付録D.2 データベースのバックアップ

現在Collaboration - Forumで使用しているデータベースのバックアップを取得します。バックアップの取得方法の詳細は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(Windows(R)用)」,およびマニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)」を参照してください。

バックアップは,HiRDBシステム全体だけでなく,RDエリア単位でも取得できます。バックアップ取得方法の一つの例を次の表に示します。

表D-3 バックアップ取得方法の例

項番バックアップ取得方法RDエリア単位でバックアップを取得する方法
1データベース複写ユティリティ(pdcopy)コマンド-rオプションを指定
2HiRDB Control Managerの使用「RDエリア」または「表/インデクス」を選択

移行によって更新されるテーブルが格納されているRDエリアだけのバックアップを取得するための情報として,更新されるテーブルとテーブルの処理対象RDエリアを次の表に示します。

表D-4 更新されるテーブルと処理対象RDエリア

項番現在使用しているバージョン更新されるテーブル処理対象RDエリア関連するインデクスRDエリア
101-10会議室テーブルCFRRDDATA70CFRRDINDX50
発言テーブルCFRRDDATA10CFRRDINDX10
属性テーブルCFRRDDATA70CFRRDINDX50
既読テーブルCFRRDDATA40CFRRDINDX40
メール送信ユーザテーブルCFRRDDATA70CFRRDINDX50
201-20会議室テーブルCFRRDDATA70CFRRDINDX50
発言テーブルCFRRDDATA10CFRRDINDX10
既読テーブルCFRRDDATA40CFRRDINDX40
メール送信ユーザテーブルCFRRDDATA70CFRRDINDX50
301-30会議室テーブルCFRRDDATA70CFRRDINDX50
発言テーブルCFRRDDATA10CFRRDINDX10
メール送信ユーザテーブルCFRRDDATA70CFRRDINDX50
401-32なしなし
  • CFRRDINDX50※1
  • CFRRDINDX70※2
  • CFRRDINDX80※2
  • CFRRDINDX90※2
501-35なしなし
  • CFRRDINDX70※2
  • CFRRDINDX80※2
  • CFRRDINDX90※2
601-36なしなし
  • CFRRDINDX70※2
  • CFRRDINDX80※2
  • CFRRDINDX90※2
注※1
テーブルに変更はありませんが,Collaboration - Forum 01-35で会議室テーブルにインデクスを追加しています。
注※2
テーブルに変更はありませんが,Collaboration - Forum 01-50で会議室テーブル,発言テーブル,採番1テーブル,および採番2テーブルにインデクスを追加しています。

なお,バックアップを取得するRDエリアは処理対象のRDエリアだけでなく,処理によって更新されるRDエリア(データディクショナリ用RDエリアなど)のバックアップを取得する必要があります。同時にバックアップを取得する必要があるRDエリアについては,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。