4.7.2 共通プロパティファイルの設定方法

ここでは,共通プロパティファイルhptl_clb_ccu.properties)の設定方法について説明します。共通プロパティファイルの記述規則および使用上の注意事項については,「4.7.1 プロパティファイルの記述規則および使用上の注意事項」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 共通プロパティファイルの設定内容
(2) 共通プロパティファイルの指定例

(1) 共通プロパティファイルの設定内容

共通プロパティファイルのプロパティを次の表に示します。

表4-5 共通プロパティファイルプロパティ

項番プロパティ項目プロパティ名初期設定値デフォルト値必須/任意
1ログファイルの出力先ディレクトリhptl_clb_ccu_logPathC:¥¥Program Files¥¥Hitachi¥¥Collaboration¥¥clb_home¥¥log必須
2ログのトレースレベルhptl_clb_ccu_logLevel2020任意
3ログファイルの面数hptl_clb_ccu_logFileNum88任意
4ログファイルのサイズhptl_clb_ccu_logfileSize2097152​2097152​任意
5デフォルト言語種別hptl_clb_ccu_LangTypejaja任意
6デフォルトタイムゾーンhptl_clb_ccu_TimeZoneGMT+09:00GMT+09:00任意
7セッション維持間隔hptl_clb_ccu_session_interval900900任意
8ダブルクリック間隔タイムアウトhptl_clb_ccu_doubleclick_timeout300300任意
9ログエンコードhptl_clb_ccu_log_encodingWindows-31JWindows-31J任意
10表示フォント指定hptl_clb_ccu_content_fonttypeja,enja,en任意
11表示フォントデフォルト設定hptl_clb_ccu_font_defaultresourceresource任意
12強制表示デフォルト設定hptl_clb_ccu_compulsory_display11任意
13日付フォーマットデフォルト設定hptl_clb_ccu_format_date_defaultresourceresource任意
14添付ファイルダウンロードモードhptl_clb_ccu_af_download_encoding_mode11任意
15[ホーム]ボタン表示設定hptl_clb_ccu_td_disp_homeOnOn任意
16[ログイン画面へ]ボタン表示設定hptl_clb_ccu_td_disp_loginOnOn任意
17[パスワード変更]ボタン表示設定hptl_clb_ccu_td_disp_passwordOnOn任意
18ファイル添付時のドラッグ&ドロップ機能の使用hptl_clb_ccu_useDragAndDropUploadOffOff任意
19添付ファイル保存時のドラッグ&ドロップ機能の使用hptl_clb_ccu_useDragAndDropDownloadOffOff任意
20[環境設定]画面での添付ファイルのドラッグ&ドロップ機能のデフォルト設定hptl_clb_ccu_setDragAndDropDefaultOnOn任意
21[環境設定]画面でのActiveXコントロールのインストーラのダウンロード設定hptl_clb_ccu_dragAndDropDownloadOffOff任意
22[環境設定]画面からダウンロードするActiveXコントロールのインストーラの格納先URLhptl_clb_ccu_dragAndDropInstallerURL任意
23ドラッグ&ドロップ機能で出力するログファイルのサイズhptl_clb_ccu_DADLogFileSize10241024任意
24ドラッグ&ドロップ機能で出力するログファイルの面数hptl_clb_ccu_DADLogFileNum44任意
25ドラッグ&ドロップ機能で出力するログのトレースレベルhptl_clb_ccu_DADLogLevel2020任意
26ドラッグ&ドロップのファイル添付操作で一度に添付できるファイルの最大数hptl_clb_ccu_DAD_maxAttachFileNum55任意
27ドラッグ&ドロップのファイル添付操作で一度に添付できるファイルの合計サイズの最大値hptl_clb_ccu_DAD_maxAttachFileSize100100任意
28[ファイルダウンロード]画面および[添付ファイルダウンロード]画面の表示方法hptl_clb_ccu_file_download_windowmultiplemultiple任意
(凡例)
-:プロパティファイルに値が設定されないことを示します。
必須:省略できません。必ず指定してください。
任意:省略できます。省略した場合はデフォルト値が設定されます。
初期設定値およびデフォルト値の意味を次に示します。
初期設定値:システムのインストール時に設定される値です。
デフォルト値:プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を設定した場合に設定される値です。
注※
hptl_clb_ccu_dragAndDropDownloadプロパティに「On」を指定した場合,hptl_clb_ccu_dragAndDropInstallerURLプロパティは省略できません。必ず指定してください。

各プロパティの詳細について説明します。

(a) hptl_clb_ccu_logPath

ログファイルの出力先ディレクトリを指定します。区切り文字には,「¥¥」または「/」を使用してください。

(b) hptl_clb_ccu_logLevel

ログのトレースレベルを指定します。値は,「-1」,「10」,「20」,「30」または「40」のどれかで指定してください。トレースレベルの出力内容については,「6.2.2(2) uCosminexus Portal Framework以外のトレースファイルの場合」を参照してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(20)が設定されます。

