frmimpopn(発言のインポート)
形式
frmimpopn -i 入力元ファイルパス [ -c { win-31j | utf-8 } ]
機能
会議室に,発言および添付ファイルを登録します。
オプション
-i 入力元ファイルパス
登録する発言の情報を記述した発言データファイルを相対パスまたは絶対パスで指定します。発言データファイル名は2文字以上とし,拡張子(種類は任意)が必要です。オプションは大文字・小文字が区別されます。
入力元ファイルパスの構成は次のようにしてください。
各ファイルの意味は次のとおりです。インポートされるファイルの内容については,「付録J frmimpopnコマンド(発言のインポート)・frmexpopnコマンド(発言のエクスポート)で使用するファイル」を参照してください。
ファイルの種類 | 説明 | インポート時のファイル名・ディレクトリ名 |
---|---|---|
入力元ディレクトリ | 発言データファイルと,発言データ格納ディレクトリを格納するためのディレクトリです。 -iオプションで指定した発言データファイルのあるディレクトリのパスです。 | - |
発言データファイル | 登録する発言のデータを記述したファイルです。 | 拡張子を持つ任意のファイル名を指定できます。拡張子の種類は任意です。 |
発言データ格納ディレクトリ | 発言ヘッダファイルと,会議室ディレクトリを格納するディレクトリです。 | ディレクトリ名は,発言データファイル名から拡張子(ファイル名の末尾から先頭へ向かって最初に現れた「.(ピリオド)」まで)を除いた文字列としてください。 |
発言ヘッダファイル | 発言データファイルの項目の並びを記述するファイルです。 | ファイル名は「header.txt」固定です。 |
会議室ディレクトリ | 発言ディレクトリを格納するためのディレクトリです。 | ディレクトリ名は会議室IDとし,会議室ごとに作成する必要があります。 |
発言ディレクトリ | 本文ファイルと,添付ファイル格納ディレクトリを格納するためのディレクトリです。 | ディレクトリ名は,発言データファイル内の登録発言IDとし,発言ごとに作成する必要があります。 |
本文ファイル | 登録する発言の本文を記述するファイルです。必ず記述してください。 | 任意のファイル名を指定できます。 |
添付ファイル格納ディレクトリ | 発言の添付ファイルを格納するためのディレクトリです。添付ファイルがある場合だけ作成してください。 | ディレクトリ名は「atdfile」固定です。 |
添付ファイル | 登録する発言の添付ファイルです。 | 任意のファイル名を指定できます。 |
次の場合はエラーとなります。
-c { win-31j | utf-8 }
ファイル読み込み時の文字コードセットを次のどちらかで指定します。
指定した文字コードセットで読み込むファイルは次のとおりです。
オプションと文字コードセットの大文字・小文字は区別されます。-cオプションを省略した場合は「win-31j」が仮定されます。
次のどちらかの場合はエラーとなります。
インポートするファイルの記述例
発言データファイルをインポートする場合の入力例を次に示します。#で始まる行はヘッダのため,入力しなくてもかまいません。
#"会議室ID","会議室名","発言ID","登録発言ID","主題","ユーザID","ユーザ名","ユーザ名(英語)","属性ID","属性名","重要度ID","重要度名","議論状態ID","議論状態名","階層レベル","上位発言","下位開始発言ID","下位終了発言ID","前発言ID","後発言ID","最上位発言ID","回答責任者のユーザID","回答責任者のユーザ名","回答責任者のユーザ名(英語)","添付ファイル有無","有効期限","回答期限","発言日時" "556","","","1","業務改善案","123456789","","","190","","10","","10","","","","","","","","","987654321","","","1","","2010/03/31","" |
注意事項
戻り値
0 | 発言のインポートに成功した。 |
1 | 発言のインポートに失敗した。 |
使用例
発言データファイル「C:¥TEMP¥impdata.csv」をインポートします。
> frmimpopn -i C:¥TEMP¥impdata.csv