3.1.3 システムの負荷軽減と実行頻度

n-gramインデクスの作成と全文検索用のデータ登録の際に実行するユティリティおよびコマンドを次に示します。

なお,インデクス作成開始ユティリティ(phnstartidx)はメールの主題,およびメールの本文用のn-gramインデクスの作成時と,添付ファイル用のn-gramインデクスの作成時の,2回実行します。

メールの主題およびメールの本文に対する全文検索の準備,および添付ファイルに対する全文検索の準備は,メールが検索される頻度を考慮して,定期的に実施してください。

注意
n-gramインデクスの作成と全文検索用のデータ登録は,データ量に依存してその負荷が高くなります。このため,メールの主題およびメールの本文に対する全文検索の準備(n-gramインデクスの作成)と,添付ファイルに対する全文検索の準備(全文検索用のデータの登録,およびn-gramインデクスの作成)は,別々の時間帯に実行してください。
また,全文検索用データ登録コマンド(TSPIndexer)とインデクス作成開始ユティリティ(phnstartidx)は同時に実行しないでください。