運用状況によっては,旧バージョンの構築時に見積もったデータベース容量のままでは容量が不足する場合があります。旧バージョンから移行する場合は,必ず現在使用しているデータベース容量を確認して,必要に応じてデータベース容量を拡張してください。データベース容量の見積もり方法の詳細は,「2.6.5 データベース容量の見積もり」を参照してください。
なお,次に示すRDエリアは,RDエリアの容量だけでなくAvailable Work Areaの容量も確認する必要があります。
Available Work Areaの容量が不足している場合は拡張してください。
Available Work Areaの容量の確認方法,および拡張方法については,「付録D.6 Collaboration - Mail 01-35から移行する場合の作業」を参照してください。
また,RDエリアの最小セグメント数を「2.6.7(2) RDエリアの作成方法(メール保存用)」の表2-7および「2.6.7(3) RDエリアの作成方法(宛先台帳用)」の表2-10に示しています。容量を見積もり直した結果が,最小セグメント数よりも小さい場合は,RDエリアを拡張してください。RDエリアの拡張方法の詳細は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)」を参照してください。