Groupmax Mail - SMTP Version 7 運用ガイド
smuq2smqコマンドの構文を次に示します。
# smuq2smq -l <ログファイル名> [-s]
smuq2smqコマンドは,メールアーカイブ用のメールが送信に失敗した場合にメールが退避されているキュー(smuq)から,再度メール送信されるようsmqにリカバリ(ファイル移動)します。また,リカバリする際に,リカバリできないメールがないかチェックしログ出力します。リカバリした後は,Mail - SMTPのサービスを起動してSendmailにメール送信した後,再度smuqにメールが退避されないか確認してください。
-l オプションの後にログファイル名を指定します。指定されたログファイルに,リカバリを行ったファイル名,リカバリに失敗したファイル名の情報を出力します。指定されたログファイルが既に存在する場合には,メッセージは追加出力します。ログファイル名にファイル名だけを指定した場合にはlogdir下に出力します。ログファイル名には相対パス名は指定できません。
-s オプションを指定すると本コマンドを実行したときに,画面上のメッセージを出力しません。なお,本オプションは省略することができます。
| 戻り値 | 説明 |
|---|---|
| 0 | 1件以上のメールをsmqに復旧し,復旧に失敗したメールはありません。 復旧するメールがsumqにありません。 |
| 0以外 | コマンドが正常に実行できませんでした。0件以上のメールをsmqに復旧し,復旧に失敗したメールが1件以上あります。 |
smuq2smqコマンドを使用する場合には,以下の点に注意してください。
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