はじめに

このマニュアルは,Groupmax Version 7の Address Server Version 7(以降,Address Serverと呼びます)およびMail Server Version 7(以降,Mail Serverと呼びます)のアドレス情報を一括して登録する機能について説明したものです。

また,次に示すAddress ServerやMail Serverのオプション プログラムプロダクトのセットアップと運用についても説明しています。

対象読者

Groupmax上でAddress ServerとMail Serverの環境設定,運用,および管理を行うシステム管理者の方を対象としています。このマニュアルでシステム管理者とは,次の前提知識がある方とします。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す編から構成されています。

第1編 一括登録ユティリティ
第1章 一括登録ユティリティの概要
一括登録ユティリティの機能や運転席からの最上位組織,組織,ユーザに対する操作との違いなどについて説明しています。
第2章 一括登録ユティリティのユーザ登録ファイル
一括登録ユティリティの実行に必要なユーザ登録ファイルについて説明しています。
第3章 一括登録ユティリティの実行手順
一括登録ユティリティを使用して最上位組織,組織,ユーザを登録する手順について説明しています。一括登録ユティリティを使用するときは,この手順どおりに実行してください。
第4章 一括登録ユティリティのコマンド
一括登録ユティリティのコマンドの詳細について説明しています。
第5章 一括登録ユティリティの使用例
一括登録ユティリティの使用例をサンプルを使って説明しています。
第6章 一括登録ユティリティのデータシート
一括登録ユティリティのコマンドの実行条件や実行時間の目安について説明しています。
第7章 一括登録ユティリティのメッセージ一覧
一括登録ユティリティの各コマンドを実行したときに出力されるメッセージについて説明しています。
第2編 グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティ
第8章 グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティの概要
グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティの機能やコマンドの構成などについて説明しています。
第9章 グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティのユーザ作成ファイル
グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティの実行に必要な,グループ定義ファイルとグループデータファイルについて説明しています。
第10章 グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティの実行手順
グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティを使用して,グループの情報や掲示板のメンバの情報を登録する手順について説明しています。グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティを使用するときは,この手順どおりに実行してください。
第11章 グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティのコマンド
グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティのコマンドの詳細について説明しています。
第12章 グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティの使用例
グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティの使用例について説明しています。
第13章 グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティのデータシート
グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティのコマンドの実行条件や実行時間の目安について説明しています。
第14章 グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティのメッセージ一覧
グループ・掲示板メンバ一括登録ユティリティの各コマンドを実行したときに出力されるメッセージについて説明しています。
第3編 ユーザ任意情報
第15章 ユーザ任意情報の概要
ユーザ任意情報の機能や設定方法について説明しています。

関連マニュアル

このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

Groupmax Integrated Desktop Version 7 ユーザーズガイド(3020-3-D06)
電子メール,電子掲示板,電子アドレス帳の機能について説明しています。
Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド(3020-3-B56)
Object Serverの環境設定,運用方法について説明しています。
Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編(3020-3-D10)
Address ServerとMail Serverの環境設定,運用方法について説明しています。
Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド ユティリティ編(3000-3-A81)
HI-UX/WE2およびHP-UXでの一括登録ユティリティの使用方法について説明しています。
Groupmax Document Manager Version 6 システム管理者ガイド(3020-3-B54)
Document Managerの環境設定,運用方法について説明しています。
Groupmax Workflow Version 6 システム管理者ガイド(3020-3-B59)
Workflowの環境設定,運用方法について説明しています。
Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド(3020-3-D15)
Schedulerの環境設定,運用方法について説明しています。
Groupmax Mail - SMTP Version 7 運用ガイド(3020-3-D13)
Mail - SMTPの環境設定,運用方法について説明しています。
Groupmax Agent Version 5 システム管理者ガイド(3020-3-A76)
Groupmax Agentの環境設定,運用方法について説明しています。
Windows NT Groupmax System Manager - TCP/IP/System Agent - TCP/IP Version 5 システム管理者ガイド(3020-3-A82)
System Manager - TCP/IPとSystem Agent - TCP/IPの環境設定,運用方法について説明しています。
MULTI2暗号ライブラリ&ユーティリティ Keymate/Multiユーザーズガイド(3020-3-652)
MULTI暗号ライブラリ機能を利用したデータの暗号化の仕組みと操作方法について説明しています。

マニュアルでの表記

このマニュアルでは,製品名称を以下に示す略称で表記しています。

製品名称略称
Groupmax Address Server Version 7Address Server
Groupmax Address Server - Replication Option Version 6Address Server - Replication Option
Groupmax Mail Server Version 7Mail Server
Groupmax Mail - X.400 Version 6Mail - X.400
Groupmax Directory Server Version 3Groupmax Directory Server
Groupmax Directory Client Version 3Groupmax Directory Client
Groupmax Mail - SMTP Version 7Mail - SMTP
Groupmax Document Manager Version 6Document Manager
Groupmax Object Server Version 6Object Server
Groupmax Scheduler Server Version 7Scheduler
Groupmax Workflow Server Version 6Workflow
Groupmax Voice Mail - Gateway Version2.0Voice - Gateway
Groupmax System Manager - TCP/IP Version 5System Manager - TCP/IP
Groupmax System Agent - TCP/IP Version 5System Agent - TCP/IP
Groupmax Agent Server Version 5Agent Server
Groupmax Agent - Mail Server Version 6Groupmax Agent - Mail Server
Keymate/Multi for WindowsKeymate/Multi
Keymate/Multi Version2
Microsoft(R) Office ExcelExcel
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Operating SystemおよびMicrosoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server Operating SystemWindows 2000
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003,Standard Edition 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2003,Enterprise Edition 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Standard Edition 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Standard x64 Edition 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Enterprise Edition 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2003 R2,Enterprise x64 Edition 日本語版Windows 2003
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise x64 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard x64 日本語版Windows 2008
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard 日本語版およびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter 日本語版Windows 2012

マニュアルの本文中でマニュアル名称の後に「(Windows用)」と記述されている場合は,そのマニュアルの適用OSがWindows 2003,Windows 2008およびWindows 2012であることを示します。

表記の読み替えについて

Windows 2003をご使用の方は,本文中の「Windows NT」を「Windows 2003」と読み替えてください。

Windows 2008をご使用の方は,本文中の「Windows NT」を「Windows 2008」と読み替えてください。

Windows 2012をご使用の方は,本文中の「Windows NT」を「Windows 2012」と読み替えてください。

このマニュアルで使用する記号

このマニュアルで使用する記号について説明します。

記号意味
[  ]キーを示します。
[  ]+[  ]+の前のキーを押したまま,後のキーを押すことを示します。

このマニュアルでは,FLORAシリーズの代表的なキーボード表記を使用しています。

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。