frmqueview(メッセージキューの参照)
形式
frmqueview [-i メッセージID | -l 一覧表示件数]
機能
メッセージキューに登録されているメッセージを表示します。
オプションを省略した場合,メッセージ件数およびテーブル使用率を表示します。
テーブル使用率=コマンド実行時のメッセージ件数÷メッセージキューの一時保存数
オプション
-i メッセージID
指定されたメッセージIDに対応するメッセージの詳細情報を表示します。
メッセージの詳細情報として,次の項目が表示されます。
-l 一覧表示件数
指定された件数分のメッセージ一覧を表示します。メッセージは,メッセージIDの古いものから昇順に表示されます。件数は1から1000までの数値で指定してください。
メッセージ一覧には,次の項目が表示されます。
この引数を省略した場合,エラーメッセージが出力されます。
なお,複数のアプリケーションサーバからメッセージキューにメッセージを登録している環境で,各アプリケーションサーバの日時の設定が合っていない場合には,格納日時に不整合が発生することがあります。
注意事項
次に示す場合については,「5. Collaboration - Forumの障害対策」を参照してください。
戻り値
0 | メッセージキューの参照に成功した。 |
コマンドを二重起動した。 | |
1 | すべてのメッセージキューの参照に失敗した。 |
2 | 参照するメッセージキューが複数あった場合に,一つ以上のメッセージキューの参照に失敗した。 |
参照結果の出力形式
参照結果の出力形式を次に示します。
C:¥> frmqueview
Total number of messages : メッセージの総数
Frmopnregist : メールによる議題(発言)コマンドのエラー通知のメッセージの件数
Frmsetaddcommem : コミュニティメンバ追加のメッセージの件数
Frmsetaddroommem : 個人会議室メンバ追加のメッセージの件数
Frmsetopninfo : 会議室開催通知登録コマンドのメッセージの件数
Frmsetchstatinfo : 状態変更通知登録コマンドのメッセージの件数
Table usage rate : メッセージキューテーブルのテーブル使用率の値%
C:¥> frmqueview -i メッセージID
message id : メッセージID
message type : メッセージ種別
retry count : リトライ回数
status code : メッセージの状態
create date : 挿入日時
fid:会議室ID※1
comid:コミュニティID※2
opnid:発言ID※3
C:¥> frmqueview -l 一覧表示件数
message id, message type, retry count, status code, create date
メッセージID, メッセージ種別, リトライ回数, メッセージの状態, 挿入日時
メッセージID, メッセージ種別, リトライ回数, メッセージの状態, 挿入日時
メッセージID, メッセージ種別, リトライ回数, メッセージの状態, 挿入日時
:
使用例
指定された件数のメッセージ一覧を表示します。
C:¥> frmqueview -l 3
message id, message type, retry count, status code, create date
hptl_clb_cfr_0000000000001127192576142_00001, Frmsetchstatinfo, 0, 0, 2006/05/08 15:10:35
hptl_clb_cfr_0000000000001127192576142_00002, Frmsetopninfo, 1, 100, 2006/05/08 15:10:35
hptl_clb_cfr_0000000000001127192576142_00003, Frmopnregist, 3, 100, 2006/05/08 15:10:35