付録F.6 コマンドリファレンス
(1) ADmodBK
このコマンドは,現在のサーバの状態が,通常モードなのかバックアップ取得モードなのかを確認できるコマンドです。このコマンドは以下のレジストリに記載されている場所に格納されています。
- 32ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
- 64ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
(a) 構文
ADmodBK [-v] [-h]
(b) 引数とオプション
- -v
- メッセージを標準エラー出力に表示する場合に指定します。
- -h
- ヘルプを標準エラー出力に表示する場合に指定します。このオプションを指定した場合はほかのオプションは無視され,ヘルプだけが表示されます。
(c) 機能説明
このコマンドは,基本的にエラーになることはありません。
(d) 戻り値
- 0
- 通常モードです。
- 1
- バックアップ取得モードです。
- 20
- パラメタが不正です。正しいパラメタを指定して再実行してください。
- 255
- エラーが発生しました。メッセージの内容を参照し障害を解消後,再実行してください。
(e) メッセージ
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss 通常モードです。
- 要因
- 現在の状態は通常モードです。
- 対処
- コマンドは正常に終了しているため,必要ありません。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップモードです。
- 要因
- 現在の状態はバックアップ取得モードです。
- 対処
- コマンドは正常に終了しているため,必要ありません。
(2) ADpreBK
このコマンドは,Address Server,Mail Serverを稼働中バックアップ作業中に変更します。このコマンドを開始した時点からが稼働中バックアップ作業中です。このコマンドは以下のレジストリに記載されている場所に格納されています。
- 32ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
- 64ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
このコマンドを実行する前に次の条件を満たしているか確認してください。
(a) 構文
ADpreBK -m ファイル名 [-t ディレクトリ名] [-v] [-h]
(b) 引数とオプション
- -m ファイル名
- メッセージを出力するファイルを指定します。このオプションは必ず指定します。すでにファイルがある場合は,ファイルの最後から追加書き込みします。256文字以内の完全パスで指定してください。ただし,ADpreBKコマンドの-tオプションで指定する一時待避用テンポラリディレクトリ上のファイルは指定しないでください。
- -t ディレクトリ名
- バックアップ取得中に使用する一時待避用テンポラリディレクトリを指定します。バックアップ中の変更データを格納しますので,ディスク容量が十分なディレクトリを指定してください。省略した場合は,<インストール先ディレクトリ>¥backupが仮定されます(ない場合は作成されます)。
- -v
- メッセージを標準エラー出力に表示する場合に指定します。
- -h
- ヘルプを標準エラー出力に表示する場合に指定します。このオプションを指定した場合はほかのオプションは無視され,ヘルプだけが表示されます。
(c) 機能説明
このコマンドが異常終了した場合は,基本的に稼働中バックアップ作業中になります。ADstpBKコマンドを実行して通常状態に戻してください。コマンド実行時にオプション指定で誤りがある場合は,Usageが表示されます。
(d) 戻り値
- 0
- コマンドが正常に終了しました。
- 1
- バックアップ取得モードにすることができません。-mオプションで指定したメッセージ出力ファイルにエラーの詳細を出力します。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,通常状態に戻してから再実行してください。
- 10
- すでにバックアップ取得モードです。ADstpBKコマンドを使用して,通常モードにしてください。
- 20
- パラメタの指定が不正です。正しいパラメタを指定して再実行してください。
- 30
- メッセージの出力先でエラーが発生しました。メッセージファイルを確認後,再実行してください。
- 99
- タイムアウトが発生しました。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,通常状態に戻してから再実行してください。
- 255
- エラーが発生しました。-mオプションで指定したメッセージ出力ファイルにエラーの詳細を出力します。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,通常モードに戻してから再実行してください。
(e) メッセージ
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ準備コマンドを完了しました。
- 要因
- このコマンドが正常に終了しました。
- 対処
- 正常終了のため必要ありません。ADstrBKコマンドを実行できます。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss既にバックアップ取得中です。
- 要因
- すでに稼働中バックアップ作業中です。
- 対処
- ADstpBKコマンドを使用して,通常モードにしてください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ準備状態に変更できません。(s)(n)
- 要因
