付録K Collaboration - Forumの監査ログ

ここでは,Collaboration - Forumが対象としている監査事象,および監査ログが出力される操作について説明します。Collaboration - Forumの監査ログに出力されるメッセージの詳細は,「付録M 監査ログのメッセージ」を参照してください。

次の項目の詳細は,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。

Collaboration - Forumで監査ログの取得対象となるのは,次の監査事象に関係する操作です。

表K-1 Collaboration - Forumの監査ログの取得対象となる監査事象

項番監査事象説明
1StartStopコマンドの開始と終了を示します。
2AuthenticationHiRDBまたはメールサーバとのコネクションの確立処理で認証が成功または失敗したことを示します。
3AccessControlアクセス制御されているリソースに対する操作が実行されたことを示します。
次に示すリソースに対する操作が対象となります。
  • 会議室,および発言の状態
  • アクセス権
4ConfigurationAccessアクセス制御に関する設定を参照,または変更したことを示します。
次に示す操作が対象となります。
  • 会議室の作成
  • 会議室情報の変更(アクセス権の変更)
  • パラメタ管理テーブル(tbl_param)の参照,および更新
5ExternalService通知メールの送信や,メールによる議題または発言の投稿など,メールサーバとの接続が発生したことを示します。
6Failure次の事象が発生したことを示します。
  • プロパティファイルの読み込みに失敗した
  • キーの取得に失敗した
  • プロパティファイルのキーに指定されている値の読み込みに失敗した
対象のプロパティファイルを次に示します。
  • hptl_clb_cfr_engine.properties
  • hptl_clb_cfr_view.properties
  • hptl_clb_cfr_command.properties
  • hptl_clb_cfr_sysrange.properties
7ContentAccess操作の成功または失敗を示します。
8AnomalyEvent異常な値が入力された,またはコマンド実行時に不正なオプションを指定したことを示します。
すべてのリクエストが対象となります。
<この節の構成>
付録K.1 監査ログが出力される操作
付録K.2 監査ログに出力されるオブジェクト情報と動作情報の意味