2.4.6 プロパティの詳細(ログ情報)

ログ情報の区分に属するプロパティについて説明します。

<この項の構成>
(1) ログファイル出力ディレクトリ名(hptl_clb_cum_logPath)
(2) ログレベル(hptl_clb_cum_logLevel)
(3) ログファイル面数(hptl_clb_cum_logFileNum)
(4) ログファイルサイズ(hptl_clb_cum_logfileSize)
(5) ログファイル面数(コマンド用)(hptl_clb_cum_command_logFileNum)
(6) ログファイルサイズ(コマンド用)(hptl_clb_cum_command_logFileSize)

(1) ログファイル出力ディレクトリ名hptl_clb_cum_logPath

ログファイルの出力ディレクトリを指定します。指定する場合は,区切り文字(記号)に,「¥¥」または「/」を使用してください。日本語を含むディレクトリは指定できません。

指定がない場合は,共通プロパティファイル(hptl_clb_ccu.properties)のhptl_clb_ccu_logPathプロパティに指定されたディレクトリにログファイルが出力されます。それ以外のディレクトリに出力したい場合にhptl_clb_cum_logPathプロパティを指定してください。

不正な値を指定した場合,Collaboration - Directory Accessのすべての機能を使用できません。

hptl_clb_ccu_logPathプロパティおよびhptl_clb_cum_logPathプロパティの両方に値を指定しなかった場合,Collaboration - Directory Accessのすべての機能を使用できません。

(2) ログレベルhptl_clb_cum_logLevel

出力するログレベルを指定します。10,20,30,または40を指定します。

ログレベルは,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。

値を指定しなかった場合または不正な値を指定した場合,20が設定されます。

(3) ログファイル面数hptl_clb_cum_logFileNum

ログファイルの面数を指定します。値の範囲は,1~16です。

値を指定しなかった場合または不正な値を指定した場合,16が設定されます。

(4) ログファイルサイズhptl_clb_cum_logfileSize

ログファイル一つ当たりのサイズを指定します。値の範囲は,4,096~2,147,483,647(単位:バイト)です。

値を指定しなかった場合または不正な値を指定した場合,10,485,760(10MB)が設定されます。

(5) ログファイル面数(コマンド用)hptl_clb_cum_command_logFileNum

Collaborationのコマンドが使用するログファイルの面数を指定します。値の範囲は,1~16です。

値を指定しなかった場合または不正な値を指定した場合,8が設定されます。

(6) ログファイルサイズ(コマンド用)hptl_clb_cum_command_logFileSize

Collaborationのコマンドが使用するログファイル一つ当たりのサイズを指定します。値の範囲は,4,096~2,147,483,647(単位:バイト)です。

値を指定しなかった場合または不正な値を指定した場合,1,048,576(1MB)が設定されます。