- バックアップ取得モードにすることができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,ADstpBKコマンドを使用して,通常モードに戻してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss タイムアウトのためバックアップ準備に失敗しました。
- 要因
- タイムアウトが発生しました。
- 対処
- ADstpBKコマンドを使用して,通常モードに戻してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ準備コマンドでエラーが発生しました。(s)(n)
- 要因
- バックアップ取得モードにすることができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,ADstpBKコマンドを使用して,通常モードに戻してください。
(3) ADstpBK
このコマンドは,Address Server,Mail Serverを稼働中バックアップ作業中から通常状態に戻します。このコマンドは以下のレジストリに記載されている場所に格納されています。
- 32ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
- 64ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
このコマンドを実行する前に次の条件を満たしているか確認してください。
(a) 構文
ADstpBK -m ファイル名 [-v] [-h]
(b) 引数とオプション
- -m ファイル名
- メッセージを出力するファイルを指定します。このオプションは必ず指定します。すでにファイルがある場合は,ファイルの最後から追加書き込みします。256文字以内の完全パスで指定してください。ただし,ADpreBKコマンドの-tオプションで指定する一時待避用テンポラリディレクトリ上のファイルは指定しないでください。
- -v
- メッセージを標準エラー出力に表示する場合に指定します。
- -h
- ヘルプを標準エラー出力に表示する場合に指定します。このオプションを指定した場合はほかのオプションは無視され,ヘルプだけが表示されます。
(c) 機能説明
このコマンドは,バックアップ取得モードでだけ実行してください。このコマンドが異常終了した場合は,基本的にバックアップ取得モードになります。このコマンドを再実行して通常状態に戻してください。コマンド実行時にオプション指定で誤りがある場合は,Usageが表示されます。
(d) 戻り値
- 0
- コマンドが正常に終了しました。
- 1
- 通常モードにすることができません。-mオプションで指定したメッセージ出力ファイルにエラーの詳細を出力します。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,再実行してください。
- 13
- メールボックスのロック解除を開始できません。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,再実行してください。
- 14
- メールボックスのロック解除でエラーが発生しました。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,再実行してください。
- 20
- パラメタの指定が不正です。正しいパラメタを指定して再実行してください。
- 30
- メッセージの出力先でエラーが発生しました。メッセージファイルを確認後,再実行してください。
- 255
- エラーが発生しました。-mオプションで指定したメッセージ出力ファイルにエラーの詳細を出力します。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,再実行してください。
(e) メッセージ
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ終了コマンドを完了しました。
- 要因
- このコマンドが正常に終了しました。
- 対処
- 正常終了のため必要ありません。通常モードになりました。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ終了処理中状態に変更できません。(s)(n)
- 要因
- 通常モードにすることができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,ADstpBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ終了状態に変更できません。(n)
- 要因
- 通常状態にすることができません。
- 対処
- 詳細コードnを参照し,対処してください。障害解消後は,ADstpBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss メールボックスのロック解除の開始に失敗しました。(s)(n)
- 要因
- 通常状態にすることができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,ADstpBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss メールボックスのロック解除で異常が発生しました。(n)
- 要因
- 通常状態にすることができません。
- 対処
- 詳細コードnを参照し,対処してください。障害解消後は,ADstpBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ終了コマンドでエラーが発生しました。(s)(n)
- 要因
- 通常状態にすることができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,ADstpBKコマンドを再実行してください。
(4) ADstrBK
このコマンドは,Address Server,Mail ServerをMLgetBKコマンドを実行できる状態,またはバックアップツールを実行できる状態にします。このコマンドは以下のレジストリに記載されている場所に格納されています。
