7.3.5 [スケジュール詳細]画面

メンバのスケジュールの内容を参照できます。

[スケジュール詳細]画面を次の図に示します。

図7-37 [スケジュール詳細]画面(自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細)

[図データ]

図7-38 [スケジュール詳細]画面(自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細・グローバルモードの場合)

[図データ]

*は,必ず設定する項目です。

図7-39 [スケジュール詳細]画面(自分と上司以外のメンバ,または他メンバが管理者である施設のスケジュール詳細)

[図データ]

図7-40 [スケジュール詳細]画面(自分と上司以外のメンバ,または他メンバが管理者である施設のスケジュール詳細・グローバルモードの場合)

[図データ]

[スケジュール詳細]画面の項目について説明します。

表示メンバ領域
表示メンバの名前が表示されます。
[更新]メニュー
スケジュールの内容を変更できます。
予約されたスケジュールの内容を変更した場合,指定した日付によって,予約した人への回答状況が異なります。
  • 日付を変更しないとき
    予約した人への回答状況に変化はありません。
  • 異なる日付に変更したとき
    予約されたスケジュールではなくなって,予約した人への回答状況は「欠席(施設の場合,非承認)」となります。
[削除]メニュー
スケジュールを削除できます。
  • 自分,上司,または自分が管理者である施設に予約されているスケジュールを削除した場合
    自分,上司,または自分が管理者である施設のスケジュールが削除されます。このとき,予約した人への回答状況は「欠席(施設の場合,非承認)」となります。
  • 自分または上司が予約したスケジュールを削除した場合
    選択したメンバからスケジュールが削除されます。複数のメンバに予約したスケジュールの場合は,選択したメンバのスケジュールだけが削除され,その他のメンバのスケジュールは削除されません。
    削除されたメンバは,[回答状況]からも削除されます。[回答状況]に表示されるメンバが一人もいなくなった場合は,そのスケジュールは[予約したスケジュール一覧]画面の一覧から削除されます。
[削除]メニューは,次のどちらかの場合に表示されます。
  • 表示メンバが自分,上司または自分が管理者である施設の場合
  • スケジュールを予約した人が,自分または上司の場合
[追加]メニュー
既存のスケジュールをひな形として,スケジュールを新規に登録できます。
既存のスケジュールは変更されません。
[複写]メニュー
自分,上司,または自分が管理者である施設のスケジュールを複数日に一括して複写できます。このとき,複写元のメンバだけにスケジュールを複写できます。例えば,上司のスケジュールは,その上司にだけ複写できます。自分や,上司以外のメンバには複写できません。
また,日またがりスケジュールは複写できません。日またがりスケジュールを複写しようとすると,エラーメッセージが表示されます。
[アクション▼]メニュー
[アクション▼]メニューを選択すると,次のサブメニューが表示されます。
[コピーして予約]
表示していたスケジュールの内容がコピーされた[スケジュール予約]画面,または[スケジュール予約]画面(互換モード)が表示されます。コピーされる内容については,「2.3.5(1) コピーされる内容」を参照してください。
[用件・略記を挿入/編集]
[用件・略記選択]画面に切り替わります。
[行先・区分を挿入/編集]
[行先・区分選択]画面に切り替わります。
[表示▼]メニュー
画面に表示される次の項目を表示したり,非表示にしたりできます。
  • スケジュールバー
  • [同日の予定]
  • [回答状況]
  • [メモ]
選択したサブメニューの左にチェックアイコン[図データ]が表示されると,項目が表示されます。
  • [スケジュールバー]
    選択するとスケジュールバーの表示/非表示を設定できます。
  • [同日の予定]
    選択すると[同日の予定]の表示/非表示を設定できます。
  • [回答状況]
    予約されたスケジュールの場合に表示されます。
    選択すると[回答状況]の表示/非表示を設定できます。
  • [メモ]
    選択すると[メモ]の表示/非表示を設定できます。
[戻る]メニュー
[スケジュール詳細]画面を終了します。
スケジュールを編集していた場合,「編集を中止します。よろしいですか?」というメッセージが表示されます。スケジュールを更新しないで終了するときは,[OK]ボタンをクリックします。編集を続けるときは,[キャンセル]ボタンをクリックします。
[用件]
スケジュールの用件を入力できます。
入力できる文字数は80バイトまでです。全角40文字を目安に入力してください。
グローバルモードの場合は255バイトまで入力できます。全角80文字を目安に入力してください。
自分,上司,または自分が管理者である施設のスケジュールの場合は,内容を変更できます。それ以外のスケジュールの場合は,参照だけできます。ただし,次のどちらかの場合は,内容が表示されません。
  • [プライベート]チェックボックスがチェックされているメンバのスケジュール
  • 参照権限がないスケジュール(自分が施設に予約したスケジュールを除く)
[用件]アンカーをクリック,または[アクション▼]-[用件・略記を挿入/編集]を選択すると,登録済みの用件を選択できます。
登録済みの用件の選択については,「7.14.2 [用件・略記選択]画面」を参照してください。
[略記]
スケジュールの略記を入力できます。
