付録B モデルケースごとのデータベース容量

Collaboration - Mailでは,次に示す条件ごとのモデルケースを提供しています。

表B-1 モデルケースの一覧(メール保存用データベースの場合)

モデルケースRRN(単位:人)CMN(単位:通)PFP×PFN(単位:個)
モデルケース11001001
モデルケース21001002
モデルケース31005001
モデルケース45001001
モデルケース55001002
モデルケース65005001
モデルケース71,0001001
モデルケース81,0001002
モデルケース91,0005001
モデルケース105,0001001
モデルケース115,0001002
モデルケース125,0005001
(凡例)
RRN:システム内で作成するフォルダの最大数(=ユーザ数)
CMN:一つのフォルダに登録するメールの最大数
PFP×PFN:メール1通当たりの添付ファイルの数

表B-2 モデルケースの一覧(宛先台帳用データベースの場合)

モデルケースUSR(単位:人)GRP(単位:個)GRA(単位:人)
モデルケース110010050
モデルケース2100100100
モデルケース310050050
モデルケース450010050
モデルケース5500100100
モデルケース650050050
モデルケース71,00010050
モデルケース81,000100100
モデルケース91,00050050
モデルケース105,00010050
モデルケース115,000100100
モデルケース125,00050050
(凡例)
USR:宛先台帳の想定レコード数(=ユーザ数)
GRP:システム内に作成されるグループ宛先台帳の数
GRA:一つのグループ宛先台帳を参照するユーザ数

ここで示した値と想定値が異なる場合は,想定値より大きい値のモデルケースを使用してください。例えばメール保存用のデータベースの場合,RRNの想定値が200のときは,RRNの値が500のモデルケースを使用してデータベースを構築してください。

なお,RDエリア,テーブル,およびインデクスの容量は,次の表に示す仮定値を使用して算出しています。

表B-3 容量見積もりの仮定値(メール保存用データベースの場合)

項番記号項目仮定値単位
1CSB主題の長さ(平均値)72バイト
2CTX本文の長さ(平均値)2,560バイト
3PFSメールに添付するファイルのファイルサイズ(平均値)512,000バイト
4PPTメールに添付するファイルの名前(フルパス)の長さ(平均値)20バイト
5CRP一つのメールに指定する宛先の人数(平均値)5
6UCEユーザの役職の英語名の長さ(平均値)24バイト
7UCJユーザの役職の日本語名の長さ(平均値)12バイト
8UIDユーザIDの長さ(平均値)8バイト
9UNEユーザの英語名の長さ(平均値)16バイト
10UNJユーザの日本語名の長さ(平均値)15バイト
11UREユーザの所属する組織の英語名の長さ(平均値)64バイト
12URJユーザの所属する組織の日本語名の長さ(平均値)48バイト
13UNNユーザのニックネーム16バイト
14UEAユーザのE - mailアドレスの長さ40バイト
15UECユーザのE - mailコメントの長さ16バイト
16PTR添付ファイルサイズに含まれるテキストデータサイズの割合(範囲:0.0~1.0 例:12.3%の場合は0.123)0.5
(凡例)
-:ありません。

表B-4 容量見積もりの仮定値(宛先台帳用データベースの場合)

項番記号項目仮定値(単位:バイト)
1ABK宛先台帳用ID管理の想定レコード数1
2FDN一つの宛先台帳内に作成されるフォルダの数10
3ADN一つの宛先台帳内に登録される宛先の数200
4UIDユーザID/持ち主IDの長さ8
5JNMユーザの日本語名の長さ15
6ENMユーザの英語名の長さ16
7FLDフォルダ名の長さ15
8ADR宛先の長さ32
9CMTコメントの長さ15

ここに示した仮定値より大きい値を想定している場合は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)」に記載されている見積もり式に「付録C データベース容量の見積もりで使用する値」に示す値を代入して,データベース容量を見積もってください。

<この節の構成>
付録B.1 モデルケースごとのRDエリアの容量
付録B.2 モデルケースごとのテーブルおよびインデクスのセグメント数