ユーザによる会議室の削除や,frmchstatコマンド(会議室状態変更)の実行によって,会議室の状態はアーカイブ待ちに遷移します。アーカイブ待ちになった会議室をアーカイブファイル,およびアーカイブ情報ファイルに出力したい場合,frmarchコマンド(会議室アーカイブ)を使用します。
frmarchコマンド(会議室アーカイブ)は,Collaboration - Forumの利用頻度,許容できるデータベースサーバのディスク容量にも依存しますが,1日に1回実行してください。
Collaboration - Forumを負荷分散構成としている場合,frmarchコマンド(会議室アーカイブ)はシステムを構成しているどのマシンから実行してもかまいません。
ユーザデータの保護を目的として,frmarchコマンド(会議室アーカイブ)を実行して出力されたアーカイブファイル,およびアーカイブ情報ファイルをデータベースサーバとは別の媒体で保管してください。
なお,データ保護の観点で,データベースサーバ自体のバックアップを行う場合は,データベースサーバ付属のバックアップコマンドなどを使用してください。
frmarchコマンド(会議室アーカイブ)の詳細は,「4.2 コマンドの詳細」の「frmarch(会議室アーカイブ)」を参照してください。