7.3 SAVE_MB/LOAD_MBコマンドのメッセージ

SAVE_MBコマンド,およびLOAD_MBコマンドのメッセージについて説明します。

出力されるメッセージ形式は次のとおりです。

GM  B  001  E
1  2   3   4

1.メッセージを表示するプログラム区分 GM(固定)
2.SAVE_MB/LOAD_MBコマンドの場合 「B」
3.4のメッセージ区分での連続番号
4.エラーメッセージの場合 「E」
情報メッセージの場合 「I」
警告メッセージの場合 「W」

GMB002E ロックファイル***が存在します。

要因
別のSAVE_MB/LOAD_MBコマンドが動作中です。
対処
SAVE_MB/LOAD_MBコマンドの処理が終了してから,再実行してください。別のSAVE_MB/LOAD_MBコマンドが動作していないのに,このメッセージが表示されるときは次のコマンドを実行してください。
del ロックファイル名

GMB003E ファイル***が作成できません。
      付加情報:×××××

要因
ファイルが作成できません。
対処
ファイルの書き込み権限があるかを確認してから,再実行してください。

GMB004E パラメタが不正です。

要因
パラメタが不正です。
対処
パラメタを確認してから,再実行してください。

GMB005E ユーザ登録ファイル***が見つかりません。

要因
ユーザ登録ファイル***が見つかりませんでした。
対処
ユーザ登録ファイルを確認してから,再実行してください。

GMB006E ユーザ登録ファイル***の内容が不正です。

要因
ユーザ登録ファイル***の内容が不正です。
対処
ユーザ登録ファイル***の内容を修正してから,再実行してください。
なお,gmaxchkコマンドでユーザ登録ファイルにエラーがないことを確認してから,再実行するようにしてください。

GMB007E ディレクトリ***が見つかりません。

要因
ディレクトリ***が見つかりませんでした。
対処
正しいディレクトリを指定してから,再実行してください。

GMB009E システム管理者権限で実行してください。

要因
システム管理者以外のユーザがコマンドを実行しました。
対処
システム管理者でログインしてから再実行してください。

GMB011E 未サポートのデータベース***のため処理できません。

要因
未サポートのデータベースのため処理できません。
対処
このバージョンでは対処できません。

GMB012E ×××××の実行ができません。

要因
×××××の実行ができませんでした。
×××××には,<インストールディレクトリ>¥bin¥nxcheckDB,又は<インストールディレクトリ>¥bin¥gmmxoddbが入ります。
対処
ファイルの実行権限があるかどうかを確認して,実行できない場合は障害受付窓口に連絡してください。

GMB013E ディレクトリ***が作成できません。
      付加情報:×××××

要因
ディレクトリ***が作成できません。
対処
ディレクトリの書き込み権限があるかを確認してから,再実行してください。

GMB015E 退避ファイル***が見つかりません。

要因
退避ファイルが見つかりませんでした。
対処
退避ファイルがあるかを確認してから,再実行してください。ファイルが存在しない場合は,ファイルを作成してください。

GMB016E ユーザ登録ファイルをオープンできません。
      付加情報:×××××

要因
ユーザ登録ファイルをオープンできませんでした。
対処
ユーザ登録ファイルが存在するかを確認してから,再実行してください。

GMB017E ホームサーバの情報取得に失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
ホームサーバの情報取得に失敗しました。
対処
ホームサーバが登録されているかを確認してから,再実行してください。

GMB019E ユーザ情報が不正です。

要因
ユーザ登録ファイル中に設定されているユーザ情報が不正です。
対処
gmaxchkコマンドを実行してエラーになる不正なユーザ情報を修正してから,再実行してください。

GMB020E ユーザは未登録です。

要因
ユーザの登録情報が不正な状態になっています。
対処
ユーザの削除および再登録を行って,コマンドを再実行してください。
同じユーザでエラーが再度表示される場合は,障害受付窓口に連絡してください。

GMB022E 環境変数***の値が長過ぎます。

要因
環境変数***の設定値が制限長を超えています。
対処
環境変数***の値を修正してから,再実行してください。

GMB023E ファイル***が見つかりません。

要因
ファイル***が見つかりませんでした。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB024E ファイル***の形式が不正です。

要因
ファイル***の形式が不正です。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB025E DBへのログインに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
データベースへのログインに失敗しました。Mail Serverの環境が壊れている可能性があります。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB026E DBからのログアウトに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
データベースからのログアウトに失敗しました。Mail Serverの環境が壊れている可能性があります。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB027E 退避ファイルのクローズでエラーが発生しました。
      付加情報:×××××

要因
退避ファイルのクローズでエラーが発生しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB031E ***はテーブル***用の退避ファイルではありません。

要因
退避ファイルが壊れています。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB032E メモリ確保に失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
動作するために必要なメモリが確保できませんでした。
対処
使用していないアプリケーションの処理を終了してから,再実行してください。

GMB033E 退避ファイル***がオープンできません。
      付加情報:×××××

要因
退避ファイル***がオープンできませんでした。
対処
エラーの要因を確認してから,再実行してください。

GMB034E 退避ファイル***のn行目が不正です。
      付加情報:×××××

要因
退避ファイル***が壊れています。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB035E 退避ファイルの読み込みでエラーが発生しました。
      付加情報:×××××

