(1) バージョンアップインストールについて
バージョンアップインストール後も,JP1/NPSおよびJP1/NPS/Clientの定義情報は引き継がれます。
また,旧バージョンで,JP1/NPS/DistributorまたはJP1/NPS/Distributor/Clientを使用している場合,バージョンアップインストール後も仕分け配布の定義情報は引き継がれます。インストール先フォルダは次のフォルダへ統合されます。
JP1/NPSまたはJP1/NPS/Clientインストール先フォルダ¥JP1NPSDIST
なお,JP1/NPS/Distributor/Clientを使用している場合,バージョンアップインストール後,次のJP1/NPS/Distributor/Clientのプログラムは削除されます。
(2) OSアップグレードに伴う再インストールについて
OSのアップグレード後にJP1/NPSまたはJP1/NPS/Clientを再インストールした場合,再インストール後もJP1/NPSの定義情報は引き継がれます。
OSのアップグレードに伴って,プリンタドライバの入れ替えが必要になる場合があります。プリンタドライバの入れ替えについては,ご使用のプリンタ装置のマニュアルを参照してください。
(3) インストール時に表示される[プログラムフォルダの選択]画面について
インストール時に表示される[プログラムフォルダの選択]画面には,必ず初期値の「JP1_Network Printing System」が表示されます。インストール済みのJP1/NPSまたはJP1/NPS/Clientのプログラムフォルダが初期値と異なる場合でも,「JP1_Network Printing System」が表示されます。
(4) 再インストール時のインストール先フォルダおよびプログラムフォルダの変更について
プログラムの再インストール時に,インストール済みのJP1/NPSまたはJP1/NPS/Clientと異なるインストール先フォルダおよびプログラムフォルダを選択した場合,変更前のインストール先フォルダおよびプログラムフォルダは残ったままとなります。変更前のフォルダに残ったファイルは削除してください。
(5) JP1/Cm2/NNMと連携する場合のインストールについて
JP1/NPSをインストールする前にJP1/Cm2/NNMをインストールしてください。また,JP1/NPSのインストール時には,JP1/Cm2/NNMのサービスが開始していること,JP1/Cm2/NNMのウィンドウが起動していないことを確認してください。
JP1/Cm2/NNMよりあとにJP1/NPSをインストールする場合は,「4.5 JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNMと連携する場合のセットアップ」を参照してください。
(6) JP1/Cm2/NNMと連携する場合のインストール先フォルダについて
JP1/Cm2/NNMの仕様で,スペースを含むフォルダ名を使用したパスに存在するアプリケーションの動作を許可していないバージョンがあります。このような場合は,JP1/NPSのインストール先フォルダにスペースを含まないパスを指定してください。
(7) JP1/Cm2/NNMと連携する場合のアンインストールについて
JP1/NPSをアンインストールする前にJP1/Cm2/NNMのサービスが開始していること,JP1/Cm2/NNMのウィンドウが起動していないことを確認してください。
アンインストール後,JP1/Cm2/NNMのウィンドウにJP1/NPSのシンボルが残ったままとなります。必要がない場合は削除してください。