Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド

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2.1 File Sharingの環境設定の流れ

ここでは,File Sharingの環境設定の流れについて説明します。File Sharingの環境を設定する手順を次の図に示します。

図2-1 File Sharingの環境設定の流れ

[図データ]

File Sharingの環境設定には各種定義ファイルを使用します。File Sharingの環境を設定する手順と使用する定義ファイルを次の表に示します。

表2-1 File Sharingの環境設定手順と使用する定義ファイル

種別 環境設定の手順 使用する定義ファイル
手順 参照先 名称 使用 編集 参照先
環境設定の準備 パーソナライズ情報の見積もり 2.2
メモリ所要量とディスク占有量の見積もり 2.3
データベース容量の見積もり 2.4 見積もり情報定義ファイル(CfsEstimatedef_UTF-8.csvまたはCfsEstimatedef_SJIS.csv) 5.2.13
文書空間情報ファイル(CfsDocinfo.txt) 5.2.14
見積もり基礎情報ファイル(EDMestimate.csv) 5.2.15
システム管理者の決定 2.5
File Sharingサーバのインストール 2.6
File Sharingサーバシステムでの設定 TPBrokerでの環境設定 3.2
文書空間識別子の定義 3.3 System Object INIファイル(slocalreg.ini) 5.2.1
オブジェクト定義ファイル(edms.ini) 5.2.2
文書空間の定義 3.4 DocumentSpace構成定義ファイル(docspace.ini) 5.2.3
アクセス制御機能に関する設定 3.5 セキュリティ定義ファイル(docaccess.ini) 5.2.4
ユーザ認証に関する設定 3.6 ユーザ認証ライブラリ環境定義ファイル(cfsauth.ini) 5.2.5
データベースサーバでの環境設定 3.7
データベースサーバを使用するための設定 3.8
文書空間の構築 3.9
ファイルシステムを使用するための設定 3.10 ネットワークリソース情報ファイル(netaccess.ini) 5.2.11
File Sharingサーバのサービスプロセスの設定 3.11 サービスプロセス定義ファイル(process.ini) 5.2.10
複数の実行環境を構築する場合の設定 3.12
File Sharingクライアントシステムでの設定 TPBrokerでの環境設定 4.2
File Sharingクライアントの実行環境の作成 4.3
ファイル転送機能を使用する場合の設定 4.4 ファイル転送サービス環境定義ファイル(ftpsv.ini) 5.3.2
ポートレット機能の設定 4.5 レンディション定義ファイル(mime.properties) 5.3.3
動作環境定義ファイル(conf.properties) 5.3.4
環境設定用プロパティファイル(hptl_clb_cfs.properties) 5.3.5
アクセス履歴を取得するための設定 4.6 環境設定用プロパティファイル(hptl_clb_cfs.properties) 5.3.5
オブジェクト操作ツールの設定 4.7 実行環境制御ファイル(EDMOotCtrl.ini) 5.3.6
クラス定義情報ファイル(文書空間識別子.ini) × 5.3.1

(凡例)
−:該当しません。
◎:必ず使用するファイルです。
△:必要に応じて使用するファイルです。
○:File Sharingで提供するファイルを実行環境に応じて編集する必要があります。
×:File Sharingで提供するファイルをそのまま使用します(編集不可)。

注※
File Sharingクライアントのインストール手順については,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。

なお,File Sharingサーバをクラスタリングシステムで運用する場合の環境設定については,「付録B クラスタリングシステムでの運用」を参照してください。