環境設定用プロパティファイルは,Collaborationシステムの中でFile Sharingクライアントのポートレット機能が動作するために必要なファイルです。
環境設定用プロパティファイルには,File Sharing固有のプロパティファイル(hptl_clb_cfs.properties)と共通プロパティファイル(hptl_clb_ccu.properties)の2種類があります。ここでは,File Sharing固有のプロパティファイルについて説明します。共通プロパティファイルについては,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。
環境設定用プロパティファイルはJ2EEサーバの起動時に一度だけ参照されます。ポートレットの動作中にプロパティファイルを変更する場合は,その内容をポートレットに反映するためにJ2EEサーバを再起動してください。
File Sharing固有のプロパティファイルのサンプルファイルの格納ディレクトリとファイル名を次に示します。
{File Sharingクライアントのインストールディレクトリ}¥Client¥conf¥hptl_clb_cfs.properties
このファイルを編集したあと,次に示すディレクトリにコピーして使用してください。
{Collaboration Portalインストールディレクトリ}¥clb_home¥conf
キー名称 = 値
以降,環境設定用プロパティファイルに指定するプロパティについて説明します。
セキュリティ管理者の権限を持つユーザID,つまり,セキュリティ定義ファイルで定義しているユーザIDを254バイト以内で指定します。セキュリティ定義ファイルについては,「5.2.4 セキュリティ定義ファイル(docaccess.ini)」を参照してください。
この指定は省略できません。
セキュリティ管理者の権限を持つユーザIDが複数ある場合は,そのうちの一つを選択して指定します。なお,指定したユーザIDがセキュリティ管理者の権限を持つかどうかはチェックされません。セキュリティ管理者の詳細は,「3.5.2 セキュリティ管理者の定義」を参照してください。
また,このキーに兼任ユーザのユーザIDを指定しないでください。兼任ユーザのユーザIDを指定した場合の動作は保証しません。
ここに指定したユーザIDで,次に示す操作を実行します。
次に示す一覧の1ページ当たりの表示件数を5~100の範囲の数値で指定します。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は20です。この指定は省略できません。範囲外の値を指定すると,1ページ当たり20件で一覧表示されます。
なお,この指定値は,Collaborationを利用する全ユーザに適用されます。表示件数をユーザごとに設定することはできません。
コンポーネント間データ転送時のダウンロード用一時ディレクトリを,印刷可能なASCIIコードで指定します。
指定したディレクトリを作成できない場合,または指定を省略した場合は,「{Cosminexusのインストールディレクトリ}¥CC¥server¥public¥ejb¥J2EEサーバ名称¥コンテキストルート名称¥temp」が仮定されます。
このキーの指定値は,J2EEサーバの起動時,およびコンポーネント間のデータ転送時に参照されます。
ポートレット機能使用時のダウンロード用一時ディレクトリを,印刷可能なASCIIコードで指定します。
指定したディレクトリを作成できない場合,または指定を省略した場合は,「{Cosminexusのインストールディレクトリ}¥CC¥server¥public¥ejb¥J2EEサーバ名称¥コンテキストルート名称¥temp」が仮定されます。
このキーの指定値は,J2EEサーバの起動時,およびポートレット機能を使用したファイルのダウンロード時に参照されます。
最大許容サイズを設定した運用で,デフォルト以外のベースパス情報を設定するルートフォルダを作成しようとした場合に,ベースパス情報の最大予約可能容量に対する空き容量がないときの動作を指定します。
次のどちらかを指定してください。
キーの指定を省略した場合,またはキーに対する設定値を省略した場合は,「default」が設定されます。
「default」および「alert」以外を指定した場合,エラーとなり,ルートフォルダは作成できません。エラーになる場面と出力されるメッセージについて,次に示します。
最大許容サイズを設定した運用については,「6.2.3(1) 最大許容サイズを設定した運用の考え方」を参照してください。メッセージの詳細について,メッセージIDが「KDCF000」で始まるメッセージについては,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。また,メッセージIDが「KDCF200」で始まるメッセージについては,マニュアル「Collaboration - File Sharing メッセージ」を参照してください。
ルートフォルダを作成しようとしたときに,ベースパスを設定するデフォルト以外のベースパス情報で,使用数が上限値に達しているときの動作を指定します。
次のどちらかを指定してください。
キーの指定を省略した場合,またはキーに対する設定値を省略した場合は,「default」が設定されます。
「default」および「alert」以外を指定した場合,エラーとなり,ルートフォルダは作成できません。エラーになる場面と出力されるメッセージについて,次に示します。
メッセージの詳細について,メッセージIDが「KDCF000」で始まるメッセージについては,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。また,メッセージIDが「KDCF200」で始まるメッセージについては,マニュアル「Collaboration - File Sharing メッセージ」を参照してください。
ファイル/フォルダ一覧,ベースパス情報一覧,最大許容サイズ情報一覧,ロックファイル一覧および検索結果一覧に表示される結果を,すべて取得するかどうかを指定します。
次のどちらかを指定してください。
キーの指定を省略した場合,またはキーに対する設定値を省略した場合は,「defined」が設定されます。
「all」および「defined」以外を指定した場合は,「defined」が設定されます。ただし,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
ベースパス情報の最大使用可能容量のしきい値となる割合を1~100の範囲の数値で指定します。指定する数値の単位は%です。
ベースパス情報に対する使用量が,指定したしきい値を超えている場合は,[プロパティ設定]画面を表示したとき,ベースパス情報の取得コマンド(cfslstad)を実行したとき,またはベースパス情報の使用量の確認コマンド(cfschkusdspc)を実行したときに,警告が表示されます。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は100です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,100が仮定されます。
