5.3.3 レンディション定義ファイルmime.properties

レンディション定義ファイルは,ファイルを登録するときに,登録するファイルの拡張子からレンディションタイプ(MIME形式)を自動的に設定するために使用するファイルです。

レンディション定義ファイルの格納ディレクトリとファイル名を次に示します。

{File Sharingクライアントのインストールディレクトリ}¥Client¥etc¥mime.properties

レンディション定義ファイルは,必要に応じてカスタマイズして使用できます。ただし,レンディション定義ファイルをカスタマイズした場合は,その内容を反映するためにアプリケーションサーバの再起動が必要です。

また,レンディション定義ファイルの内容は,添付ファイル操作機能用プロパティファイルの設定内容と合わせてください。添付ファイル操作機能用プロパティファイルの詳細については,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。

なお,レンディション定義ファイルに定義していない拡張子を持つファイルを登録する場合,または拡張子を持たないファイルを登録する場合は,「application/octet-stream」が適用されます。

<この項の構成>
(1) レンディション定義ファイルの記述形式
(2) レンディション定義ファイルの記述例
(3) レンディション定義ファイルの注意事項

(1) レンディション定義ファイルの記述形式

拡張子 = レンディションタイプ

(2) レンディション定義ファイルの記述例

txt = text/plain
htm = text/html
html = text/html

(3) レンディション定義ファイルの注意事項

複数のFile Sharingクライアントでシステムを構築する場合,すべてのFile Sharingクライアントでレンディション定義ファイルの内容を一致させておく必要があります。レンディション定義ファイルの内容が不一致の場合,File Sharingサーバに登録されるファイルの形式に関する情報が,使用するFile Sharingクライアントごとに異なってしまいます。