はじめに

このマニュアルは,Collaboration - Online Community Managementの機能および使用方法について説明したものです。

対象読者

Collaboration - Online Community Managementを使用したシステムの環境を管理および運用する方(システム管理者またはシステムインテグレーター)を対象としています。なお,次に示す項目を熟知していることを前提としています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 Collaboration - Online Community Managementの概要
Collaboration - Online Community Managementの概要およびシステム構成について説明しています。
第2章 Collaboration - Online Community Managementの環境設定
Collaboration - Online Community Managementを使用するために必要な環境設定について説明しています。
第3章 Collaboration - Online Community Managementの運用
システム管理者およびシステム運用者に権限が与えられている機能に関する操作方法について説明しています。
第4章 [コミュニティ管理]ポートレットの画面
[コミュニティ管理]ポートレットの画面について説明しています。
第5章 運用コマンド
Collaboration - Online Community Managementの運用(システム情報の設定,各アプリケーションの登録・削除,ユーザ・メンバに関する情報の管理など)で使用するコマンドについて説明しています。
第6章 プロパティファイルとバッチファイル
プロパティファイルおよびバッチファイルについて説明しています。
第7章 コマンド定義ファイル
各コマンドの実行によってデータベースに設定される値を定義しておくコマンド定義ファイルについて説明しています。
第8章 Collaboration - Online Community Managementの障害対策
Collaboration - Online Community Managementの障害対策について説明しています。
付録A インストールディレクトリ構成
Collaboration - Online Community Managementのインストールディレクトリ構成について説明しています。
付録B モデルケースごとのデータベース容量
モデルケースごとのRDエリア,テーブル,およびインデクスの容量について説明しています。
付録C データベース容量の見積もりで使用する値
データベース容量を見積もる際に使用する値について説明しています。
付録D 使用できる文字種
Collaboration - Online Community Managementで使用できる文字種について説明しています。
付録E Collaboration - Online Community Managementの監査ログ
Collaboration - Online Community Managementが対象としている監査事象,および監査ログが出力される操作とコマンドについて説明しています。
付録F コマンド実行時に出力されるメッセージ
Collaboration - Online Community Managementのコマンド実行時に出力されるメッセージについて説明しています。
付録G 監査ログのメッセージ
監査ログに出力されるメッセージについて説明しています。
付録H 用語解説
Collaboration - Online Community Managementの用語について説明しています。

関連マニュアル

Collaborationのマニュアル体系を次に示します。

[図データ]

Collaborationのマニュアルおよびその他の関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

Collaboration ファーストステップガイド(3020-3-H02)
Collaboration製品を初めてお使いいただく方のためのご紹介マニュアルです。Collaborationでできることや,ポートレットの基本的な使用方法について説明しています。
Collaboration ユーザーズガイド(3020-3-H22)
Collaborationの概要,ログイン・ログアウトおよび画面のレイアウト変更の操作方法について説明しています。また,トップメニュー,ナビゲーションビュー,[新着情報]ポートレット,[リンク集]ポートレットの機能および操作方法について説明しています。
Collaboration 導入ガイド(3020-3-H01)
Collaboration製品を導入するための,システム構築,環境設定,および運用方法について説明しています。
Collaboration 移行ガイド(3020-3-H44)
Collaborationのシステムの移行方法について説明しています。

エンドユーザ向けマニュアル

Collaboration - Online Community Management ユーザーズガイド(3020-3-H04)
コミュニティ管理の機能および操作方法について説明しています。
Collaboration - Directory Access ユーザーズガイド(3020-3-H06)
ユーザ検索の機能および操作方法について説明しています。
Collaboration - Mail ユーザーズガイド(3020-3-H08)
メールの機能および操作方法について説明しています。
Collaboration - Schedule ユーザーズガイド(3020-3-H10)
スケジュールの機能および操作方法について説明しています。
Collaboration - Forum ユーザーズガイド(3020-3-H12)
電子会議室の機能および操作方法について説明しています。
Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド(3020-3-H15)
ファイル共有の機能および操作方法について説明しています。
Collaboration - Bulletin board ユーザーズガイド(3020-3-H24)
電子掲示板の機能および操作方法について説明しています。

システム管理者向けマニュアル

Collaboration - Directory Access システム管理者ガイド(3020-3-H05)
ユーザ検索を利用するための環境設定および運用方法について説明しています。
Collaboration - Mail システム管理者ガイド(3020-3-H07)
メールを利用するための環境設定および運用方法について説明しています。
Collaboration - Schedule システム管理者ガイド(3020-3-H09)
スケジュールを利用するための環境設定および運用方法について説明しています。
Collaboration - Forum システム管理者ガイド(3020-3-H11)
電子会議室を利用するための環境設定および運用方法について説明しています。
Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド(3020-3-H13)
ファイル共有を利用するための環境設定および運用方法について説明しています。
Collaboration - File Sharing メッセージ(3020-3-H14)
ファイル共有のメッセージの形式,メッセージおよび対処方法について説明しています。
Collaboration - Bulletin board システム管理者ガイド(3020-3-H23)
電子掲示板を利用するための環境設定および運用方法について説明しています。

