運用状況によっては,旧バージョンで構築したRDエリアのままでは容量が不足する場合があります。必ず現在使用しているRDエリアの容量を確認して,不足している場合はRDエリアを拡張してください。
RDエリアの再見積もりと拡張の手順を次に示します。
手順
>pddbls -r CFRRDDATA10 -a
>pdmod -a D:¥work¥expand.txt
expand rdarea CFRRDDATA10
file name "D:¥Hitachi¥hirdb_s¥area¥cfr¥CFRRDDATA10-2"
initial 500 segments ;
次の見積もり式を使用して,本文テーブル(全文検索用テキストデータ)(tbl_contents)のインデクス(idx_contents2),および添付ファイル(全文検索用テキストデータ)(tbl_apdfile)のインデクス(idx_apdfile2)のAvailable Work Areaの容量を算出します。なお,Available Work Areaの容量の単位はバイトです。
算出した値より現在使用しているAvailable Work Areaの容量の方が少ない場合は,pdmodコマンドを実行して,次に示すRDエリアを不足している分だけ拡張してください。
pdmodコマンドの実行例を次に示します。
>pdmod -a D:¥work¥expandlob.txt
D:¥work¥expandlob.txtの内容を次に示します。
expand rdarea CFRRDLOBI10
file name "D:¥Hitachi¥hirdb_s¥area¥cfrlob¥CFRRDLOBI10-2"
initial 500 segments ;
expand rdarea CFRRDLOBI20
file name "D:¥Hitachi¥hirdb_s¥area¥cfrlob¥CFRRDLOBI20-2"
initial 500 segments ;
拡張した値は,すべてAvailable Work Areaに割り当てられます。
なお,現在使用しているAvailable Work Areaの容量を確認するには,インデクス情報の取得ユティリティ(phnidxls)を使用します。
phnidxlsのオプションは,次のように指定します。
インデクス情報の取得ユティリティ(phnidxls)の詳細は,マニュアル「HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 9」を参照してください。