(c) hptl_clb_ccu_logFileNum

ログファイルの面数を指定します。値は,1~16の整数で指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(8)が設定されます。

(d) hptl_clb_ccu_logfileSize

ログファイルのサイズをバイト単位で指定します。値は,4,096~2,147,483,647で指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(2097152)が設定されます。

(e) hptl_clb_ccu_LangType

デフォルト言語種別を指定します。「ja」固定です。

(f) hptl_clb_ccu_TimeZone

デフォルトタイムゾーンを指定します。「GMT+09:00」固定です。

(g) hptl_clb_ccu_session_interval

セッションを維持するためにサーバにアクセスする間隔を秒単位で指定します。値は,セッションタイムアウトの半分の値を目安として,0~2,147,483,647で指定してください。このプロパティに短い値(0,1など)を指定するとサーバに負荷が掛かりますので,注意して指定してください。このプロパティは,新しいウィンドウで画面を表示した場合には有効になりません。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(900)が設定されます。

(h) hptl_clb_ccu_doubleclick_timeout

マウスのダブルクリック間隔のタイムアウト値をミリ単位で指定します。値は,1~2,000の整数で指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(300)が設定されます。

(i) hptl_clb_ccu_log_encoding

ログのエンコードを指定します。「Windows-31J」固定です。

(j) hptl_clb_ccu_content_fonttype

表示フォントに指定できるフォント(フォント種別ID)を指定します。「ja,en」固定です。

(k) hptl_clb_ccu_font_default

表示フォントの設定のデフォルト値を指定します。値は,「resource」,「browser」または「<表示フォント指定(hptl_clb_ccu_content_fonttypeプロパティ)の値>」のどれかで指定してください。<表示フォント指定(hptl_clb_ccu_content_fonttypeプロパティ)の値>には,hptl_clb_ccu_content_fonttypeプロパティの値のうち,デフォルト値として使用するフォント(フォント種別ID)を選択して指定します。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(resource)が設定されます。

(l) hptl_clb_ccu_compulsory_display

強制表示実行の有無のデフォルト値を指定します。値は,「0」または「1」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(1)が設定されます。

(m) hptl_clb_ccu_format_date_default

日付フォーマットのデフォルト値を指定します。値は,「resource」または「content」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(resource)が設定されます。

(n) hptl_clb_ccu_af_download_encoding_mode

添付ファイルダウンロード時にOSのダウンロードダイアログに表示するファイル名のエンコードモードを指定します。値は,「0」または「1」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(1)が設定されます。

(o) hptl_clb_ccu_td_disp_home

Collaborationの[ログイン]画面で,[ホーム]ボタンを表示するかどうかを指定します。値は,「On」または「Off」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(On)が設定されます。

(p) hptl_clb_ccu_td_disp_login

Collaborationの[ログイン]画面で,[ログイン画面へ]ボタンを表示するかどうかを指定します。値は,「On」または「Off」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(On)が設定されます。

(q) hptl_clb_ccu_td_disp_password

Collaborationの[ログイン]画面で,[パスワード変更]ボタンを表示するかどうかを指定します。値は,「On」または「Off」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(On)が設定されます。

(r) hptl_clb_ccu_useDragAndDropUpload

ローカルからCollaborationのポートレットにファイルを添付する操作で,ドラッグ&ドロップ機能を使用するかどうかを指定します。値は,「On」または「Off」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(Off)が設定されます。

注※
ドラッグ&ドロップによるファイルの添付操作は,次のポートレットで実行できます。
  • [メール]ポートレット

このプロパティに「On」を指定して,[環境設定]画面で[添付ファイルのドラッグ&ドロップを行う]チェックボックスをチェックすると,ローカルからCollaborationのポートレットにファイルを添付する操作で,ドラッグ&ドロップが使用できるようになります。[環境設定]画面については,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。なお,[環境設定]画面の[添付ファイルのドラッグ&ドロップを行う]チェックボックスのデフォルトは,hptl_clb_ccu_setDragAndDropDefaultプロパティで設定できます。

(s) hptl_clb_ccu_useDragAndDropDownload

Collaborationのポートレット上にある添付ファイルをローカルへ保存する操作で,ドラッグ&ドロップ機能を使用するかどうかを指定します。値は,「On」または「Off」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(Off)が設定されます。

注※
ドラッグ&ドロップによる添付ファイルの保存操作は,次のポートレットで実行できます。
  • [メール]ポートレット

このプロパティに「On」を指定して,[環境設定]画面で[添付ファイルのドラッグ&ドロップを行う]チェックボックスをチェックすると,Collaborationのポートレットからローカルへ添付ファイルを保存する操作で,ドラッグ&ドロップが使用できるようになります。[環境設定]画面については,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。なお,[環境設定]画面の[添付ファイルのドラッグ&ドロップを行う]チェックボックスのデフォルトは,hptl_clb_ccu_setDragAndDropDefaultプロパティで設定できます。

