CalChangeOwnerGrp.bat(所有者変更)
形式
CalChangeOwnerGrp.bat△変更前ユーザID△変更後ユーザID
(凡例)
△:半角スペース
機能
異動やユーザIDの変更などで,所有者が不明になったグループ宛先台帳の所有者を変更します。
なお,コマンドを実行すると,コマンドを実行したフォルダにログファイル(CalBacthCommand.log)が出力されます。
バッチファイルの格納先
Collaboration - Mailインストールディレクトリ¥bin
注意事項
- データベースのバックアップを取ってから,コマンドを実行してください。
- グループ宛先台帳が操作の対象になっていない状態で,コマンドを実行してください。
- 引数を省略すると,次のメッセージ(Usage)が表示されます。このとき,宛先台帳の所有者は変更されません。
"CalChangeOwnerGrp.bat beforeUid afterUid"
- データベース接続時にエラーが発生すると,コマンドを実行したフォルダにエラーログファイル(pderr.trc)が出力されます。エラーログファイルの詳細は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。
- コマンドの実行時,「変更後ユーザID」に指定した値は確認されません。このため,「変更後ユーザID」に間違ったユーザIDや存在しないユーザのユーザIDを指定しても,コマンドが実行されます。必ず,存在するユーザIDを指定してください。また,出力されたログから,変更後の所有者のユーザIDを確認してください。ログはコマンドを実行したフォルダに出力されます。
使用例
グループ宛先台帳の所有者を「taro」というユーザIDのユーザから,「hanako」というユーザIDのユーザに変更する場合の例を次に示します。
CalChangeOwnerGrp.bat taro hanako