cfsaddgrpprm(グループフォルダのアクセス権の追加)

形式1

cfsaddgrpprm  -id グループID
            {-oid 組織ID〔:{c | r}〕〔,組織ID〔:{c | r}〕〕…     |
             -uid ユーザID〔:{c | r}〕〔,ユーザID〔:{c | r}〕〕… |
             -oid 組織ID〔:{c | r}〕〔,組織ID〔:{c | r}〕〕… -uid ユーザID〔:{c | r}〕〔,ユーザID〔:{c | r}〕〕… }

形式2

cfsaddgrpprm  -id グループID
             -f 組織/ユーザ情報ファイル

機能

グループルートフォルダ以下のアクセス権に組織IDまたはユーザIDを追加します。

オプション

-id グループID

アクセス権に組織IDまたはユーザIDを追加するグループルートフォルダのグループIDを指定します。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-oid 組織ID〔:{c | r}〕〔,組織ID〔:{c | r}〕〕…

グループルートフォルダ以下のアクセス権に追加する組織の組織IDとアクセス権を,一つ以上指定します。組織IDとアクセス権は「:」(コロン)で区切ります。複数の組織IDとアクセス権を指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ります。ただし,「:」(コロン)および「,」(コンマ)の前後には,空白およびタブを指定しないでください。

アクセス権には,次のどちらかを指定します。

c:作成権+参照権

r:参照権

グループルートフォルダのアクセス権に設定済みの組織IDを指定すると,警告メッセージが表示され,組織IDは追加されません。

同じ組織IDを複数指定してもエラーにはなりません。一つだけ指定したものとして処理されます。ただし,同じ組織IDに異なるアクセス権を指定した場合は,先に指定した方が有効になります。

なお,「:」(コロン)およびアクセス権の指定を省略した場合,「r」が仮定されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-uid ユーザID〔:{c | r}〕〔,ユーザID〔:{c | r}〕〕…

グループルートフォルダのアクセス権に追加するユーザのユーザIDとアクセス権を,一つ以上指定します。ユーザIDとアクセス権は「:」(コロン)で区切ります。複数のユーザIDとアクセス権を指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ります。ただし,「:」(コロン)および「,」(コンマ)の前後には,空白およびタブを指定しないでください。

アクセス権には,次のどちらかを指定します。

c:作成権+参照権

r:参照権

グループルートフォルダのアクセス権に設定済みのユーザIDを指定すると,警告メッセージが表示され,ユーザIDは追加されません。

同じユーザIDを複数指定してもエラーにはなりません。一つだけ指定したものとして処理されます。ただし,同じユーザIDに異なるアクセス権を指定した場合は,先に指定した方が有効になります。

なお,「:」(コロン)およびアクセス権の指定を省略した場合,「r」が仮定されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-f 組織/ユーザ情報ファイル

組織/ユーザ情報ファイルには,グループルートフォルダ以下のアクセス権に追加する組織IDまたはユーザIDをCSV形式で記述します。組織/ユーザ情報ファイルを相対パスまたは絶対パスで指定してください。

グループルートフォルダ以下にアクセス権を追加する場合の,組織/ユーザ情報ファイルの記述例を次に示します。

"ORG","node1","node2","node11","node21"
"USER","10000000","10000001"

組織/ユーザ情報ファイルの詳細については,「5.3.9 組織/ユーザ情報ファイル」を参照してください。

注意事項