3.3 メールによる議題または発言の投稿

メールによって投稿された議題または発言を会議室に登録するためには,frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)を使用します。frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)の詳細は,「4.2 コマンドの詳細」の「frmopnregist(メールによる議題または発言の投稿)」を参照してください。

<この節の構成>
(1) 議題または発言の投稿の頻度
(2) メールが二重投稿される場合

(1) 議題または発言の投稿の頻度

frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)では,システムパラメタで決められた件数の議題または発言を1回の実行で投稿します。このため,メールによる議題または発言の投稿頻度に応じて,frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)を実行してください。

frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)の実行間隔が長いと,メールが送信されてから議題または発言が登録されるまでの間隔が長くなります。frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)の実行間隔,メールサーバから一度に受信するメール件数(hptl_clb_cfr_opnregist_pop3_receive_number),およびメールサーバへの接続回数(hptl_clb_cfr_opnregist_pop3_connection_number)を調整して,メールサーバに投稿用のメールが滞留しないように設定します。メールサーバから一度に受信するメールの件数の詳細は,「2.3.8(11)(e) メールサーバから一度に受信するメール件数(hptl_clb_cfr_opnregist_pop3_receive_number)」を,メールサーバへの接続回数の詳細は,「2.3.8(11)(f) メールサーバへの接続回数(hptl_clb_cfr_opnregist_pop3_connection_number)」を参照してください。

1日当たりのfrmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)の実行回数を算出する式を次に示します。

frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)の実行回数(回/日)=メールによる議題または発言の投稿数(件/日)÷frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)で投稿する件数(件/回)

また,1回のfrmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)の実行で投稿するメールの件数を算出する式を次に示します。

frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)で投稿する件数(件/回)=スレッドの最大数×(メールサーバへの接続回数×メールサーバから一度に受信するメールの件数)

注※
メールサーバに接続するスレッド最大数(hptl_clb_cfr_opnregist_max_thread_to_receive_mail)で指定した値,または有効なメール投稿アドレス数のどちらか小さい方の値を代入します。メールサーバに接続するスレッド最大数の詳細は,「2.3.8(11)(j) メールサーバに接続するスレッド最大数(hptl_clb_cfr_opnregist_max_thread_to_receive_mail)」を参照してください。

なお,1回のfrmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)の実行で投稿するメールの件数(件/回)は,次の値よりも短い時間で終了できる必要があります。

1(日)÷frmopnregistコマンド(メールによる議題または発言の投稿)の実行回数(回/日)

(2) メールが二重投稿される場合

次の条件をすべて満たした場合,メールが二重投稿されます。

メールサーバから一度に受信するメールの件数に小さい値を設定すると,二重投稿の影響が小さくなります。また,メールサーバから一度に受信するメールの件数に大きい値を設定しても,コマンドの実行回数を増やして,メールサーバが受信しているメールの件数を少なくすると,二重投稿の影響を小さくできます。メールサーバから一度に受信するメールの件数の詳細は,「2.3.8(11)(e) メールサーバから一度に受信するメール件数(hptl_clb_cfr_opnregist_pop3_receive_number)」を参照してください。