16.2.3 データ設定値

TDコマンド格納ファイル中のASSIGN DATAコマンドで設定されるデータ値を次に示します。

表16-2 データ設定値

データ属性設定内容生成例
定義設定値
※1 ※2
英数字集団項目半角空白を設定する。配下の集団項目,基本項目についても,規則に従って設定する。SYU1.
SYU2.
KI1 PIC XX.
KI2 PIC 99.
'△'
'△'
'AB'
12
英字項目Aで始まるnけたの文字を埋め込む。PIC A(10)'ABCDEFGHIJ'
英数字項目PIC X(4)'ABCD'
英数字編集項目PIC XBXBX'ABC'
数字項目外部10進項目nけたの数字を埋め込む。小数点の位置も合わせる。Pに対しては0を埋め込む。PIC S9V991.23
内部10進項目PIC 9V9 USAGE COMP-31.2
2進項目PIC 99PP USAGE COMP1200
外部浮動小数点仮数部にnけたの数字を埋め込む。
小数点の位置も合わせる。指数部にはE12を埋め込む。
PIC +9.9E-991.2E12
内部浮動小数点COMP-11.2E34を埋め込む。USAGE COMP-11.2E34
COMP-22.3E45を埋め込む。USAGE COMP-22.3E45
ブール項目nけたの数字を埋め込む。PIC 1(8) USAGE DISPLAYB'11111111​'
PIC 1(4) USAGE BITB'1111'
数字編集項目nけたの数字を埋め込む。PIC ¥¥¥¥¥¥¥91234567​
日本語集団項目全角空白を設定する。配下の集団項目,基本項目についても,規則に従って設定する。SYU1 GROUP-USAGE NATIONAL.
SYU2.
KI1 PIC N.
KI2 PIC NN.
N'▲'
N'▲'
N'1'
N'12'
日本語項目nけたの全角数字を埋め込む。PIC N(4)N'1234'
日本語編集項目PIC NBNN'12'
指標データ項目設定しない。USAGE INDEX
アドレスデータ項目USAGE ADDRESS
ポインタ項目USAGE POINTER
オブジェクト参照データ項目USAGE OBJECT REFERENCE
OLEオブジェクト参照データ項目USAGE OBJECT REFERENCE OLE
バリアントデータ項目USAGE VARIANT
動的長基本項目連絡節での定義で,LIMIT指定がある場合,LIMITに指定されたけた数を上限値として,基本項目の規則に従って設定する。PIC X DYNAMIC LENGTH C-STRING LIMIT 4.
PIC N DYNAMIC LENGTH C-STRING LIMIT 4.
'ABCD'
N'1234'
連絡節での定義で,LIMIT指定がない場合,1,024けたが仮定されているものとして,基本項目の規則に従って設定する。※3PIC X DYNAMIC LENGTH C-STRING.
PIC N DYNAMIC LENGTH C-STRING.
'ABCDE・・・'
N'1234・・・'
その他FILLER項目は設定しない。FILLER PIC X(4)
(凡例)
-:設定されない
注※1
埋め込めるけた数の最大は28けたです。
注※2
OCCURS句が付くときは添字(1)だけを設定します。
注※3
-SimMainオプションを指定した場合の主プログラムシミュレーションのときだけ生成されます。