2.1.1 環境設定の方法

ドメインファイル,コンフィグレーションファイル,テーブルマッピングファイル,Content-Typeマッピングファイル,エラーメールを返信抑制するアドレスファイル,添付ファイル化を除外するcharsetファイルおよびエラーメールの主題カスタマイズ定義ファイルに必要な情報を格納するには,smtpmngコマンドを使います。smtpmngコマンドを使うと,環境設定に必要な情報を上記のファイルに対話的に設定できます。

注意
テーブルマッピングファイルは,テーブルマッピング機能を使う場合にだけ設定が必要となります。
Content-Typeマッピングファイルは,Content-Typeのマッピング機能を使う場合にだけ設定が必要となります。
エラーメールを返信抑制するアドレスファイルは,エラーメールとして返信抑制したいアドレスを追加する場合だけ設定が必要となります。
添付ファイル化を除外するcharsetファイルは,本文や主題を添付ファイル化する運用を開始した後で添付ファイル化しないcharsetがあった場合のみ設定が必要となります。

DBマッピングファイルに必要な情報を格納するには,dbmapコマンドを使います。dbmapコマンドについては,「2.4 dbmap」を参照してください。

注意
dbmapコマンドはMail - SMTPをバージョンアップした場合,および新規にインストールした場合には必ず実行してください。

なお,Mail - SMTPの起動中には環境を変更できません。環境変更の作業は必ずMail - SMTPを停止した状態で行ってください。すでに起動中の場合は,Mail - SMTPを停止してから再起動してください。

終了方法については,「5 Mail - SMTPの起動と停止」を参照してください。