6.4.32 送信したメールの配信状態が“配信中”のままになる

ケース1)
現象
インターネットにメールを送信した時に,Groupmax Mailクライアントの送信一覧で配信状態が“配信中”のままになる。
要因
インターネットの受信者の宛先(O/R名)を直接指定した時に国名,ADMD,PRMDに英数字,半角+記号,半角-記号以外の文字を入力している。または,宛先ユーザを指定した時に宛先ユーザのO/R名の国名,ADMD,PRMDに英数字,半角+記号,半角-記号以外の文字が指定されている。
対処
本ケースではメールの送信は問題なく実行されます。ログファイルlogfile.daemonでメールの送信状態を確認してください。
ケース2)
現象
インターネットにメールを送信した時に,Groupmax Mailクライアントの送信一覧で配信状態が“配信中”のままになる。および,Mail - SMTPのログファイルを確認した場合に,該当メールの送信時間帯に以下のメッセージが出力されている。
Smtpgw008:MTインタフェースで異常を検出しました(エラーコード[1007])。
Smtpgw069:X.400メッセージの取得中に致命的なエラーが発生しました。
要因
Groupmaxキューディレクトリや,Mail - SMTP環境(インストールディレクトリ下)をウィルススキャンの監視対象となっている。
対処
該当メールはメール送信されません。再度,メール送信してください。ウィルススキャンソフトウェアなどを実行する場合には,GroupmaxキューディレクトリやMail - SMTP環境を監視対象外に設定してください。監視ソフトウェア等でGroupmaxキューディレクトリやMail - SMTP環境のチェックを実施する場合にはGroupmax Mailサービスの停止,およびMail - SMTPのサービスを一時停止するようにしてください。