表F-1に示す条件で稼働中バックアップを実行した場合のコマンド実行時間の見積もりの例を,表F-2に示します。
表F-1 作業環境の条件
項目 | 条件 |
---|---|
サーバ構成 | シングルサーバ(マスタ管理サーバだけ) |
サーバマシン | CPU:Pentium 200メガヘルツ,2CPU搭載 |
OS | Windows 2000 |
掲示板数 | 100 |
掲示板記事数合計 | 160(記事はすべて本文だけでサイズは1キロバイト) |
前回からの変更記事数 | 80 |
個人メールボックス数 | 100 |
共用メールボックス数 | 10 |
1メールボックスのメール保有数 | 送信メール100通,受信メール100通(メールはすべて本文のサイズが1キロバイトで50キロバイトの添付ファイルが一つあるとします。) |
稼働中バックアップ作業中のログイン数 | 0 |
gmpublicinfoファイル | MLGETBK_SAVE_OPTION=Nを設定しない |
表F-2 稼働中バックアップのコマンド実行時間の例
コマンド名 | 時間[秒] |
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ADpreBKコマンド | 120 |
ADstrBKコマンド | 5 |
MLgetBKコマンド | 3,300 |
ADstpBKコマンド | 10 |
MLputBKコマンド | 9,000 |
なお,上記の条件では,MLgetBKコマンドとMLputBKコマンドの実行時間見積もり式は次のようになります。
作業時間の関係から,稼働中バックアップで運用できる1サーバ当たりのメールボックス数は,300までとなります。