HiRDB Text Search Plug-inを設定するときに使用するプラグイン,および環境定義ファイルに指定するパラメタについて説明します。
なお,データベースに保存されたメール,および添付ファイルを検索できるようするには,HiRDB Text Search Plug-inのインデクス作成開始ユティリティ(phnstartidx)を使用してn-gramインデクスを作成する必要があります。全文検索機能を使用する場合の,HiRDB Text Search Plug-inのインデクス作成開始ユティリティ(phnstartidx)の設定方法の詳細は,「3.1 全文検索の準備」を参照してください。
Collaboration - Mailでは,メールの主題や添付ファイルなどの全文検索にText Search Plug-inを使用します。
Text Search Plug-inを設定するときは,文書検索プラグインとしてSGMLプラグインおよびn-gramインデクスプラグインを指定してください。また,HiRDBのシステム共通定義を変更するときも,同様に文書検索プラグインとしてSGMLプラグインおよびn-gramインデクスプラグインを指定してください。
また,メールの保存および検索を同時に実行できるように,Text Search Plug-inを設定してください。
Text Search Plug-inの設定の詳細は,マニュアル「HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 9」を参照してください。
SGMLプラグインおよびn-gramインデクスプラグインの環境定義ファイルで指定するパラメタを次に示します。
表2-2 SGMLプラグインで指定するパラメタ
項番 | パラメタ | 値 |
---|---|---|
1 | phs_search_wait | nowait_with_update |
表2-3 n-gramインデクスプラグインで指定するパラメタ
項番 | パラメタ | 値 |
---|---|---|
1 | phn_lock_pool_size | Text Search Plug-inの見積もり式に従って指定します。 |
2 | phn_mem_build | 添付されるファイルのサイズの平均の10倍を目安に指定します。 |
3 | phn_mem_search | 使用できる物理メモリ÷同時実行数を目安に指定します。 ただし,十分なメモリサイズを確保できない場合は,不足分を補うためにワークファイルを使用できます。この場合は,項番4および項番5の定義項目を指定してください。 |
4 | phn_opt_search※ | file |
5 | phn_dir_search※ | ワークファイルの作成ディレクトリを指定します。 |