要因
退避ファイルの読み込みでエラーが発生しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB038E 退避ファイルへの書き込みでエラーが発生しました。
      付加情報:×××××

要因
退避ファイルへの書き込みでエラーが発生しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB039E 退避ファイルのフラッシュでエラーが発生しました。
      付加情報:×××××

要因
退避ファイルのフラッシュでエラーが発生しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB040E テーブルのオープンに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
データベースのテーブルのオープンに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB041E FETCHに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
FETCHに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB042E DELETEに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
DELETEに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB043E UPDATEに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
UPDATEに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB044E INSERTに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
INSERTに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB046E 退避ファイル***のn行目に長過ぎる文字列があります。
      付加情報:×××××

要因
退避ファイル***が壊れています。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB047E スキーマの設定に失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
スキーマの設定に失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB048E PREPAREに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
PREPAREに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB049E ファイル***がオープンできません。
      付加情報:×××××

要因
ファイル***がオープンできませんでした。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB050E ファイル***にエラーログを出力しました。

要因
バックアップ,又はリストア処理でエラー(警告エラーを含む)がありました。
対処
エラーログ内のメッセージに従って,対処をしてください。

GMB052E ***ファイルの読み込みに失敗しました。

要因
***ファイルの読み込みに失敗しました。
対処
gmsetup.iniファイルの場合は,<インストールディレクトリ>¥bin¥setupディレクトリにgmsetup.iniが存在するかを確認してください。存在する場合は,障害受付窓口に連絡してください。その他のファイルの場合は,障害受付窓口に連絡してください。

GMB053E *****の実行ができません。

要因
*****の実行ができませんでした。
*****にはnxcheckDB.exe又はgmmxoddb.exeが入ります。
対処
ファイルが存在するかを確認してください。存在する場合は,障害受付窓口に連絡してください。

GMB054E ユーザアカウント***以外の方は実行できません。処理を終了します。

要因
システム管理者以外のユーザがコマンドを実行しました。
対処
システム管理者のユーザで再実行してください。

GMB055E ディレクトリ***の読み込みに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
ディレクトリの読み込みに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB056E システムエラーが発生しました。
      付加情報:×××××

要因
システムエラーが発生しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB057E DBが正常に起動されていません。
      付加情報:×××××

要因
データベースが正常に起動されていませんでした。
対処
データベースを起動してから,再実行してください。

GMB059E COMMITに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
データベースのCOMMIT処理に失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB060E ROLLBACKに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
データベースのROLLBACK処理に失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB063E メールボックス***の閉塞に失敗しました。

要因
メールボックスの閉塞に失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB064E メールボックス***の閉塞解除に失敗しました。

要因
メールボックスの閉塞解除に失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB065E メールボックス閉塞の初期化処理に失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
メールボックス閉塞の初期化処理に失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB066E メールのユーザではありません。

要因
メール属性を持たないアドレスユーザに対して保存又は回復を実行しました。
対処
メール属性を持つアドレスユーザに対して保存又は回復を実行してください。

GMB067E メールが存在するため,リストアできません。

要因
メールが存在するため回復が実行できませんでした。
対処
メールを削除してから,再実行してください。

GMB078E ファイル***の読み込みに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
ファイル***の読み込みに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB079E ファイル***の書き込みに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
ファイル***の書き込みに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB080E Address環境変数設定処理に失敗しました。

要因
内部の環境変数設定に失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB091E メールの組織ではありません。

要因
メール属性を持たない組織に対して,保存又は回復を実行しました。
対処
メール属性を持つ組織に対して,保存又は回復を実行してください。

GMB092E 組織は未登録です。

要因
組織未登録でした。
対処
組織を登録してから,再実行してください。

GMB093E メールボックス***のロックに失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
メールボックス***のロックに失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB094E メールボックス***のロック解除に失敗しました。
      付加情報:×××××

要因
メールボックス***のロック解除に失敗しました。
対処
障害受付窓口に連絡してください。

GMB095E メールボックス***のメールを削除できなかったため,リストアできません。

要因
メールボックス***のクリアに失敗しました。
対処
メールを削除してから再実行してください。

GMB120E Address_Mailセットアップを行なってから起動してください。

要因
セットアップを行わずにSAVE_MB/LOAD_MBコマンドを実行しました。
対処
セットアップが完了した環境で実行してください。

GMB001I 処理中止要求を受け付けました。

対処
情報メッセージのため対処は不要です。

GMB002I バックアップ処理を終了します。

対処
情報メッセージのため対処は不要です。

GMB003I リストア処理を終了します。

対処
情報メッセージのため対処は不要です。

GMB022I ユーザ***を処理中です。 nレコード

対処
情報メッセージのため対処は不要です。

GMB023I 組織***を処理中です。 nレコード

対処
情報メッセージのため対処は不要です。

GMB001W 警告:指定されたホームサーバは登録されてません。
      付加情報:×××××

要因
指定されたホームサーバは登録されていません。
対処
<OSインストール先ディレクトリ>¥system32¥drivers¥etc¥hostsファイル,又はDNSサーバ,又はhostsファイルにドメイン名又はホスト名を登録してください。

