プリンタの状態をNNMのノード・サブマップで監視します。監視の対象は,JP1/NPSで管理するポート単位です。NNMの監視対象となるポートを次に示します。
プリンタの状態は,[プリンタ]シンボルの色で表示されます。 NNMでは,ステータスごとに決められた色でシンボルが表示されます。各ステータスの表示色は,NNMで設定します。
シンボルは展開可能属性ですが,クリックしても何も表示されません。[プリンタ]シンボルは,JP1/NPSが管理するポートごとに生成され,シンボル名がポート名で表示されます。プリンタの状態が変化すると,状態の変更を通知するトラップがNNMに送られます。 NNM側では,通知された情報に基づいて,対応するノード・サブマップ上のシンボルの色が変更され,ステータス・イベント・ブラウザにメッセージが表示されます。シンボルは,最も新しい通知のステータスを表しています。
プリンタプロパティでポートを追加・削除することによって,対応するポート名のシンボルが追加・削除されます。
シンボルはポートを削除しないかぎり,自動的に削除されることはありません。NNMやJP1/NPSを使用しない場合など,シンボルが不要になった場合は,NNMを使ってシンボルを削除してください。
なお,NNMでは,UNIX版のJP1/NPSが管理するプリンタ(デバイス)のシンボルも表示されます。シンボル名の先頭が「NPS/」で始まる場合は,UNIX版のJP1/NPSが管理するシンボルとなります。
シンボルのステータスは次の3種類で表示されます。
ステータス | デフォルトの色 | プリンタの状態 |
---|---|---|
正常域 | 緑色 | 印刷できる状態(正常) |
警戒域 | 黄色 | 障害が発生している状態(異常) |
認識不能 | 青色 | サーバが停止している状態 |
NNMのノード・サブマップ上では,シンボルの表示を初期化できます。初期化する場合は,初期化するシンボルを選択し,[管理]-[JP1の管理]-[シンボルの初期化]を選択します。ステータスを[認識不能]または[正常域]に変更できます。