付録C 用語解説

(英字)
UIDUser ID
ディレクトリサーバに登録されているユーザのユーザIDです。
(ア行)
オブザーバ
コミュニティを利用するための役割の一つです。システムで決められた権限はありません。どのような権限を与えるかは,コミュニティの目的に合わせて自由に設定できます。一般的には,コミュニティのリソースに対して参照だけを許可するように設定します。
(カ行)
カテゴリ
コミュニティカテゴリの略称です。
管理者主導型
コミュニティ管理者がすべての権限を持って運営するタイプのコミュニティです。メンバの追加および削除の権限もコミュニティ管理者およびコミュニティ運用者だけが持ちます。最初のコミュニティ管理者には,コミュニティの作成者が登録されます。
現場主導型
すべてのメンバが対等で,メンバ全員で運営するタイプのコミュニティです。メンバの追加および削除の権限をメンバ全員が持ちます。最初のコミュニティ管理者には,コミュニティの作成者が登録されます。
コミュニティ
コミュニティとは,同じ目的や問題意識を持つ人の集まりです。コミュニティに参加している人々は相互に情報交換や情報共有し,目的の実現を目指します。
コミュニティID
コミュニティを一意に識別できる文字列です。新規にコミュニティを作成したときに,システムによって自動的に付けられます。
コミュニティ運用者
コミュニティを管理するための役割の一つです。コミュニティ運用者は,コミュニティポリシーを変更できます。
コミュニティカテゴリ
コミュニティが多くなった場合に,コミュニティを分類してツリー形式で表示すると見やすくなります。このようなコミュニティを分類したときの一まとまりをコミュニティカテゴリといいます。
コミュニティ管理者
コミュニティを管理するための役割の一つです。コミュニティを作成したユーザが最初のコミュニティ管理者となります。コミュニティ管理者は,コミュニティポリシーを変更できます。また,コミュニティ管理者とコミュニティ運用者を任命できます。
[コミュニティ管理]ポートレット
Collaboration - Online Community Managementのポートレットです。
コミュニティテンプレート
Collaboration - Online Community Managementで提供している,コミュニティを作成するためのひな形です。コミュニティテンプレートには,コミュニティポリシーやワークプレースなどの必要な情報が設定されているため,コミュニティ名を設定するだけで,コミュニティを作成できます。コミュニティテンプレートには,管理者主導型,現場主導型,自由参加型があります。
コミュニティポリシー
コミュニティの属性の一つです。コミュニティを運用する上でどのユーザにどのような権限を与えるかを設定したものです。コミュニティポリシーは,コミュニティ管理者およびコミュニティ運用者が変更できます。
コミュニティメンバ
コミュニティに参加中の人です。コミュニティメンバとして登録すると,Collaboration - Online Community Managementのデータベースサーバに登録されていないユーザも自動的にCollaboration - Online Community Managementのデータベースサーバに登録されます。
(サ行)
システム運用者
システムを管理するための役割です。システム運用者はシステムポリシーを変更できます。システム運用者は,システム管理者によって任命されます。
システム管理者
システムを管理するための役割です。システム管理者はシステムポリシーを変更できます。また,システム管理者は,システム管理者とシステム運用者を任命できます。
システムポリシー
システムを管理する上で,どのユーザにどのような権限を与えるかを設定したものです。システムポリシーは,システム管理者およびシステム運用者が変更できます。
自由参加型
参加や脱退が,個人に任されているタイプのコミュニティです。メンバではない人も自由に参加できます。メンバの追加および削除の権限をメンバ全員が持ちます。特別な場合を除き,コミュニティ管理者が何もしなくてもコミュニティは運営されます。最初のコミュニティ管理者には,コミュニティの作成者が登録されます。
(タ行)
ディレクトリサーバ
ディレクトリデータベース用のサーバです。ディレクトリデータベースにはネットワークを利用するユーザのユーザIDやメールアドレスなどの情報が格納されています。
(マ行)
メンバ
  • コミュニティを利用するための役割の一つです。コミュニティ利用者用の役割としてのメンバの場合,システムで決められた権限はありません。どのような権限を与えるかは,コミュニティの目的に合わせて自由に設定できます。一般的には,コミュニティのリソースに対して参照,書き込みができるように設定します。
  • コミュニティメンバの略称です。
(ヤ行)
役割
役割には,コミュニティを利用するための役割とコミュニティを管理するための役割があります。
  • コミュニティを利用するための役割
    コミュニティを利用するための役割には,リーダ,メンバ,およびオブザーバがあります。これらの役割にはシステムで決められた権限はありません。各コミュニティで利用するアプリケーションごとに自由に使い分けられます。
    また,コミュニティ独自の役割を作成することもできます。
  • コミュニティを管理するための役割
    コミュニティを管理するための役割には,コミュニティ管理者とコミュニティ運用者があります。コミュニティを作成したユーザが最初のコミュニティ管理者となります。コミュニティ管理者およびコミュニティ運用者は,コミュニティポリシーを変更できます。また,コミュニティ管理者は,コミュニティ管理者およびコミュニティ運用者を任命できます。
ユニークID
システムの利用者を一意に識別できる文字列です。通常はディレクトリサーバのUIDとします。ただし,ディレクトリサーバに登録されていないユーザの場合は,E-mailアドレスなど一意であるものを指定します。
(ラ行)
リーダ
コミュニティを利用するための役割の一つです。システムで決められた権限はありません。どのような権限を与えるかは,コミュニティの目的に合わせて自由に設定できます。一般的には,コミュニティのリソースに対して参照,書き込み,管理のすべてができるように設定します。
(ワ行)
ワークプレース
同じコミュニティに参加しているコミュニティメンバ間で共有する作業場です。
ワークプレースビュー
ワークプレースの情報を基に,アプリケーション(ポートレット)を使いやすいようにレイアウトしたユーザインタフェースです。