複数のアプリケーションサーバを構築する環境で,負荷分散機を利用する場合の注意事項について説明します。
- 負荷分散機を利用する場合,ヘルスチェックURLを使用するための設定が必要です。このヘルスチェックURLを使用することで,uCosminexus Portal Frameworkが正常に稼働しているかを監視できます。ヘルスチェックURLの設定方法については,マニュアル「uCosminexus Portal Framework システム管理者ガイド」を参照してください。
- アプリケーションサーバへのアクセスに負荷分散機の仮想ホスト名を指定してアプリケーションサーバの振り分けをする場合は,PortalResources.propertiesのjp.co.hitachi.soft.portal.transurlflagにfalseを設定する必要があります。また,URLに応じて,次のどちらかのプロパティに設定が必要となります。
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpdomain
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.proxyおよびjp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomain
なお,Collaborationでは,PortalResources.propertiesの次のプロパティにパス名を指定できません。仮想ホスト名およびポート番号は指定できます。
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpdomain
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomain
また,次のプロパティは指定できません。
- jp.co.hitachi.soft.portal.transcontextflag = true
uCosminexus Portal FrameworkのURL変換規則を変更するための設定方法については,マニュアル「uCosminexus Portal Framework システム管理者ガイド」を参照してください。