ここでは,File Sharingを構成するプログラムと,File Sharingの前提プログラムについて説明します。
File SharingクライアントおよびFile Sharingサーバを構成するプログラムについて説明します。
File Sharingで使用する,File Sharingクライアント,File Sharingサーバ,データベースサーバのそれぞれの前提プログラムについて説明します。
表1-1 File Sharingの前提プログラム
配置 | 前提プログラム |
---|---|
File Sharingクライアント |
|
File Sharingサーバ |
|
データベースサーバ |
|
ここでは,前提プログラムについての留意点について説明します。
File Sharingクライアントのポートレット機能の前提プログラムであるuCosminexus Application Serverは,複数の構成ソフトウェアで構成されています。File Sharingサーバとポートレット機能を使用するFile Sharingクライアントを同じマシンで運用する場合,uCosminexus Application Serverには,File Sharingサーバの前提プログラムとして使用できる構成ソフトウェアが含まれています。この場合,前提プログラムを個別にインストールする必要はありません。
次に,File Sharingサーバの前提プログラムとuCosminexus Application Serverの関係について説明します。
ポートレット機能を使用するFile SharingクライアントとFile Sharingサーバを同じマシンに構築する場合,前提プログラムをインストールするときに注意が必要です。
ポートレット機能の前提プログラムであるuCosminexus Application Serverには,構成ソフトウェアとしてCosminexus DABroker Libraryが含まれます。ただし,Cosminexus DABroker Libraryは,File Sharingサーバの前提として使用するDABrokerとしては使用できません。また,Cosminexus DABroker Libraryは,DABrokerと同じマシンにインストールすることはできません。
このため,File Sharingサーバを構築するマシンには,必ずDABrokerをインストールしてください。File Sharingサーバを構築するマシンにDABrokerおよびDABroker for C++をインストールするときの手順を次に示します。