(t) hptl_clb_ccu_setDragAndDropDefault

[環境設定]画面の[添付ファイルのドラッグ&ドロップを行う]チェックボックスのデフォルト設定を指定します。値は,「On」または「Off」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(On)が設定されます。

なお,hptl_clb_ccu_useDragAndDropUploadプロパティ,およびhptl_clb_ccu_useDragAndDropDownloadプロパティに「Off」を指定した場合,このプロパティの指定は無視され,[環境設定]画面に[添付ファイルのドラッグ&ドロップを行う]チェックボックスは表示されません。

hptl_clb_ccu_setDragAndDropDefaultプロパティ,hptl_clb_ccu_useDragAndDropUploadプロパティ,およびhptl_clb_ccu_useDragAndDropDownloadプロパティの設定と,操作ごとのドラッグ&ドロップ機能の使用可否を次の表に示します。

表4-6 各プロパティの設定と操作ごとのドラッグ&ドロップ機能の使用可否

各プロパティの設定操作の種類
hptl_clb_ccu_setDragAndDropDefaultプロパティの設定hptl_clb_ccu_useDragAndDropUploadプロパティの設定hptl_clb_ccu_useDragAndDropDownloadプロパティの設定ファイルの添付操作添付ファイルの保存操作
OnOnOn
Off×
OffOn×
Off××
OffOnOn××
Off××
OffOn××
Off××
(凡例)
○:ドラッグ&ドロップ機能を使用できます。
×:ドラッグ&ドロップ機能を使用できません。
注※
hptl_clb_ccu_setDragAndDropDefaultプロパティの設定は無視されます。

(u) hptl_clb_ccu_dragAndDropDownload

[環境設定]画面からActiveXコントロールのインストーラをダウンロードできるようにするかどうかを指定します。値は,「On」または「Off」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(Off)が設定されます。[環境設定]画面からActiveXコントロールのインストーラを配布する場合は,このプロパティに「On」を指定してください。

このプロパティに「On」を指定して,hptl_clb_ccu_dragAndDropInstallerURLプロパティにActiveXコントロールのインストーラの格納先をURLで指定すると,[環境設定]画面に[ActiveXコントロールのインストーラ(exeファイル)のダウンロード]アンカーが表示され,ActiveXコントロールのインストーラをダウンロードできるようになります。hptl_clb_ccu_dragAndDropDownloadプロパティに「On」を指定した場合は,必ずhptl_clb_ccu_dragAndDropInstallerURLプロパティで,[環境設定]画面からダウンロードするActiveXコントロールのインストーラの格納先をURLで指定してください。[環境設定]画面については,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。

なお,hptl_clb_ccu_useDragAndDropUploadプロパティ,およびhptl_clb_ccu_useDragAndDropDownloadプロパティに「Off」を指定した場合,このプロパティの指定は無視されます。

(v) hptl_clb_ccu_dragAndDropInstallerURL

[環境設定]画面からダウンロードするActiveXコントロールのインストーラの格納先をURLで指定します。[環境設定]画面からActiveXコントロールのインストーラを配布する場合は,このプロパティを必ず指定してください。URLは,ActiveXコントロールのインストーラ(setup.exe)までのパスを指定してください。このプロパティの指定例を次に示します。

指定例
hptl_clb_ccu_dragAndDropInstallerURL = http://CollaboSvr1/Portal/ActiveX/DragAndDrop/setup.exe

また,URLを指定する場合は,次の点に注意してください。

hptl_clb_ccu_dragAndDropDownloadプロパティに「On」を指定しても,このプロパティにURLを指定しないと,[環境設定]画面に[ActiveXコントロールのインストーラ(exeファイル)のダウンロード]アンカーは表示されません。hptl_clb_ccu_dragAndDropDownloadプロパティに「On」を指定した場合は,このプロパティを必ず指定してください。

なお,hptl_clb_ccu_useDragAndDropUploadプロパティ,およびhptl_clb_ccu_useDragAndDropDownloadプロパティに「Off」を指定した場合,このプロパティの指定は無視されます。

(w) hptl_clb_ccu_DADLogFileSize

ドラッグ&ドロップ機能で出力するログファイルのサイズをキロバイト単位で指定します。値は,4~10,240で指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(1024)が設定されます。

ドラッグ&ドロップ機能で出力するログファイルは,Collaborationのクライアントマシンに出力されます。出力されるログファイルの名称は「DragAndDropN.log」です。Nには,ログファイルの面番号(1~hptl_clb_ccu_DADLogFileNumプロパティで指定した値)が設定されます。

