JP1/Network Printing System(Windows(R)用)
JP1/AJS2は,業務を自動的に運用するためのプログラムです。処理を順序づけて定期的に実行したり,特定の事象が発生したときに処理を開始したりできます。
JP1/NPSとJP1/AJS2を組み合わせて使うと,バッチジョブ(COBOL85/XMAPランタイムシステムなどの帳票印刷プログラム使用時)を投入したJP1/AJS2 - Client Toolkitに対しても,JP1/NPSが提供している次のダイアログボックス,またはメッセージボックスを表示できます。
- [印刷完了通知]メッセージボックス
- [障害通知]ダイアログボックス
- [リカバリ指示]ダイアログボックス
- [用紙確認指示]ダイアログボックス
- 自動リカバリ時の他プリンタでの再印刷結果通知メッセージボックス
なお,JP1/AJS2 - Client Toolkitに対してJP1/NPSが提供しているダイアログボックス,メッセージボックスを表示させるには,次の条件を満たしている必要があります。
- XMAP3で作成された印刷ジョブである。
- プリンタプロパティで,それぞれのダイアログボックスまたはメッセージボックスを「表示する」設定である。
- プリンタプロパティで,それぞれの通知先または応答先コンピュータ名が「CREATOR OWNER」である。
以上の条件を満たしていても,JP1/AJS2 - Client Toolkitのコンピュータ,またはJP1/NPS/Clientプログラムが停止している場合はダイアログボックスまたはメッセージボックスは表示されません。JP1/AJS2については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 解説」を参照してください。
JP1/AJS2と連携した場合のシステム構成の例を次の図に示します。
図3-9 JP1/AJS2と連携した場合のシステム構成の例
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