2.6 プロパティファイルの設定

Collaboration - Online Community Managementでは,プロパティファイルにデータベースサーバ情報やトレースファイルの情報を設定します。Collaboration - Online Community Managementのプロパティファイルには,共通プロパティファイルhptl_clb_ccm.properties)とコマンドプロパティファイルhptl_clb_ccm_cmd.properties)があります。それぞれのプロパティファイルで設定する情報は次のとおりです。

共通プロパティファイル(hptl_clb_ccm.properties)
  • トレースレベル
  • トレースファイルのサイズ(バイト)
  • トレースファイルの出力先
  • トレースファイルの面数
  • データベースのユーザID(認可識別子)
  • データベースのパスワード
  • データベース接続先情報URL
  • ワークプレースビューの表示方法
  • ディレクトリサーバから取得する電話番号の種類
  • [コミュニティ管理]ポートレットの画面の初期サイズ(ピクセル)
  • 会議室やリンク集などのポートレットから表示させるコミュニティメンバの一覧の初期サイズ(ピクセル)
  • [簡単コミュニティ作成]画面や[コミュニティメンバ追加]画面などのユーザ選択領域に初期表示させるタブ
  • [コミュニティメンバ情報]画面や[コミュニティメンバ情報変更]画面などの[ユーザ情報の表示]アンカーの表示・非表示(内部ディレクトリユーザの場合に設定できます。)
  • 一般ユーザ作成・変更時のメールアドレスのチェック方法
  • コミュニティメンバ一覧の初期表示の方法
  • 役職の順位による並べ替えの方法
コマンドプロパティファイル(hptl_clb_ccm_cmd.properties)
  • データベースサーバのホスト名
  • データベースID
  • システム情報定義ファイルのパス
  • 共通の役割定義ファイルのパス
  • テンプレート定義ファイルのパス
  • ワークプレーステンプレート定義ファイルのパス
  • トレースファイル名
  • トレースファイルの面数
  • トレースファイルのサイズ(バイト)
  • トレースレベル
  • ログファイル名
  • バックアップファイル名
  • 1トランザクションでロックを掛けるレコード数
  • システムで扱うタイムゾーン
  • get_communityコマンドで-lオプションを省略した場合のコミュニティ情報一覧ファイル名

共通プロパティファイルとコマンドプロパティファイルの詳細は,「6. プロパティファイルとバッチファイル」を参照してください。