EDMCDefDocSpace(文書空間の定義)
形式
EDMCDefDocSpace -f 見積もり情報定義ファイル名
-s 文書空間情報ファイル名
〔-e { all | resource }〕
機能
文書空間を新規に構築する場合に必要な定義情報を作成します。
このコマンドを実行すると,文書空間を構築するための定義情報やデータベースの容量を見積もるための基礎情報が出力されます。出力された情報を基に,文書空間の構築コマンド(EDMCBuildDocSpace)を実行すると,文書空間を構築できます。
このコマンドの実行で出力される情報は,次に示すディレクトリに出力されます。
{File Sharingサーバのインストールディレクトリ}¥Server¥env
このコマンドの実行で出力される情報は次のとおりです。
出力情報
オプション
-f 見積もり情報定義ファイル名
見積もり情報定義ファイルは,構築する文書空間に追加するクラスを定義するファイルです。見積もり情報定義ファイル名を相対パスまたは絶対パスで指定します。このファイルのサンプルファイルは,文書空間の文字コード種別にUTF-8を指定する場合は「{File Sharingサーバのインストールディレクトリ}¥Server¥sample¥CfsEstimatedef_UTF-8.csv」に,文書空間の文字コード種別にShift-JISを指定する場合は「{File Sharingサーバのインストールディレクトリ}¥Server¥sample¥CfsEstimatedef_SJIS.csv」に,提供されています。サンプルファイル中の見積もりに必要な情報だけを編集して,使用してください。
詳細については,「5.2.13 見積もり情報定義ファイル」を参照してください。
-s 文書空間情報ファイル名
文書空間情報ファイルは,文書空間のアクセス制御情報や使用するRDエリア名を定義するファイルです。文書空間情報ファイル名を相対パスまたは絶対パスで指定します。このファイルのサンプルファイルは,「{File Sharingサーバのインストールディレクトリ}¥Server¥sample¥CfsDocinfo.txt」に提供されています。サンプルファイル中で必要な情報だけを編集して,使用してください。
詳細については,「5.2.14 文書空間情報ファイル(CfsDocinfo.txt)」を参照してください。
-e { all | resource }
文書空間定義時の実行モードを指定します。
なお,このオプションを省略した場合,「all」が仮定されます。
注意事項