4.6.5 リソースアダプタの設定

J2EEサーバが起動してから,サーバ管理コマンドを使用して,リソースアダプタを設定します。リソースアダプタは,次のコンポーネントごとに作成します。

表示名やそのほかの設定値の詳細は,各コンポーネントのマニュアルを参照してください。操作の詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V9 アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。

<この項の構成>
(1) HiRDB環境変数グループの登録
(2) データベースと接続するための設定
(3) Collaboration - Forum,Collaboration - Bulletin board,およびCollaboration - Mailでコネクションを共有する場合の設定
(4) DBコネクションのタイムアウト

(1) HiRDB環境変数グループの登録

リソースアダプタごとに,HiRDB環境変数グループを登録します。環境変数グループ識別子,環境変数グループ名やそのほかの設定値の詳細は,各コンポーネントのマニュアルを参照してください。HiRDB環境変数グループの登録方法については,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。

(2) データベースと接続するための設定

Collaborationでは,uCosminexus Application ServerのDB Connectorを利用して,データベースサーバとのコネクションを確立します。

DB Connectorを設定する手順を次に示します。

手順

  1. DB Connectorをインポートして,任意のフォルダにコピーします。
    DB Connectorの種類は「DBConnector_DABJ_CP.rar」です。
  2. DB ConnectorのConnector属性ファイルを取得し,任意のフォルダにコピーします。
  3. Connector属性ファイルをテキストエディタで編集します。
    編集内容の詳細は,各コンポーネントのマニュアルを参照してください。
  4. Connector属性ファイルに設定した値をDB Connectorに反映します。
  5. DB Connectorをデプロイして起動します。
  6. DB Connectorの接続テストを実施して,設定した情報が正しいかどうかを検証します。

(3) Collaboration - Forum,Collaboration - Bulletin board,およびCollaboration - Mailでコネクションを共有する場合の設定

データベースサーバが1台の場合,コンポーネント間でコネクションを共有できます。コネクションを共有できるコンポーネントを次に示します。

なお,コンポーネントでコネクションを共有する場合,Connector属性ファイルに設定するMinPoolSize,およびMaxPoolSizeの値は,各コンポーネントの中で設定値が最も大きいものに合わせてください。

(4) DBコネクションタイムアウト

DBコネクションのタイムアウトの設計や見積もりは,コンポーネントごとに異なります。詳細は,各コンポーネントのシステム管理者ガイドを参照してください。