File Sharingで管理するファイルとフォルダについて説明します。
- ファイル
- File Sharingで管理するファイルは,概念的なファイルです。ファイル実体に加えて,File Sharingで管理するために必要な属性情報もファイルの一部として管理します。
- ファイル実体と属性情報について説明します。
- ファイル実体
Collaborationのユーザが共有する,ファイルそのものです。File Sharingでは,テキストファイル,画像ファイル,Wordなどのアプリケーションで作成したファイルなど,任意の形式のファイル実体を共有,管理できます。
ファイル実体は,ファイルシステムに格納されます。
- 属性情報
File Sharingでファイルを共有,管理するためにファイルに付ける属性情報です。属性情報には,ファイルの名前,種類,作成者など,ファイルのプロパティとして使用する情報のほか,ファイル実体の格納先など,ファイルを管理するためにシステムで使用する情報も含まれます。また,アクセス制御に使用する情報も,属性情報として管理されています。
属性情報は,データベースに格納されます。
- フォルダ
- フォルダの属性情報と,フォルダに格納するファイルとの関連づけの情報で構成されます。これらの情報は,すべてデータベースに格納されます。
- なお,File Sharingで管理するフォルダには,個人フォルダ,コミュニティフォルダ,およびグループフォルダがあります。個人フォルダ,コミュニティフォルダ,およびグループフォルダの詳細については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。
File Sharingでのフォルダとファイルの管理方法の概要を,次の図に示します。
図1-1 File Sharingでのファイルとフォルダの管理方法の概要
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