付録B モデルケースごとのデータベース容量

Collaboration - Forumでは次に示す条件ごとのモデルケースを提供しています。

表B-1 モデルケースの一覧

モデルケースRRNCMN1発言(または議題)当たりの参照ユーザ数
モデルケース116525010
モデルケース216525050
モデルケース316550010
モデルケース416550050
モデルケース582525010
モデルケース682525050
モデルケース782550010
モデルケース882550050
モデルケース91,65025010
モデルケース101,65025050
モデルケース111,65050010
モデルケース121,65050050
(凡例)
RRN:システム内で作成する会議室の最大数
CMN:会議室に登録する議題と発言の最大数(平均値)

ここで示した値と想定値が異なる場合は,想定値より大きい値のモデルケースを使用してください。例えば,RRNの想定値が200の場合は,RRNの値が825のモデルケースを使用してデータベースを構築してください。

なお,RDエリア,テーブル,およびインデクスの容量は,次の表に示す仮定値を使用して算出しています。

表B-2 容量見積もりの仮定値

項番記号項目仮定値単位
1CHCひな形の内容の長さ(平均値)
(ひな形が設定されているひな形の文字列の長さの平均値)
300バイト
2CHR会議室ごとのひな形を設定する属性の割合(範囲:0.0~1.0 例:12.3%の場合は0.123)0.3
3CMIメールによって投稿された議題または発言のメッセージIDの長さ(平均値)255バイト
4CRRシステム全体で登録される議題と発言のうち,回答責任者が設定される議題と発言の割合(範囲:0.0~1.0 例:12.3%の場合は0.123)0.1
5CSB主題の長さ(平均値)255バイト
6CTX本文の長さ(平均値)3,000バイト
7ILNメンバ一人当たり参照可能な個人(ユーザ自身)の会議室の数の平均100
8IMN個人(ユーザ自身)の会議室に参加しているメンバ数(重複除く)※15,000
9IRN個人(ユーザ自身)の会議室の数IRN※1
10MCNコミュニティごとのコミュニティ役割の数(平均値)8
11MMN会議室ごとにユーザ自身がメール受信を設定するメンバ数(平均値)MMN※2
12MRM会議室ごとのメンバ数(個人(ユーザ自身)の会議室だけ)(平均値)MRM※2
13MRN会議室ごとのメンバ数(全会議室)(平均値)MRN※2
14OCCコミュニティの数OCC※1
15OCNコミュニティ管理から取得するコミュニティ名称(平均値)120バイト
16ORNコミュニティに属する会議室の数ORN※1
17PFN議題または発言に添付するファイルの数(添付ファイルがある議題または発言に対する平均値)1
18PFP会議室に投稿された議題と発言にファイルが添付される割合(範囲:0.0~1.0 例:12.3%の場合は0.123)0.2
19PFS議題と発言に添付するファイルのサイズ(平均値)512,000バイト
20PPT議題と発言に添付するファイル名の長さ(平均値)255バイト
21PTS添付ファイルのサイズに含まれるテキストデータのサイズ(平均値)409,600バイト
22QMAメッセージキューを使用して配信するメールアドレスの長さ(平均値)64バイト
23QMXコマンド用の定義ファイル(hptl_clb_cfr_command.properties)のdef_mqmaxnumber(メッセージキューの一時保存数)の値1,000
24RAN会議室ごとに使用する属性の数(平均値)10
25RCD会議室略号の長さ(平均値)80バイト
26RMNメール配信をする会議室の数RMN※1
27RNE会議室名(英語)の長さ(平均値)120バイト
28RNM会議室名の長さ(平均値)120バイト
29RXP会議室の説明の長さ(平均値)150バイト
30SMRシステム全体で登録される議題と発言のうち,メールでの投稿によって登録される議題と発言の割合(範囲:0.0~1.0 例:12.3%の場合は0.123)0.25
31UCEユーザの役職名(英語)の長さ(平均値)64バイト
32UCJユーザの役職名(日本語)の長さ(平均値)64バイト
33UIDユーザIDの長さ(平均値)64バイト
34UNEユーザ名(英語)の長さ(平均値)64バイト
35UNJユーザ名(日本語)の長さ(平均値)64バイト
36UREユーザの所属する組織名(英語)の長さ(平均値)64バイト
37URJユーザの所属する組織名(日本語)の長さ(平均値)64バイト
(凡例)
-:ありません。
注※1
システム内で作成する会議室の最大数(RRN)の値によって異なります。各変数とRRNの値の対応を次の表に示します。

項番変数RRNの値
1658251,650
1IRN1575150
2OCC1005001,000
3ORN1507501,500
4RMN1658251,650
注※2
1発言(または議題)当たりの参照ユーザ数によって異なります。各変数と1発言(または議題)当たりの参照ユーザ数の対応を次の表に示します。

項番変数1発言(または議題)当たりの参照ユーザ数
1050
1MMN1050
2MRM1050
3MRN1050

ここに示した仮定値より大きい値を想定している場合は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)」に記載されている見積もり式に「付録C データベース容量の見積もりで使用する値」に示す値を代入して,データベース容量を見積もってください。

<この節の構成>
付録B.1 モデルケースごとのRDエリアの容量
付録B.2 モデルケースごとのテーブルおよびインデクスのセグメント数