19.3.2 環境変更の場合

  1. <インストール先ディレクトリ>¥nxcdirディレクトリにgmhostsファイルを作成します。
    テキストエディタなどで,次に示す形式で作成してください。

    該当するサーバのAddress Serverが使用するホスト名=Address Serverが使用するネットワークカードのIPアドレス

    <例>

    yokohama=150.0.0.1

  2. 同一アドレス管理ドメイン内の全メールサーバのPセレクタ値,Sセレクタ値及びTセレクタ値の組み合わせが一意になるように「X.400MHS運転席」で設定します。
  3. 同一アドレス管理ドメイン内の全メールサーバのサーバを停止します。
  4. 同一アドレス管理ドメイン内の全メールサーバで,mhs_nadr_cfgコマンドを次に示す形式で実行します。

    <インストール先ディレクトリ>¥x400¥run¥mhs_nadr_cfg TCP OFF

  5. マスタ管理サーバのgmpublicinfoファイルにネットワークカードの数だけ,次に示す形式でレコードを記述します。

    各ネットワークカードに割り当てられたIPアドレス=該当するサーバのAddress Serverが使用するホスト名

    <例>

    150.0.0.1=yokohama
    150.1.0.1=yokohama

  6. マスタ管理サーバのアドレスサービスを起動します。
  7. 同一アドレス管理ドメイン内の全メールサーバのサーバを起動します。

以上で設定は完了です。

mhs_nadr_cfgコマンドのメッセージについては,「16.20 mhs_nadr_cfg」を参照してください。