cfscrtgrpfldr(グループルートフォルダの作成)

形式1

cfscrtgrpfldr  -name 名前
            〔-nameen 名前(英語)
            〔-cmt コメント
             {-roid 代表組織の組織ID | -ruid 代表ユーザのユーザID}
            〔-moid 運用者の組織ID〔,運用者の組織ID〕…〕
            〔-muid 運用者のユーザID〔,運用者のユーザID〕…〕
            〔-oid 組織ID〔:{c | r}〕〔,組織ID〔:{c | r}〕〕…〕
            〔-uid ユーザID〔:{c | r}〕〔,ユーザID〔:{c | r}〕〕…〕

形式2

cfscrtgrpfldr  -name 名前
            〔-nameen 名前(英語)
            〔-cmt コメント
             {-roid 代表組織の組織ID | -ruid 代表ユーザのユーザID}
              -f 組織/ユーザ情報ファイル

機能

グループルートフォルダを作成します。

オプション

-name 名前

作成するグループルートフォルダのフォルダ名を指定します。入力した値の前後に半角の空白またはタブがある場合は,削除されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-nameen 名前(英語)

作成するグループルートフォルダのフォルダ名(英語)を指定します。指定を省略すると,-nameオプションで指定した値が登録されます。入力した値の前後に半角の空白またはタブがある場合は,削除されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-cmt コメント

作成するグループルートフォルダのコメントを指定します。指定を省略すると,空文字列("")が登録されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-roid 代表組織の組織ID

グループルートフォルダの代表組織の組織IDを指定します。代表組織の組織IDは,次の項目の検索条件として使用されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-ruid 代表ユーザのユーザID

グループルートフォルダの代表ユーザのユーザIDを指定します。代表ユーザのユーザIDは,次の項目の検索条件として使用されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-moid 運用者の組織ID〔,運用者の組織ID〕…

作成するグループルートフォルダに,グループフォルダの運用者として設定する組織の組織IDを,一つ以上指定します。複数の組織IDを指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ります。ただし,「,」(コンマ)の前後には,空白およびタブを指定しないでください。

同じ組織IDを複数指定してもエラーにはなりません。一つだけ指定したものとして処理されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-muid 運用者のユーザID〔,運用者のユーザID〕…

作成するグループルートフォルダに,グループフォルダの運用者として設定するユーザのユーザIDを,一つ以上指定します。複数のユーザIDを指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ります。ただし,「,」(コンマ)の前後には,空白およびタブを指定しないでください。

同じユーザIDを複数指定してもエラーにはなりません。一つだけ指定したものとして処理されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-oid 組織ID〔:{c | r}〕〔,組織ID〔:{c | r}〕〕…

作成するグループルートフォルダ以下を利用する組織の組織IDとアクセス権を,一つ以上指定します。組織IDとアクセス権は「:」(コロン)で区切ります。複数の組織IDとアクセス権を指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ります。ただし,「:」(コロン)および「,」(コンマ)の前後には,空白およびタブを指定しないでください。

アクセス権には,次のどちらかを指定します。

c:作成権+参照権

r:参照権

同じ組織IDを複数指定してもエラーにはなりません。一つだけ指定したものとして処理されます。ただし,同じ組織IDに異なるアクセス権を指定した場合は,先に指定した方が有効になります。

なお,「:」(コロン)およびアクセス権の指定を省略した場合,「r」が仮定されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-uid ユーザID〔:{c | r}〕〔,ユーザID〔:{c | r}〕〕…

作成するグループルートフォルダ以下を利用するユーザのユーザIDとアクセス権を,一つ以上指定します。ユーザIDとアクセス権は「:」(コロン)で区切ります。複数のユーザIDとアクセス権を指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ります。ただし,「:」(コロン)および「,」(コンマ)の前後には,空白およびタブを指定しないでください。

アクセス権には,次のどちらかを指定します。

c:作成権+参照権

r:参照権

同じユーザIDを複数指定してもエラーにはなりません。一つだけ指定したものとして処理されます。ただし,同じユーザIDに異なるアクセス権を指定した場合は,先に指定した方が有効になります。

なお,「:」(コロン)およびアクセス権の指定を省略した場合,「r」が仮定されます。

次に示す条件の場合,コマンドはエラーになります。

-f 組織/ユーザ情報ファイル

次の情報を記述したファイルをCSV形式で記述します。

組織/ユーザ情報ファイルを相対パスまたは絶対パスで指定してください。

グループルートフォルダを作成する場合の,組織/ユーザ情報ファイルの記述例を次に示します。

"MNGORG","node1","node2"
"MNGUSER","10000000"
"ORG","node1:r","node2:r","node11:r","node21:r"
"USER","10000001:c","10000002:c"

組織/ユーザ情報ファイルの詳細については,「5.3.9 組織/ユーザ情報ファイル」を参照してください。

注意事項