6.4.1 業務指向環境でカスタマイズできる項目

業務ごとにワークプレースを作成し,それぞれの業務に必要なアイコンを登録すると,作業を効率良く進めることができます。

業務指向環境をカスタマイズするには,編集モードを指定します。編集モードでは,ダブルクリックすることで登録したアイコンを起動することもできます。

それに対して,エンドユーザなどがワークプレースに登録されたアイコンを実行するだけなどの運用をする場合は,編集モードを解除します。ワークプレースに関する編集操作はできなくなりますが,シングルクリックでアイコンを起動できます。

モードの切り替えは,[編集モード]ボタンをクリックするか又は[ツール]-[編集モード]を選択します。編集モードの場合,メニューコマンドにチェックマークが付き,業務指向主画面のステータスバーに「編集モード」と表示されます。

業務指向環境でできるカスタマイズ項目を次の図に示します。図で示した各カスタマイズ項目の操作方法について,これ以降の項で説明します。

図6-11 業務指向環境でできるカスタマイズ項目

[図データ]

各アイコンを実行すると,それぞれの機能に対応した画面が表示されます。アイコンとして登録したものが機能指向主画面のフォルダの場合,機能指向主画面イメージの画面が表示されます。機能指向主画面のカスタマイズについては,「6.1 機能指向環境のカスタマイズ」,「6.2 INBOX,受信控え,送信ログ,OUTBOXのカスタマイズ」,及び「6.3 ローカルフォルダの分類表示のカスタマイズ」を参照してください。

注意
業務指向主画面から起動したINBOXや送信ログなどの機能指向主画面イメージの画面に対するカスタマイズ(ツールバーの設定など)は,その機能指向主画面イメージの画面を閉じるときに環境ファイルに保存されます。
そのため,業務指向主画面から複数の機能指向主画面イメージの画面を起動している場合,先に閉じた機能指向主画面イメージの画面でのカスタマイズ情報は,後から閉じた画面のカスタマイズ情報に上書きされますので注意してください。