4.5 JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNMと連携する場合のセットアップ

JP1/NPSとNNMを連携する場合のセットアップについて説明します。

<この節の構成>
(1) 必要なソフトウェア
(2) セットアップ手順

(1) 必要なソフトウェア

次のソフトウェアが必要です。

(a) マネージャとなるホスト側に必要なソフトウェア

ホストがWindowsの場合
  • SNMPサービス
  • JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNM
  • JP1/Network Printing System
ホストがUNIXの場合
  • JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNM
  • JP1/Network Printing System

(b) エージェントとなるホスト側に必要なソフトウェア

(2) セットアップ手順

マネージャとなるホスト側(マネージャホスト)のセットアップが完了してから,エージェントとなるホスト側(エージェントホスト)のセットアップを始めてください。

(a) マネージャホストでのセットアップ手順

NNMは,JP1/NPSより先にインストールしてください。

JP1/NPSをインストールするときは,NNMのウィンドウを閉じて,NNMのサービスが開始している状態でインストールしてください。

JP1/NPSのあとにNNMをインストールする場合,NNMのインストール後,コマンドプロンプトなどからJP1/NPSのインストール先フォルダにあるバッチファイル「Tclnpsj.bat」を実行してください。このとき,NNMのウィンドウを閉じて,NNMのサービスが開始している状態で実行してください。なお,JP1/NPSをデフォルトとは異なるフォルダにインストールした場合は,メモ帳などのテキストエディタで,「Tclnpsj.bat」ファイル中のインストール先のフォルダ名(C:¥Win32APP¥HITACHI¥JP1NPS)を,JP1/NPSをインストールしたフォルダに書き換えてから実行してください。

(b) エージェントホストでのセットアップ手順

(c) サービスの依存関係の設定

JP1/NPSサービスよりも先にSNMPサービスが開始している必要があります。JP1/NPSサービスとSNMPサービスの間に依存関係を設定して,この順序でそれぞれのサービスを起動するようにします。