3.3 Server - Scanの環境設定中に表示されるメッセージ一覧

環境設定中に表示されるメッセージについて説明します。

KDGV329-I Groupmax Server - Scanの環境設定を終了します。

要因
メッセージKDGV301-Qに対して"e"が応答されたため,Server - Scanの環境設定(GSS_SETUPコマンド)を終了しました。
対処
対処は不要です。

KDGV330-E スーパーユーザで実行してください。

要因
GSS_SETUPコマンドをスーパーユーザ以外のユーザで実行しようとしました。
対処
GSS_SETUPコマンドは,スーパーユーザで実行してください。

KDGV331-E 標準入出力が端末に割り当てられていません。

対処
標準入力および標準出力を端末にして,GSS_SETUPコマンドを実行してください。

KDGV332-E Groupmax Object Serverがインストールされていません。

対処
Object Serverをインストールした後に,Server - Scanの環境設定を行なってください。

KDGV333-Q Groupmax Object Serverサービスが起動されていません。
Groupmax Server - Scanの環境設定をしますか?[デフォルト=e]
1 環境設定を続行する
e 終了
=>

要因
Object Serverサービスが起動されていない状態でServer - Scanの環境設定を行なうと,ウイルス検出時に通知する管理者の「宛先」の妥当性がチェックできません。
Object Serverサービスが起動されている状態で,本メッセージが表示される場合は,環境変数XODDIR,XODCONFPATHが正しく設定されていない可能性があります。
対処
必要ならばObject Serverサービスを起動した後に,Server - Scanの環境設定を行なってください。又は,環境変数XODDIR,XODCONFPATHの設定状態を確認してください。

KDGV334-E Groupmax Address Serverがインストールされていないため,選択した情報は変更できません。

対処
Address Serverをインストールした後に,Server - Scanの環境設定を行なってください。

KDGV335-E Groupmax Address Serverサービスが動作中のため,作業用ディレクトリの変更はできません。

対処
作業用ディレクトリの変更は,Address Serverサービスを停止している状態で行なってください。

KDGV336-E Groupmax Mail Serverがインストールされていないため,選択した情報は変更できません。

対処
Mail Serverをインストールした後に,Server - Scanの環境設定を行なってください。

KDGV337-E Groupmax Server - Scanサービスが動作中の可能性があります。
psコマンド(ps -ef|grep vckdemon)でvckdemonプロセスの動作状態を確認してください。
動作中でない場合は,rmコマンドで下記ファイルを削除してください。
・インストールディレクトリ/tmp/pidfile

要因
Server - Scanサービスの動作中はServer - Scanの環境設定はできません。
対処
ps -ef | grep vckdemonを実行し,vckdemonプロセスが存在するかを確認してください。vckdemonプロセスが存在する場合は,Server - Scanサービスが動作中です。vckdemonプロセスが存在しない場合は,rmコマンドで/var/opt/SrvScan/tmp/pidfile(HP-UX版)ファイルを削除した後に,Server - Scanの環境設定を行なってください。

KDGV338-W ウイルスチェックエンジンが組み込まれていません。
Groupmax Server - Scanサービスを起動する前に組み込んでください。

対処
Server - Scanの環境設定後,Server - Scanサービスを起動する前に,ウイルスチェックエンジンを組み込んでください。

KDGV339-W パターンファイルが組み込まれていません。
Groupmax Server - Scanサービスを起動する前に組み込んでください。

対処
Server - Scanの環境設定後,Server - Scanサービスを起動する前に,ウイルスチェックエンジンのパターンファイルを組み込んでください。

KDGV340-E Groupmax Server - Scanがインストールされていません。

対処
Server - Scanをインストールした後に,Server - Scanの環境設定を行なってください。

KDGV341-E GSS_SETUPコマンドは他で実行中です。

要因
GSS_SETUPコマンドは,他(のユーザ)で実行中です。GSS_SETUPコマンドは,同時に複数個を実行することはできません。
対処
他での実行が終了してから実行してください。

KDGV342-E 当該システムのホスト名が取得できませんでした。[errno=nn]

要因
gethostname()関数による当該システムのホスト名の取得に失敗しました。
nn:システムが設定したエラーコード(errno)です。
対処
システムのホスト名の設定状態を確認してください。

