障害が発生してデータが破壊された場合,リストアを実施します。リストアには,次の三つの方法があります。
- システムリストア
- システムに障害が起きた場合,システム全体をリストアします。
- システムリストアは,市販のバックアップ製品を利用して実施してください。
- データベースリストア
- データベースに障害が起きた場合,データベースだけをリストアできます。
- Collaboration - Online Community Management,Collaboration - Forum,Collaboration - File Sharing,Collaboration - Bulletin board,およびCollaboration - Mailでは,データベースサーバとしてHiRDBを利用しています。このため,データベースに障害が発生した場合は,HiRDBのデータベースをリストアすれば,回復できます。リストアの方法は,マニュアル「ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。
- コンテンツリストア
- ユーザが誤ってファイルを削除したなど,コンテンツを回復,移動または複製する場合,コンテンツ単位でリストアできます。
- なお,ファイル共有で使用するファイル格納先ファイルシステムは,データベースのリストアと同期を取ってリストアしてください。また,リストアを実行する前には,必ずCollaboration - File Sharingを停止させてください。リストアは,OSの機能を使用して実施してください。
- 詳細は,必要に応じてマニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」およびGroupmax各製品のサーバのマニュアルを参照してください。