- 32ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
- 64ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
このコマンドを実行する前に次の条件を満たしているか確認してください。
(a) 構文
ADstrBK -m ファイル名 [-v] [-h]
(b) 引数とオプション
- -m ファイル名
- メッセージを出力するファイルを指定します。このオプションは必ず指定します。すでにファイルがある場合は,ファイルの最後から追加書き込みします。256文字以内の完全パスで指定してください。ただし,ADpreBKコマンドの-tオプションで指定する一時待避用テンポラリディレクトリ上のファイルは指定しないでください。
- -v
- メッセージを標準エラー出力に表示する場合に指定します。
- -h
- ヘルプを標準エラー出力に表示する場合に指定します。このオプションを指定した場合はほかのオプションは無視され,ヘルプだけが表示されます。
(c) 機能説明
このコマンドは,バックアップ取得モードでだけ実行してください。このコマンドが異常終了した場合は,基本的にバックアップ取得モードになります。ADstpBKコマンドを実行して通常モードに戻してください。コマンド実行時にオプション指定で誤りがある場合は,Usageが表示されます。
(d) 戻り値
- 0
- コマンドが正常に終了しました。
- 1
- MLgetBKコマンドの実行及びファイルをコピーできる状態にすることができません。-mオプションで指定したメッセージ出力ファイルにエラーの詳細を出力します。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,通常状態に戻してから再実行してください。
- 10
- バックアップ取得モードではありません。ADpreBKコマンドを実行してから,再実行してください。
- 20
- パラメタの指定が不正です。正しいパラメタを指定して再実行してください。
- 30
- メッセージの出力先でエラーが発生しました。メッセージファイルを確認後,再実行してください。
- 255
- エラーが発生しました。-mオプションで指定したメッセージ出力ファイルにエラーの詳細を出力します。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,通常状態に戻してから再実行してください。
(e) メッセージ
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ開始コマンドを完了しました。
- 要因
- このコマンドが正常に終了しました。
- 対処
- 正常終了のため必要ありません。MLgetBKコマンドを実行できます。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ開始状態に変更できません。(s)(n)
- 要因
- MLgetBKコマンドを実行できるようにすることができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,ADstpBKコマンドを実行して,通常モードに戻してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ準備状態になっていません。
- 要因
- ADpreBKコマンドを実行していません。
- 対処
- ADpreBKコマンドを実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ開始コマンドでエラーが発生しました。(s)(n)
- 要因
- MLgetBKコマンドを実行できるようにすることができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,ADstpBKコマンドを実行して,通常モードに戻してください。
(5) MLgetBK
このコマンドは,Mail Serverの稼働中バックアップデータを取得します。このコマンドは以下のレジストリに記載されている場所に格納されています。
- 32ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
- 64ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
このコマンドを実行する前に次の条件を満たしているか確認してください。
(a) 構文
MLgetBK -d ディレクトリ名 -m ファイル名 [-v] [-o ファイル名] [-w] [-h]
(b) 引数とオプション
- -d ディレクトリ名
- バックアップデータを格納するディレクトリを指定します。256文字以内の完全パスで指定してください。基本的にはインストール先ディレクトリとは別のファイルシステムを指定してください。
- -m ファイル名
- メッセージを出力するファイルを指定します。このオプションは必ず指定します。すでにファイルがある場合は,ファイルの最後から追加書き込みします。256文字以内の完全パスで指定してください。ただし,ADpreBKコマンドの-tオプションで指定する一時待避用テンポラリディレクトリ上のファイルは指定しないでください。
- また,このオプションで指定したファイルと同じディレクトリに次に示すログファイルが作成されます。
- mlbkupmb.log,gmaxexp.log,gmaxchk.log,save_mb.log, save_mb.lst
- -v
- メッセージを標準エラー出力及び標準出力に表示する場合に指定します。
- -o ファイル名
- 結果をファイルに出力する場合に指定します。指定したファイル名を利用して,ファイル名.bb(掲示板用)とファイル名.mb(メール用)にそれぞれのメッセージを出力します。すでにファイルがある場合は,ファイルの最後から追加書き込みします。250文字以内で指定してください。
- -w
- 結果を標準出力に表示する場合に指定します。
- -h
