複数のメールを作成しておいて後でまとめて送信する場合,「メールの本文を作成する」・「取り出した文書を基に編集する」という作業は,サーバに接続しない状態(オフライン)でできる作業です。通常は,オフラインでメール本文や文書を作成しておき, 「メールを送信する」・「編集した文書を共用キャビネットに格納する」というタイミングでオンラインに切り替えてサーバに接続すれば(オンライン),サーバへの接続時間が短時間で済みます。
このように,オンラインとオフラインを切り替えてIntegrated Desktopを使用したい場合,モバイル機能が利用できます。モバイル機能を利用すると,次のようなメリットがあります。
Integrated Desktopのモバイル機能の概念を次の図に示します。
図5-1 Integrated Desktopのモバイル機能の概念