ここでは,システム導入支援機能を使用しない場合に設定する項目および設定方法について説明します。
システム導入支援機能とは,ユーザ用RDエリアの容量の見積もりおよび新規に文書空間を構築するための設定を支援する機能です。システム導入支援機能を使用すると,システム導入支援機能を使用しない場合に比べて,設定の手順を減らすことができます。システム導入支援機能を使用する場合の設定については,2章および3章を参照してください。
システム導入支援機能を使用しない場合,システム導入支援機能を使用する場合と異なる設定が必要です。システム導入支援機能を使用しない場合に,システム導入支援機能を使用する場合と異なる設定をする項目と,参照先の対応を次の表に示します。
表D-1 システム導入支援機能を使用しない場合と使用する場合の参照先の対応
項目 | システム導入支援機能を使用しない場合の参照先 | システム導入支援機能を使用する場合の参照先 |
---|---|---|
ユーザ用RDエリアの容量の見積もり | 付録D.1 | 2.4.2 |
HiRDBの環境設定 | 付録D.2 | 3.7.2 |
データベースサーバを使用するためのFile Sharingサーバの設定 | 付録D.3 | 3.9 |
システム導入支援機能を使用しない場合の設定について,次に説明します。