ここでは,[ファイル共有]ポートレットで操作する,グループフォルダの運用方法について説明します。グループフォルダの操作方法については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。また,グループフォルダを運用するための注意事項についても説明します。
グループフォルダの運用・保守には,オブジェクト操作ツール,およびFile Sharingのコマンドを使用します。オブジェクト操作ツールとは,File Sharingサーバで管理している文書空間およびデータベースに格納されているオブジェクト(フォルダ,グループ情報など)をコマンドによって直接操作するためのツールです。
ここでは,オブジェクト操作ツール,およびFile Sharingクライアント運用コマンドを使用した運用の手順について説明します。使用するコマンドの詳細については,「8.6 オブジェクト操作ツールのコマンドの詳細」および「8.8 File Sharingクライアント運用コマンドの詳細」を参照してください。
表7-4 グループフォルダの作成・削除の契機
ファイルまたはフォルダの種類 | 作成・削除の契機 |
---|---|
グループルートフォルダ |
|
そのほかのファイルおよびフォルダ | 該当するグループで,ファイルおよびフォルダを作成・削除できる権限が設定されているユーザが,ポートレットを使用して作成・削除します。 また,セキュリティ管理者がグループルートフォルダの削除と同時に削除することもできます。 |