6.5.29 サービス停止時にSendmailプロセスの終了を待つようにしたい

Mail - SMTPのサービスを停止する場合,デフォルトの動作ではSendmailプロセスが起動中の場合にはSendmailプロセスを強制終了させます。この場合,強制終了した時点で送信処理中であったメールは次回サービス起動時に再送信されます。この時,サービス停止時に送信中のメールについては送信してからサービス停止したい場合には以下の設定を行ってください。以下にMail - SMTPのサービス停止時にSendmailプロセスの終了を30秒待つ場合の設定について手順を示します。

  1. smtpmngコマンドを起動します。
  2. 運用管理サブコマンド一覧から「edit_option(eo):オプションの設定変更」を選択します。
  3. 表示されたメニューから「送信プロセスの終了制御(services_stop_wait_time)」を選択します。
  4. 設定値として30を指定します。
  5. 設定値を保存してsmtpmngコマンドを終了します。