- ヘルプを標準エラー出力に表示する場合に指定します。このオプションを指定した場合はほかのオプションは無視され,ヘルプだけが表示されます。
(c) 機能説明
このコマンドが異常終了した場合は,基本的に稼働中バックアップ作業中になります。このコマンドを再実行してください。コマンド実行時にオプション指定で誤りがある場合は,Usageが表示されます。
(d) 戻り値
- 0
- コマンドが正常に終了しました。
- 10
- メッセージの出力先でエラーが発生しました。メッセージファイルを確認後,再実行してください。
- 11
- 結果の出力先でエラーが発生しました。結果ファイルを確認後,再実行してください。
- 12
- バックアップ格納先でエラーが発生しました。バックアップ格納先を確認後,再実行してください。
- 13
- メールボックスのバックアップを開始することができません。メッセージを確認し障害解消後,再実行してください。
- 14
- メールボックスのバックアップ中にエラーが発生しました。メッセージを確認し障害解消後,再実行してください。
- 20
- パラメタの指定が不正です。正しいパラメタを指定して再実行してください。
- 33
- Object Serverが起動されていません。Object Serverを起動してから再実行してください。
- 255
- エラーが発生しました。-mオプションで指定したメッセージ出力ファイルにエラーの詳細を出力します。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,再実行してください。
(e) メッセージ
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップコマンドが完了しました。
- 要因
- このコマンドが正常に終了しました。
- 対処
- 正常終了のため必要ありません。ADstpBKコマンドを実行できます。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss メッセージの出力先で入出力エラーが発生しました。(n)
- 要因
- メッセージの出力先でエラーが発生しました。
- 対処
- 詳細コードnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLgetBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss 結果の出力先で入出力エラーが発生しました。(n)
- 要因
- 結果の出力先でエラーが発生しました。
- 対処
- 詳細コードnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLgetBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ先ディレクトリ(d)で入出力エラーが発生しました。(s)(n)
- 要因
- バックアップ先ディレクトリdでエラーが発生しました。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLgetBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ssメールボックスのバックアップの開始に失敗しました。(s)(n)
- 要因
- メールボックスのバックアップを開始することができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLgetBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ssメールボックスのバックアップで異常が発生しました。(s)(n)
- 要因
- メールボックスのバックアップ中にエラーが発生しました。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLgetBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss データベースが未起動です。(n)
- 要因
- Object Serverが起動されていません。
- 対処
- Object Serverを起動してから再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップコマンドでエラーが発生しました。(s)(n)
- 要因
- バックアップを取得することができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLgetBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss gmaxexpでエラーが発生しました(出力ファイル名=FILE)。
- ログ情報(XXXgmaxexp.log)を元にエラーの原因を特定してください(戻り値=Y)。
- 要因
- gmaxexpユティリティでエラーが発生しました。FILEには出力ファイル名の絶対パスが,XXXgmaxexp.logにはログ情報のファイル名が,Yには戻り値が表示されます。
- 対処
- ログ情報のエラーコードを参照し,対処してください。障害回復後はMLgetBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss gmaxchkでエラーが発生しました(チェックファイル名=FILE)。
- ログ情報(XXXgmaxchk.log)を元にエラーの原因を特定してください(戻り値=Y)。
- 要因
- gmaxchkユティリティでエラーが発生しました。FILEには出力ファイル名の絶対パスが,XXXgmaxchk.logにはログ情報のファイル名が,Yには戻り値が表示されます。
- 対処
- ログ情報のエラーコードを参照し,対処してください。障害回復後はMLgetBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss SAVE_MBでエラーが発生しました(ファイル名=FILE)。
