この節では,メンバに自分,上司,または施設のスケジュールへのアクセス権を設定する方法について説明します。アクセス権を設定することで,スケジュールサーバの設定でスケジュールの参照が許可されているユーザに加えて,指定したユーザがスケジュールを予約および参照できるようになります。
- 注意
- アクセス権を設定できるのは自分,上司,または自分が管理者である施設のスケジュールだけです。また,アクセス権はグローバルモードの場合だけ設定できます。ただし,システムの設定によってはグローバルモードの場合でもアクセス権を設定できないことがあります。
操作
- スケジュール調整画面を表示します。
スケジュール調整画面の表示方法については,「1.11 スケジュール調整画面を表示する」を参照してください。
- スケジュール調整画面で[アクション▼]-[XXのアクセス権を指定]を選択します。
メンバの[アクセス権指定]画面が表示されます。メンバの[アクセス権指定]画面については,「7.10.1 メンバの[アクセス権指定]画面」を参照してください。
なお,XXには,「自分」,「上司」,または「施設」のどれかが表示されます。
- メンバの[アクセス権指定]画面の[追加]メニューを選択します。
[メンバ/施設指定]画面が表示されます。
[メンバ/施設指定]画面については,「7.9.1 [メンバ/施設指定]画面」を参照してください。
- [メンバ/施設指定]画面でアクセス権を設定したいメンバを指定します。
[メンバ/施設指定]画面でメンバを指定する方法については,「3.2 メンバと施設を指定する」を参照してください。
[メンバ/施設指定]画面で指定したメンバは,メンバの[アクセス権指定]画面の[予約・参照権のあるメンバ]領域に表示されます。
- メンバの[アクセス権指定]画面の[保存]メニューを選択します。
メンバの[アクセス権指定]画面(確認時)が表示されます。メンバの[アクセス権指定]画面(確認時)については,「7.10.2 メンバの[アクセス権指定]画面(確認時)」を参照してください。
- メンバの[アクセス権指定]画面(確認時)の[実行]メニューを選択します。
操作4.で指定したメンバにアクセス権が設定されます。
- ポイント
- アクセス権を設定したメンバを削除する場合は,メンバの[アクセス権指定]画面で削除したいメンバのチェックボックスをチェックしてから,[削除]メニューを選択します。
- メンバを削除する手順を次に示します。
- メンバの[アクセス権指定]画面の[予約・参照権のあるメンバ]領域で,削除したいメンバのチェックボックスをチェックします。
メンバが選択されます。
- [削除]メニューを選択します。
メンバ一覧領域から,手順1.で選択したメンバが削除されます。ただし,この時点ではシステムの設定は更新されていません。
- メンバの[アクセス権指定]画面の[保存]メニューを選択します。
メンバの[アクセス権指定]画面(確認時)が表示されます。メンバの[アクセス権指定]画面(確認時)については,「7.10.2 メンバの[アクセス権指定]画面(確認時)」を参照してください。
- メンバの[アクセス権指定]画面(確認時)の[実行]メニューを選択します。
システムの設定が更新されて,アクセス権を設定したメンバが削除されます。