付録I.2 設定手順

注意
Windows Server 2003およびWindows Server 2008をご使用になる場合,最初にクラスタの定義が必要な場合があります。以下の手順を参考に,クラスタの定義を行ってから設定を行ってください。
  1. 「メイン・メニュー」の「システム管理メニュー」を選択する。
  2. 「[システム管理]メニュー」画面の「分散管理の設定」を選択する。
  3. 「分散管理」画面の,「分散管理/ホストの編集」で「クラスタの編集」ボタンを選択する。
  4. 「分散管理」画面の,「分散管理/クラスタの編集」でリストボックスから該当するクラスタを選択し「クラスタの編集」ボタンを選択する。
  5. 「分散管理」画面の,「分散管理/クラスタのプロパティ」で「使用可能なホスト」リストボックスから該当するホストを選択し「追加」ボタンを選択して,「このクラスタ内のホスト」リストボックスに追加し,「OK」ボタンを選択する。
  6. 「メニューに戻る」ボタンを選択し,[システム管理]メニューに戻る。
  7. 「メイン・メニューに戻る」を選択してメイン・メニューに戻る。

次の手順に従って,設定します。

  1. GUIの設定ツールを起動します。「スタートメニュー」-「プログラム」-「Sendmail Administration Console」を起動します。
  2. 管理者ログインから,管理ユーザIDとパスワードを入力してログインします。
  3. 「メイン・メニュー」画面が表示されますので,「新規設定」を選択します。
  4. 「新しい設定」画面が表示されますので,「テンプレートからの新規設定」を選択します。
  5. 「設定の読み込み」画面が表示されますので,ロードするテンプレートとして「sendmail_switch_default.m4」を選択して「読み込み」ボタンを選択します。
    注意
    sendmail_switch_default.m4というSendmail Switch用の雛形が用意されていますので,必ずそれをロードして修正変更する形で利用してください。
  6. 「詳細設定」画面で,「詳細設定」メニューを選択します。
  7. 「詳細設定」画面でリストボックスに表示される以下のパラメタを選択し「表示/編集」ボタンを選択し,「カスタム・ローカル設定」フィールドに設定値を入力して「適用」ボタンで設定します。
    パラメタ名設定値
    LOCAL_CONFIGCXtabsmtpgw.hitachi.co.jp
    LOCAL_RULESETSS28
    R$-tab$@$1<@$j>
    R$+<@$+.>tab$1<@$2>
    LOCAL_RULE_0R$+<@$=X>tab$#smtpgw $@$j $:$1<@$2>
    R$+<@$=X.>tab$#smtpgw $@$j $:$1<@$2>
    MAILER_DEFINITIONSMsmtpgw,tabP=smtpbin¥¥mhs_mailer.exe,
    F=CDxhFmMSu, S=28/28, R=28/28,
    A=mhs_mailer.exe $u
    confOPERATORS.:%@!^[]+
    注意
    tabの部分は一つ以上のタブを入力してください。
    注意
    smtpbinのディレクトリの区切りは¥¥にしてください。
    例)c:¥win32app¥hitachi¥groupmax¥smtpgwにMail - SMTPをインストールした場合,以下のように指定します。
    P=c:¥¥win32app¥¥hitachi¥¥groupmax¥¥smtpgw¥¥bin¥¥mhs_mailer.exe
    注意
    mhs_mailerのパス名は¥¥コンピュータ名¥というネットワーク形式では入力できません。
    注意
    MAILER_DEFINITIONSの設定は設定値の途中に改行を入れないでください。
    注意
    上記設定が正しくされていない場合,社外からGroupmaxへのメール受信が行えません。
  8. 「保存」ボタンを選択して設定を保存します。
  9. 「設定を保存」画面が表示されますので,「sendmail_switch.m4」を入力して「保存」ボタンを選択します。
  10. 「サーバの設定」のメッセージが表示されますので,「メインに戻る」ボタンを選択します。
  11. 「メイン・メニュー」で「設定の展開」を選択します。
  12. 「deploy configuration」-「設定の展開 / 設定の選択」画面で,設定する「sendmail_switch.m4」ファイル(手順9.で保存したファイル名)を選択して「OK」ボタンを選択します。
  13. 「deploy configuration」-「設定の展開 / 展開 オプションの設定」画面で,各パラメタを確認して「展開」ボタンを選択します。
  14. 「deploy configuration」-「設定の展開 / 結果」で結果を確認し,「メインに戻る」ボタンで「メイン・メニュー」に戻ります。