11.1.2 gmaxgexpコマンドの使用例

gmaxgexpコマンドの使用例を説明します。

使用例では,前提としてgmaxgexpコマンドを実行できる状態で,コマンドプロンプト上のカレントディレクトリが<インストール先ディレクトリ>¥binになっていることとします。また,情報の出力先はc:¥temp¥gdata.csvファイルとします。

<この項の構成>
(1) 全データを出力する場合
(2) 全グループのメンバ情報を出力し,出力するデータの処理区分にUを設定する場合
(3) 情報を出力するグループ・掲示板を指定する場合

(1) 全データを出力する場合

次に示すようにコマンドを実行すると,gdata.csvファイルとメンバのIDファイルには登録済みの全グループと全掲示板のメンバの情報が出力されます。掲示板のメンバについては,メンバごとのアクセス権についても出力されます。

gmaxgexp  tb  c:¥temp¥gdata.csv

(2) 全グループのメンバ情報を出力し,出力するデータの処理区分にUを設定する場合

次に示すようにコマンドを実行すると,gdata.csvファイルとグループのメンバのIDファイルには登録済みの全グループの情報が出力されます。また,オプション-sで出力したgdata.csvの処理区分にはUが設定されます。

gmaxgexp  -s U  t  c:¥temp¥gdata.csv

(3) 情報を出力するグループ・掲示板を指定する場合

特定のグループや掲示板のメンバの情報を出力する場合は,出力する情報の種類(グループ,又は掲示板)とそのIDを記述したCSV形式のフィルタファイルを作成して出力対象を指定します。グループIDが「A00101」のグループと掲示板IDが「a1341」の掲示板のメンバを出力するためのフィルタファイルc:¥temp¥gfilter.csvを次に示します。

[図データ]

作成したc:¥temp¥gfilter.csvを使って,次に示すようにコマンドを実行すると,登録情報がgdata.csvファイルとメンバのIDファイルに出力されます。

gmaxgexp  -f c:¥temp¥gfilter.csv  tb  c:¥temp¥gdata.csv