Groupmax Mail - SMTP Version 7 運用ガイド
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6.5.37 エラーメールの返信によるメールサーバの負荷の軽減をしたい
Mail - SMTPが送信するエラーメールのエンベロープFromに"<>"を指定することで,受信側メールシステムまたは配信経路上のリレーサーバで配信エラーが発生した場合に,エラーメールが返信されないことが期待できます。下記の手順で設定してください。
- smtpmngコマンドを起動します。
- 運用管理サブコマンド一覧から「3.edit_format(ef):書式の設定変更」を選択します。
- 表示されたメニューから「2.送信メールの書式に関する設定」を選択します。
- 表示されたメニューから「7.Internet送信者アドレス(send_envelope_from)」を選択します。
- メニューに従い,send_envelope_fromに"<>"を設定してください。
- 次にInternet送信者ヘッダアドレス(send_header_from)の入力が求められるので,エラーメールのFromヘッダに指定するE-mailアドレスを設定してください。ドメインパートまで指定することを推奨します。
- 設定値を保存してsmtpmngコマンドを終了します。
- 注意
- 受信側メールシステムによっては,エラーメールやその他の運用による通知メール等を返信する場合がありますので,完全に返信メールを抑止するものではありません。
- 注意
- Internet送信者ヘッダアドレス(send_header_from)にドメインパートを指定しない場合,Sendmailでドメイン名が付加されます。そのため,エラーメールが配信できなかった場合はSendmailのドメインに対してエラーメールが返信されることがありますので,Sendmail側でエラーメールを破棄する必要があります。
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