- ログ情報(XXXsave_mb.log,save_mb.lst)を元にエラーの原因を特定してください(戻り値=Y)。
- 要因
- SAVE_MBユティリティでエラーが発生しました。FILEには一括登録ファイルの絶対パスが,XXXsave_mb.log,save_mb.lstにはログ情報のファイル名が,Yには戻り値が表示されます。
- 対処
- ログ情報のエラーコードを参照し,対処してください。障害回復後はMLgetBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss mlbkupmbでエラーが発生しました(ログファイル=FILE)。
- 【付加情報】:XXX
- 要因
- mlbkupmbユティリティでエラーが発生しました。 FILEにはログファイルの絶対パスが表示されます。XXXには付加情報が表示されます。
- 対処
- 付加情報を参照し,対処してください。障害回復後はMLgetBKコマンドを再実行してください。
- 付加情報
- コマンドパラメタに誤りがあります。
- 対処
- 正しいコマンドパラメタを指定してMLgetBKコマンドを再実行してください。
- データの退避先に誤りがあります。
- 対処
- -dオプションで指定したディレクトリを確認してください。確認後はMLgetBKコマンドを再実行してください。
- 実行権限がありません。
- 対処
- システム管理者でMLgetBKコマンドを再実行してください。
- データベースへの接続に失敗しました。
- 対処
- Object Serverを起動してからMLgetBKコマンドを再実行してください。
- ファイルのアクセスに失敗しました。
- 対処
- -dオプションで指定したディレクトリとログ情報出力先に書き込み権限を与え,ディスク容量が十分あることを確認の上,MLgetBKコマンドを再実行してください。
- メモリ不足により処理を中断します。
- 対処
- 十分なメモリを確保後,MLgetBKコマンドを再実行してください。
- システムエラーが発生しました。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
(f) 結果
- *** YYYY/MM/DD hh:mm:ss MLgetBK(start) ***
- 内容
- MLgetBKコマンドが実行されたことを示します。
- *** YYYY/MM/DD hh:mm:ss <readmng file> ***
- 内容
- readmngファイルのコピーを開始することを示します。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss 識別子 ID
- 内容
- 識別子:Uの場合はユーザ,Oの場合は組織を示します。
- ID:ユーザIDまたは組織IDを示します。
- *** YYYY/MM/DD hh:mm:ss <article file> ***
- 内容
- 記事のコピーを開始することを示します。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss ID NO SUBJECT
- 内容
- ID:掲示板IDを示します。
- NO:記事IDを示します。
- SUBJECT:記事の主題を示します。
- *** YYYY/MM/DD hh:mm:ss MLgetBK(end) ***
- 内容
- MLgetBKコマンドが終了したことを示します。
- 表示
*DATE XXXXXXXX
*HOST YYYY
*OPT ZZZZZ
No ID ホスト名 判定(コメント)
- 内容
- 処理結果のヘッダ行です。XXXXXXXXは実行日付,YYYYは実行サーバのホスト名,ZZZZZはオプション指定内容(ユーザは特に意識する必要はありません)です。
- 表示
シーケンス番号 組織ID又はユーザID ホスト名 結果
- 内容
- 処理した結果を表すレコードです。シーケンス番号は処理の通番,組織IDまたはユーザIDは処理した対象のID,ホスト名は実行サーバのホスト名,結果は処理結果を文章にしたものです。
- 表示
----/----------------/---------------------------------/-----------------------------------------------
- 内容
- 処理した結果を表すレコードの前後につける目印です。
(6) MLputBK
このコマンドは,MLgetBKコマンドで取得したデータを正しい形でリストアします。このコマンドは以下のレジストリに記載されている場所に格納されています。
- 32ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
- 64ビットOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥HITACHI¥COMMON_DLL¥PathName¥Path00
このコマンドを実行する前に次の条件を満たしているか確認してください。
- Object Serverが起動中である。
- アドレスサービスは停止中である。
(a) 構文
MLputBK -d ディレクトリ名 -m ファイル名 [-v] [-o ファイル名] [-w] [-h]
(b) 引数とオプション
- -d ディレクトリ名
- リストアするデータが格納されているディレクトリを指定します。256文字以内の完全パスで指定してください。
- -m ファイル名
- メッセージを出力するファイルを指定します。このオプションは必ず指定します。すでにファイルがある場合は,ファイルの最後から追加書き込みします。256文字以内の完全パスで指定してください。ただし,ADpreBKコマンドの-tオプションで指定する一時待避用テンポラリディレクトリ上のファイルは指定しないでください。
- また,このオプションで指定したファイルと同じディレクトリに,次に示すログファイルが作成されます。
- mlresmb.log,load_mb.log,load_mb.lst,mlclrmb.log,mlclrmb.lst
