6.5.32 Groupmax Collaborationを利用している場合にE-mailの送信制限を行いたい

Mail - SMTPのメール送信制限機能はAddress Serverに登録されるE-mailアドレスの有無により実現していましたが,以下の機能によりE-mailアドレスが登録されているGroupmaxユーザでもE-mailの送信を制限することができます。下記の手順で設定してください。

Address Serverの設定)

送信制限を行いたいGroupmaxユーザについて,Mail - SMTPのINTERNETDOMAINに設定されているドメイン名をE-mailアドレスのドメイン名に使用します。

Mail - SMTPの設定)

  1. dbmapコマンド,または「ユーザ情報の更新ルールの設定(modifying_dbfile=auto)」の機能によりAddress Serverに登録されたユーザ情報をMail - SMTPに取り込みます。
  2. smtpmngコマンドを起動します。
  3. 運用管理サブコマンド一覧から「edit_mapping(em):アドレスマッピングルールの設定変更」を選択します。
  4. 表示されたメニューから「5. INTERNETDOMAINによる送信者制限(send_internetdomain_check)」を選択します。
  5. 設定値としてsend_denyを指定します。
  6. 設定値を保存してsmtpmngコマンドを終了します。

Sendmailの設定)

Sendmail(インターネット)からINTERNETDOMAINが指定されたE-mailアドレスでメールを受信する場合には,mhs_mailerの起動ルールCXにINTERNETDOMEINで設定されているドメイン名を追加する必要があります。設定の説明については,「3.3.2 Sendmailの定義例(2)」を参照してください。