7.2.2 フロッピーディスクに格納して配布する
フロッピーディスクに格納して配布する手順を説明します。操作方法の詳細については,Integrated Desktopのカスタマイズ情報の配布機能のオンラインヘルプを参照してください。
- <この項の構成>
- (1) 配布元となる情報を格納したフロッピーディスクを作成する
- (2) カスタマイズ情報の配布先のパーソナルコンピュータでの作業
(1) 配布元となる情報を格納したフロッピーディスクを作成する
- システム管理者のパーソナルコンピュータにIntegrated Desktopをインストールします。
- Groupmax統合セットアップ([Groupmax設定のプロパティ]ダイアログ)の各項目を設定します。
- Integrated Desktopを起動し,Desktop主画面(機能指向主画面,業務指向主画面,仮想オフィス主画面)及び各機能(メール機能,文書管理機能など)利用時に表示されるウィンドウをカスタマイズします。
- Desktop主画面の[ファイル]-[Groupmaxの終了]を選択します。
Integrated Desktopを終了してGroupmaxからログアウトします。
- [スタート]ボタンをクリックして[プログラム]-[Groupmax Clients]をポイントし,次に[Integrated Desktopカスタマイズ情報マスタ作成]を選択します。
[カスタマイズ情報マスタ作成]ダイアログが表示されます。
- カスタマイズ情報のマスタを作成して格納するフォルダのパス,配布元のユーザID(ニックネーム),配布対象を指定します。
カスタマイズ情報のマスタを作成して格納するフォルダのパスは,フロッピーディスクのドライブを指定します。
配布対象は,一覧から選択できます。なお,Desktop情報は,機能指向環境,業務指向環境又は仮想オフィス環境のうち,どの環境のカスタマイズ情報を配布対象とするかを指定できます。
また,Integrated Desktopのカスタマイズ情報のほかに,ユーザレジストリに設定した内容を配布する指定もできます。
- [作成開始]ボタンをクリックします。
カスタマイズ情報の配布先のパーソナルコンピュータで必要となるファイル及びカスタマイズ情報がフロッピーディスクに格納されます。
カスタマイズ情報のマスタ作成の完了が終了すると,メッセージダイアログが表示されます。
- メッセージダイアログの[OK]ボタンをクリックします。
これで,カスタマイズ情報のマスタとなる情報を格納したフォルダが作成できました。
(2) カスタマイズ情報の配布先のパーソナルコンピュータでの作業
既に,Integrated Desktopをインストールしている場合は,操作手順2.から実行してください。
- カスタマイズ情報の配布先となるユーザのパーソナルコンピュータにIntegrated Desktopをインストールします。
配布するカスタマイズ情報と同じバージョンリビジョン又は新しいバージョンリビジョンのIntegrated Desktopをインストールしてください。 Integrated Desktopが提供している各機能(Mail,Document Managerなど)のバージョンリビジョンが一つでも古いと,カスタマイズ情報を配布できません。
- カスタマイズ情報を格納したフロッピーディスクをフロッピーディスクドライブに挿入します。
- フロッピーディスクに格納されている「gmaxinst.exe」ファイルを起動します。
[カスタマイズ情報配布]ダイアログが表示されます。
- 以下の情報を設定します。
- 配布するカスタマイズ情報の種類
- 配布先のユーザ
新規ユーザに配布するか又は登録済みユーザに配布するかどうかを選択します。新規ユーザに配布する場合,初期ユーザ情報読み込みフォルダのパスを指定します。登録済みユーザに配布する場合,個人フォルダのカスタマイズ情報は配布しない指定も選択できます。
- [配布開始]ボタンをクリックします。
配布が終了すると,終了したことを通知するメッセージダイアログが表示されます。
- メッセージダイアログの[OK]ボタンをクリックします。
これで,マスタに格納されたカスタマイズ情報が配布先のパーソナルコンピュータに配布できました。