ただし,範囲外の値を指定した場合は,エラーとなります。エラーになる場面と出力されるメッセージについて,次に示します。
検索結果一覧の1ページ当たりの表示件数を5~200の範囲の数値で指定します。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は100です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,1ページ当たり100件で一覧表示されます。
ただし,範囲外の値を指定した場合は,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
なお,この指定値は,Collaborationを利用する全ユーザに適用されます。表示件数をユーザごとに設定することはできません。
検索処理のタイムアウト時間を0~180,000の範囲で指定します。指定する数値の単位はミリ秒です。
検索の実行中にタイムアウト時間に達した場合は,検索が中断され,中断するまでの検索結果が検索結果一覧に表示されます。
タイムアウトしないように設定する場合は,0を指定します。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は8,000です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,8,000が仮定されます。
ただし,範囲外の値を指定した場合は,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
[ファイル共有]ポートレットでの[ファイルの新規登録]および[ファイルの更新]の操作で扱えるファイルサイズの上限を,1~512の範囲の整数値で指定します。単位はMBです。
このキーに指定する値は,キー「hptl_clb_cfs_CheckPointOfFileSize」に「before」または「after」のどちらを指定するか考慮して決めてください。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は100です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,100が仮定されます。
ただし,範囲外の値を指定した場合は,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
[ファイル共有]ポートレットでの[ファイルの新規登録]および[ファイルの更新]の操作時に,ファイルサイズが上限値を超えていないかどうかをチェックするタイミングを指定します。
次のどちらかを指定してください。指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「before」です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,「before」が仮定されます。ただし,「before」および「after」以外の値を指定した場合は,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
なお,アプリケーションサーバで使用するWebサーバとしてInternet Information Servicesを使用している場合は,「after」を指定することを推奨します。
[ファイル共有]ポートレットのアクセス履歴を出力するかどうかを指定します。
次のどちらかを指定してください。指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「off」です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,「off」が仮定されます。ただし,「on」および「off」以外の値を指定した場合は,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
[ファイル共有]ポートレットのアクセス履歴について,アクセス履歴ファイルの出力先ディレクトリのパスを印刷可能なASCIIコードで指定します。指定したディレクトリが存在しない場合は,ディレクトリが作成されます。
このキーは,キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合だけ有効になります。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値はありません。
キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合,このキーの指定を省略したとき,キーに対する設定値を省略したとき,または指定したディレクトリが作成できないときは,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00101-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
[ファイル共有]ポートレットのアクセス履歴について,アクセス履歴ファイルが使用できるディスク容量のサイズを10,485,760(10MB)~2,147,483,647(2GB)の範囲の数値で指定します。指定する数値の単位はバイトです。
このキーは,キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合だけ有効になります。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は10,485,760です。
キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合,このキーの指定を省略したとき,キーに対する設定値を省略したとき,または範囲外の値を指定したときは,10,485,760が仮定されます。
[ファイル共有]ポートレットのアクセス履歴について,アクセス履歴を出力するユーザの操作およびシステムの処理を指定します。
このキーは,キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合だけ有効になります。
このキーに指定できる値を次に示します。複数の値を組み合わせて指定するには,半角の「|」(ストローク)で値を区切ります。なお,指定値の大文字・小文字は区別されません。
ファイルの更新系の操作にはファイルの削除操作およびファイルのダウンロード操作も含まれます。CT_FL_MODを指定した場合,CT_FL_DELおよびCT_FL_DLを指定する必要はありません。ファイルの削除操作だけを出力したい場合にCT_FL_DELを指定し,ファイルのダウンロード操作だけを出力したい場合にCT_FL_DLを指定します。
