6.4.12 署名メールを送信した場合に,「なりすまし」となる
- ケース1)
- 現象
- 署名メールをインターネットに送信した場合に,受信側のメールで検定を行う場合に「なりすまし」となる。
- 要因
- メールを送信したGroupmaxユーザについて,Address Serverに登録されているE-mailアドレスと,署名のE-mailアドレスが一致していない。
- 対処
- 送信者のE-mailアドレスが署名のE-mailアドレスと一致していない場合には,署名を取得し直すか,Address ServerのE-mailアドレスを変更してください。
- ケース2)
- 現象
- 署名メールをインターネットに送信した場合に,受信側のメールで検定を行う場合に「なりすまし」となる。
- 要因
- Mail - SMTPから送信される送信者(From)のアドレスがAddress Serverに登録されているE-mailアドレスと一致していない。
- 対処
- Mail - SMTPのマッピングモードが,db,all, pop_allになっているか確認してください。pop_allの場合には,さらに,Mail ServerのPOP3/IMAP4の最優先アドレスマッピングとして「ユーザ属性のE-mailアドレスマッピング」を指定されているか確認してください。
- Mail - SMTPを起動したときに,以下のメッセージがログファイル(logdir下のlogfile)に出力されていることを確認します。
- 「Smtpgw196:POP3サーバから次の設定値を取得しました(ドメイン名= domain-part, マッピング優先順位= DB, error-code = 0)。」
- 上記ログのマッピングの優先順位が「DB」になっていることを確認してください。