6.4.6 リッチテキスト本文のドメイン間連携ができない

ケース1)
現象
リッチテキストのGroupmax Mailシステム間のドメイン間連携を行う場合に,インターネットへ送信したメールにリッチテキストが添付されない。または,リッチテキストは送付されるが,受信したメールにはリッチテキスト本文とならずに添付ファイルになってしまう。
要因
送信側のMail - SMTPで,リッチテキストファイル送信制御(send_rtf_body)にrtf_denyが設定されている。リッチテキスト本文連携情報の送信制御(send_rtf_body_flag)にsend_attachが設定されている。
対処
送信側のMail - SMTPで以下の設定となっているか確認します。
(1)インターネットへ送信するメールにリッチテキストが添付されるようにします。smtpmngを起動し,リッチテキストファイル送信制御(send_rtf_body)にrtf_allowを指定します。
(2)添付されたリッチテキストが本文であることを示す付加情報を付けます。smtpmngを起動し,上記(1)の設定後に,リッチテキスト本文連携情報の送信制御(send_rtf_body_flag)に=send_inlineを指定します。
ケース2)
現象
リッチテキストのGroupmax Mailシステム間のドメイン間連携を行う場合に,インターネットへ送信したメールにリッチテキストが添付されており,送信時にリッチテキスト本文連携情報の送信制御(send_rtf_body_flag)にsend_inlineを設定している。しかし,受信したメールにはリッチテキスト本文とならずに添付ファイルになってしまう。
要因
受信側のMail - SMTPで,リッチテキスト本文連携情報の受信制御(recv_rtf_body_flag)にrecv_attachが設定されている。
対処
受信側のMail - SMTPで以下の設定となっているか確認します。
添付されたリッチテキストに本文であることを示す付加情報がある場合,本文として受信します。smtpmngを起動し,リッチテキスト本文連携情報の受信制御(recv_rtf_body_flag)にrecv_inlineを指定します。