cfslstad(ベースパス情報の取得)
形式
cfslstad 〔-type {p|c|g}〕
〔-c {win-31j | utf-8}〕
〔-e o〕
-o ベースパス情報格納ファイル
機能
ベースパス情報を取得します。出力される情報を次の表に示します。
表8-12 ベースパス情報の取得コマンド(cfslstad)で出力される情報
出力情報 | 説明 |
---|---|
OIID | ベースパス情報のOIIDです。-eオプションに「o」を指定した場合に出力されます。 |
種別 | ベースパス情報のフォルダの種別です。次のどれかが出力されます。
|
名前 | ベースパス情報の名前です。 |
条件種別 | ベースパス情報に設定されている条件種別です。 |
条件値 | ベースパス情報に設定されている条件値です。 |
パス | ベースパス情報に設定されているパスです。 |
最大予約可能容量 | ベースパス情報に設定されている最大予約可能容量です。単位はKBです。1KBで割り切れない場合,小数点以下を切り上げます。 最大許容サイズを設定していない場合は,「-1」が出力されます。 |
予約量 | 最大予約可能容量に対する予約量です。単位はKBです。1KBで割り切れない場合,小数点以下を切り上げます。 最大許容サイズを設定していない場合は,「-1」が出力されます。 |
最大使用可能容量 | ベースパス情報に設定されている最大使用可能容量です。単位はKBです。1KBで割り切れない場合,小数点以下を切り上げます。 最大許容サイズを設定していない場合は,「-1」が出力されます。 |
使用量 | 最大使用可能容量に対する使用量です。単位はKBです。1KBで割り切れない場合,小数点以下を切り上げます。 最大許容サイズを設定していない場合は,「-1」が出力されます。 |
使用数 | ベースパス情報を使用しているルートフォルダの数です。 |
状態 | ベースパス情報の状態です。次のうちのどちらかが出力されます。
|
オプション
-type {p|c|g}
取得するベースパス情報のフォルダの種別を指定します。指定を省略すると,すべてのベースパス情報を取得します。
「p」,「c」および「g」以外の種別を指定すると,コマンドはエラーになります。
-c { win-31j | utf-8 }
ベースパス情報格納ファイルの文字コードセットを指定します。
なお,このオプションを省略した場合,「win-31j」が仮定されます。
文書空間の文字コード種別がUTF-8で,出力される情報に日本語および英語以外の言語の文字を含む場合,「win-31j」を指定して実行すると文字化けが発生します。そのときは,「utf-8」を指定して再度実行してください。
「win-31j」および「UTF-8」以外の文字コードセットを指定すると,コマンドはエラーになります。
-e o
ベースパス情報のOIIDを出力する場合に指定します。指定を省略すると,ベースパス情報のOIIDは出力されません。「o」以外のオプション値を指定すると,コマンドはエラーになります。
-o ベースパス情報格納ファイル
ベースパス情報を格納するファイル名を相対パスまたは絶対パスで指定します。
なお,指定したファイル名と同じ名前のファイルがあった場合,上書きされます。
ベースパス情報格納ファイルのファイル名は任意です。
出力形式
"種別","名前","条件種別","条件値","パス","最大予約可能容量","予約量","最大使用可能容量","使用量","使用数","状態" |
出力例
出力例を次に示します。
"コミュニティフォルダ","課長用","役職","課長","D:¥FILES1","104857600","5242880","52428800","524288","1","ファイルのすべての操作を許可" |