KDGV343-E Groupmax Address Serverの環境設定が行われていません。

要因
Groupmax Address Serverの環境設定が行われていません。あるいはGroupmax Address Serverが所有する環境情報ファイルの読み込みに失敗しました。
対処
Groupmax Address Serverの環境設定が正しく行われているかを確認してください。正しく行われている場合,障害受付窓口に連絡してください。

KDGV345-W 環境設定情報ファイルが見つからないか,内容に不正なものがありました。
初期値を表示します。

要因
Server - Scanの環境設定情報ファイルが存在しないか,又は内容に不正なものを検出しました。内容が不正な情報については,システムの初期値を仮定して処理を続行します。
または,Server - Scanをバージョンアップしたため,環境設定情報の不足を検出しました。不足している情報については,システムの初期値を仮定して処理を続行します。
対処
設定内容を確認し,必要ならば設定内容を変更してください。

KDGV350-E 選択内容に誤りがあります。

対処
メッセージに従って正しい文字列を入力してください。

KDGV351-E 指定文字列が長すぎます。

要因
入力した文字列が長すぎます。
対処
メッセージに従って正しい文字列を入力してください。

KDGV352-E 入力形式に誤りがあります。

対処
正しい形式で入力してください。

KDGV358-E ディレクトリ(ディレクトリ名)は作業用ディレクトリとして不適当です。

要因
  • ディレクトリ名で示すディレクトリは,変更前の作業用ディレクトリのサブディレクトリです。
  • ディレクトリ名で示すディレクトリは,隔離用ディレクトリです。
  • ディレクトリ名で示すディレクトリは,隔離用ディレクトリのサブディレクトリです。
対処
正しいディレクトリ名を入力してください。

KDGV359-E ディレクトリ(ディレクトリ名)は隔離用ディレクトリとして不適当です。

要因
  • ディレクトリ名で示すディレクトリは,変更前の隔離用ディレクトリのサブディレクトリです。
  • ディレクトリ名で示すディレクトリは,作業用ディレクトリです。
  • ディレクトリ名で示すディレクトリは,作業用ディレクトリのサブディレクトリです。
対処
正しいディレクトリ名を入力してください。

KDGV360-E ディレクトリはフルパス名で指定してください。

要因
入力した文字列が,'/'で始まっていません。
対処
'/'で始まるフルパス名でディレクトリ名を入力してください。

KDGV361-E ディレクトリ(ディレクトリ名)は存在しません。

要因
ディレクトリ名で示す名称のディレクトリは存在しません。
対処
作成済みのディレクトリ名を入力してください。

KDGV362-E ディレクトリ(ディレクトリ名)は空き状態ではありません。

要因
ディレクトリ名で示すディレクトリの下には,ファイル又はディレクトリが存在します。
対処
空き状態のディレクトリ名を入力してください。

KDGV363-E (ディレクトリ名)はディレクトリではありません。

対処
作成済みのディレクトリ名を入力してください。

KDGV364-E ディレクトリ(ディレクトリ名)にアクセスできません。(関数名,errno=nn)

要因
ディレクトリ名で示すディレクトリへ,関数名で示す関数(又はシステムコール)でアクセスした際,nnで示すerrnoのエラーが発生しました。
対処
関数(又はシステムコール)名,およびerrnoから障害要因を取り除いてください。ユーザでの対応ができない場合は,障害受付窓口に連絡してください。

KDGV365-E 管理者の宛先は1件も登録されていません。

対処
ウイルス検出時に管理者へメールを送信する場合は,管理者の宛先を登録してください。

KDGV366-E 管理者の宛先は登録可能な最大件数(n件)まで登録済みです。

対処
必要ならば,不要な管理者宛先を削除してから,新しい管理者宛先を登録してください。

KDGV367-Q 管理者の宛先(宛先名)はGroupmax Mail Serverに登録されていません。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
Mail Serverに登録済みの宛先に変更してください。又はこのまま登録した後で,Server - Scanサービスを起動する前に,宛先名で示す宛先をMail Serverに登録してください。

