アドレスマッピングルールとは,ネットワークを通してメールの送受信をする場合に,送信者と受信者のアドレスをマッピングするための方式です。
Mail - SMTPでは,次の5種類のアドレスマッピングルールを利用できます。メールに設定されているアドレスの形式に応じて,各アドレスマッピングルールが適用されます。
- DDAマッピングルール
メールのE-mailアドレスをマッピングの対象にする方式です。
- DBマッピングルール
Groupmaxユーザのアドレス登録時に設定されたE-mailアドレスを使ってアドレスをマッピングする方式です。
- ニックネームマッピングルール
Groupmaxユーザのニックネームを使ってアドレスをマッピングする方式です。
- テーブルマッピングルール
テーブルマッピングファイル内で定義されたアドレスマッピングテーブルに従ってアドレスをマッピングする方式です。
- ユーザIDマッピングルール
GroupmaxユーザのユーザIDを使ってアドレスをマッピングする方式です。
- LHSマッピングルール
GroupmaxユーザのO/R名を使ってアドレスをマッピングする方式です。
5種類のアドレスマッピングルールのうちどれを使用するかは,smtpmngコマンドのサブコマンドedit_mappingから設定するmapping_modeに設定された値で決まります。詳細については,「4.1.3 アドレスマッピングルールの優先順位」を参照してください。