2.7.2 印刷ジョブ操作の差異

[JP1/NPSマネージャ]ウィンドウからは,削除や移動・コピー,印刷の保留など,印刷ジョブを操作できます。スプーリング方式による印刷ジョブの操作機能の差異を,ポート別に次の表に示します。

表2-6 ポートおよびスプーリング方式による印刷ジョブ操作の差異

ポートスプーリング方式(PDL)削除移動※1コピー※1キャンセル詳細表示詳細変更プレビュー仕分け※1保留保留解除テスト印刷再印刷順序変更
JP1/NPSが管理するポート(#NPS_LPTx:,#NPS_JETx:,#NPS_XDPx:,#NPS_LPDx:)EMF
RAW※2××※3※3
そのほかのポートEMF×
RAW※2×××※3※3
(凡例)
○:できる
△:制限はあるができる
×:できない
保存時間:印刷済みジョブを,設定した時間プリンタキューに保存する
定期的:設定した時期になると,保存していた印刷済みジョブを一斉に削除する
注※1
印刷ジョブをほかのプリンタへ移動,コピー,または仕分け配布する場合,移動元と移動先,コピー元とコピー先,または仕分け元と配布先で,同じプリンタ機種およびプリンタドライバを使用し,用紙の向きなどの設定も同じにすること。プリンタ機種やプリンタドライバが異なると,移動,コピー,または配布したあと,正しく印刷できなかったり,WindowsのPrint Spoolerサービスが停止したりすることがある。
注※2
ページ数などが正しく表示されない場合がある。
注※3
すべてのページのテスト印刷および再印刷はできるが,ページ指定のテスト印刷および再印刷はできない。