付録B XML連携機能,XML連携機能の実行ライブラリで使用するファイル

使用するファイルの一覧を表B-1に示します。

表B-1 XML連携機能,XML連携機能の実行ライブラリで使用するファイル

ファイル種別拡張子内容出力元入力先
共用ライブラリ.so※1
.sl※1
.a※4
オブジェクトプログラムのライブラリを格納するファイル。リンカ
DLLファイル.dll※2DLL(ダイナミックリンクライブラリ)を格納するファイル。リンカ
ライブラリファイル.libインポートライブラリファイル。リンカ
COBOLソースファイル.cblほか3COBOL原始プログラムを格納するファイル。コンパイラ
XMLアクセス用データ定義.cblXMLドキュメントへのアクセスに必要なCOBOLのデータ定義を格納するファイル。
拡張子は.cblでなければならない。
cblxmlコンパイラ
XMLアクセス用ステータス定義.cblXMLアクセスルーチンのステータス名称を定義する登録集原文。コンパイラ
XMLアクセスルーチン.cblXMLドキュメントにアクセスするCOBOL副プログラムを格納するファイル。
拡張子は.cblでなければならない。
cblxmlコンパイラ
カタログファイル.cxc公開識別子とファイルの対応づけを定義するファイル。
拡張子は.cxcでなければならない。
cblxml,実行時
データ定義ファイルDDFファイル.cxdCOBOLプログラムからアクセスするXMLドキュメント中の要素と,COBOLデータ項目との対応づけを指定するファイル。
拡張子は.cxdでなければならない。
cblxml
外部DTDファイル.xmlDTDのDOCTYPE宣言の実体を記述したファイル。cblxml
オブジェクトファイル.o※1
.obj※2
コンパイルの結果であるオブジェクトプログラムを格納するファイル。コンパイラリンカ
文書型定義ファイルDTDファイル.xml
.dtd※2
XMLドキュメントで使用するマークづけ要素と要素の構成を定義するファイル。
拡張子は.xmlまたは.dtdでなければならない。
cblxml
XMLドキュメント.xmlXML対応COBOLプログラムのアクセス対象となるXMLファイル。実行時実行時
実行可能ファイル.exeコンパイル,リンクをして実行可能になったプログラムを格納するファイル。リンカ
(凡例)
-:該当しない。
出力元,入力先の欄の略称の意味は次のとおりです。
cblxml:cblxmlコマンド
コンパイラ:COBOL2002コンパイラ(ccbl2002コマンド)
リンカ:リンカ(HP-UX(IPF),HP-UX(IPF64)の場合aCCコマンド,AIXの場合xlCコマンド,Linux(x86),Linux(x64)の場合g++コマンド,PCの場合LINKコマンド)
実行時:XMLアクセス用実行時ライブラリ
注※1
UNIXの場合だけで有効
注※2
PCの場合だけで有効
注※3
目的に応じて次の拡張子を使用します。
  • 固定形式正書法で書かれた原始プログラムをコンパイルする場合
    .cbl,.cob,.ocb,またはCOBOLの環境変数CBLFIXで指定した拡張子
  • 自由形式正書法で書かれた原始プログラムをコンパイルする場合
    .cbf,.ocf,またはCOBOLの環境変数CBLFREEで指定した拡張子
注※4
AIXの場合だけで有効