1.1 Collaboration - Scheduleとは

Collaborationは,組織階層を超えた情報共有・協働作業を支援する企業ポータルです。CollaborationのコンポーネントであるCollaboration - Scheduleでは,スケジュールを共有情報として公開できます。スケジュールを公開することで,例えば,会議の開催日時を主催者が設定,変更できるようになります。また,自分のスケジュール管理にも利用できます。

Collaboration - Scheduleは,次の目的で使用するCollaborationのコンポーネントです。

メンバのスケジュールを管理する
自分(ログインユーザ),自分以外のユーザおよび施設のスケジュールを管理できます。システムの設定によっては,異なる地域の時間帯(タイムゾーン)に属しているユーザや施設のスケジュールも管理できます。この機能を,スケジュール管理機能といいます。Collaboration - Scheduleでは,自分(ログインユーザ),自分以外のユーザ,および施設のことをまとめてメンバと呼びます
スケジュール管理機能を利用すると,ほかのメンバのスケジュールを確認したり,スケジュールを予約したりできます。また,共同で使用する施設のスケジュールの予約状況を確認したり,施設を予約したりできます。このとき,スケジュールの確認や予約をしたいメンバを検索して指定できます。
注※
このマニュアルでは便宜上,施設を除いてメンバと呼ぶことがあります。
スケジュールを印刷する
スケジュールを印刷できます。スケジュールの印刷形式は,次の四つから選択できます。印刷形式については,「7.11 スケジュールを印刷する画面」を参照してください。
  • 表形式
  • 月間形式
  • 週間形式
  • 複数人形式
自分のタスクを管理する
自分の仕事の期限管理ができます。この機能をタスク管理機能といいます。Collaboration - Scheduleでは,自分の仕事のことをタスクと呼びます。
タスク管理機能を利用すると,何の仕事をいつまでに終わらせるかを,重要度とともに管理できます。
これらの情報は一覧で表示できるので,自分の仕事を一目で確認できます。

ポータル画面でのCollaboration - Scheduleの表示例を次に示します。

図1-1 Collaboration - Scheduleの表示例

[図データ]