6.2 トレースファイル

トレースファイルは,Collaborationシステム上で動作するポートレットやコンポーネントの実行経過を記録したファイルです。ポートレットやコンポーネントで障害が発生したとき,トレースファイルを解析して障害の原因を調べることができます。

なお,トレースファイルに関する次の項目は,プロパティファイルで制御できます。

トレースの対象となる情報の初期化は,あるプロセスでJavaのクラスが最初に呼び出されたときに実行されます。したがって,トレースファイルに関するプロパティファイルの設定値を変更した場合は,該当するプロセスを再起動させる必要があります。

<この節の構成>
6.2.1 トレースファイルの出力項目
6.2.2 トレースレベル