仮想オフィス環境では,メタファのイラストに対応したアプリケーションの実行が設定されています。実行モードの場合,メタファをダブルクリックすると,設定されたアプリケーションが実行されます。メタファの設定内容は,デフォルト以外のものを設定したり,変更したりなどのカスタマイズができます。
また,メタファ上に位置付けたときのマウスポインタのデザインが変わるように設定できます。
(1) メタファの新規作成及び変更
例えば,端末や地球儀のイラストには,メタファは何も設定されていません。新しくメタファを設定するには,メタファとして追加したい範囲をドラッグします。表示された[メタファの設定]ダイアログで新規に起動するアプリケーションを設定します。設定できるメタファは最大50個です。メタファには,起動するアプリケーションの実行時ディレクトリも設定できます。
メタファの変更は,変更したいメタファをダブルクリックすると表示される[メタファの変更]ダイアログで行います。
不要なメタファの削除は,メタファをクリックして[Delete]を押します。
(2) メタファのカスタマイズ
メタファの起動方法や表示状態など,すべてのメタファに反映されるカスタマイズができます。また,カレンダーのメタファで休日として表示する日付もカスタマイズできます。
(a) すべてのメタファに反映されるカスタマイズ
メタファ及びメタファに関連するものに対して,次のようなカスタマイズができます。これらの設定は,仮想オフィス主画面のすべてのメタファに反映されます。
すべてのメタファに反映されるカスタマイズは,[オプション]ダイアログで設定します。ダイアログを表示するには,仮想オフィス主画面の[ツール]-[オプション...]を選択します。表示された仮想オフィスタブで,メタファの起動方法(ダブルクリック又はシングルクリック)やメタファの枠の色を設定してください。
また,マウスポインタのデザインが変わるように設定するには,「メタファ上でマウスポインタの形を変える」チェックボックスを選択状態にしてください。変えない場合は,選択状態を解除してください。
(b) カレンダーのメタファで休日として表示する日付のカスタマイズ
カレンダーのメタファで赤色で表示される休日の日付を変更できます。
休日を追加又は変更したい場合や,法改正によって休日の日付が変更になった場合などに便利です。
休日の日付を変更するには,休日設定のカスタマイズファイルを編集します。操作方法の詳細については,Integrated Desktopのオンラインヘルプを参照してください。