4.3.5 ワークフロー案件を処理するアプリケーションを関連付ける

Integrated Desktopでのワークフロー案件の処理時に,ワークフロー案件に対して,ユーザが作成したアプリケーションを関連付けて利用できます。ワークフロー案件に関連付けられたアプリケーションは,そのワークフロー案件を開いたときや送付するときに起動できます。

アプリケーションの関連付けは,Workflow Definerのビジネスプロセスでも定義できます。Workflow Definerではアプリケーションのほかに,Formで開発したフォームも関連付けることができます。複数のユーザに対してアプリケーションやフォームを一斉に配布するなどの場合は,Workflow Definerのビジネスプロセスでアプリケーションやフォームの関連付けを定義し,サーバで一括管理して利用するなどの運用をお勧めします。

Integrated Desktopでのワークフロー案件に対するアプリケーションの関連付けは,[アプリケーションの関連付け]ダイアログで指定します。ダイアログは,Desktop主画面の[ツール]-[Workflowアプリケーションの関連付け...]を選択して表示します。関連付けの際には,どのような状態で関連付けるかを指定できます。なお,Integrated DesktopとWorkflow Definerで同じ処理を指定した場合はIntegrated Desktopでの指定が優先されます。

■ヘルプでのキーワード■
アプリケーションの関連付け
関連付けられたアプリケーションからの添付ファイル操作
ワークフロー案件に関する情報は,情報引き渡し用ファイルに格納されます。関連付けられたアプリケーションでは,Workflow Client-Libraryの関数を使用して,情報引き渡し用ファイルの内容を参照することでワークフロー案件を操作できます。ワークフロー案件の添付ファイルが起動された場合,起動されたアプリケーションからこのファイルを参照して,案件のユーザ属性だけを変更できます。添付ファイルの追加や削除などの操作はできません。
■ヘルプでのキーワード■
関連付けられたアプリケーションの起動