複数の値を指定する場合,「|」(ストローク)の前後の半角スペースは無視されます。また,同じ値を複数指定した場合,二つ目以降の値は無視されます。
例えば,フォルダの更新系の操作,およびファイルの更新系の操作を出力したい場合は,次のように指定します。
フォルダまたはファイルの参照系,更新系の操作の詳細は,「7.11 アクセス履歴の取得」を参照してください。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「ALL」です。キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合,このキーの指定を省略したとき,キーに対する設定値を省略したとき,または範囲外の値を指定したときは,「ALL」が仮定されます。
[ファイル共有]ポートレットのアクセス履歴について,アクセス履歴を出力するユーザの操作およびシステムの処理を指定します。
このキーは,キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合だけ有効になります。
このキーに指定できる値を次に示します。複数の値を組み合わせて指定するには,半角の「|」(ストローク)で値を区切ります。なお,指定値の大文字・小文字は区別されません。
ファイルの更新系の操作にはファイルの削除操作およびファイルのダウンロード操作も含まれます。CT_FL_MODを指定した場合,CT_FL_DELおよびCT_FL_DLを指定する必要はありません。ファイルの削除操作だけを出力したい場合にCT_FL_DELを指定し,ファイルのダウンロード操作だけを出力したい場合にCT_FL_DLを指定します。
複数の値を指定する場合,「|」(ストローク)の前後の半角スペースは無視されます。また,同じ値を複数指定した場合,二つ目以降の値は無視されます。
例えば,フォルダの更新系の操作,およびファイルの更新系の操作を出力したい場合は,次のように指定します。
フォルダまたはファイルの参照系,更新系の操作の詳細は,「7.11 アクセス履歴の取得」を参照してください。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値はありません。キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合,このキーの指定を省略したとき,キーに対する設定値を省略したとき,または範囲外の値を指定したときは,このプロパティは無視されます。
J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットのアクセス履歴をはじめて出力するときのアクセス履歴ファイルへの出力方法を指定します。
このキーは,キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合だけ有効になります。
次のどちらかを指定してください。指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「add」です。キー「hptl_clb_cfs_AccessData」に「on」を指定した場合,このキーの指定を省略したとき,キーに対する設定値を省略したとき,または範囲外の値を指定したときは,「add」が仮定されます。
[ファイル共有]ポートレットの操作で個人フォルダにファイルまたはフォルダを作成時に,ファイルまたはフォルダに設定されるアクセス権の初期状態を指定します。アクセス権の初期状態として,親フォルダのアクセス権を引き継ぐかどうかを指定できます。
このプロパティで指定した初期状態が,システムの既定値になります。システムの既定値は,ユーザが[設定]画面の[全般]タブで[システムの設定に従う]チェックボックスをチェックしているときに有効になります。
次のどちらかを指定してください。なお,指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「off」です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,「off」が仮定されます。
[ファイル共有]ポートレットで[ユーザ追加]画面を表示したときに,選択されているタブの初期状態を指定します。
このプロパティで指定した初期状態が,システムの既定値になります。システムの既定値は,ユーザが[設定]画面の[全般]タブで[システムの設定に従う]チェックボックスをチェックしているときに有効になります。
次のどれかを指定してください。なお,指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「searchusers」です。次の場合は「searchusers」が仮定されます。
ただし,範囲外の値を指定した場合,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
[ファイル共有]ポートレットで,個人フォルダにあるファイルを選択し[URLをメールで送信]を実行して,配布URLをメールで送信するときに,ファイルのアクセス権を設定したユーザをメールの宛先に指定するかどうかの初期状態を指定します。なお,アクセス権を設定したユーザをメールの宛先に指定できるのは,ファイルの配布URL一つをメールにはり付けた場合だけです。
次のどちらかを指定してください。指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「off」です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,「off」が仮定されます。ただし,範囲外の値を指定した場合,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
[ファイル共有]ポートレットの操作でグループフォルダに設定されたアクセス権の組織またはユーザを削除する場合の,下位のフォルダへのアクセス権設定方法を指定します。
次のどちらかを指定してください。なお,指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「topdown」です。
キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,「topdown」が仮定されます。ただし,範囲外の値を指定した場合,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
ファイルのエクスポートコマンド(cfsexpfile)を実行した場合に,コンテンツデータファイルへ記述できるコンテンツデータの最大数を指定します。1~10,000の範囲で指定してください。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値はありません。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,2,000が仮定されます。