自分,上司,または自分が管理者である施設のスケジュールの場合は,内容を変更できます。それ以外のスケジュールの場合は,参照だけできます。ただし,次のどちらかの場合は,内容が表示されません。
  • [プライベート]チェックボックスがチェックされているメンバのスケジュール
  • 参照権限がないスケジュール(自分が施設に予約したスケジュールを除く)
入力できる文字数は6バイトまでです。全角3文字を目安に入力してください。
グローバルモードの場合は64バイトまで入力できます。全角20文字を目安に入力してください。
省略した場合,用件の先頭の6バイト目までの文字列が設定されます。
[用件]アンカーをクリック,または[アクション▼]-[用件・略記を挿入/編集]を選択すると,登録済みの略記を選択できます。
登録済みの略記の選択については,「7.14.2 [用件・略記選択]画面」を参照してください。
[プライベート]チェックボックス
自分以外,秘書以外および施設の管理者であるメンバ以外が,[日付],[時間],[区分],[回答]以外の項目を参照できないように設定できます。
自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細の場合に,[プライベート]チェックボックスの設定を変更できます。
日時領域
グローバルモードの場合は表示される内容が異なります。グローバルモードの場合の表示内容については,「(1) グローバルモードの場合の日時領域」を参照してください。
[日付]
スケジュールの日付(年月日)を指定できます。
自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細の場合に,表示されます。
日付は,カレンダビューの日付アンカー,または[カレンダ]ポートレットの日付をクリックして指定してください。[カレンダ]ポートレットは,[カレンダ]ボタンをクリックすると表示されます。
なお,日付は,直接入力もできます。日付を直接入力するときは,ユーザが設定した日付の書式に従って,実在する日付を指定してください。システムの設定によって,指定できる年の範囲が異なります。
日付の書式を設定する方法の詳細は,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。
この項目は,必ず設定してください。
[日時]
スケジュールの日付(年月日)および時間を参照できます。
自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細でない場合に表示されます。
[カレンダ]ボタン
[カレンダ]ポートレットから日付を指定できます。
[時間]
変更するスケジュールが,時間指定スケジュール,またはイベントスケジュールかどうかをラジオボタンで選択できます。
自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細の場合に,表示されます。
  • [時間指定]ラジオボタン
    選択すると,時間指定スケジュールを登録できます。スケジュールの開始時刻および終了時刻を設定できます。
    それぞれ,0:00~24:00の範囲で設定できます。
    開始時刻には,終了時刻より前の時刻を入力してください。
    時刻入力バーでも設定できます。
  • [イベント]ラジオボタン
    選択すると,イベントスケジュールを登録または予約できます。
時刻入力領域
時刻入力領域の空白部分をクリックすると,クリックした場所に応じた開始時刻または終了時刻が設定されます。
時刻入力領域の下に表示されるスケジュールバーには,[同日の予定]に表示されているスケジュールの時間帯または自分が管理者である施設の予約禁止時間帯が表示されます。
時刻入力バー
自分,上司,または自分が管理者である施設のスケジュールの場合は,内容を変更できます。それ以外のスケジュールの場合は,参照だけできます。
両端の[図データ]または[図データ]をドラッグして,スケジュールの開始時刻および終了時刻を指定できます。また,時刻入力バーをドラッグ & ドロップすると,時間の長さを変えないで,開始時刻・終了時刻だけを変更できます。
開始時刻および終了時刻の「分」は両端の[図データ]または[図データ]の位置に依存します。
例えば,開始時刻の「分」に値を入力してから,両端の[図データ]または[図データ]をドラッグして終了時刻を指定しようとすると,開始時刻の「分」が00,10,15,20,30,40,45,または50のどれかに変更されます。
終了時刻の「分」に値を入力してから,両端の[図データ]または[図データ]をドラッグして開始時刻を指定しようとした場合も同様です。
また,時刻入力バーをドラッグして開始時刻および終了時刻を指定した場合,時刻入力バーの両端の[図データ]または[図データ]が示す時刻と,[時間]テキストボックスの時刻が一致しないことがあります。
スケジュールバー
同日の予定バーが表示されます。施設のスケジュールを表示している場合は,予約禁止時間帯バーも表示されます。
[表示▼]メニューで表示/非表示を設定できます。
  • 同日の予定バー
    同日の予定の時間帯が表示されます。
  • 予約禁止時間帯バー
    施設の予約禁止時間帯が表示されます。
    予約禁止時間帯が設定されている施設の[スケジュール詳細]画面を表示した場合に表示されます。
[同日の予定]
同じ日付に予定されているスケジュールの一覧を参照できます。
[表示▼]メニューで表示/非表示を設定できます。
スケジュールは,1行に1件ずつ,最大70件表示されます。
  • 登録スケジュールの場合
    時間指定スケジュールのときは,時間(開始時刻-終了時刻)と用件が表示されます。
    イベントスケジュールのときは,「Event」の文字列と用件が表示されます。
  • 予約スケジュールの場合
