兼任機能の区分に属するプロパティについて説明します。
兼任機能の詳細は,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。
兼任機能を使用するかどうかを指定します。
値を指定しなかった場合またはプロパティが存在しない場合はnoneが設定されます。
不正な値を指定した場合,Collaboration - Directory Accessのすべての機能を使用できません。
兼任ユーザに対応する主体ユーザのユーザIDを表す属性名を指定します。hptl_clb_cum_user_in_additional_postにlinkを指定した場合は必ず指定してください。
ここで指定した属性名のエントリに格納されている値が,兼任ユーザに対応する主体ユーザのユーザIDになります。
値を指定しなかった場合またはプロパティが存在しない場合,Collaboration - Directory Accessのすべての機能を使用できません。
不正な値を指定した場合は兼任機能を使用できなくなるため,すべてのユーザを主体ユーザと見なします。
hptl_clb_cum_show_in_additional_postの値がoff(兼任ユーザを表示しない)の場合の前提条件を示します。
ディレクトリサーバにユーザ情報を登録する運用方法として,次の2通りがあります。
Groupmax Collaboration - Directory Converterの使用方法については,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。
兼任ユーザのE-mailアドレスを使用するかどうかを指定します。
hptl_clb_cum_user_in_additional_postにlinkを指定した場合は必ず指定してください。
値を指定しなかった場合またはプロパティが存在しない場合はsameが設定されます。
不正な値を指定した場合,Collaboration - Directory Accessのすべての機能を使用できません。
ユーザ検索時に兼任ユーザを表示するかどうかを指定します。
hptl_clb_cum_user_in_additional_postにlinkを指定した場合に,この設定が有効になります。
値を指定しなかった場合またはプロパティが存在しない場合は,onが設定されます。不正な値を指定した場合,Collaboration - Directory Accessのすべての機能を使用できません。
指定した値がoff(兼任ユーザを表示しません)の場合は,「hptl_clb_cum_user_in_main_post」の「前提条件」を参照してください。
値にoff(兼任ユーザを表示しません)を指定することで,ユーザ検索の結果の一覧にアクセス権限設定用の組織に登録された兼任ユーザが表示されなくなります。ツリーから特定の組織(アクセス権限設定用の組織を含む)を指定したときに表示されるユーザ一覧や,ユーザを指定したときに表示されるユーザ詳細では,実際の登録内容を確認できるように,兼任ユーザの情報も表示します。兼任ユーザの表示/非表示の一覧を次の表に示します。
表2-3 [ユーザ検索]ポートレットでの兼任ユーザの表示/非表示の分類(hptl_clb_cum_user_in_additional_postの設定値が「link」の場合)
hptl_clb_cum_show_in_additional_postの設定値 | 兼任ユーザの表示/非表示 | 対象画面 | 兼任ユーザの表示の範囲 |
---|---|---|---|
on (兼任ユーザを表示します) | 表示します。 |
| 兼任ユーザを含む登録情報を表示します。 |
off (兼任ユーザを表示しません) | 表示しません。 |
| 兼任ユーザは表示しません。 |
表示します。 |
| 兼任ユーザを含む登録情報を表示します。 |