6.2 ファイルシステムの運用方法の検討

File Sharingのシステムでは,ファイル実体をファイルシステム上で管理します。このため,管理するファイルの用途やファイルを使用するユーザに応じて,適切な容量を持つディスクにファイル実体を格納するように検討して運用する必要があります。

運用前の準備として,個人ルートフォルダ,ワークプレースルートフォルダ,およびグループルートフォルダに対して割り当てるベースパスの設定を検討します。また,個人ルートフォルダ,ワークプレースルートフォルダ,およびグループルートフォルダに設定する最大許容サイズ情報についても検討します。

<この節の構成>
6.2.1 ベースパス情報の検討
6.2.2 最大許容サイズ情報の検討
6.2.3 ファイルシステムの運用の考え方
6.2.4 ファイルシステムの運用例