アクセスするLDAPスキーマの違いに対応するため,Collaboration - Directory AccessはLDAPスキーマの各項目をプロパティにマッピングします。
LDAPスキーマのマッピングを次に示します。
表1-1 LDAPスキーマのマッピング
項番 | 項目 | マッピングするプロパティ |
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1 | ベースDN | ユーザのエントリのベースDNをhptl_clb_cum_userBaseDnプロパティに指定します。 組織のエントリのベースDNをhptl_clb_cum_orgBaseDnプロパティに指定します。
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2 | 検索用スコープ | ユーザのエントリを検索するためのスコープをhptl_clb_cum_userScopeプロパティに指定します。 なお,組織の場合はスキーマ構造によってスコープが決まるため,スコープを指定する必要がありません。
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3 | オブジェクトクラスのマッピング | ユーザを示すオブジェクトクラスをhptl_clb_cum_userObjectclassプロパティに指定します。 組織を示すオブジェクトクラスをhptl_clb_cum_orgObjectclassプロパティに指定します。
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4 | 各属性のマッピング | ユーザのエントリでユーザIDに相当する属性をhptl_clb_cum_uidプロパティに指定します。 メールアドレスに相当する属性をhptl_clb_cum_eMailプロパティに指定します。 ほかの属性に相当するプロパティもあります。
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