    時間指定スケジュールのときは,時間(開始時刻-終了時刻),回答および用件が表示されます。
    イベントスケジュールのときは,「Event」の文字列,回答および用件が表示されます。
[行先]
スケジュールの行先を入力できます。
自分,上司,または自分が管理者である施設のスケジュールの場合は,内容を変更できます。それ以外のスケジュールの場合は,参照だけできます。ただし,次のどちらかの場合は,内容が表示されません。
  • [プライベート]チェックボックスがチェックされているメンバのスケジュール
  • 参照権限がないスケジュール(自分が施設に予約したスケジュールを除く)
入力できる文字数は80バイトまでです。全角40文字を目安に入力してください。
グローバルモードの場合は255バイトまで入力できます。全角80文字を目安に入力してください。
[行先]アンカーをクリック,または[アクション▼]-[行先・区分を挿入/編集]を選択して,登録済みの行先を選択できます。
登録済みの行先の選択については,「7.15.2 [行先・区分選択]画面」を参照してください。
[区分]
ドロップダウンリストから,スケジュールの区分を選択できます。
自分,上司,または自分が管理者である施設のスケジュールの場合は,内容を変更できます。それ以外のスケジュールの場合は,参照だけできます。
[行先]アンカーをクリック,または[アクション▼]-[行先・区分を挿入/編集]を選択して,登録済みの区分も選択できます。
[予約した人]
スケジュールを予約した人の名前および所属部署名を参照できます。
[予約した人]は,予約されたスケジュールの場合だけ表示されます。ただし,次のどちらかの場合は,予約した人の名前および所属部署名が表示されません。
  • [プライベート]チェックボックスがチェックされているメンバのスケジュール
  • 参照権限がないスケジュール(自分が施設に予約したスケジュールを除く)
予約した人の名前をクリックすると,[ユーザ詳細]画面が表示されて,メンバの詳細情報を参照できます。[ユーザ詳細]画面については,マニュアル「Collaboration - Directory Access ユーザーズガイド」を参照してください。
予約した人の名前を右クリックすると,次の右クリックメニューを実行できます。
なお,環境によっては表示されない右クリックメニューがあります。
右クリックメニュー機能
[メールを送信][メール作成]画面が表示されて,右クリックしたメンバに送信するメールを作成できます。右クリックしたメンバは,宛先に[To]で追加されます。
[メール作成]画面については,マニュアル「Collaboration - Mail ユーザーズガイド」を参照してください。
[コンタクトリストに追加]右クリックしたメンバをコンタクトリストに追加できます。コンタクトリストに追加されたメンバは,ナビゲーションビューの[コンタクト]タブに表示されます。
コンタクトリスト,および[コンタクト]タブについては,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。
[ユーザ詳細を表示]右クリックしたメンバの[ユーザ詳細]画面が表示されて,メンバの詳細情報を参照できます。
[ユーザ詳細]画面については,マニュアル「Collaboration - Directory Access ユーザーズガイド」を参照してください。
[回答]
予約した人への回答状況を参照できます。
[回答]は,予約されたスケジュールの場合だけ表示されます。
自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュールの場合,予約した人への回答を指定できます。
  • 自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュールの場合
    ドロップダウンリストが表示されているときは,予約した人への回答を選択できます。
    テキストで「取消」と表示されているときは,予約した人への回答はできません。
  • 自分と上司以外のメンバ,または他メンバが管理者である施設のスケジュールの場合
    予約した人への回答状況を参照できます。
    予約した人への回答はできません。
[回答状況]
スケジュールを予約されたメンバの回答状況([出席],[欠席],[承認],[非承認],[取消],[保留],または[未読]),メンバの名前,所属組織名,および回答した日付を参照できます。
ただし,回答状況が「保留」,「未読」または「取消」の場合,回答した日付は表示されません。
[回答状況]は,次の条件をすべて満たすと表示されます。
  • 自分,上司,または自分が管理者である施設に予約されたスケジュールである
  • [表示▼]メニューで[回答状況]を表示させる設定にしている
[メモ]
[表示▼]メニューで表示/非表示を設定できます。
スケジュールに関する任意の情報を入力できます。
入力できる文字数は80バイトまでです。全角40文字を目安に入力してください。
グローバルモードの場合は255バイトまで入力できます。全角80文字を目安に入力してください。
自分,上司,または自分が管理者である施設のスケジュールの場合は,内容を変更できます。
次のどれかの場合,メモ欄の内容を参照できます。
  • 自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール
  • 自分が予約したスケジュール
ただし,自分が予約したスケジュールでも,次のどちらかの場合は参照できません。
  • [プライベート]チェックボックスがチェックされているメンバおよび施設のスケジュール
  • 参照権限がないスケジュール
<この項の構成>
(1) グローバルモードの場合の日時領域

