Collaboration - Mail システム管理者ガイド
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(1) 必ず実施する作業
- Collaboration - Mail 01-35のhptl_clb_cml.propertiesおよびhptl_clb_cml_set.propertiesのバックアップを取ります。今バージョンのhptl_clb_cml.propertiesおよびhptl_clb_cml_set.propertiesに,バックアップを取ったプロパティファイルの内容を反映してください。
- インデクス情報変更ユティリティ(phnmodidx)を使用して,次のインデクスの情報をUCS2からUCS4に変更します。
- 本文テーブル(全文検索用テキストデータ)のインデクス
- 添付ファイル(全文検索用テキストデータ)のインデクス
phnmodidxのオプションは,次のように指定します。
- -d オプション
- 情報を変更するインデクスのインデクス識別子を指定します。idx_contents2,またはidx_apdfile2を指定してください。
- -v オプション
- 変更するインデクス定義項目を指定します。"INDEX_TYPE=UCS4"を指定してください。
- 指定例
- 本文テーブル(全文検索用テキストデータ)のインデクス情報を変更する場合
- phnmodidx -d idx_contents2 -v "INDEX_TYPE=UCS4"
- 添付ファイル(全文検索用テキストデータ)のインデクス情報を変更する場合
- phnmodidx -d idx_apdfile2 -v "INDEX_TYPE=UCS4"
インデクス情報変更ユティリティ(phnmodidx)の詳細は,マニュアル「HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 9」を参照してください。
- 次の見積もり式を使用して,本文テーブル(全文検索用テキストデータ)のインデクス,および添付ファイル(全文検索用テキストデータ)のインデクスのAvailable Work Areaの容量を算出します。なお,Available Work Areaの容量の単位はバイトです。
- 本文テーブル(全文検索用テキストデータ)のインデクスのAvailable Work Areaの見積もり式
- 200×1024×1024+CMN×RRN×(CSB+CTX+UNJ+UNE+4)×PUU×7
- 添付ファイル(全文検索用テキストデータ)のインデクスのAvailable Work Areaの見積もり式
- 200×1024×1024+PFN×PFP×CMN×RRN×PFS×PTR×PUU×7
- 見積もり式で使用している記号の意味
- PUU:本文,主題,人の名前,および添付ファイルの内容に含まれるWindows Vistaで拡張された文字(JIS X0213)の割合(範囲:0.0〜1.0 例:12.3%の場合は0.123)
- これ以外の記号の詳細は,「付録C.2 値の説明で使用する記号」を参照してください。
算出した値より,現在使用しているAvailable Work Areaの容量の方が少ない場合は,次に示すRDエリアを不足している分だけ拡張してください。
拡張した値は,すべてAvailable Work Areaに割り当てられます。
RDエリアの拡張方法の詳細は,「2.6.7(2) RDエリアの作成方法(メール保存用)」を参照してください。
なお,現在使用しているAvailable Work Areaの容量を確認するには,インデクス情報の取得ユティリティ(phnidxls)を使用します。
phnidxlsのオプションは,次のように指定します。
- -d オプション
- Available Work Areaの容量を確認したいインデクスのインデクス識別子を指定します。idx_contents2,またはidx_apdfile2を指定してください。
- -r オプション
- -d オプションに指定したインデクスが存在するRDエリア名を指定します。CMLRDLOBI10,またはCMLRDLOBI20を指定してください。
- 指定例
- 本文テーブル(全文検索用テキストデータ)のインデクスの場合
- phnidxls -d idx_contents2 -r CMLRDLOBI10
- 添付ファイル(全文検索用テキストデータ)のインデクスの場合
- phnidxls -d idx_apdfile2 -r CMLRDLOBI20
インデクス情報の取得ユティリティ(phnidxls)の詳細は,マニュアル「HiRDB 全文検索プラグイン HiRDB Text Search Plug-in Version 9」を参照してください。
(2) 必要に応じて実施する作業
[宛先確認]画面の[所属組織]に所属組織の略称を表示させる運用の場合は,Groupmax Address Server 07-35以降,およびGroupmax Mail Server 07-35以降を上書きインストールしてください。
Groupmax Address ServerおよびGroupmax Mail Serverのインストール方法の詳細は,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編」を参照してください。
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