cfsdelgrpmngr(グループフォルダの運用者の削除)

形式1

cfsdelgrpmngr -id グループID
            {-moid 組織ID〔,組織ID〕…     |
             -muid ユーザID〔,ユーザID〕… |
             -moid 組織ID〔,組織ID〕… -muid ユーザID〔,ユーザID〕…}

形式2

cfsdelgrpmngr -id グループID
             -f 組織/ユーザ情報ファイル

機能

グループフォルダの運用者に設定されている組織IDまたはユーザIDを削除します。

オプション

-id グループID

グループフォルダの運用者を削除するグループルートフォルダのグループIDを指定します。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-moid 組織ID〔,組織ID〕…

-idオプションで指定したグループルートフォルダに設定されているグループフォルダの運用者から削除する組織の組織IDを,一つ以上指定します。複数の組織IDを指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ります。ただし,「,」(コンマ)の前後には,空白およびタブを指定しないでください。

グループフォルダの運用者に設定されていない組織IDを指定すると,警告メッセージが表示され,組織IDは削除されません。

同じ組織IDを複数指定してもエラーにはなりません。一つだけ指定したものとして処理されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-muid ユーザID〔,ユーザID〕…

-idオプションで指定したグループルートフォルダに設定されているグループフォルダの運用者から削除するユーザのユーザIDを,一つ以上指定します。複数のユーザIDを指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ります。ただし,「,」(コンマ)の前後には,空白およびタブを指定しないでください。

グループフォルダの運用者に設定されていないユーザIDを指定すると,警告メッセージが表示され,ユーザIDは削除されません。

同じユーザIDを複数指定してもエラーにはなりません。一つだけ指定したものとして処理されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-f 組織/ユーザ情報ファイル

組織/ユーザ情報ファイルには,グループフォルダの運用者から削除する組織IDまたはユーザIDをCSV形式で記述します。組織/ユーザ情報ファイルを相対パスまたは絶対パスで指定してください。

グループフォルダの運用者を削除する場合の,組織/ユーザ情報ファイルの記述例を次に示します。

"MNGORG","node1","node2"
"MNGUSER","10000000"

組織/ユーザ情報ファイルの詳細については,「5.3.9 組織/ユーザ情報ファイル」を参照してください。

注意事項