付録I Collaboration - Mailの監査ログ

ここでは,Collaboration - Mailが対象としている監査事象,および監査ログが出力される操作について説明します。Collaboration - Mailの監査ログに出力されるメッセージの詳細は,「付録K 監査ログのメッセージ」を参照してください。

次の項目の詳細は,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。

Collaboration - Mailで監査ログの取得対象となるのは,次の監査事象に関係する操作です。なお,Groupmax Address Server - Monitor/Data Collectionを使用すると,Collaboration - Mailの監査ログに出力されている以外の情報を参照できます。

表I-1 Collaboration - Mailの監査ログの取得対象となる監査事象

項番監査事象説明
1AccessControlアクセス制御されているリソースに対する操作が実行されたことを示します。
次に示すリソースに対する操作が対象となります。
  • 親展メール
  • 宛先台帳
2ConfigurationAccessアクセス制御に関する設定が変更されたことを示します。
次に示す操作が対象となります。
  • 親展パスワードの変更
  • グループ宛先台帳に対する操作
3Failure次の事象が発生したことを示します。
  • 必須キーの取得に失敗した
  • プロパティファイルのキーに指定されている値の読み込みに失敗した

対象のプロパティファイルを次に示します。
  • hptl_clb_cml.properties
4ContentAccess操作の成功または失敗を示します。
5AnomalyEvent異常な値が入力されたことを示します。
すべてのリクエストが対象となります。
<この節の構成>
付録I.1 監査ログが出力される操作
付録I.2 監査ログに出力されるオブジェクト情報と動作情報