9.1.6 エラーログ

File Sharingサーバで発生したエラー情報は,エラーログファイルとして出力されます。エラー情報とは,出力されるメッセージのうち「error」で示されるメッセージのことです。障害が発生した場合に,必要に応じて確認してください。

<この項の構成>
(1) 出力先ディレクトリとファイル名
(2) 出力方法
(3) 出力形式

(1) 出力先ディレクトリとファイル名

エラーログファイルの出力先ディレクトリとファイル名を次に示します(NO:出力ファイル通番)。

{File Sharingサーバのインストールディレクトリ}¥Server¥spool¥errlog¥EDMError_NO.log

(2) 出力方法

エラーログを取得する場合の制御情報は,DocumentSpace構成定義ファイルの[DocSpace]セクションを構成する次のエントリの指定方法に依存します。

エラーログの管理方法に従って,最適な設定をしてください。各エントリの指定方法については,「5.2.3 DocumentSpace構成定義ファイル(docspace.ini)」を参照してください。

(3) 出力形式

エラーログファイルの出力形式を次に示します。

yyyy/mm/dd hh:mm:ss.ms Pid Tid ClassName MethodName LogInformation

なお,LogInformation内は,スペースで区切られて出力されます。カラム位置は調整されません。次に,エラーログの各項目を説明します。

yyyy/mm/dd
エラーが発生した日付(年,月,日)を示します。
hh:mm:ss.ms
エラーが発生した時間(時,分,秒,ミリ秒)を示します。
Pid
エラーが発生したサーバプロセスのプロセス識別子を示します。
Tid
エラーが発生したサーバプロセスのスレッド識別子を示します。
ClassName
メッセージを出力したクラス名を示します。
MethodName
メッセージを出力したメソッド名を示します。
LogInformation
出力されたエラーメッセージを示します。