3.6.3 ワークフロー案件を投入する

ここでは,自分が案件の提案者として,ワークフロー案件を投入する操作について説明します。新規に作成したワークフロー案件は,Integrated Desktopのどのアイテムからでも投入できます。

  1. ワークフロー案件を投入したいビジネスプロセスと作業名を選択します。
    ビジネスプロセスと作業名(ワークフローのノード名)は,[投入案件の選択]ダイアログで選択します。ダイアログは,Desktop主画面の[メッセージ]-[案件の投入]を選択すると表示されます。
    なお,機能指向環境の場合は,案件に添付したいファイルを先に選択して,そのファイルをOUTBOXにドラッグ&ドロップしても案件を投入できます。
    参考
    仮想オフィス環境でワークフロー案件を投入する場合は,「メール発信」メタファをダブルクリックします。表示された[投入案件の選択]ダイアログから操作してください。
  2. 投入するワークフロー案件を新規に作成します。
    投入するワークフロー案件に添付するファイルを案件エディタで指定します。
    添付ファイルを追加するには
    Desktop主画面の個人フォルダのファイル,共用キャビネットの文書,エクスプローラ上のフォルダ内のファイルから,追加するものを選択し,案件エディタにドラッグ&ドロップします。又は,案件エディタの[添付ファイル]-[追加]でファイルを追加するフォルダを選択します。なお,共用キャビネットの利用方法については,「3.8 共用キャビネットを利用する」を参照してください。
  3. ワークフロー案件を投入します。
    投入するワークフロー案件が作成できたら,[完了]ボタンをクリックするか,又は[案件の操作]-[完了]を選択します。ビジネスプロセスで定義された次のノードへ案件が投入されます。
■ヘルプでのキーワード■
投入,ワークフロー案件の投入,
仮想オフィス環境からのワークフロー案件の投入,
添付ファイルを追加する,添付ファイル
Workflow帳票棚を利用してワークフロー案件を投入する
Workflow帳票棚は,ワークフロー案件の投入時に利用できる案件処理アプリケーションやフォームが登録されている場所です。Workflow帳票棚に登録されている案件処理アプリケーションやForm(電子帳票機能)で作成されたフォームを利用して,ワークフロー案件を作成して投入できます。この場合,案件エディタは表示されません。指定されたアプリケーションやフォームの画面が表示されるので,その画面で必要な処理を実行します。処理を終了すると,ビジネスプロセスで定義された次のノードに案件が送付されます。
Workflow帳票棚の利用方法の詳細については,「4.3.6 Workflow帳票棚の案件処理アプリケーションやフォームを利用する」を参照してください。
■ヘルプでのキーワード■
Workflow帳票棚からの投入,Workflow帳票棚,投入
案件投入時に選択できる案件の作業名を制限する
投入処理アプリケーションが関連付けられている作業名を,案件の投入時に選択させないように制限できます。この設定にすると,投入処理アプリケーションが関連付けられている案件の作業名を[投入案件の選択]ダイアログに表示させないようにできるため,案件エディタで誤って処理させることを防げます。設定方法については,「4.3.7 案件投入時に選択できる案件の作業名を制限する」を参照してください。
■ヘルプでのキーワード■
投入時に選択できる案件の表示制限