ここでは,監査ログを出力する場合の注意事項について説明します。
- 監査ログファイルは,監査ログファイルの最大サイズおよび時刻でファイルが切り替わります。また,監査ログファイルは,監査ログプロパティファイルで設定されているファイル面数を超えると,最初に作成されたファイル(Collabo_Portlet1.log)から上書きされます。監査ログは情報量が多いため,監査ログファイルの数が少ないと,監査ログの取得タイミングによっては,ファイルが上書きされて必要な情報が取得できないことがあります。監査ログを取得するタイミングや出力量を考慮して,必要な情報が欠落しないように,ファイル面数には十分な数を設定してください。
- 監査ログの出力先ディレクトリは,障害発生時に消失する危険性を避けるため,Collaborationインストールディレクトリとは別のディスクを指定することをお勧めします。
- JP1/NETM/Auditと連携する場合,監査ログプロパティファイルのhptl_clb_audit_logEncodingプロパティには,必ず「Shift_JIS」を設定してください。hptl_clb_audit_logEncodingプロパティで「UTF-8」を指定すると,JP1/NETM/Auditの監査ログ管理サーバで収集した監査ログが文字化けすることがあります。