ファイルのエクスポートコマンド(cfsexpfile)を実行した場合に,エクスポートの処理件数がこのキーの指定値に達するたびに,メッセージKDCF20091-Iが標準出力に出力されます。1~5,000の範囲で指定してください。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値はありません。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,100が仮定されます。
ファイルのエクスポートコマンド(cfsexpfile)を実行した場合に,コンテンツ格納ディレクトリに格納できるコンテンツ数を指定します。1~5,000の範囲で指定してください。
「hptl_clb_cfs_ContentsMaxCount」より大きな値を指定した場合は,「hptl_clb_cfs_ContentsMaxCount」と同じ値が設定されます。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値はありません。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,100が仮定されます。
メールの振り分けルールを使用して,[メール]ポートレットで送受信したメールをフォルダに格納できるようにするかどうかを指定します。
次のどちらかを指定してください。なお,指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「off」です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,「off」が仮定されます。ただし,範囲外の値を指定した場合,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
振り分けルールを設定したフォルダの,ファイル/フォルダ一覧領域での表示方法の初期状態を設定します。
このプロパティで指定した初期状態が,システムの既定値になります。システムの既定値は,ユーザが[設定]画面の[全般]タブで[システムの設定に従う]チェックボックスをチェックしているときに有効になります。
次のどちらかを指定してください。なお,指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「off」です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,「off」が仮定されます。ただし,範囲外の値を指定した場合,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
フォルダへのショートカットを使用するかどうかを指定します。
次のどちらかを指定してください。なお,指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「off」です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,「off」が仮定されます。ただし,範囲外の値を指定した場合,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
ごみ箱を使用するかどうかを指定します。
次のどちらかを指定してください。なお,指定値の大文字・小文字は区別されません。
環境設定用プロパティファイルの初期設定値は「off」です。キーの指定を省略した場合,キーに対する設定値を省略した場合,または範囲外の値を指定した場合は,「off」が仮定されます。ただし,範囲外の値を指定した場合,J2EEサーバを起動したあと,[ファイル共有]ポートレットに初めてアクセスしたとき,J2EEサーバの起動プロセス標準出力または標準エラー出力にKDCF00032-Eのメッセージが出力されます。
メッセージの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
運用開始後に,ごみ箱を使用するかどうかの設定を変更する場合は,「7.10 ごみ箱の設定」を参照してください。
環境設定用プロパティファイルの記述例を次に示します。記述例の太字の個所を実行環境に応じて変更してください。
hptl_clb_cfs_SecurityAdministratorID = admin_user1
hptl_clb_cfs_numOfObjectList = 20
hptl_clb_cfs_DAVServerName = hostname
hptl_clb_cfs_DAVPortNumber = 8888
hptl_clb_cfs_AssignmentModeForNoFreeSpace = alert
hptl_clb_cfs_AssignmentModeForUsedCountMax = alert
hptl_clb_cfs_FetchModeForTotalObjectList = all
hptl_clb_cfs_ADThresholdForMaxUsableSpace = 100
hptl_clb_cfs_numOfObjectListForSearchWindow = 100
hptl_clb_cfs_searchTimeOut = 8000
hptl_clb_cfs_UploadMaxFileSize = 100
hptl_clb_cfs_CheckPointOfFileSize = before
hptl_clb_cfs_AccessData = off
#hptl_clb_cfs_AccessDataPath =
#hptl_clb_cfs_AccessDataSize =
#hptl_clb_cfs_AccessDataFilteringOption =
#hptl_clb_cfs_AccessDataFilteringOption2 =
#hptl_clb_cfs_AccessDataStartMode =
hptl_clb_cfs_PersonalInheritPerm = off
hptl_clb_cfs_UserAddWinSelTab = searchusers
hptl_clb_cfs_SetPersonalPermForSendURL = off
#hptl_clb_cfs_HideItemToOpenWebFolder =
hptl_clb_cfs_GroupFolderPermSettingMode = topdown
#hptl_clb_cfs_ContentsMaxCount =
#hptl_clb_cfs_ContentsMessageCount =
#hptl_clb_cfs_ContentsUnitCount =
hptl_clb_cfs_MailSorting = off
hptl_clb_cfs_SetMailList = off
hptl_clb_cfs_Shortcut = off
hptl_clb_cfs_TrashCan = off