ここでは,File Sharingを01-32からリビジョンアップする※場合の移行手順について説明します。
なお,移行手順を実施する前に,File Sharing 01-32の環境設定用プロパティファイル(hptl_clb_cfs.properties)のバックアップを取得しておいてください。
File Sharingの移行は次の手順で実行します。
以降,各手順の詳細について説明します。
詳細については,「付録E(1) データベースのバックアップの取得」を参照してください。
cfsProp_Identifier列にインデクスを定義するために,データベースサーバでSQL文を実行します。HiRDB SQL Executerなどを使用して,SQL文を実行してください。データベース定義ユティリティ(pddef)の実行例を次に示します。
pddef < C:¥cfs_pddef_createindex.sql |
データベース定義ユティリティ(pddef)の入力ファイル(cfs_pddef_createindex.sql)に記述する内容を次に示します。
記述例
CREATE INDEX "インデクスの名前" ON "cfsClass_File_CH" |
インデクスの名前は,次に示す値を指定します。なお,File Sharingサーバを構築したときにシステム導入支援機能を使用したかどうかによって,指定する値が異なります。また,定義するインデクスの名前が重複しないことを,インデクスを定義する前に確認します。
●インデクスの名前の確認方法
定義するインデクスの名前を検索します。データベース定義ユティリティ(pddef)の実行例を次に示します。
pddef < C:¥cfs_pddef_searchindex.sql |
データベース定義ユティリティ(pddef)の入力ファイル(cfs_pddef_searchindex.sql)に記述する内容を次に示します。
記述例
SELECT COUNT(*) FROM MASTER.SQL_INDEX_COLINF |
RDエリアの名称は,次に示すファイルの値を指定します。
なお,File Sharingサーバを構築したときにシステム導入支援機能を使用したかどうかによって,ファイルが異なります。
File Sharing 01-35または01-36からの移行手順を実施します。詳細については,「付録L File Sharing 01-35または01-36からの移行手順」を参照してください。
File Sharing 01-50,01-52または01-70からの移行を実施します。詳細については,「付録M File Sharing 01-50,01-52または01-70からの移行手順」を参照してください。
File Sharing 01-82以降からの移行手順を実施します。詳細については,「付録N File Sharing 01-82からの移行手順」を参照してください。