付録D ドラッグ&ドロップ機能を使用する場合の設定および注意事項

Collaborationのクライアントが,ローカルからCollaborationのポートレットにファイルを添付したり,Collaborationのポートレット上にある添付ファイルをローカルへ保存(ダウンロード)したりする場合に,ドラッグ&ドロップ機能を使用できます。ドラッグ&ドロップ機能は,ファイルの添付と保存の両方の操作,またはどちらか一方の操作に設定できます。また,Collaborationのクライアントごとに,ドラッグ&ドロップ機能を使用するかどうかも設定できます。

ポートレットとローカル間のファイル操作でドラッグ&ドロップ機能を使用する場合は,アプリケーションサーバと,Collaborationのクライアントの両方で設定が必要です。

なお,Collaborationのクライアントが64ビット版OSを使用している場合,ドラッグ&ドロップ機能は使用できません。

注※
ドラッグ&ドロップによるファイルの添付操作や,添付ファイルの保存操作は,次のポートレットで実行できます。
  • [メール]ポートレット
  • [電子掲示板]ポートレット
    参考
    ドラッグ&ドロップ機能は,ポートレットとローカル間のファイル操作以外に,[カレンダ]ポートレットからの日付操作や,各ポートレットのユーザ操作などで使用できます。ドラッグ&ドロップ機能を使用できる操作は,ポートレットによって異なります。ドラッグ&ドロップ機能を使用できるポートレットごとの操作については,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」,または各ポートレットのマニュアルを参照してください。
    また,ナビゲーションビューの[コンタクト]タブでドラッグ&ドロップ機能を利用するかどうかは,ナビゲーションビューの動作を設定するプロパティファイル(hptl_clb_cnv.properties)で設定できます。ナビゲーションビューの動作を設定するプロパティファイル(hptl_clb_cnv.properties)については,「4.7.4 ナビゲーションビューの動作を設定するプロパティファイルの設定方法」を参照してください。

ここでは,ポートレットとローカル間のファイル操作でドラッグ&ドロップ機能を使用する場合の設定,および注意事項について説明します。

<この節の構成>
付録D.1 ドラッグ&ドロップ機能を使用する場合の設定
付録D.2 ドラッグ&ドロップ機能を使用する場合の注意事項