- -v
- メッセージを標準エラー出力及び標準出力に表示する場合に指定します。
- -o ファイル名
- 結果をファイルに出力する場合に指定します。指定したファイル名を利用して,ファイル名.bb(掲示板用)とファイル名.mb(メール用)にそれぞれのメッセージを出力します。すでにファイルがある場合は,ファイルの最後から追加書き込みします。250文字以内で指定してください。
- -w
- 結果を標準出力に表示する場合に指定します。
- -h
- ヘルプを標準エラー出力に表示する場合に指定します。このオプションを指定した場合はほかのオプションは無視され,ヘルプだけが表示されます。
(c) 機能説明
このコマンドは,異常終了した場合は再実行してください。
(d) 戻り値
- 0
- コマンドが正常に終了しました。
- 10
- メッセージの出力先でエラーが発生しました。メッセージファイルを確認後,再実行してください。
- 11
- 結果の出力先でエラーが発生しました。結果ファイルを確認後,再実行してください。
- 12
- バックアップ格納先でエラーが発生しました。バックアップ格納先を確認後,再実行してください。
- 13
- メールボックスのリストアを開始することができません。メッセージを確認し障害解消後,再実行してください。
- 14
- メールボックスのリストア中にエラーが発生しました。メッセージを確認し障害解消後,再実行してください。
- 20
- パラメタの指定が不正です。正しいパラメタを指定して再実行してください。
- 33
- Object Serverが起動されていません。Object Serverを起動してから再実行してください。
- 44
- アドレスサービスが起動中です。アドレスサービスを停止して再実行してください。
- 255
- エラーが発生しました。-mオプションで指定したメッセージ出力ファイルにエラーの詳細を出力します。メッセージ出力ファイルの内容を参照し障害を解消後,再実行してください。
(e) メッセージ
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss リストアコマンドが完了しました。
- 要因
- このコマンドが正常に終了しました。
- 対処
- 正常終了のため必要ありません。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss メッセージの出力先で入出力エラーが発生しました。(n)
- 要因
- メッセージの出力先でエラーが発生しました。
- 対処
- 詳細コードnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLputBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss 結果の出力先で入出力エラーが発生しました。(n)
- 要因
- 結果の出力先でエラーが発生しました。
- 対処
- 詳細コードnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLputBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss バックアップ先ディレクトリ(d)で入出力エラーが発生しました。(s)(n)
- 要因
- バックアップ先ディレクトリdでエラーが発生しました。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLputBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ssメールボックスのリストアの開始に失敗しました。(s)(n)
- 要因
- メールボックスのリストアを開始することができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLputBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ssメールボックスのリストアで異常が発生しました。(s)(n)
- 要因
- メールボックスのリストア中にエラーが発生しました。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLputBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss データベースが未起動です。
- 要因
- Object Serverが起動されていません。
- 対処
- Object Serverを起動してから再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss Address Serverが動作中です。
- 要因
- アドレスサービスが起動中です。
- 対処
- アドレスサービスを停止してから再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss リストアコマンドでエラーが発生しました。(s)(n)
- 要因
- リストアすることができません。
- 対処
- 詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。障害解消後は,MLputBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss LOAD_MBでエラーが発生しました(ファイル名=FILE)。
- ログ情報(XXXload_mb.log,load_mb.lst)を元にエラーの原因を特定してください(戻り値=Y)。
- 要因
- LOAD_MBユティリティでエラーが発生しました。FILEには一括登録ファイルの絶対パスが,XXXload_mb.log,load_mb.lstにはログ情報のファイル名が,Yには戻り値が表示されます。
- 対処
- ログ情報のエラーコードを参照し,対処してください。障害回復後はMLputBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss mlclrmbでエラーが発生しました。
