HiRDBでデータベースシステムを構築するために必要なデータベース容量として,次の容量を確保してください。
データベース容量 = RDエリアの容量 + システムファイルの容量
RDエリアは,HiRDBが管理する表およびインデクスを格納する論理的なエリアのことです。File Sharingで使用するRDエリアを次の表に示します。
表2-5 File Sharingで使用するRDエリア
分類 | RDエリアの種類 | 説明 |
---|---|---|
システム用RDエリア | マスタディレクトリ用RDエリア | データベースシステムの情報を格納します。 |
データディレクトリ用RDエリア | ||
データディクショナリ用RDエリア | ||
ユーザ用RDエリア | ユーザ表用RDエリア | File Sharingが管理するフォルダとファイルの属性情報,およびFile Sharingのメタ情報を格納します。 |
ユーザインデクス用RDエリア |
このマニュアルでは,ユーザ用RDエリアの容量の算出方法について説明します。
システム用RDエリアの容量およびシステムファイルの容量の算出方法については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
なお,このほか,格納するデータはありませんが,ユーザLOB用RDエリアを作成する必要があります。ユーザLOB用RDエリアについては,「2.4.4 データベース容量の見積もり時の注意事項」を参照してください。