Mail - SMTPではメール受信時に本文/主題をJISコードに変換しています。その際,Mail - SMTPが認識できない文字コード(JIS/SJIS/EUC以外)やJISコードに変換できないUnicodeは文字化けします。そのような本文/主題を文字コード変換せずに添付ファイルとして受信することができます。この機能に対応したGroupmax MailクライアントやPOP3/IMAP4クライアントを組み合わせることで送信者が指定した文字コードのままで本文/主題を参照することができます。なお,機能に対応していないGroupmax Mail クライアントである場合には添付ファイルとして受信できます。機能の詳細については,「2.3.4 edit_format (4) edit_recvformatで設定する値」の本文添付ファイル化の設定,および主題添付ファイル化の設定を参照してください。なお,Mail - SMTPの仕様で文字化けする場合に本文/主題を添付ファイルとして受信するには下記の手順で設定してください。
- smtpmngコマンドを起動します。
- 運用管理サブコマンド一覧から「edit_format(ef):書式の設定変更」を選択します。
- 表示されたメニューから「受信メールの書式に関する設定」を選択します。
- 表示されたメニューから「12.本文添付ファイル化の設定(recv_text_honbun)」を選択します。
- 「本文添付ファイル化の設定(recv_text_honbun)」の設定値としてnoconvを指定します。
- 「主題添付ファイル化の設定(recv_text_subject)」の設定値としてnoconvを指定します。
- 「UNICODEの添付ファイル化の設定(honbun_unicode_check)」の設定値としてonを指定します。
- 「添付ファイル化を除外するcharset」のメニューが表示されますが,「99.添付ファイルを除外するcharsetの設定の終了」で終了します。
- 「charsetの比較方法の設定(noattachment_charset_check)」の設定値としてpartを指定します。
- 設定値を保存してsmtpmngコマンドを終了します。