- ログ情報(XXXmlclrmb.log)を元にエラーの原因を特定してください(戻り値=Y)。
- 要因
- mlclrmb ユティリティでエラーが発生しました。XXXmlclrmb.logにはログ情報のファイル名が,Yには戻り値が表示されます。
- 対処
- ログ情報のエラーコードを参照し,対処してください。障害回復後はMLputBKコマンドを再実行してください。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss mlresmbでエラーが発生しました(ログファイル=FILE)。
- 【付加情報】:XXX
- 要因
- mlresmbユティリティでエラーが発生しました。 FILEにはログファイルの絶対パスが表示されます。XXXには付加情報が表示されます。
- 対処
- 付加情報を参照し,対処してください。障害回復後はMLputBKコマンドを再実行してください。
- 付加情報
- 停止要求を受けました。
- 対処
- MLputBKコマンドを再実行してください。
- パラメタに誤りがあります。
- 対処
- 正しいコマンドパラメタでMLputBKコマンドを再実行してください。
- 退避先ディレクトリ下にon_bkup.csvがありません。
- 対処
- -dオプションに正しい退避先を指定して,MLputBKコマンドを再実行してください。
- 実行権限がありません。
- 対処
- システム管理者でMLputBKコマンドを再実行してください。
- データベースへの接続に失敗しました。
- 対処
- Object Serverを起動してから,MLputBKコマンドを再実行してください。
- ファイルのアクセスに失敗しました。
- 対処
- -dオプションで指定したディレクトリとログ情報出力先に書き込み権限を与え,ディスク容量が十分あることを確認の上,MLputBKコマンドを再実行してください。
- メモリ不足により処理を中断します。
- 対処
- 十分なメモリを確保後,MLputBKコマンドを再実行してください。
- システムエラーが発生しました。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
(f) 結果
- *** YYYY/MM/DD hh:mm:ss MLputBK(start) ***
- 内容
- MLputBKコマンドが実行されたことを示します。
- *** YYYY/MM/DD hh:mm:ss <readmng file> ***
- 内容
- readmngファイルのコピーを開始することを示します。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss 結果 識別子 ID1 ID2
- 内容
- 結果:Rの場合リストアしたことを示します。Dの場合リストアすべきでないと判断し,リストアしなかったことを示します。
- 識別子:Uの場合はユーザ,Oの場合は組織を示します。
- ID1:ユーザIDまたは組織IDを示します。
- ID2:掲示板IDを示します。
- *** YYYY/MM/DD hh:mm:ss <article file> ***
- 内容
- 記事のコピーを開始することを示します。
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss 結果 ID NO SUBJECT
- 内容
- 結果:Rの場合リストアしたことを示します。Dの場合リストアすべきでないと判断し,リストアしなかったことを示します。
- ID:掲示板IDを示します。
- NO:記事IDを示します。
- SUBJECT:記事の主題を示します。
- *** YYYY/MM/DD hh:mm:ss MLputBK(end) ***
- 内容
- MLputBKコマンドが終了したことを示します。
- 表示
*DATE XXXXXXXX
*HOST YYYY
*OPT ZZZZZ
No ID 判定(コメント)
- 内容
- 処理結果のヘッダ行です。XXXXXXXXは実行日付,YYYYは実行サーバのホスト名,ZZZZZはオプション指定内容(ユーザは特に意識する必要はありません)です。
- 表示
シーケンス番号 組織ID又はユーザID 結果
- 内容
- 処理した結果を表すレコードです。シーケンス番号は処理の通番,組織IDまたはユーザIDは処理した対象のID,結果は処理結果を文章にしたものです。
- 表示
----/----------------/-------------------------------------
- 内容
- 処理した結果を表すレコードの前後につける目印です。
- 最上位組織ID T に削除するメールボックスはありません。(BMBC012I)
- 要因
- IDがTの最上位組織の下に組織またはユーザのメールボックスが一つもありません。
- 対処
- 正常時の確認メッセージのため,必要ありません。
- 組織ID G 下に削除するメールボックスはありません。(BMBC013I)
- 要因
- IDがGの組織の下に組織またはユーザのメールボックスが一つもありません。
- 対処
- 正常時の確認メッセージのため,必要ありません。
- 起動パラメーターの指定に誤りがあります。(BMBC200E)
- 要因
- 内部コマンドmlclrmbの使用方法が不正です。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
- データベースへの接続に失敗しました。(BMBC201E) (RC:n)
- 要因
- Object Serverが起動されていません。
- 対処
- Object Serverを起動してから再実行してください。または詳細コードnを参照し,対処してください。
- システム管理者権限で実行して下さい。(BMBC202E) (RC:n)
- 要因
- システム管理者で実行していません。
- 対処
- システム管理者で再実行してください。
- 指定したユーザID U のメールボックスは存在しません。(BMBC210E)
