2.6 ユーザ情報の設定

ユーザ登録ファイルに,ユーザの追加・削除・移動・変更を設定する場合に必要な項目を表2-4に示します。表2-4に記述のない項目には値を設定しないでください。表2-4の項番は,ユーザ登録ファイルの70個の項目のうちの何番目に設定する項目であるかを示しています。

表2-4 ユーザの追加・削除・移動・変更に必要な設定項目

項番設定項目追加(A)削除(D)移動(M)変更(C)
1組織種別(ユーザ)UUUU
3処理区分ADMC
4MTA名※1※1
5ユーザID
7最上位組織ID
8所属組織ID※2※2※3※4
9役職4
10日本語名
11英語姓
12英語名
13ニックネーム
15ホームサーバ※5※5
24引継フラグ
25電話番号4
26専用線番号4
27FAX番号4
28テレックス番号4
29アンサバックコード4
39セキュリティランク※6※6※13
41タイプ7
42O/R名※8
45上長役職名4
46上長ユーザID4
47Schedulerサーバ※6※64
48Workflowサーバ※9※94
49Document Managerサーバ※10※104
50Document Managerサブサーバ14
51Document Managerサブサーバ24
52Document Managerサブサーバ34
53Document Managerサブサーバ44
54メールボックス番号※11※12
59E-mail114
63メールボックス容量※11
64チェック部処理結果××××
65チェック部エラー要因
66実行部処理結果(M)××××
70実行部エラー要因14
(凡例)
○:必ず設定しなければならないことを示します。
●:必ず登録済みのデータを設定することを示します。
△:任意で設定することを示します。
▲:任意で,登録済みのデータを設定することを示します。
-:設定する必要がないことを示します。値を設定しないでください。
×:値を設定してはいけないことを示します。
上記以外:表中の値を設定することを示します。
注1
同じMTAに英語姓と英語名が同じユーザを登録すると,O/R名が重複してエラーになります。このような場合は,マスタ管理サーバの<インストール先ディレクトリ>¥nxcdir¥gmpublicinfoファイルに次のように指定します。ユーザ登録,又はユーザ移動でO/R名が重複しても,O/R名の「/S=」のオペランドをシステムが重複しないように自動生成します。

ORNAME_GEN=AUTO

注2
兼任ユーザを設定している場合,主体ユーザに対して削除(D)・移動(M)を行うと,兼任ユーザ情報も削除されます。
注※1
タイプに"1"を設定する場合には,必ず設定してください。
注※2
最上位組織直下へユーザを追加(A)又は移動(M)する場合は設定しないでください。
注※3
所属組織の変更は,同一最上位組織下の組織だけ指定できます。別の最上位組織下に変更する場合は,処理区分"M"(移動)で最上位組織IDと所属組織IDを変更してください。最上位組織直下以外のユーザを最上位組織直下に変更する場合,項目削除機能を使用して所属組織IDを削除してください。
注※4
これらの項目については,Address Serverに登録されている値を一括登録ユティリティを使って削除できます(ただし,Schedulerサーバの項目を削除する場合,セキュリティランクの設定も同時に削除されます)。
詳細は「2.8.4 ユーザ登録ファイル作成時の注意事項」を参照してください。
注※5
タイプに"1"又は"5"を設定する場合に,必ず設定してください。タイプに"3"又は"4"を設定する場合には,設定しないでください。
注※6
Schedulerユーザの場合には,必ず設定してください。Schedulerユーザでない場合には設定しないでください。
注※7
宛先ユーザ,アドレス帳ユーザを設定する場合,次のパラメタを指定しても無効になります。
項番47(Schedulerサーバ)~項番53(Document Managerサブサーバ4)
注※8
タイプに"3"を設定する場合には,必ずユーザが設定してください。タイプに"3"以外を設定する場合には,自動的に設定されます。ユーザは設定しないでください。
注※9
Workflowユーザの場合には,必ず設定してください。
注※10
Document Managerユーザの場合には,必ず設定してください。
注※11
メール属性を持つアドレスユーザの場合だけ指定できます。メール属性を持つアドレスユーザ以外の場合,指定しないでください。
注※12
登録済みの場合,指定しても無効になります。
注※13
Schedulerサーバを設定する場合は,必ず設定してください。Schedulerサーバを設定していない場合は,設定しないでください。
注※14
表計算ソフトでユーザ登録ファイルを作成する場合には,半角スペースを設定してください。