3.6 ドラッグ & ドロップで添付ファイルをダウンロードできなかった場合の対処

メールに添付されているファイルをドラッグ & ドロップしてPCにダウンロードすると,PCに一時フォルダが作成され,そこに一時ファイルが保存されます。

一時フォルダは,ファイルの保存が完了すると自動的に削除されます。しかし,添付ファイルのダウンロードに失敗した場合や,一時ファイルの作成に失敗した場合は,一時フォルダや一時ファイルがPCに残ることがあります。

削除されていない一時ファイルや一時フォルダが大量に存在すると,添付ファイルのダウンロードに失敗することがあります。

ユーザが添付ファイルのダウンロードに失敗した場合は,一時フォルダの作成先を知らせて,一時フォルダを削除するように指示してください。

一時フォルダの作成先を次に示します。

作成先フォルダ¥Collaboration-DAD¥<ユーザID><現在のシステムの時間><プロセスID
文字列が斜体になっている個所は可変の文字列を表します。<ユーザID><現在のシステムの時間>,および<プロセスID>にはそれぞれユーザID,現在のシステムの時間,およびプロセスIDが入ります。

作成先フォルダは,次に示す優先順位で決定されます。

  1. 環境変数TMPに指定されているフォルダ
  2. 環境変数TEMPに指定されているフォルダ
  3. C:¥WINDOWS
注※
環境変数TMPまたは環境変数TEMPに指定されているフォルダが存在しない場合,一時フォルダの作成時にエラーとなります。この場合は,環境変数TMPまたは環境変数TEMPの設定を見直してください。