cfslstfldr(ルートフォルダの情報の一覧表示)

形式

cfslstfldr  -type {p|c|g}
         〔-c {win-31j | utf-8}〕
           -o ルートフォルダ情報格納ファイル

機能

作成済みのルートフォルダの情報を取得します。出力される情報を次に示します。

表8-13 ルートフォルダの情報の一覧表示コマンド(cfslstfldr)で出力される情報

出力情報説明
名前[ファイル共有]ポートレット上で表示されるルートフォルダの名前です。
名前(英語)[ファイル共有]ポートレット上で表示されるルートフォルダの英語名です。
フォルダ名[ファイル共有]ポートレット上で表示されるルートフォルダのフォルダ名です。
  • 個人ルートフォルダの場合,ユーザIDが出力されます。
  • グループルートフォルダの場合,グループIDが出力されます。
  • コミュニティルートフォルダの場合,コミュニティIDが出力されます。
残りのサイズルートフォルダの残りのサイズです。単位はKBです。
最大許容サイズを設定していない場合は,「-1」が出力されます。
最大許容サイズルートフォルダに設定されている最大許容サイズです。単位はKBです。
最大許容サイズを設定していない場合は,「-1」が出力されます。
作成者ルートフォルダの作成者のユーザIDです。
作成日時ルートフォルダを作成した日時です。
状態ルートフォルダの状態です。次のうちのどちらかが出力されます。
  • 「使用可能」
  • 「使用不可」
パスベースパス情報に設定されているパスです。

オプション

-type {p | c | g}

情報を取得するルートフォルダの種別を指定します。

p
個人フォルダの情報を取得します。
c
コミュニティフォルダの情報を取得します。
g
グループフォルダの情報を取得します。

「p」,「c」および「g」以外の種別を指定すると,コマンドはエラーになります。

-c { win-31j | utf-8 }

ルートフォルダ情報格納ファイルの文字コードセットを指定します。

なお,このオプションを省略した場合,「win-31j」が仮定されます。

win-31j
文字コードセットをWindows-31Jとします。
utf-8
文字コードセットをUTF-8とします。

文書空間の文字コード種別がUTF-8で,出力される情報に日本語および英語以外の言語の文字を含む場合,「win-31j」を指定して実行すると文字化けが発生します。そのときは,「utf-8」を指定して再度実行してください。

「win-31j」および「UTF-8」以外の文字コードセットを指定すると,コマンドはエラーになります。

-o ルートフォルダ情報格納ファイル

ルートフォルダの情報を格納するファイル名を相対パスまたは絶対パスで指定します。

ルートフォルダ情報格納ファイルのファイル名は任意です。

出力形式

ルートフォルダの情報として,一つのルートフォルダに対して1レコードがファイルに出力されます。1レコードは,「,」(コンマ)で区切られていて,左から順に次のように出力されます。出力形式を次に示します。

出力形式

"名前","名前(英語)","フォルダ名","残りのサイズ","最大許容サイズ","作成者","作成日時","状態","パス"

出力例

出力例を次に示します。

"事業所A","DivisionA","000000000000001​E","713767","1536000​","10333000​","2004/05/17 20:57:38","使用可能","G:¥hitachi"