JP1/NPSシリーズでは,GDI(Graphics Device Interface)で印刷するアプリケーションからEMFスプーリングされた印刷ジョブを対象としています。RAWスプーリングされた印刷ジョブは,印刷はできますが,リカバリ印刷などに制限があります。スプーリング方式による機能差異については,「2.7 スプーリング方式による機能の差異」を参照してください。
EMFスプーリングかRAWスプーリングかは,プリンタドライバおよび印刷するアプリケーションによって決まります。EMFスプーリングには次の条件が必要です。
プリンタドライバのEMFスプーリングを有効にする方法については,「5.1.1 プリンタをセットアップする」を参照してください。なお,JP1/NPSはPDL(Page-Description Language)を意識しない構造になっているので,EMFスプーリングを使用できるプリンタドライバであれば,そのプリンタドライバがサポートしているPDLはすべて使用できます。