3.9 スケジュールをファイルに保存する

メンバのスケジュールをCSV形式のファイルに保存する方法について説明します。

保存したファイルを編集し,Collaboration - Scheduleや他のスケジュール製品にインポートすることで,Collaboration - Scheduleのスケジュールをさまざまなスケジュール製品に登録することができます。

操作

  1. スケジュール調整画面を表示します。
    スケジュール調整画面の表示方法ついては,「1.11 スケジュール調整画面を表示する」を参照してください。
  2. [オプション▼]-[ファイル出力]を選択します。
    [ファイル出力]画面が表示されます。
    [ファイル出力]画面については,「7.17.1 [ファイル出力]画面」を参照してください。
  3. グローバルモードの場合は,ファイルに出力する内容,およびファイルの文字コードを指定します。
    ファイルに出力する内容は,次のどれかから選択できます。
    • スケジュール
      スケジュールを出力する場合は,[スケジュール]ラジオボタンを選択します。
    • タイムゾーン
      タイムゾーンの一覧を出力する場合は,[タイムゾーン]ラジオボタンを選択します。
    • 区分
      区分を出力する場合は,[区分]ラジオボタンを選択します。
    また,文字コードは,次のどちらかから選択できます。
    • 日本語
      [出力ファイルの文字コード]ドロップダウンリストで[Shift-JIS 日本語]を選択します。
    • 多言語(日本語および英語以外の言語を含むスケジュールの場合)
      [出力ファイルの文字コード]ドロップダウンリストで[Unicode(UTF-8) 多言語]を選択します。
  4. [ファイル出力]画面の[開始日]で,開始日の日付(年月日)を指定します。
    日付は,カレンダビューの日付,または[カレンダ]ポートレットの日付をクリックして指定してください。[カレンダ]ポートレットは,[カレンダ]ボタンをクリックすると表示されます。
    [開始日]は,必ず指定してください。
  5. [期間]で,スケジュールを保存する期間を指定します。
    開始日を基準にして,スケジュールを保存する対象期間を指定します。
    期間の単位は,「年」,「ヶ月」,「週」,「日」から選択できます。
    期間の単位ごとに,次の数値を指定できます。
    • 年:1~3
    • ヶ月:1~12
    • 週:1~10
    • 日:1~10
  6. [メンバと施設]で,スケジュールをファイルに保存するメンバを指定します。
    • メンバを追加する場合
      ツリービューで,スケジュールを出力したいメンバのメンバ名アンカーをクリックするか,[メンバ/施設指定]画面でメンバを選択すると,[ファイル出力]画面の[メンバと施設]に選択したメンバが追加されます。
      なお,[メンバ/施設指定]画面は[追加]ボタンをクリックすると表示されます。[メンバ/施設指定]画面でメンバを選択する方法については,「3.2 メンバと施設を指定する」を参照してください。
    • メンバを削除する場合
      [ファイル出力]画面の[メンバと施設]で,削除するメンバ名をクリックして,[メンバと施設]の[削除]ボタンをクリックすると,[メンバと施設]から,選択したメンバが削除されます。
    [メンバと施設]は,必ず指定してください。
  7. [保存]メニューを選択します。
    [ファイルのダウンロード]ダイアログが表示されます。
  8. [ファイルのダウンロード]ダイアログで,[保存]ボタンをクリックします。
    保存先およびファイル名を指定するダイアログが表示されます。
  9. 保存先およびファイル名を指定するダイアログで,スケジュールを保存するファイルの保存先およびファイル名を指定し,[OK]ボタンをクリックします。
    スケジュールの内容が,指定した保存先およびファイル名で,CSV形式のファイルに保存されます。
    なお,参照権限がないスケジュール,または[プライベート]チェックボックスがチェックされているスケジュールの場合は,予約日時だけがファイルに保存されます。
    ファイル保存後に,「ファイルのダウンロード後,この画面を閉じてください。」というメッセージが表示されている画面を閉じてください。
出力されるファイルのフォーマット
出力されるファイルのフォーマットを次に示します。出力される各項目の詳細は,「7.17.1 [ファイル出力]画面」を参照してください。
スケジュールを出力した場合
"スケジュールの種別","日付","開始時刻","終了時刻","行先","区分","用件","略記","メモ","回答","予約した人の所属組織名","予約した人の名前","予約日","予約時刻","回答日","メンバの所属組織名","メンバ名"
グローバルモードの場合は次のフォーマットで出力されます。
"スケジュールの種別","タイムゾーン","開始日付","開始時刻,"終了日付","終了時刻","行先","区分","用件","略記","メモ","回答","予約した人の所属組織名","予約した人の名前","予約日","予約時刻","回答日","メンバの所属組織名","メンバ名"
なお,マニュアル上では折り返していますが,実際は1行で出力されます。
タイムゾーンを出力した場合
"タイムゾーンのエリアID","タイムゾーンの表示文字列(多言語)","タイムゾーンの表示文字列(英語)"
区分を出力した場合
"区分ID","区分の表示文字列(多言語)","区分の表示文字列(英語)"
注意
  • スケジュールの登録内容にHTMLのタグ(<html>,<script>など)が含まれている場合,出力したCSVファイルがExcelで正しく表示されない場合があります。
  • 次のどちらかの条件に合致し,スケジュール登録内容に機種依存文字を含んでいるときに,文字化けする場合があります。
    ・グローバルモードである環境で[出力ファイルの文字コード]ドロップダウンリストで[Shift-JIS 日本語]を選択してファイルを出力
    ・グローバルモードでない環境でファイルを出力