Groupmax Mail - SMTP Version 7 運用ガイド
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
- Windows版の場合
- smtpmngは,「Mail - SMTPセットアップ」アイコンから起動します。起動すると,サブコマンドの一覧が表示されます。
- HP-UX版,AIX版の場合
- smtpmngコマンドの構文を次に示します。起動すると,サブコマンドの一覧が表示されます。
# smtpmng
(2) サブコマンド
smtpmngコマンドで環境設定用ファイルを処理する場合,次のサブコマンドを使います。括弧()内はサブコマンドの短縮形です。
- help(h)
- サブコマンドを再表示します。
- print_config(p)
- 現在の環境設定値を一覧表示します。
- edit_domain(ed)
- ドメインファイルを編集します。
- edit_format(ef)
- 送受信するメールの変換フォーマットについて設定します。
- edit_mapping(em)
- アドレスのマッピング方法について設定します。
- edit_option(eo)
- ゲートウェイの監視時間,ログ出力パラメタ,およびエラーログレベルなどのオプションパラメタを設定します。
- edit_archive(ea)
- メールアーカイブ機能について設定します。メールアーカイブ機能を使用しない場合には,本サブメニューの設定をしないでください。
- edit_smailpath(es)
- Sendmailのパス名を変更します。本設定項目は,Windows版のみ提供されます。HP-UX版およびAIX版では設定不要です。
- 注意
- 以降のsmtpmngコマンドの説明において,edit_smailpathメニューの説明や,設定項目SENDMAILの内容表示,設定方法の説明がありますが,全てWindows版の提供機能です。
- quit(q)
- smtpmngコマンドを終了します。
smtpmngコマンドを実行すると,次のように専用のプロンプトが表示されます。
smtpmng >
プロンプトから各サブコマンドを選択して環境を設定します。なお,サブコマンドの詳しい使い方については,「2.3 smtpmngのサブコマンド」を参照してください。
smtpmngコマンドを使用する場合には,次の点に注意してください。
- 同時に複数のsmtpmngコマンドを起動できません。
- サブコマンドから入力した値が不正だった場合は,エラーメッセージが出力されて再入力待ちになります。入力する値の大きさ,文字コードおよび文字列の長さに注意してください。
- smtpmngコマンドで設定値を保存した場合,変更前の内容は拡張子.bkの付いたファイルに保存されます。
- smtpmngコマンドは,<Ctrl>+<C>や<Ctrl>+<Break>などによる割り込みでの強制終了はできません。また,ウインドウシステムのクローズ操作による終了もできません。必ず,サブコマンドquit(q)を使って終了してください。
- システム管理者(rootユーザ)だけがsmtpmngコマンドを使用できます(HP-UX版およびAIX版)。
- smtpmngコマンドを起動する場合,Mail - SMTPのサービスを停止する必要があります。また,dbmapコマンド実行中やsmuq2smqコマンド実行中もsmtpmngコマンドを起動することはできません。dbmapコマンドやsmuq2smqコマンドが終了してからsmtpmngコマンドを起動してください。なお,Address ServerおよびMail Serverのサービスは停止する必要はありません。
- 設定値の入力で,リターンキーだけを入力した場合には,デフォルト値または現在の設定値が入力されたものとして動作します。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2004, 2015, Hitachi, Ltd.