- 要因
- IDがUのユーザのメールボックスがコマンドを実行しているサーバにありません。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
- 指定した組織ID G のメールボックスは存在しません。(BMBC211E)
- 要因
- IDがGの組織のメールボックスがコマンドを実行しているサーバにありません。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
- 指定した最上位組織ID T は存在しません。(BMBC212E)
- 要因
- IDがTの最上位組織がありません。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
- メッセージ出力ディレクトリ D にアクセスできません。(BMBC400E)
- 要因
- Dディレクトリがありません。またはDディレクトリに対する書き込み権限がシステム管理者にありません。
- 対処
- Dディレクトリを作成し,システム管理者に書き込み権限を与え,再実行してください。
- ファイル F にデータを出力できません。(BMBC401E)
- 要因
- 次の二つのうちのどれかです。
- Fファイルに対する書き込み権限がシステム管理者にありません。
- Fファイルにロックが掛かっています。
- 対処
- システム管理者にFファイルへの書き込み権限を与え,再実行してください。
- ファイル F のオープンに失敗しました。(BMBC410E)
- 要因
- 次の三つのうちのどれかです。
- Fファイルがありません。
- Fファイルに対する書き込み権限がシステム管理者にありません。
- Fファイルにロックが掛かっています。
- 対処
- Fファイルを作成し,システム管理者に書き込み権限を与え,再実行してください。
- ファイル F の読み込みに失敗しました。(BMBC411E)
- 要因
- ファイルFの内容に異常が発生しています。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
- ディレクトリ D が存在しません。(BMBC412E)
- 要因
- ディレクトリDがありません。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
- ディレクトリ D の読み込みに失敗しました。(BMBC413E)
- 要因
- Dディレクトリがありません。またはDディレクトリに対する読み込み権限がシステム管理者にありません。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
- ディレクトリ D の削除に失敗しました。(BMBC414E)
- 要因
- Dディレクトリがありません。またはDディレクトリに対する削除権限がシステム管理者にありません。
- 対処
- Dディレクトリがない場合は,何もする必要はありません。Dディレクトリがある場合は,システム管理者に削除権限を与えてください。
- ファイル F の削除に失敗しました。(BMBC415E)
- 要因
- Fファイルがありません。またはFファイルに対する削除権限がシステム管理者にありません。
- 対処
- Fファイルがない場合は,何もする必要はありません。Fファイルがある場合は,システム管理者に削除権限を与えてください。
- ディレクトリDのファイル削除に失敗しました。(BMBC416E)
- 要因
- ディレクトリDが存在しない,またはファイル・ディレクトリの削除権限がシステム管理者にありません。
- 対処
- ディレクトリDが存在しない場合は,何もする必要ありません。ディレクトリDが存在する場合は,ディレクトリD及びディレクトリDに属するすべてのファイル・ディレクトリの削除権限をシステム管理者に与えてください。
- 環境変数 NXROOT が設定されていません。(BMBC430E)
- 要因
- システム管理者で実行していません。
- 対処
- システム管理者で再実行してください。システム管理者で実行している場合は,障害受付窓口に連絡してください。
- データベースとの接続に失敗しました。(BMBC431E)
- (s)(CODE:n)
- 要因
- Object Serverが起動されていません。
- 対処
- Object Serverを起動してから再実行してください。または詳細コードsまたはnを参照し,対処してください。
- メモリ確保に失敗しました。(BMBC432E)
- 要因
- メモリが不足しています。
- 対処
- 十分なメモリを確保後,再実行してください。
- トランザクションの終了に失敗しました。(BMBC433E)
- 要因
- データベースの使用中にエラーが発生しました。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
- データベースの切り離しに失敗しました。(BMBC434E)
- 要因
- データベースの使用中にエラーが発生しました。
- 対処
- 障害受付窓口に連絡してください。
- 環境変数を設定できません。(BMBC490E) (RC:n)
- 要因
- 環境変数を設定したファイルにアクセスできません。またはファイルの内容が不正です。
- 対処
- システム管理者で再実行してください。システム管理者で実行している場合は,障害受付窓口に連絡してください。
- ログ出力ディレクトリ D にアクセスできません。(BMBC491E)
- 要因
- Dディレクトリがありません。またはDディレクトリに対する書き込み権限がシステム管理者にありません。
- 対処
- Dディレクトリを作成し,システム管理者に書き込み権限を与え,再実行してください。
- ファイル F にデータを出力できません。(BMBC498E)
- 要因
- 次の二つのうちのどれかです。
- Fファイルに対する書き込み権限がシステム管理者にありません。
- Fファイルにロックが掛かっています。
- 対処
- システム管理者にFファイルへの書き込み権限を与え,再実行してください。