稼働中バックアップを実行する場合は,各コマンドのバッチファイルを作成して運用すると便利です。
バッチファイルのサンプルを次に示します。必要に応じて御利用ください。
@echo off
echo バックアップのための環境変数を設定します。
SET USERNAME=Administrator (注)Address Server及びMail Server
インストール時のログオンIDを
USERNAMEに設定してください。
例として"Administrator"を
設定しています。
SET USERDOMAIN=domain (注)USERNAMEに設定したユーザが所属する
ドメイン名を指定してください。
例として"domain"を設定しています。
echo 稼働中バックアップを開始します。
echo バックアップ準備コマンド[ADpreBK]を実行します。
rem Dドライブの¥mlbackupディレクトリ下のbfileファイルにメッセージを出力します。
ADpreBK -m D:¥mlbackup¥bfile
if ERRORLEVEL 1 goto ERR_END
echo バックアップ開始コマンド[ADstrBK]を実行します。
rem Dドライブの¥mlbackupディレクトリ下のbfileファイルにメッセージを出力します。
ADstrBK -m D:¥mlbackup¥bfile
if ERRORLEVEL 1 goto ERR_END
echo バックアップ取得コマンド[MLgetBK]を実行します。
rem Dドライブの¥mlbackupディレクトリ下にバックアップデータを格納します。
rem Dドライブの¥mlbackupディレクトリ下のbfileファイルにメッセージを出力します。
MLgetBK -d D:¥mlbackup -m D:¥mlbackup¥bfile
if ERRORLEVEL 1 goto ERR_END
echo バックアップ終了コマンド[ADstpBK]を実行します。
rem Dドライブの¥mlbackupディレクトリ下のbfileファイルにメッセージを出力します。
ADstpBK -m D:¥mlbackup¥bfile
rem echo 二次媒体へコピーします。
rem 二次媒体へのコピー処理を記述してください。
rem call ADRcopy
goto END
:ERR_END
echo エラー終了。バックアップ終了コマンド[ADstpBK]を実行します。
rem Dドライブの¥mlbackupディレクトリ下のbfileファイルにメッセージを出力します。
ADstpBK -m D:¥mlbackup¥bfile
:END
echo 稼働中バックアップが終了しました。
@echo on
なお,System Manager - TCP/IPのバックアップスケジュールに稼働中バックアップ用バッチファイルを指定することで,バックアップ処理をスケジュールすることができます。なお,スケジュールする前に,次の注意事項を必ず守ってください。
バックアップスケジュールの詳細については,マニュアル「Windows NT Groupmax System Manager - TCP/IP/System Agent - TCP/IP Version 5 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。