5.5 データ削除の例

データ削除のサンプルファイルは,<インストール先ディレクトリ>¥sample¥Dasya.csvです。このファイルを基にデータ削除の例を説明します。

<この節の構成>
(1) サンプルの説明
(2) データの削除手順

(1) サンプルの説明

サンプルファイルDasya.csvは,A株式会社の構成(最上位組織,組織,ユーザ)をすべて削除する場合のユーザ登録ファイルです。

ユーザがDasya.csvファイルを編集して,ユーザ自身のサーバ環境で利用する場合は,サンプルファイルのとおりに削除の対象になる組織種別,処理区分,各ID(ユーザの場合はユーザID,組織の場合は組織ID,最上位組織の場合は最上位組織ID)を設定する必要があります。また,設定する順番は,データを削除する順番に従ってユーザ,組織,最上位組織の順で設定してください。

(2) データの削除手順

データ削除の例として,サンプルファイルでデータを削除する手順を次に示します。

この例ではインストール先ディレクトリをc:¥Groupmax¥Addrと仮定しています。

  1. 本社サーバ(マスタ管理サーバ)でコマンドプロンプトを起動して,<インストール先ディレクトリ>¥binディレクトリにカレントディレクトリを変更します。
    次のように実行してください。
    cd c:¥Groupmax¥Addr¥bin
  2. 本社サーバ(マスタ管理サーバ)でgmaxchkコマンドを実行します。
    Dasya.csvをチェックします。次のように実行してください。
    gmaxchk -v c:¥Groupmax¥Addr¥sample¥Dasya.csv
  3. 本社サーバ(マスタ管理サーバ)でgmaxsetコマンドを実行します。
    データの削除をマスタ管理サーバに登録します。次のように実行してください。
    gmaxset -v m c:¥Groupmax¥Addr¥sample¥Dasya.csv
  4. 本社サーバ(マスタ管理サーバ)でnxsrepstatコマンドを実行します。
    データの削除がレプリケーションされたかを確認します。次のように実行してください。
    nxsrepstat