オブジェクト操作ツールを使用するためには,環境変数の設定が必要です。環境変数は,コントロールパネルの[システム]-[詳細設定]タブで設定します。
全ユーザで共通の値にする場合は,「システム環境変数」に設定してください。ログインユーザごとに設定する場合は,「ユーザ環境変数」に設定してください。
- PATH
環境変数「PATH」には,オブジェクト操作ツールのインストールディレクトリを追加します。オブジェクト操作ツールは,「{File Sharingクライアントのインストールディレクトリ}¥Client¥tools」ディレクトリにインストールされます。したがって,環境変数「PATH」には,次の値を追加してください。
;{File Sharingクライアントのインストールディレクトリ}¥Client¥tools
- DBRTOOLSDIR
環境変数「DBRTOOLSDIR」には,オブジェクト操作ツールの実行環境ディレクトリを設定してください。
- DBR_DETAIL_ERRORLOG(詳細メッセージを標準エラー出力に出力する場合)
環境変数「DBR_DETAIL_ERRORLOG」は,詳細メッセージを取得する場合に指定します。詳細メッセージを取得する場合に設定する値はONです。
環境変数「DBR_DETAIL_ERRORLOG」にONが設定されている場合,オブジェクト操作ツール実行時の詳細メッセージが標準エラー出力および詳細エラーログファイルに出力されます。
この環境変数を省略した場合,または値にON以外を指定した場合は,詳細メッセージは標準エラー出力および詳細エラーログファイルのどちらにも出力されません。
出力される詳細メッセージの内容については,マニュアル「Collaboration - File Sharing メッセージ」を参照してください。