その他のマニュアル

Cosminexus V9 アプリケーションサーバ システム構築運用ガイド(3020-3-Y02)
Cosminexusのアプリケーションサーバの構築について説明しています。
Cosminexus V9 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド(3020-3-Y13)
Cosminexusのアプリケーションサーバの設定方法および操作方法について説明しています。
ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)(3020-6-452)
HiRDBのシステムの構築方法,データベースの作成方法およびシステムとデータベースの設計方法について説明しています。
ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム定義(Windows(R)用)(3020-6-453)
HiRDBのシステム定義について説明しています。
ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(Windows(R)用)(3020-6-454)
HiRDBのシステム運用方法について説明しています。
ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)(3020-6-455)
HiRDBで使用するコマンドの文法について説明しています。
ノンストップデータベース HiRDB Version 9 UAP開発ガイド(3020-6-456)
HiRDBのデータベース言語であるSQLを使用して,ユーザアプリケーションプログラムを開発するための基礎技術,およびHiRDBクライアントの環境設定について説明しています。
DABroker for JavaTM Version 2 DABroker Driver for JavaTM Technology(3020-6-056)
DABroker for Javaの機能と使い方について説明しています。

読書手順

このマニュアルは,利用目的に合わせて次の個所をお読みいただくことをお勧めします。

マニュアルを読む目的記述個所
Collaboration - Online Community Managementの概要について知りたい1章
Collaboration - Online Community Managementの環境設定について知りたい2章,6章,7章,付録A
[コミュニティ管理]ポートレットの操作方法について知りたい3章
[コミュニティ管理]ポートレットの画面について知りたい4章
Collaboration - Online Community Managementの運用コマンドについて知りたい5章,7章
Collaboration - Online Community Managementのプロパティファイルについて知りたい6章
Collaboration - Online Community Managementのコマンド定義ファイルについて知りたい7章
Collaboration - Online Community Managementの障害対策について知りたい8章
モデルケースごとのRDエリア,テーブル,およびインデクスの容量について知りたい。付録B
データベース容量を見積もる際に使用する値について知りたい付録C
Collaboration - Online Community Managementで使用できる文字種について知りたい付録D
Collaboration - Online Community Managementの監査ログについて知りたい付録E
Collaboration - Online Community Managementのメッセージについて知りたい付録F
監査ログに出力されるメッセージについて知りたい付録G
Collaboration - Online Community Managementの用語について知りたい付録H

このマニュアルでの表記

このマニュアルでは,製品名称を次に示す略称で表記しています。

正式名称略称
J2EE(TM)J2EE
Microsoft(R) Office ExcelMicrosoft Excel
  • Microsoft(R) Windows(R) Internet Explorer(R) 8
  • Microsoft(R) Windows(R) Internet Explorer(R) 9
  • Microsoft(R) Windows(R) Internet Explorer(R) 11
Internet Explorer
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise 32-bit 日本語版
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard 32-bit 日本語版
Windows Server 2008 x86
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise 日本語版
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard 日本語版
Windows Server 2008 x64
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise 日本語版
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard 日本語版
Windows Server 2008 R2
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter 日本語版
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard 日本語版
Windows Server 2012
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter 日本語版
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard 日本語版
Windows Server 2012 R2
次の製品のユティリティ機能
  • Groupmax Collaboration Portal
  • Groupmax Collaboration Web Client - Forum/File Sharing
  • Groupmax Collaboration Web Client - Mail/Schedule
Collaboration - Common Utility

このマニュアルでは,特に断りのない場合は,Windows Server 2008 R2,Windows Server 2008 x64,Windows Server 2008 x86,Windows Server 2012,およびWindows Server 2012 R2を総称してWindowsと表記しています。

このマニュアルで使用する英略語

このマニュアルで使用する主な英略語を次に示します。

英略語説明
GUIGraphical User Interface
LDAPLightweight Directory Access Protocol
OSOperating System
RASReliability, Availability, Serviceability
UACUser Account Control
UIDUser ID
URLUniform Resource Locator
WebWorld Wide Web
WOW64Windows On Windows 64

操作方法の説明で使用する記号

このマニュアルでは,次に示す記号を使用して操作方法を説明しています。

記号意味
[ ]メニュー,コマンド,ウィンドウ,ダイアログの名称,ボタンおよびキーボードのキーを示します。
[A]-[B]-の前に示した[A]メニューから[B]コマンドを選択することを示します。
「 」ユーザが指定する内容を示します。

構文の説明で使用する記号

このマニュアルでは,次に示す記号を使用して構文を説明しています。

記号意味
横に並べられた複数の項目に対する項目間の区切りを示し,「または」の意味を表します。
(例)A|B
 AまたはBを指定することを示します。
{ }この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを意味します。項目が横に並べられ,記号|で区切られている場合は,そのうちの一つを選択します。
(例){A|B|C}
 A,B,またはCのどれかを指定することを示します。
[ ]この記号で囲まれている項目は省略してよいことを意味します。複数の項目が横に並べて記述されている場合は,すべてを省略するか,記号{ }と同じくどれか一つを選択します。
(例1)[A]
 「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。
(例2)[B|C]
 「何も指定しない」か「BまたはCを指定する」ことを示します。
出力ファイル名文字列が斜体になっている項目は,可変の文字列を表します。

図中で使用する記号

このマニュアルの図中で使用する記号を,次のように定義します。

[図データ]

このマニュアルでのマウスの操作方法の表記

このマニュアルでは,マウスの操作方法の表記を次のように定義しています。

マウスの操作意味
クリック右手用に設定したマウスの場合,左ボタンを押すことを示します。
左手用に設定したマウスの場合,右ボタンを押すことを示します。
右クリック右手用に設定したマウスの場合,右ボタンを押すことを示します。
このマニュアルでは,右手用のマウスの設定に合わせた表記をしています。
左手用に設定したマウスの場合は,左ボタンを押す「左クリック」に読み替えてください。

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

宛(あて) 個所(かしょ) 誰(だれ) 必須(ひっす)

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。