JP1/Network Printing System(Windows(R)用)
[仕分け環境定義]ダイアログボックスでの操作を説明します。なお,仕分け環境を定義するには,Administratorsの権限が必要です。
[仕分け環境定義]ダイアログボックスの画面遷移を次の図に示します。
図7-1 [仕分け環境定義]ダイアログボックスの画面の遷移
- <この節の構成>
- (1) 仕分けサーバを選択する
- (2) 仕分けプリンタを選択する
- (3) オプションを設定する
(1) 仕分けサーバを選択する
仕分けサーバを選択する手順を次に示します。なお,仕分けサーバとして定義するサーバには,JP1/NPSがインストールされている必要があります。
- Windowsの[スタート]メニューから,[プログラム]−[JP1_Network Printing System]−[仕分け環境定義]を選択する。
[仕分け環境定義−仕分けサーバの選択]ダイアログボックスが表示されます。
図7-2 [仕分け環境定義−仕分けサーバの選択]ダイアログボックス
- 仕分けサーバを選択して,[設定]をクリックする。
[仕分け環境定義]ダイアログボックスが表示されます。[仕分け環境定義]ダイアログボックスには次のタブがあります。
- [仕分けプリンタの選択]タブ
- [オプションの設定]タブ
(2) 仕分けプリンタを選択する
[仕分けプリンタの選択]タブで,仕分けプリンタを選択する手順を次に示します。[仕分けプリンタの選択]タブを次の図に示します。
[プリンタ一覧]には,仕分けサーバとして設定したコンピュータに接続しているローカルプリンタが表示されます。仕分けプリンタとして使用するプリンタを選択して,[追加]をクリックしてください。選択したプリンタは,JP1/NPSで使用できるプリンタとして設定されている必要があります。JP1/NPSのプリンタのセットアップについては,「5.1 運用環境を設定する」を参照してください。
ここで設定したプリンタは,[仕分け情報定義−仕分けプリンタの選択]ダイアログボックスの[仕分けプリンタの一覧]に表示されます。
(3) オプションを設定する
[オプションの設定]タブで,イベントログの採取レベル,セパレータの形式,および配布ジョブの優先順位を設定します。[オプションの設定]タブを次の図に示します。
- 設定項目を説明します。
- [イベントログの採取レベル]
- 採取レベルと採取するログの種類を示します。デフォルトは[レベル1]です。イベント情報の詳細については,「10. イベント」を参照してください。
- [セパレータの形式]
- セパレータを目立たせるために,*で囲んだ枠を付けることができます。枠を付けたい場合は,「枠あり」を選択してください。
- [配布ジョブの優先順位]
- ジョブが配布されるときの優先順位を設定できます。設定した優先順位で配布先のプリンタキューに登録されます。1を指定すると,通常の仕分け配布と同じです。優先順位を設定したいジョブには,1より大きい値を設定してください。
- 配布ジョブの優先順位は,仕分けジョブ単位に設定することもできます。ジョブ単位の優先順位の設定方法については,「7.3.5 ジョブ情報を定義する」または「7.4.1 対話仕分けする」を参照してください。
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