付録G File Sharingサーバプロセス数の設定

File Sharingサーバでは次に示す条件ごとのモデルケースを提供しています。この設定は特定のモデルケースを想定していますので,実際にご使用の環境とは異なる場合があります。

ユーザ数
  • 500人
  • 1,000人
  • 5,000人
機能
  • Collaboration - File Sharingのショートカットを使用する/しない。
  • Collaboration - Mailの振り分けを使用する/しない。

Collaboration - File Sharingのショートカットについては「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を,Collaboration - Mailの振り分けについては「Collaboration - Mail システム管理者ガイド」を参照してください。

モデルケースに従ったプロセス数を次の表に示します。

表G-1 File Sharingサーバプロセス数

項番ユーザ数(人)全File Sharingサーバプロセス数※1
ショートカットoffショートカットon
振り分けoff振り分けon振り分けoff振り分けon
15002223
21,0002425
35,0007191022※2

注※1 File Sharingサーバ1台あたりのプロセス数は上記をFile Sharingサーバ台数で割ってください。

注※2 File Sharingサーバでのプロセス数の最大値は20であるため,File Sharingサーバが2台必要となります。


注意
File Sharingサーバのプロセス数を変更した場合,1プロセスあたり次のリソースが増加します。プロセスの増加量に合わせて見直しを実施してください。
次の表にリソース増加量を示します。

表G-2 File Sharingサーバプロセス数増加によるリソース増加

項番項目1プロセスあたりの増加量備考
1メモリ所要量18MB1プロセスで使用するメモリ量
2ディスク占有量(_HIEDMS_TRACE_NUMの指定値)×(_HIEDMS_TRACE_SIZEの指定値)byteFile Sharingサーバの環境変数に指定している値
1プロセスによって出力するログ量
3HiRDB常駐プロセス数1 + (DBConnectionPoolCountの指定値){File Sharingサーバのインストールディレクトリ}¥Server¥etc ¥docspace.iniに指定している値
1プロセスによって使用するHiRDBのプロセス数
4HiRDB最大起動プロセス数(DBConnectionPoolDynamicの指定値)

注※ 変更方法については「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。