4.10.2 表示の設定

[表示]タブを選んで表示されるページを次に示します。ここでは,ウィンドウ,および編集文字の表示について設定します。

[図データ]

<この項の構成>
(1) 表示タブの説明

(1) 表示タブの説明

(a) ウィンドウの設定
選択マージン
選択マージン(行の左余白)を表示したいとき指定します。
選択マージンを表示した場合,ブックマークの設定されている行の選択マージンに四角いマークが表示されます。
選択マージンを非表示にした場合,ブックマークの設定されている行が,カラーオプションで指定した色で表示されます。
行番号
行番号を表示したいとき指定します。行番号は,選択マージンの右に6けたで表示されます。
ルーラー
ルーラーを表示したいとき指定します。
トラッキングバー
トラッキングバーを表示したい場合に指定します。ただし,ルーラーが指定されていない場合は,トラッキングバーを指定できません。
縦スクロールバー
縦スクロールバーを表示したいとき指定します。
横スクロールバー
横スクロールバーを表示したいとき指定します。
ウィンドウサイズを最大にする
ファイルを新規作成したり,開いたりした場合に,ソースウィンドウを自動的に最大化したいときに指定します。
ただし,タグファイル,ファイルからの検索結果,または構文チェック結果のウィンドウを開いている場合は,最大化されません。
(b) 編集文字の設定
空白
空白を表示したいとき指定します。表示形式はリストから選べます。
タブ
タブを表示したいとき指定します。表示形式はリストから選べます。
改行
改行コードを表示したいとき指定します。表示形式はリストから選べます。
改頁
改頁コードの表示形式をリストから選びます。
(c) 機能キャラクタの設定
テキストグラフィック
機能キャラクタの「漢字開始」および「漢字終了」を表す文字を,2バイトの文字列またはグラフィック文字で指定します。デフォルトでは,「漢字開始」に「*K」,「漢字終了」に「*E」が設定されています。
なお,機能キャラクタの表示/非表示は,ファイルのプロパティダイアログボックスで確認できます。詳細は,「4.4.5 ファイル情報の参照」を参照してください。
(機能キャラクタの表示規則)
機能キャラクタを表す文字は,次の規則に従って表示されます。
  • 機能キャラクタは,2バイト文字(日本語文字)の前後に表示されます。
  • 「漢字開始」「漢字終了」を表す文字は,2バイトで表示されます。
  • 「漢字開始」を表す文字は,2バイト文字列の先頭文字の直前に表示されます。
  • 「漢字終了」を表す文字は,2バイト文字列の最後の文字の直後に表示されます。ただし,2バイト文字のあとに半角空白文字,タブ文字,または改行文字が続いている場合,それらの文字の直後に表示されます。
  • 半角空白文字,またはタブ文字は,全角文字の終了とみなされません。したがって,2バイト文字の間に半角空白文字,またはタブ文字がある場合,これらの文字の間に機能キャラクタは表示されません。
  • 2バイト文字のあと,改行文字の前に半角空白文字がある場合,2バイト文字の直後に「漢字終了」を表す文字が表示されます。
デフォルトで機能キャラクタを表示する
機能キャラクタを表示させたいとき指定します。PC上のCOBOLファイルをVOS3 COBOL85のファイルとして開きたいとき,このオプションを指定しておくことで機能キャラクタを表示できます。
なお,アクティブ状態のソースウィンドウに対して,このオプションは有効になりません。
アクティブ状態のソースウィンドウに対してシステム属性を指定したい場合は,ファイルのプロパティダイアログボックスで指定します。
詳細は,「4.4.5 ファイル情報の参照」を参照してください。
デフォルトは,機能キャラクタが表示されない状態です(チェックなし)。