グローバルバッファを設定するときの注意事項やグローバルバッファの容量の計算方法などについて説明します。
グローバルバッファ設定時の注意事項を次に示します。
RDエリアの分類に従って,RDエリアとグローバルバッファを1対1で割り当てます。RDエリアの詳細は,「2.6.7 RDエリアの作成」を参照してください。
グローバルバッファの容量は,ユーザの環境に合わせて設定します。グローバルバッファは共用メモリ上に確保されるため,共有メモリの上限を考慮して設定する必要があります。また,グローバルバッファのバッファページ数を必要以上に設定すると,共用メモリが増加してシステムのディスク容量およびメモリを圧迫し,グローバルバッファを検索するためのオーバヘッドも大きくなります。したがって,バッファヒット率を考慮し,必要最低限の入出力性能が得られるように設定する必要があります。
グローバルバッファの計算方法の詳細は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。