ほかのプロセスから起動されることを前提にするプログラムのテストデバッグをするときは,プログラムからの連動実行を使用できます。次の環境で動作するプログラムのテストデバッグをするときに有効です。詳細については,「10.17 プログラムからの連動実行」を参照してください。
- OpenTP1から起動されるサーバプログラム
![[図データ]](figure/td090170.gif)
- ほかのプログラムからプロセス起動されるプログラム
![[図データ]](figure/td090180.gif)
プログラムからの連動実行を使用する手順は次のとおりです。
- デバッグ対象のプログラムの実行環境に,環境変数CBLTDEXEC=TDを指定する。
環境変数は,システムが提供する方法,または実行支援で指定します。
- テストデバッガを起動する。
テストデバッグの対象とする実行可能ファイルとDLLを指定します。
実行可能ファイルだけ,またはDLLだけの指定もできます。
- [プログラムの制御]メニューから[連動実行の待機]を選び,テストデバッガを待機状態にする。
- プログラムを実行する。
起動されたプロセスの実行可能ファイル名を確認するメッセージボックスが表示されるので,確認して応答します。
サーバプログラムなど,同時に複数プロセスが起動され,そのそれぞれについてデバッグをしたい場合は,必要な数のテストデバッガを待機状態にしておく必要があります。