cfslstqt(最大許容サイズ情報の取得)

形式

cfslstqt 〔-type {p | c | g}〕
        〔-c {win-31j | utf-8}〕
        〔-e o〕
        -o 最大許容サイズ情報格納ファイル

機能

最大許容サイズ情報を取得します。

出力される情報を次に示します。

表8-15 最大許容サイズ情報取得コマンド(cfslstqt)で出力される情報

出力情報説明
OIID最大許容サイズ情報のOIIDです。
種別最大許容サイズ情報に設定されているルートフォルダの種別です。次のどれかが出力されます。
  • 個人フォルダ
  • グループフォルダ
  • コミュニティフォルダ
条件種別最大許容サイズ情報に設定されている条件種別です。
条件値最大許容サイズ情報に設定されている条件値です。
最大許容サイズ個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダに設定されている最大許容サイズです。
単位はKBです。1KBで割り切れない場合は小数点以下を切り上げます。

オプション

-type {p | c | g}

取得する最大許容サイズ情報の種別を指定します。なお,このオプションを省略した場合,すべての最大許容サイズ情報を取得します。

p
個人フォルダの最大許容サイズ情報を取得します。
c
コミュニティフォルダの最大許容サイズ情報を取得します。
g
グループフォルダの最大許容サイズ情報を取得します。

「p」,「c」および「g」以外の種別を指定すると,コマンドはエラーになります。

-c {win-31j | utf-8}

最大許容サイズ情報格納ファイルの文字コードセットを指定します。なお,このオプションを省略した場合,「win-31j」が仮定されます。

win-31j
文字コードセットをWindows-31Jとします。
utf-8
文字コードセットをUTF-8とします。

文書空間の文字コード種別がUTF-8で,出力される情報に日本語および英語以外の言語の文字を含む場合,「win-31j」を指定して実行すると文字化けが発生します。そのときは,「utf-8」を指定して再度実行してください。

「win-31j」および「utf-8」以外の文字コードセットを指定すると,コマンドはエラーになります。

-e o

最大許容サイズ情報のOIIDを出力する場合に指定します。指定を省略すると,最大許容サイズ情報のOIIDは出力されません。「o」以外のオプション値を指定すると,コマンドはエラーになります。

-o 最大許容サイズ情報格納ファイル

最大許容サイズ情報を格納するファイル名を,相対パスまたは絶対パスで指定します。

出力形式

出力例

出力例を次に示します。

注意事項

-oオプションで指定するファイル名のパスに全角・半角スペースまたはタブが含まれる場合,パスを「"」(引用符)で囲んでください。