(1) グローバルモードの場合の日時領域

グローバルモードの場合の日時領域に表示される各項目について説明します。なお,次の項目については,グローバルモードではない場合と同じです。

これらの項目の詳細は,「7.3.5 [スケジュール詳細]画面」を参照してください。

グローバルモードの場合の日時領域を次の図に示します。

図7-41 グローバルモードの場合の日時領域

[図データ]

[日時]
スケジュールの日時を指定できます。
自分と上司以外のメンバ,または他メンバが管理者である施設のスケジュールの場合は,参照だけできます。
[時間指定]ラジオボタン
自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細の場合に,表示されます。
選択すると,時間指定スケジュールを登録できます。スケジュールの開始時刻および終了時刻を設定できます。
[イベント]ラジオボタン
自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細の場合に,表示されます。
選択すると,イベントスケジュールを登録できます。
[開始]
自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細の場合に,表示されます。
スケジュールの開始日時を設定できます。
  • 日付テキストボックス
    日付は,スケジュール調整画面のカレンダビューの日付アンカー,または[カレンダ]ポートレットの日付をクリックして指定してください。[カレンダ]ポートレットは,[カレンダ]ボタンをクリックすると表示されます。
    なお,日付は,直接入力もできます。日付を直接入力するときは,ユーザが設定した日付の書式に従って,実在する日付を指定してください。システムの設定によって,指定できる年の範囲が異なります。
    日付の書式を設定する方法の詳細は,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。
    この項目は,必ず設定してください。
  • [カレンダ]ボタン
    [カレンダ]ポートレットから日付を設定できます。
  • 時刻テキストボックス
    開始時刻を0:00~24:00の範囲で設定できます。終了時刻より前の時刻を入力してください。日またがりスケジュールを登録する場合は,終了時刻より遅い時刻も指定できます。
    開始時刻は,時刻入力バーでも指定できます。
  • タイムゾーンドロップダウンリスト
    タイムゾーンを設定できます。
[終了]
自分,上司または自分が管理者である施設のスケジュール詳細の場合に,表示されます。
スケジュールの終了日時を設定できます。
  • 日付テキストボックス
    日付は,スケジュール調整画面のカレンダビューの日付アンカー,または[カレンダ]ポートレットの日付をクリックして指定してください。[カレンダ]ポートレットは,[カレンダ]ボタンをクリックすると表示されます。
    日またがりスケジュールを登録する場合は,開始日付よりあとの日付を指定してください。
    なお,日付は,直接入力もできます。日付を直接入力するときは,ユーザが設定した日付の書式に従って,実在する日付を指定してください。システムの設定によって,指定できる年の範囲が異なります。
    日付の書式を設定する方法の詳細は,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。
    この項目は,必ず設定してください。
  • [カレンダ]ボタン
    [カレンダ]ポートレットから日付を設定できます。
  • 時刻テキストボックス
    終了時刻を0:00~24:00の範囲で設定できます。開始時刻よりあとの時刻を入力してください。日またがりスケジュールを登録する場合は,開始時刻より早い時刻も指定できます。
    終了時刻は,時刻入力バーでも設定できます。
日付変更ボタン
クリックすると,時間帯に表示されている日付の1日前(1日後)の日付が表示されます。