この節では,Collaboration - Mailの環境設定の流れについて説明します。
Collaboration - Mailの環境を設定する手順を次の図に示します。
図2-1 Collaboration - Mailの環境設定の流れ
Collaboration - Mailでは,メール保存用のデータベースを使用するかどうかを指定できます。メール保存用のデータベースを使用しない場合は,宛先台帳用のデータベース構築に必要な作業だけを実施して,データベースを構築してください。
宛先台帳用のデータベース構築に必要な作業を次の表に示します。
表2-1 宛先台帳のデータベース構築に必要な作業
項番 | 作業 | 参照先 |
---|---|---|
1 | 文字コードの変更 | 2.6.2 |
2 | ユーザ権限の設定 | 2.6.3 |
3 | データベース容量の見積もり | 2.6.5 |
4 | HiRDBファイルシステム領域の作成 | 2.6.6 |
5 | RDエリアの作成方法 | 2.6.7(3) |
6 | グローバルバッファの設定 | 2.6.8 |
7 | HiRDBのシステム共通定義の追加 | 2.6.9 |
8 | テーブルおよびインデクスの作成 | 2.6.10 |
9 | マスタレコードの作成 | 2.6.11 |
10 | HiRDBの環境変数グループの設定 | 2.6.12 |
メール保存用のデータベースを使用するかどうかを指定する方法の詳細は,「2.11.4(41) メール保存用のデータベースを使用するかどうかの指定(hptl_clb_cml_useDatabase)」を参照してください。
また,メール保存用のデータベースを使用しない場合,メールの検索機能も使用できなくなります。このため,メールの全文検索に必要な作業を実施する必要はありません。
メールの全文検索に必要な作業の詳細は,「3.1 全文検索の準備」を参照してください。