクリックすると,配下のフォルダまたは組織が展開されます。配下のフォルダや組織のアンカー,または[+]アイコンをクリックすると,さらにその配下のフォルダまたは組織が表示されます。この操作を繰り返して目的のフォルダや組織を表示できます。
    ドラッグ&ドロップで宛先を登録する
    画面の下部に表示されるユーザの一覧から,登録したいユーザのアイコン([図データ][図データ][図データ] または[図データ] )を宛先一覧領域に直接ドラッグ&ドロップして登録できます。この場合,送信属性は「To」が設定されます。送信属性を変更する方法は「5.4.2 ユーザの情報を変更する」を参照してください。
    1回のドラッグ&ドロップの操作で一人のユーザだけを登録できます。複数人のユーザを登録するときは,この操作を繰り返してください。
     
    参考
    1. [コンタクトリスト]フォルダにユーザを登録したあとに,Collaboration - Directory Accessや宛先台帳に登録されているユーザの情報が更新されても,その内容は[コンタクトリスト]フォルダに反映されません。最新の情報を反映するには,[コンタクト]タブのコンタクトリストからユーザをいったん削除し,再度登録し直す必要があります。
    2. [直接入力]アンカーで入力した宛先がCollaboration - Directory Accessに登録されている場合,宛先一覧領域の名前および宛先には,Collaboration - Directory Accessに登録されているものが表示されます。このとき,入力した名前ではなく,Collaboration - Directory Accessに登録されている名前が表示されます。
      入力した宛先がCollaboration - Directory Accessに登録されていない場合は,宛先一覧領域の名前,宛先およびコメントには,入力したものが表示されます。