(x) hptl_clb_ccu_DADLogFileNum

ドラッグ&ドロップ機能で出力するログファイルの面数を指定します。値は,1~8の整数で指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(4)が設定されます。

ドラッグ&ドロップ機能で出力するログファイルは,Collaborationのクライアントマシンに出力されます。出力されるログファイルの名称は「DragAndDropN.log」です。Nには,ログファイルの面番号(1~このプロパティで指定した値)が設定されます。

(y) hptl_clb_ccu_DADLogLevel

ドラッグ&ドロップ機能で出力するログのトレースレベルを指定します。値は,「-1」または「20」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(20)が設定されます。

ドラッグ&ドロップ機能で出力するログファイルは,Collaborationのクライアントマシンに出力されます。出力されるログファイルの名称は「DragAndDropN.log」です。Nには,ログファイルの面番号(1~hptl_clb_ccu_DADLogFileNumプロパティで指定した値)が設定されます。

参考
ログファイルは,<出力先ディレクトリ>¥Collaboration-DAD¥に出力されます。
<出力先ディレクトリ>は,次の順序で決定されます。
  1. Collaborationのクライアントの環境変数TMPに指定されているディレクトリ
  2. Collaborationのクライアントの環境変数TEMPに指定されているディレクトリ
  3. <システムドライブ>¥WINDOWS
なお,環境変数TMPまたはTEMPに指定されているディレクトリが不正な場合は,ログファイルの出力時にエラーとなります。
(z) hptl_clb_ccu_DAD_maxAttachFileNum

ドラッグ&ドロップによるファイルの添付操作で,一度に添付できるファイルの最大数を指定します。値は,1~24の整数で指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(5)が設定されます。

なお,hptl_clb_ccu_useDragAndDropUploadプロパティで「Off」を指定した場合,このプロパティの指定は無視されます。また,ドラッグ&ドロップで添付するファイルの数がこのプロパティで指定した範囲内であっても,各ポートレットのプロパティファイルの指定によっては,エラーになることがあります。この場合,出力されるエラーメッセージに従って対処してください。

(aa) hptl_clb_ccu_DAD_maxAttachFileSize

ドラッグ&ドロップによるファイルの添付操作で,一度に添付できるファイルの合計サイズの最大値をメガバイト単位で指定します。値は,1~200で指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(100)が設定されます。

なお,hptl_clb_ccu_useDragAndDropUploadプロパティで「Off」を指定した場合,このプロパティの指定は無視されます。また,ドラッグ&ドロップで添付するファイルの合計サイズがこのプロパティで指定した範囲内であっても,各ポートレットのプロパティファイルの指定によっては,エラーになることがあります。この場合,出力されるエラーメッセージに従って対処してください。

(ab) hptl_clb_ccu_file_download_window

次のファイルをクリックした場合に表示される[ファイルダウンロード]画面,および[添付ファイルダウンロード]画面の表示方法を指定します。

値は,「single」または「multiple」のどちらかで指定してください。プロパティ名もしくは値を省略した場合,または不正な値を指定した場合は,デフォルト値(multiple)が設定されます。

(2) 共通プロパティファイルの指定例

共通プロパティファイルの指定例を次に示します。

hptl_clb_ccu_logPath = C:¥¥Program Files¥¥Hitachi¥¥Collaboration¥¥clb_home¥¥log
hptl_clb_ccu_logLevel = 20
hptl_clb_ccu_logFileNum = 8
hptl_clb_ccu_logfileSize = 2097152
hptl_clb_ccu_LangType = ja
hptl_clb_ccu_TimeZone = GMT+09:00
hptl_clb_ccu_session_interval = 900
hptl_clb_ccu_doubleclick_timeout = 300
hptl_clb_ccu_log_encoding = Windows-31J
hptl_clb_ccu_content_fonttype = ja,en
hptl_clb_ccu_font_default = resource
hptl_clb_ccu_compulsory_display = 1
hptl_clb_ccu_format_date_default = resource
hptl_clb_ccu_af_download_encoding_mode = 1
hptl_clb_ccu_td_disp_home = On
hptl_clb_ccu_td_disp_login = On
hptl_clb_ccu_td_disp_password = On
hptl_clb_ccu_file_download_window = multiple
hptl_clb_ccu_useDragAndDropUpload = Off
hptl_clb_ccu_useDragAndDropDownload = Off
hptl_clb_ccu_setDragAndDropDefault = On
hptl_clb_ccu_dragAndDropDownload = Off
hptl_clb_ccu_dragAndDropInstallerURL =
hptl_clb_ccu_DADLogFileSize = 1024
hptl_clb_ccu_DADLogFileNum = 4
hptl_clb_ccu_DADLogLevel = 20
hptl_clb_ccu_DAD_maxAttachFileNum = 5
hptl_clb_ccu_DAD_maxAttachFileSize = 100