17.1.3 使用できない環境変数

ここでは,64bit版PC(x64) COBOL2002では使用できない実行時環境変数について説明します。

<この項の構成>
(1) ファイル
(2) 拡張機能

(1) ファイル

ファイルの実行時環境変数のうち,64bit版PC(x64) COBOL2002では使用できない実行時環境変数を次に示します。

表17-7 64bit版PC(x64) COBOL2002で使用できないファイルの実行時環境変数

実行時環境変数指定する内容
CBLX_外部装置名書式印刷をするときの印刷サービス名称
CBL_BTRPGSZBtrieveによる索引編成ファイルのページサイズ

(2) 拡張機能

拡張機能の実行時環境変数のうち,64bit版PC(x64) COBOL2002では使用できない実行時環境変数を次に示します。

表17-8 64bit版PC(x64) COBOL2002で使用できない拡張機能の実行時環境変数

実行時環境変数指定する内容
CBLCGIERRCGIプログラムで実行時エラーが発生した場合,エラー情報の先頭にHTTPヘッダを付けるかどうか
CBLCGIINITSIZECBLCGIINITサービスルーチンが受け取ったフォーム情報
CBLSRVERROLE2サーバでのエラーメッセージ出力ファイル名