2.5 J2EE Resourcesのデータベースへの指定

uCosminexus Portal FrameworkでCollaboration - Online Community Managementが提供するポートレットを使用する場合は,環境変数グループのグループ名をWebアプリケーションのJ2EE Resourcesのデータソースとして設定します。Collaboration - Online Community Managementを動作させるにはDB Connectorの設定が必要です。リソースアダプタとして,uCosminexus Application ServerのDB Connectorを使用します。リソースアダプタへの組み込み方法については,マニュアル「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ システム構築運用ガイド」を参照してください。

DB Connectorの設定
Collaboration - Online Community Managementを組み込んだCollaborationシステムを起動する前にConnector属性ファイルを取得し,編集してください。編集後,Connector属性ファイルをリソースアダプタに反映してください。詳細は,マニュアル「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。
コンフィグレーションプロパティ,および実行時プロパティの項目を設定してください。これらのプロパティで設定する項目を次に示します。そのほかの項目については環境に合わせて設定してください。

表2-4  コンフィグレーションプロパティの設定項目

コンフィグレーションプロパティ名コンフィグレーションプロパティの値
description@DABENVGRP=HPTLCLBCCM
encodLangUTF-8
networkProtocollib
databaseNameHIRDB
CallableStatementPoolSize0

表2-5  実行時プロパティの設定項目

実行時プロパティ名実行時プロパティの値
MinPoolSizewebserver.connector.ajp13.max_threadsに指定した数値の2倍の値
MaxPoolSizeMinPoolSizeと同じ,またはMinPoolSizeよりも大きな値