X.400のインタフェース,Mail - SMTP,Sendmailの各環境は,それぞれ別々に設定する必要があります。ここでは,各環境の概要について説明します。
X.400のインタフェース環境を設定するには,サーバにMail - SMTPゲートウェイを登録する必要があります。ゲートウェイ名は,smtpgwです。登録方法については,マニュアル「Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編」(Windows 用)を参照してください。
データベース環境は,Mail - SMTPのインストール後に,gw_setupコマンドを実行して設定します。gw_setupコマンドは,Mail - SMTPがMail Serverのデータベース資源を使用できるようにするために,動作環境変数に「XODDIR」を追加するプログラムです。
Mail - SMTPのインストール後に,次に示すコマンドを実行してください。
# cd smtpbin
# gw_setup
gw_setupコマンドを実行すると,下記のメッセージを表示して「XODDIR」環境変数の入力を求めます。
Object Serverの環境変数(XODDIR)を絶対パスで入力して下さい。
XODDIR=
「XODDIR」の値を入力すると設定を終了します。この時,エラーメッセージが表示された場合には,「6.2.4 gw_setupのエラーメッセージ(HP-UX版およびAIX版)」を参照してください。
Mail - SMTPの環境を設定するには,次の情報に必要な値を設定します。
以下のファイルは必須の設定ファイルです。
環境設定ファイルの設定には,smtpmngコマンドおよびdbmapコマンドを使用します。環境設定の方法については「2. Mail - SMTPの環境設定」を参照してください。またアドレスマッピングについては「4. Mail - SMTPのアドレスマッピングルール」を参照してください。
Sendmailの環境設定については,「3. Sendmailの環境設定」を参照してください。