会議室に登録された議題または発言の内容をメール配信希望者にメールで配信するためには,frmopnmailコマンド(メール配信)を使用します。frmopnmailコマンド(メール配信)の詳細は,「4.2 コマンドの詳細」の「frmopnmail(メール配信)」を参照してください。
なお,強制的にメールを配信する設定をしている場合,作成された議題または発言の内容が,会議室に参加している参照権限のあるユーザ全員に送信されます。
frmopnmailコマンド(メール配信)では,システムパラメタで決められた件数を1回の実行でメール送信します。このため,議題または発言の作成頻度に応じて,frmopnmailコマンド(メール配信)を実行してください。
frmopnmailコマンド(メール配信)の実行間隔が長いと議題または発言が登録されてから,配信を希望しているユーザにメールが届くまでの間隔が長くなります。この調整は,frmopnmailコマンド(メール配信)の実行間隔と,frmopnmailコマンド(メール配信)で送信する発言件数(mail_sendnum)を使用して,Collaboration - Forumに未配信状態の議題および発言を滞留しないように設定します。frmopnmailコマンド(メール配信)で送信する発言件数の詳細は,「2.3.8(14)(l) frmopnmailコマンド(メール配信)で送信する発言件数(mail_sendnum)」を参照してください。
一日当たりのfrmopnmailコマンド(メール配信)の実行回数と,frmopnmailコマンド(メール配信)で送信する発言件数の関係式を次に示します。この関係式から一日当たりのfrmopnmailコマンド(メール配信)の実行回数がわかるので,frmopnmailコマンド(メール配信)の実行間隔を求められます。
frmopnmailコマンド(メール配信)の実行回数(回/日)=議題および発言の総数(件/日)÷frmopnmailコマンド(メール配信)で送信する発言件数(件)
frmopnmailコマンド(メール配信)の同時実行スレッド数を増やした場合,その同時実行スレッド数に応じたデータベースサーバ,およびSMTPサーバへのコネクション数を,それぞれ用意してください。
議題および発言の総数が多く,未配信状態の議題および発言が滞留する場合,複数台でfrmopnmailコマンド(メール配信)を実行します。この場合,frmopnmailコマンド(メール配信)を実行するマシンでは,frmopnmailコマンド(メール配信)で送信する発言件数(mail_sendnum)を増やし,frmopnmailコマンド(メール配信)の同時実行スレッド数(mail_threadnum)を減らす調整が必要です(これは,複数台のマシンでfrmopnmailコマンド(メール配信)を同時に実行しても,データベースサーバ上にある未配信状態の議題または発言を処理するためです)。
frmopnmailコマンド(メール配信)で送信する発言件数の詳細は,「2.3.8(14)(l) frmopnmailコマンド(メール配信)で送信する発言件数(mail_sendnum)」を参照してください。frmopnmailコマンド(メール配信)の同時実行スレッド数の詳細は,「2.3.8(14)(m) frmopnmailコマンド(メール配信)の同時実行スレッド数(mail_threadnum)」を参照してください。
配信先のメールサーバ/LDAPサーバ/コミュニティマネージャが停止している場合は,必ず送信失敗となるため,frmopnmailコマンド(メール配信)を停止しておいてください。