1.1.2 Collaborationのポータル

Collaborationでは,クロスファンクショナルコラボレーション,ユビキタスコラボレーション,グローバルコラボレーションを実現するため,次のようなポータルを提供しています。ただし,画面に表示される機能やレイアウトは,システム管理者や利用者の設定によって異なります。

Collaborationのポータル画面の例を次に示します。

図1-4 Collaborationポータル画面の例

[図データ]

Collaborationのポータルには,個人の業務やコミュニティ内の情報共有・協働作業などを効率的に支援するための作業空間(ワークプレース)があります。業務に必要な情報がここに集約されています。ワークプレースは,ワークプレース選択リストボックスを使って切り替えます。ここから,メールや電子会議室などの各種業務の画面(ポートレット)に適宜アクセスし,迅速かつ効率的に業務を推進できます。

ワークプレースには,次の2種類があります。

マイワークプレース
マイワークプレースは,個人業務を支援するための各種情報アクセスツールや業務システムへの入り口です。個人業務に必要な情報へ一元的にアクセスできます。
コミュニティワークプレース
コミュニティとは,ある業務目的を持った「人の集まり」のことです。既存の組織や部門などの枠を越えたユーザで構成できます。
コミュニティワークプレースは,コミュニティのメンバで情報を共有し,協働作業をする場所です。そのコミュニティ専用の電子会議室を設置したりコミュニティのメンバのスケジュールを参照したりできます。組織の壁を越えたコミュニティでの素早い意思決定や,時間や場所を選ばない創造的な協働作業を推進できます。