KDGV368-E 管理者の宛先(宛先名)はメールアドレスを持っていません。

対処
メールアドレスを持っている宛先を指定してください。

KDGV369-Q Groupmax Object Serverで障害が発生したため,管理者の宛先(宛先名)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
環境設定を中止して,Object Serverで発生した障害を調査してください。

KDGV370-Q Groupmax Address Serverの環境設定が行われていないため,管理者の宛先(宛先名)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
Address Serverの環境設定を行なった後で,Server - Scanの環境設定を行なってください。

KDGV371-Q メモリ不足のため管理者の宛先(宛先名)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
十分なメモリを確保後,再実行してください。

KDGV372-Q 内部障害(エラーコード)が発生したため管理者の宛先(宛先名)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
障害受付窓口に連絡してください。

KDGV373-Q ニックネーム(ニックネーム)はGroupmax Mail Serverに登録されていません。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
Mail Serverに登録済みのニックネームに変更してください。又はこのまま登録した後で,Server - Scanサービスを起動する前に,ニックネームで示すニックネームをMail Serverに登録してください。

KDGV374-Q ニックネーム(ニックネーム)にはE-Mailアドレスが設定されていません。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
E-Mailアドレスの管理者,又はファイル所有者へウイルス検出通知メールを送信する必要がない場合は,このまま登録してください。E-Mailアドレスの管理者,又はファイル所有者へウイルス検出通知メールを送信する必要がある場合は,E-Mailアドレスが設定されているニックネームに変更してください。又は,このまま登録した後で,Server - Scanサービスを起動する前に,ニックネームで示すニックネームにE-Mailアドレスを設定してください。

KDGV375-Q ニックネーム(ニックネーム)の送受信メールボックスにメールが有ります。
これらの既存のメールはシステムにより削除されます。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

要因
指定したニックネームの送受信メールボックスに既存のメールが存在します。
対処
Server - Scan用に新たなニックネームをMail Serverに登録し,そのニックネームを指定してください。又は,送受信メールボックスの既存のメールが,Server - Scanにより削除されてもかまわないメールの場合は,このまま登録してください。

KDGV376-E ニックネーム(ニックネーム)はメールアドレスを持っていません。

対処
メールアドレスを持っているニックネームを指定してください。

KDGV377-Q Groupmax Object Serverで障害が発生したため,ニックネーム(ニックネーム)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
環境設定を中止して,Object Serverで発生した障害を調査してください。

KDGV378-Q Groupmax Address Serverの環境設定が行われていないため,ニックネーム(ニックネーム)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
Address Serverの環境設定を行なった後で,Server - Scanの環境設定を行なってください。

KDGV379-Q メモリ不足のためニックネーム(ニックネーム)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
十分なメモリを確保後,再実行してください。

KDGV380-Q 内部障害(エラーコード)が発生したためニックネーム(ニックネーム)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
障害受付窓口に連絡してください。

KDGV381-Q アプリケーションプログラム(ファイル名)は存在しません。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

要因
ファイル名で示すアプリケーションプログラム(ファイル)は存在しません。
対処
このまま登録する場合は,Server - Scanサービスを起動する前に,ファイル名で示すアプリケーションプログラム(ファイル)を作成してください。

KDGV382-E アプリケーションプログラムはフルパス名で指定してください。

要因
入力した文字列が,'/'で始まっていません。
対処
'/'で始まるフルパス名でアプリケーションプログラム名を入力してください。

KDGV383-E (ファイル名)はファイルではありません。

対処
アプリケーションプログラムのファイル名を,フルパス名で入力してください。

KDGV384-E ファイル(ファイル名)にアクセスできません。(関数名,errno=nn)

要因
ファイル名で示すファイルへ,関数名で示す関数(又はシステムコール)でアクセスした際,nnで示すerrnoのエラーが発生しました。
対処
関数(又はシステムコール)名,およびerrnoから障害要因を取り除いてください。ユーザでの対応ができない場合は,障害受付窓口に連絡してください。

KDGV385-E 管理者の宛先(宛先名)の形式に誤りがあります。

対処
正しい形式の宛先を指定してください。

KDGV386-E 送信者として使用するニックネームが設定されていません。
管理者又はファイル所有者へメールを送信する場合は,送信者として使用するニックネームの設定が必要です。

