FtpSvStop(ファイル転送サービスの停止)
形式
FtpSvStop 〔-l { FORCE | KILL }〕
機能
静的モードで開始されたファイル転送サービスを停止します。
オプション
-l { FORCE | KILL }
終了時のモードを指定します。省略した場合は,通常終了します。
- FORCE
- ファイル転送サービスを強制的に停止します。通常の停止処理がエラーになり,ファイル転送サービスが停止できない場合に,このオプションを指定してください。
- KILL
- ファイル転送サービスを強制的に停止します。-l FORCEオプションを指定した場合にエラーになってファイル転送サービスが停止できないとき,このオプションを指定してください。
注意事項
- このコマンドを実行できるのは,Administrators権限を持つユーザだけです。
- -l KILLオプションを指定して実行すると,ファイル転送サービスがアクセスしているDLLの終了処理をしないまま,ファイル転送サービスが終了します。したがって,DLLが管理しているグローバルデータの整合性が取れなくなる場合があります。システムの動作を保証するために,-l KILLオプションを指定して実行したあとには,必ずマシンを再起動してください。
- -l KILLオプションを指定して実行してもファイル転送サービスの全プロセスが終了しない場合は,再度-l KILLオプションを指定してこのコマンドを実行してください。
- このコマンドを複数同時に実行すると,タイムアウトが発生する場合があります。
- ファイル転送サービスを停止する前に,ファイル転送サービスを使用するFile Sharingクライアントが動作中でないことを確認してください。