GroupmaxのMailおよびSchedulerが利用できる環境を前提とします。GroupmaxのMail,Schedulerの構築方法については,Groupmaxの各マニュアルを参照してください。
ここでは,CollaborationでGroupmaxサーバを使用する場合に必要な設定について説明します。
uCosminexus Portal Framework以外のシングルサインオンプログラムで,Collaboration - Mailからのユーザ認証(ログイン)を実行する場合は,Groupmax Mail Serverのgmpublicinfoファイル(<Groupmax Address/Mail Serverインストールディレクトリ>¥nxcdir)に,TRUSTED_IP環境変数を設定する必要があります。
TRUSTED_IP環境変数には,Collaboration - MailをインストールしているマシンのIPアドレスを指定してください。
TRUSTED_IP環境変数は,次のように指定します。
TRUSTED_IP=値[,値・・・]
Collaborationでは,ユーザ認証方式にディレクトリ認証を使用するため,Groupmax Address Serverのユーザ認証方式を,アドレス認証からディレクトリ認証に切り替える必要があります。
Groupmax Address Serverのユーザ認証方式をディレクトリ認証に切り替える方法については,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編」の「LDAPディレクトリ認証」を参照してください。
Groupmax Address Serverとディレクトリサーバでは,パスワードに使用できる文字種,文字数,および有効期限が異なるため,注意が必要です。
日本語と英語以外の言語のメールを,Groupmaxのシステムの外部と送受信する場合は,Groupmax Mail - SMTPの設定が必要です。Groupmax Mail - SMTPの設定方法については,マニュアル「Groupmax Mail - SMTP Version 7 運用ガイド」の「本文/主題を無変換で受信したい」を参照してください。