GMB002W 警告:ファイル***が削除できませんでした。
      付加情報:×××××

要因
ファイルが削除できませんでした。
対処
ファイルの書き込み権限があるかを確認してから,ファイルを削除してください。

GMB004W 警告:ユーザは未登録です。
      付加情報:×××××

要因
ユーザは未登録です。
対処
必要があればユーザを登録してから,再実行してください。

GMB005W 警告:ホームサーバ***にユーザは未登録です。
      付加情報:×××××

要因
ホームサーバにユーザは未登録です。
対処
必要があればユーザを登録してから,再実行してください。

GMB006W 警告:ディレクトリ***に退避ファイルがありません。

要因
回復が正常に終了しているのに再実行しました。又は,指定したディレクトリに退避ファイルがありません。
対処
必要があればディレクトリに退避ファイルを保存してから,再実行してください。

GMB007W 警告:組織は未登録です。
      付加情報:×××××

要因
組織は未登録です。
対処
必要があれば組織を登録してから,再実行してください。

GMB008W 警告:ホームサーバ***に組織は未登録です。
      付加情報:×××××

要因
ホームサーバに組織は未登録です。
対処
必要があれば組織を登録してから,再実行してください。

GMB009W 警告:共用メールボックスIDが異なるため処理しません。
      付加情報:×××××

要因
保存する組織の共用メールボックスIDと回復する組織の共用メールボックスIDが異なるため,処理しませんでした。
対処
ユーザ登録ファイルの共用メールボックスIDを保存する組織の共用メールボックスIDにしてから,再実行してください。

GMB020W 文字コードの解析でエラーが発生しました。
      エラー文字列=<エラーを検出したデータ>

要因
送信メールおよび受信メールのデータベース格納項目に不正な文字が含まれています。
対処
SAVE_MBコマンド実行時に「-e」パラメタで指定した実行結果出力先ディレクトリに出力されているファイル(*.lst,*.log,*.trc)を障害受付窓口まで送付してください。

GMB021W <テーブル名>のファイル出力処理で,エンコードできない文字列がありました。<詳細情報>

<テーブル名>:次のどれかを出力します。
LASTSEQNO:メール通番管理情報
NOTICEMAIN:通知情報
RECVMAILMAIN:受信メール情報
SENDMAILMAIN:送信メール情報
SENDRECIPIENTS:送信メール宛先情報
<詳細情報>:テーブル別に次の情報を出力します。
LASTSEQNO:ORNAMEID=<O/R名ID>
NOTICEMAIN:ORNAMEID=<O/R名ID>, IPNKEY=<メッセージキーID>
RECVMAILMAIN:ORNAMEID=<O/R名ID>, RECVKEY=<メール受信ID>
SENDMAILMAIN:ORNAMEID=<O/R名ID>, SENDKEY=<メール送信ID>
SENDRECIPIENTS:ORNAMEID=<O/R名ID>, SENDKEY=<メール送信ID>, RECIPIENTORNAME=<受信者O/R名>
要因
送信メールおよび受信メールのデータベース格納項目に不正な文字が含まれています。
対処
SAVE_MBコマンド実行時に「-e」パラメタで指定した実行結果出力先ディレクトリに出力されているファイル(*.lst,*.log,*.trc)を障害受付窓口まで送付してください。

GMB022W 文字コードの解析でエラーが発生しました。
      項目=<項目名> エラー文字列=<エラー文字列>

<項目名>:次のどれかを出力します。
主題の場合:"Subject"
E-mailコメントの場合:"GlobalDomainIdentifier"または"LocalIdentifier"
<エラー文字列>:<項目名>に示した項目の格納データを出力します。
要因
送信メールおよび受信メールの主題又はE-mailコメントに不適切な文字が含まれています。
対処
対処は不要です。

GMB023W <テーブル名>のファイル出力処理で,エンコードできない文字をエンコード可能な文字に変更しました。<詳細情報>

<テーブル名>:次のどれかを出力します。
RECVMAILMAIN:受信メール情報
SENDMAILMAIN:送信メール情報
SENDRECIPIENTS:送信メール宛先情報
<詳細情報>:テーブル別に次の情報を出力します。
RECVMAILMAIN:USERID=<ユーザID>, RECVKEY=<メール受信ID>, DELIVERYTIME=<メール受信日時(GMT)>, SUBJECT=<不正文字変換後の主題>
SENDMAILMAIN:USERID=<ユーザID>, SENDKEY=<メール送信ID>, SUBMISSIONTIME=<メール送信日時(GMT)>, SUBJECT=<不正文字変換後の主題>
SENDRECIPIENTS:USERID=<ユーザID>, SENDKEY=<メール送信ID>, RECIPIENTORNAME=<受信者O/R名>
要因
送信メールおよび受信メールの主題又はE-mailコメントに不適切な文字が含まれています。
対処
対処は不要です。