2.12.10 プロパティファイルの詳細(メール送信の設定)
(1) [メール作成]画面を表示させたときに,自動的に自分のアドレスをBccに追加するかどうかの指定(hptl_clb_cml_setBccAddress)
[メール作成]画面を表示させたときに,自動的に自分のアドレスをBccに追加するかどうかを指定します。
「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
- 「On」を指定した場合
- [メール送信時,自分宛にBccで送信する。]チェックボックスがチェックされた状態になります。[メール作成]画面を表示させたときに,自動的に[Bcc:]テキストボックスに自分のアドレスが追加されます。
- 「Off」を指定した場合
- [メール送信時,自分宛にBccで送信する。]チェックボックスがチェックされていない状態になります。[メール作成]画面を表示させたときに,[Bcc:]テキストボックスに自分のアドレスは追加されません。
デフォルト値:Off
(2) メール送信時に必ず[送信の確認]画面を表示するかどうかの指定(hptl_clb_cml_setAddressCheck)
メール送信時に必ず[送信の確認]画面を表示するかどうかを指定します。「On」または「Off」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
- 「On」を指定した場合
- [メール送信時,宛先確認画面を必ず表示する。]チェックボックスがチェックされた状態になります。メール送信時には,必ず[送信の確認]画面が表示されます。
- 「Off」を指定した場合
- [メール送信時,宛先確認画面を必ず表示する。]チェックボックスがチェックされていない状態になります。メール送信時に[送信の確認]画面は表示されません。
デフォルト値:Off
(3) [メール作成]画面に表示される宛先をメールアドレスと名前のどちらで表示するかの指定(hptl_clb_cml_editmailScreenAddressType)
[メール作成]画面で,宛先をメールアドレスと名前のどちらで表示するかを指定します。「address」または「name」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「address」が設定されます。
- 「address」を指定した場合
- [メール作成画面の宛先表示]の[メールアドレスで表示する]ラジオボタンが選択された状態になります。[メール作成]画面の宛先が,メールアドレスで表示されます。
- 「name」を指定した場合
- [メール作成画面の宛先表示]の[名前で表示する]ラジオボタンが選択された状態になります。[メール作成]画面の宛先が,名前で表示されます。
デフォルト値:address
(4) 宛先にE-mailコメントとして名前を設定してメールを送信するかどうかの指定(hptl_clb_cml_setEmailComment)
宛先にE-mailコメントとして名前を設定してメールを送信するかどうかを指定します。「On」または「Off」を指定してください。
hptl_clb_cml_useEmailCommentに「Off」を指定した場合,hptl_clb_cml_setEmailCommentを指定しても無視されます。
hptl_clb_cml_useEmailCommentの詳細は,「2.11.4(28) 宛先にE-mailコメントとして名前を設定してメールを送信できるようにするかどうかの指定(hptl_clb_cml_useEmailComment)」を参照してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
- 「On」を指定した場合
- [メールアドレスに名前を付加してメールを送信する。]チェックボックスがチェックされた状態になります。メールの送信時に「To」または「Cc」に設定した宛先および送信者の宛先に,E-mailコメントとして名前が設定されます。
- 「Off」を指定した場合
- [メールアドレスに名前を付加してメールを送信する。]チェックボックスがチェックされていない状態になります。メールの送信時に「To」または「Cc」に設定した宛先および送信者の宛先に,E-mailコメントは設定されません。
デフォルト値:Off
(5) 送信者にE-mailコメントとして名前を設定してメールを送信するかどうかの指定(hptl_clb_cml_setSenderEmailComment)
送信者にE-mailコメントとして名前を設定してメールを送信するかどうかを指定します。「On」または「Off」を指定してください。
hptl_clb_cml_useEmailCommentに「Sender」以外を指定した場合,hptl_clb_cml_setSenderEmailCommentを指定しても無視されます。
hptl_clb_cml_useEmailCommentの詳細は,「2.11.4(28) 宛先にE-mailコメントとして名前を設定してメールを送信できるようにするかどうかの指定(hptl_clb_cml_useEmailComment)」を参照してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「Off」が設定されます。
- 「On」を指定した場合
- [送信者のメールアドレスに名前を付加してメールを送信する。]チェックボックスがチェックされた状態になります。メールの送信時に送信者だけにE-mailコメントとして名前が設定されます。
- 「Off」を指定した場合
- [送信者のメールアドレスに名前を付加してメールを送信する。]チェックボックスがチェックされていない状態になります。メールの送信時の送信者に,E-mailコメントは設定されません。
デフォルト値:Off
(6) メールの本文に署名および配布URLを挿入したときの挿入位置の指定(hptl_clb_cml_setAutomaticInsertionPoint)
メールの本文に署名および配布URLを挿入したときの挿入位置を指定します。「top」または「bottom」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「bottom」が設定されます。
- 「top」を指定した場合
- [本文にデータを追加する位置]の[本文の先頭]ラジオボタンが選択された状態になります。[メール]作成画面で署名または配布URLを挿入したときに,メールの本文の先頭に挿入されます。
- 「bottom」を指定した場合
- [本文にデータを追加する位置]の[本文の最後]ラジオボタンが選択された状態になります。[メール]作成画面で署名または配布URLを挿入したときに,メールの本文の最後に挿入されます。
デフォルト値:bottom
(7) [宛先指定]画面,および[代行受信者指定]画面を開いたときに最初に表示される画面の指定(hptl_clb_cml_setMax_DefaultTab)
[宛先指定]画面,および[代行受信者指定]画面を表示させたときに,宛先選択領域に表示されるタブを指定します。「AddressBook」,「Community」,「DirectoryAccess」,または「DirectInput」を指定してください。
この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「DirectoryAccess」が設定されます。
- 「AddressBook」を指定した場合
- [宛先指定画面を開いたときの選択状態のタブ]の[宛先台帳]ラジオボタンが選択された状態になります。[宛先指定]画面,および[代行受信者指定]画面を表示させたときに,宛先選択領域に[宛先台帳]タブが表示されます。
- 「Community」を指定した場合
- [宛先指定画面を開いたときの選択状態のタブ]の[コミュニティ]ラジオボタンが選択された状態になります。[宛先指定]画面,および[代行受信者指定]画面を表示させたときに,宛先選択領域に[コミュニティ]タブが表示されます。
- 「DirectoryAccess」を指定した場合
- [宛先指定画面を開いたときの選択状態のタブ]の[ユーザ検索]ラジオボタンが選択された状態になります。[宛先指定]画面,および[代行受信者指定]画面を表示させたときに,宛先選択領域に[ユーザ検索]タブが表示されます。
- 「DirectInput」を指定した場合
- [宛先指定画面を開いたときの選択状態のタブ]の[直接入力]ラジオボタンが選択された状態になります。[宛先指定]画面,および[代行受信者指定]画面を表示させたときに,宛先選択領域に[直接入力]タブが表示されます。
デフォルト値:DirectoryAccess