Collaboration - Mail システム管理者ガイド

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付録B モデルケースごとのデータベース容量

Collaboration - Mailでは,次に示す条件ごとのモデルケースを提供しています。

表B-1 モデルケースの一覧(メール保存用データベースの場合)

モデルケース RRN(単位:人) CMN(単位:通) PFP×PFN(単位:個)
モデルケース1 100 100 1
モデルケース2 100 100 2
モデルケース3 100 500 1
モデルケース4 500 100 1
モデルケース5 500 100 2
モデルケース6 500 500 1
モデルケース7 1,000 100 1
モデルケース8 1,000 100 2
モデルケース9 1,000 500 1
モデルケース10 5,000 100 1
モデルケース11 5,000 100 2
モデルケース12 5,000 500 1

(凡例)
RRN:システム内で作成するフォルダの最大数(=ユーザ数)
CMN:一つのフォルダに登録するメールの最大数
PFP×PFN:メール1通当たりの添付ファイルの数

表B-2 モデルケースの一覧(宛先台帳用データベースの場合)

モデルケース USR(単位:人) GRP(単位:個) GRA(単位:人)
モデルケース1 100 100 50
モデルケース2 100 100 100
モデルケース3 100 500 50
モデルケース4 500 100 50
モデルケース5 500 100 100
モデルケース6 500 500 50
モデルケース7 1,000 100 50
モデルケース8 1,000 100 100
モデルケース9 1,000 500 50
モデルケース10 5,000 100 50
モデルケース11 5,000 100 100
モデルケース12 5,000 500 50

(凡例)
USR:宛先台帳の想定レコード数(=ユーザ数)
GRP:システム内に作成されるグループ宛先台帳の数
GRA:一つのグループ宛先台帳を参照するユーザ数

ここで示した値と想定値が異なる場合は,想定値より大きい値のモデルケースを使用してください。例えばメール保存用のデータベースの場合,RRNの想定値が200のときは,RRNの値が500のモデルケースを使用してデータベースを構築してください。

なお,RDエリア,テーブル,およびインデクスの容量は,次の表に示す仮定値を使用して算出しています。

表B-3 容量見積もりの仮定値(メール保存用データベースの場合)

項番 記号 項目 仮定値 単位
1 CSB 主題の長さ(平均値) 72 バイト
2 CTX 本文の長さ(平均値) 2,560 バイト
3 PFS メールに添付するファイルのファイルサイズ(平均値) 512,000 バイト
4 PPT メールに添付するファイルの名前(フルパス)の長さ(平均値) 20 バイト
5 CRP 一つのメールに指定する宛先の人数(平均値) 5
6 UCE ユーザの役職の英語名の長さ(平均値) 24 バイト
7 UCJ ユーザの役職の日本語名の長さ(平均値) 12 バイト
8 UID ユーザIDの長さ(平均値) 8 バイト
9 UNE ユーザの英語名の長さ(平均値) 16 バイト
10 UNJ ユーザの日本語名の長さ(平均値) 15 バイト
11 URE ユーザの所属する組織の英語名の長さ(平均値) 64 バイト
12 URJ ユーザの所属する組織の日本語名の長さ(平均値) 48 バイト
13 UNN ユーザのニックネーム 16 バイト
14 UEA ユーザのE - mailアドレスの長さ 40 バイト
15 UEC ユーザのE - mailコメントの長さ 16 バイト
16 PTR 添付ファイルサイズに含まれるテキストデータサイズの割合(範囲:0.0〜1.0 例:12.3%の場合は0.123) 0.5

(凡例)
−:ありません。

表B-4 容量見積もりの仮定値(宛先台帳用データベースの場合)

項番 記号 項目 仮定値(単位:バイト)
1 ABK 宛先台帳用ID管理の想定レコード数 1
2 FDN 一つの宛先台帳内に作成されるフォルダの数 10
3 ADN 一つの宛先台帳内に登録される宛先の数 200
4 UID ユーザID/持ち主IDの長さ 8
5 JNM ユーザの日本語名の長さ 15
6 ENM ユーザの英語名の長さ 16
7 FLD フォルダ名の長さ 15
8 ADR 宛先の長さ 32
9 CMT コメントの長さ 15

ここに示した仮定値より大きい値を想定している場合は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)」に記載されている見積もり式に「付録C データベース容量の見積もりで使用する値」に示す値を代入して,データベース容量を見積もってください。

<この節の構成>
付録B.1 モデルケースごとのRDエリアの容量
付録B.2 モデルケースごとのテーブルおよびインデクスのセグメント数