CalDelAddressList.bat(宛先台帳削除)
形式
CalDelAddressList.bat△{-p|-g|-a}△ユーザID
(凡例)
△:半角スペース
機能
データベース上の不要な宛先台帳,またはグループ宛先台帳を削除します。
なお,コマンドを実行すると,コマンドを実行したフォルダにログファイル(CalBacthCommand.log)が出力されます。
オプション
- -p ユーザID
- 個人宛先台帳を削除する場合に指定します。
- 「ユーザID」に指定したユーザが所有者の個人宛先台帳が削除されます。
- -g ユーザID
- グループ宛先台帳を削除する場合に指定します。
- 「ユーザID」に指定したユーザが所有者のグループ宛先台帳が削除されます。
- -a ユーザID
- 個人宛先台帳およびグループ宛先台帳を削除する場合に指定します。
- 「ユーザID」に指定したユーザが所有者の個人宛先台帳およびグループ宛先台帳が削除されます。
バッチファイルの格納先
Collaboration - Mailインストールディレクトリ¥bin
注意事項
- データベースのバックアップを取ってから,コマンドを実行してください。
- 削除したい個人宛先台帳,またはグループ宛先台帳が操作の対象になっていない状態で,コマンドを実行してください。
- 引数を省略すると,次のメッセージ(Usage)が表示されます。このとき,宛先台帳は削除されません。
"CalDelAddressList.bat [-p|-g|-a] UserID"
- データベース接続時にエラーが発生すると,コマンドを実行したフォルダにエラーログファイル(pderr.trc)が出力されます。エラーログファイルの詳細は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。
- グループ宛先台帳を削除しても,グループ宛先台帳のアクセス権レコードは削除されません。削除したグループ宛先台帳の所有者がディレクトリサーバから削除された場合は,グループ宛先台帳の設定を変更したときに削除されます。
使用例
「hitachi」というユーザIDのユーザが所有しているグループ宛先台帳を削除する場合の例を次に示します。
CalDelAddressList.bat -g hitachi