対処
送信者として使用するニックネームを設定してください。又は,管理者及びファイル所有者へのメール送信をしないように設定を変更してください。

KDGV387-Q Groupmax Object Serverが起動されていないため,管理者の宛先(○○○○)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
Object Serverサービスを起動した後で,Server - Scanの環境設定を行なってください。

KDGV388-Q Groupmax Object Serverが起動されていないため,ニックネーム(ニックネーム)の妥当性チェックができませんでした。
このまま,登録しますか?[デフォルト=2]
1 登録する
2 登録しない
=>

対処
Object Serverサービスを起動した後で,Server - Scanの環境設定を行なってください。

KDGV389-E 管理者の宛先(宛先名)は登録済みです。

要因
登録済みの管理者の宛先が指定されました。
対処
登録されている管理者の宛先を確認してください。

KDGV390-E ファイルシステムの空きスペース不足のため,ファイルの移動に失敗しました。
(移動元ファイル名,移動先ファイル名)

要因
移動先のファイルシステムの空きスペースが不足したため,ファイルの移動ができませんでした。
対処
移動先のファイルシステム内の不要なファイルを削除した後,cp(1)などを使用して移動に失敗したファイルおよびディレクトリを移動してください。

KDGV391-E ファイル(ファイル名1)の移動に失敗しました。[([ファイル名2,]関数名,errno=nn)]

要因
ファイル名1で示すファイルを移動する際,ファイル名2で示すファイルに対して関数名で示す関数(又はシステムコール)でアクセスした際,nnで示すerrnoのエラーが発生しました。メッセージ中にファイル名2が表示されていない場合は,ファイル名1で示すファイルに対するアクセスでエラーが発生しました。また,([ファイル名2,]関数名,errno=nn)が表示されていない場合は,ファイル名1が一般ファイル及びディレクトリ以外のために移動に失敗しました。
対処
関数(又はシステムコール)名,およびerrnoから障害要因を取り除いてください。ユーザでの対応ができない場合は,障害受付窓口に連絡してください。

KDGV392-E ファイル(ファイル名)の削除に失敗しました。(関数名,errno=nn)

要因
ファイル名で示すファイルを削除する際,関数名で示す関数(又はシステムコール)で,nnで示すerrnoのエラーが発生しました。
対処
関数(又はシステムコール)名,およびerrnoから障害要因を取り除いてください。障害要因を取り除いた後,rm(1)などを使用して削除に失敗したファイルを削除してください。ユーザでの対応ができない場合は,障害受付窓口に連絡してください。

KDGV393-E ディレクトリ(ディレクトリ名)の削除に失敗しました。(関数名,errno=nn)

要因
ディレクトリ名で示すディレクトリを削除する際,関数名で示す関数(又はシステムコール)で,nnで示すerrnoのエラーが発生しました。
対処
関数(又はシステムコール)名,およびerrnoから障害要因を取り除いてください。障害要因を取り除いた後,rmdir(1)などを使用して削除に失敗したディレクトリを削除してください。ユーザでの対応ができない場合は,障害受付窓口に連絡してください。

KDGV396-E 環境情報ファイル(ファイル名)を作成できませんでした。(関数名,errno=nn)

要因
ファイル名で示す環境情報ファイルを作成する際,関数名で示す関数(又はシステムコール)で,nnで示すerrnoのエラーが発生しました。
対処
関数(又はシステムコール)名,およびerrnoから障害要因を取り除いてください。障害要因を取り除いた後,環境設定を行なってください。ユーザでの対応ができない場合は,障害受付窓口に連絡してください。

KDGV399-E 内部障害が発生しました。(障害情報1[,障害情報2[,障害情報3[,障害情報4[,障害情報5]]]])

要因
コマンド内部で障害が発生しました。
対処
メッセージ中に表示されている障害情報から障害要因を取り除いてください。ユーザでの対応ができない場合は,障害受付窓口に連絡してください。

KDGV420-E ニックネーム(ニックネーム)は他のGroupmax Mail Serverに登録されているニックネームです。Groupmax Server - Scanが送信者として使用するニックネームには,当該Groupmax Mail Serverに登録されているニックネームを指定してください。

対処
Server - Scanが送信者として使用するニックネームには,当該Mail Serverにメールボックスを持つユーザとして登録されているニックネームを指定してください。