2.12.13 プロパティファイルの詳細(メールファイル作成に関する設定)

[メール]ポートレットのメールファイルの作成に関するプロパティについて説明します。

設定した内容は,[設定]画面([全般]タブを選択している場合)の[メールファイル作成に関する設定]の各項目に反映されます。

<この項の構成>
(1) 自分のPCにメールを保存するときのファイル名に含まれる項目と項目の並び順の指定(hptl_clb_cml_setMLFNameItem)
(2) 自分のPCにメールを保存するときのファイル名から,「Re:」および「Fw:」を削除するかどうかの指定(hptl_clb_cml_setMLFEditSubject)
(3) 保存しようとしたメールのファイル名に使用できない文字が含まれていた場合に置き換わる文字の指定(hptl_clb_cml_setMLFFileChar)

(1) 自分のPCにメールを保存するときのファイル名に含まれる項目と項目の並び順の指定hptl_clb_cml_setMLFNameItem

自分のPCにメールを保存するときのファイル名に含まれる項目と,項目の並び順を指定します。「S(主題)」,「D(送受信日)」,「T(送受信時間)」,「N(送信者名)」,「A(送信者の宛先)」のうち,ファイル名に含みたい項目を示す文字を指定してください。

文字の指定順が,ファイル名に含まれる項目の並び順になります。例えば,ファイル名の文字列を主題,送受信日,送受信時間,送信者名の順にしたい場合は,「SDTN」と指定してください。この場合,ファイル名は「主題送受信日送受信時間送信者名」となります。△は半角空白を示します。

指定した値は,[ファイル名の設定]の[ファイル名に使用する属性と順番]の[現在の設定]に反映されます。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「SDTN」が設定されます。

デフォルト値:SDTN

(2) 自分のPCにメールを保存するときのファイル名から,「Re:」および「Fw:」を削除するかどうかの指定hptl_clb_cml_setMLFEditSubject

自分のPCにメールを保存するときに,ファイル名から「Re:」および「Fw:」を削除するかどうかを指定します。「On」または「Off」を指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「On」が設定されます。

「On」を指定した場合
[ファイル名の設定]の[主題から"Re:","Fw:"を削除する]チェックボックスがチェックされた状態になります。自分のPCにメールを保存するときに,ファイル名から「Re:」および「Fw:」が削除されます。
「Off」を指定した場合
[ファイル名の設定]の[主題から"Re:","Fw:"を削除する]チェックボックスがチェックされていない状態になります。自分のPCにメールを保存するときにファイル名から「Re:」および「Fw:」は削除されません。

デフォルト値:On

(3) 保存しようとしたメールのファイル名に使用できない文字が含まれていた場合に置き換わる文字の指定hptl_clb_cml_setMLFFileChar

保存しようとしたメールのファイル名にWindowsのファイル名として使用できない文字が含まれていた場合,代わりに使用する文字を指定します。

Windowsのファイル名として使用できる文字を次に示します。

全角文字,半角英数字,半角かな,半角記号の$,%,',-,_,@,{,},~,`,!,#,(,),',およびピリオド(.)

これ以外の文字はファイル名に使用できません。

代わりに使用する文字には,Windowsのファイル名として使用できる文字のどれかを指定してください。

指定した文字は,[ファイル名の設定]の[置換後の文字]テキストボックスに反映されます。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合,または不正な値を指定した場合は,「_」が設定されます。

デフォルト値:_