1.1.6 システム管理者とシステム運用者

システムを管理するユーザとしてシステム管理者システム運用者があります。

システム管理者およびシステム運用者は,システムを管理する上で,どのような権限をどのユーザが持つかを設定します。例えば,「コミュニティを作成できる権限をシステム管理者およびシステム運用者に持たせる」といった設定をします。このように,システムを管理するための権限をどのユーザが持つかを設定したものをシステムポリシーといいます。

システム管理者およびシステム運用者は,システムポリシーを変更する権限を持ちます。また,システム管理者は,システム管理者およびシステム運用者を任命する権限を持ちます。

システム管理者およびシステム運用者として登録できるユーザは,Collaboration - Online Community Managementのデータベースサーバに内部ディレクトリユーザとして登録されているユーザです。

Collaboration - Online Community Managementのセットアップが完了したら,はじめにシステム管理者を登録する必要があります。[コミュニティ管理]ポートレットからシステム管理者およびシステム運用者を登録できるのはシステム管理者のため,システム管理者がまだ一人も登録されていない状態の場合は,コマンドを実行して最初のシステム管理者を登録します。最初のシステム管理者の登録は,「2. Collaboration - Online Community Managementの環境設定」を参照してください。また,コマンドの詳細は「5. 運用コマンド」を参照してください。

2人目以降のシステム管理者やシステム運用者を登録する場合は,[コミュニティ管理]ポートレットから登録します。