frmchown(会議室所有者変更)
形式
frmchown -fid 会議室ID -uid ユーザID
機能
個人(ユーザ自身)の会議室の会議室所有者を変更できます。
会議室所有者を変更できることによって,コミュニティが途中で解散されたり,兼任設定を変更したりして,だれもアクセスできない個人(ユーザ自身)の会議室が発生した場合でも,会議室所有者を変更することによってアクセスできます。
オプション
-fid 会議室ID
会議室所有者を変更する個人会議室IDを指定します。
-uid ユーザID
変更する会議室所有者のユーザIDを指定します。ユーザIDは大文字と小文字を区別して指定してください。また,ユーザIDには,次に示す文字を指定しないでください。
注意事項
- 指定したユーザが会議室に存在する場合,全権限を付与して会議室所有者とします。
- 指定したユーザが会議室に存在しない場合,指定したユーザを会議室に追加し,全権限を付与して会議室所有者とします。
- コミュニティに属する会議室の会議室所有者は変更できません。コミュニティに属する会議室の会議室所有者を変更する場合は,[会議室編集]画面から実行します。[会議室編集]画面の詳細は,マニュアル「Collaboration - Forum ユーザーズガイド」を参照してください。
- 兼任機能を使用している場合に,-uidオプションに兼任ユーザのユーザIDを指定していると,エラーメッセージが出力されてこのコマンドは終了します。
- このコマンドを実行すると,Collaborationインストールディレクトリ¥clb_home¥bin直下に,コマンドの二重起動を防止するために使用する「frmchown.lock」ファイルが一時的に作成されます。
- 次に示す場合については,「5. Collaboration - Forumの障害対策」を参照してください。
- コマンド実行中の障害
- コマンド実行中の強制終了
- コマンド実行中のOutOfMemoryエラー
- コマンドの二重起動
- ユーザ名などの情報は,Collaboration - Directory AccessまたはCollaboration - Online Community Managementから取得します。Collaboration - Directory AccessまたはCollaboration - Online Community Managementから情報を取得する場合,どの言語の情報を取得するかを指定する必要があります。詳細は,「付録F Collaboration - Directory AccessまたはCollaboration - Online Community Managementとの連携で指定する言語」を参照してください。
戻り値
0 | 会議室所有者の変更に成功した。 |
コマンドを二重起動した。 |
1 | 会議室所有者の変更に失敗した。 |
使用例
会議室ID(1025)の個人(ユーザ自身)の会議室の会議室所有者をユーザID(2025)のユーザに変更します。
> frmchown -fid 1025 -uid 2025