POP3/IMAP4の設定方法を次に示します。これらの設定が終わると,アドレス管理ドメイン内のすべてのメールサーバで,POP3/IMAP4を使用できるようになります。
- アドレス管理ドメイン内のすべてのメールサーバのservicesファイルに次のポート番号を定義します。
popcfg 106/tcp
pop3 110/tcp
imap 143/tcp
- マスタ管理サーバのAddress_Mailセットアップアイコンを起動します。
Address_Mail Serverセットアップダイアログボックスが表示されます。
![[図データ]](figure/h7020040.gif)
- Mail Serverオプション欄の「POP3/IMAP4を使用する(O)」をチェックします。
- 最優先アドレスマッピングの中からどちらか一つを選択し,チェックします。
- ニックネームマッピングで使用するドメインパートを入力します。
- [OK]ボタンを選択します。
アドレス管理ドメイン内でPOP3/IMAP4を使用する設定が完了します。[キャンセル]ボタンを選択すると,設定しないで終了します。
- マスタ管理サーバのアドレスサービスを起動します。
- アドレス管理ドメイン内のすべてのアドレスサーバのアドレスサービスを再起動します。
- 注意
- ニックネームマッピングで使用するドメインパートを変更すると,それまでインターネットクライアントにダウンロードされたメールの宛先は無効になります。
POP3/IMAP4サービス制御用のアプリケーションプログラム(ispdemon)を,サーバ単位で起動しないようにすることができます。起動しないようにするメールサーバの<インストール先ディレクトリ>¥nxcdir¥gmpublicinfoファイルに次のキーワードを記述してください。ただし,マスタ管理サーバのセットアップで,「POP3/IMAP4を使用する」にチェックしていない場合は,このキーワードは無視されます。
POP3=OFF