7.4 監査ログの収集と確認

各コンポーネントで出力された監査ログは,監査ログ出力機能によって監査ログファイルに出力されます。ここでは,Collaborationが出力する監査ログの出力先,出力形式,および共通の出力項目について説明します。コンポーネント固有の出力項目の詳細は,各コンポーネントのマニュアルを参照してください。

監査者は,監査ログファイルに出力された監査ログについて,正しい情報が収集されているかを確認してください。正しい情報が収集されていない場合は,監査ログプロパティファイルを設定し直してください。監査ログプロパティファイルを編集する場合は,「7.3.1 監査ログプロパティファイルの設定方法」を参照してください。

また,JP1/NETM/Auditと連携している場合には,監査ログ管理サーバで検索条件,集計条件などを設定して,調査対象となる監査ログを検索したり,集計したりできます。監査ログ管理サーバを使用した運用については,マニュアル「JP1 Version 8 JP1/NETM/Audit」を参照してください。

<この節の構成>
7.4.1 監査ログの出力先と出力形式
7.4.2 監査ログの出力項目