Collaboration - Mail 01-36から移行する場合は,次の作業を実施します。
- Collaboration - Mail 01-36のhptl_clb_cml.propertiesおよびhptl_clb_cml_set.propertiesのバックアップを取ります。今バージョンのhptl_clb_cml.propertiesおよびhptl_clb_cml_set.propertiesに,バックアップを取ったプロパティファイルの内容を反映してください。
- 次に示すテーブルのインデクス容量を見積もり直してください。
- メール保存用のデータベース
- 採番管理1テーブル
- 採番管理2テーブル
- 宛先台帳用のデータベース
- アクセス権テーブル
見積もり方法の詳細は,「2.6.5 データベース容量の見積もり」を参照してください。
- hptl_clb_cml_area_shift_0150.sqlを任意のディレクトリにコピーして,認可識別子およびRDエリアを構成するHiRDBファイル名を修正します。また,システムの規模に応じてページ長,セグメントサイズ,およびセグメント数を変更します。
hptl_clb_cml_area_shift_0150.sqlを修正したら,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)を実行して,RDエリアを作成します。なお,既存のファイルシステムにRDエリアを追加する場合は,ユティリティを実行する前にファイルシステムに空き容量があるかどうかを確認してください。
コマンドの入力例を次に示します。
>pdmod -a 任意のディレクトリ¥hptl_clb_cml_area_shift_0150.sql
データベース構成変更ユティリティ(pdmod)を実行すると,CMLRDINDX60およびCMLADBKIDX3が作成されます。
データベース構成変更ユティリティ(pdmod)の詳細は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)」を参照してください。
RDエリアの作成方法の詳細は,「2.6.7(2) RDエリアの作成方法(メール保存用)」および「2.6.7(3) RDエリアの作成方法(宛先台帳用)」を参照してください。
- hptl_clb_cml_pdsys_shift_0150.txtを編集して,HiRDBのシステム定義ファイルに,グローバルバッファを割り当てるための記述を追加します。
グローバルバッファの詳細は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。
なお,hptl_clb_cml_pdsys_shift_0150.txtは,グローバルバッファとRDエリアを一対一で割り当てる場合を想定して記述されています。
- データベース定義ユティリティ(pddef)を実行してテーブルおよびインデクスを作成します。
コマンドの入力例を次に示します。
>pddef hptl_clb_cml_tbl_idx_shift_0150.sql
データベース定義ユティリティ(pddef)の詳細は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)」を参照してください。
- HiRDBの会話型SQL実行ユティリティ(pdsql)を使用してテーブルの定義を変更します。定義の変更には次のテーブル定義変更ファイルを使用してください。
Collaboration - Mailインストールディレクトリ¥sample¥hptl_clb_cml_tbl_def_update.sql
会話型SQL実行ユティリティ(pdsql)の詳細は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)」を参照してください。