4.3.6 Workflow帳票棚の案件処理アプリケーションやフォームを利用する

Workflow帳票棚に登録されている案件処理アプリケーション(ワークフロー案件を処理するために開発されたアプリケーション)やフォームを起動し,表示された画面に必要な情報(ワークフロー案件処理方法の指定,属性の設定,添付ファイルの指定など)を指定して処理を完了することで,ワークフロー案件を作成及び投入できます。

投入された案件は,ビジネスプロセスで定義された次の処理者へ送付されます。次の処理者がそのワークフロー案件を開くと,指定された案件処理アプリケーションやフォームが開かれ,その画面に従って案件に対する処理を実行できます。

ただし,Integrated DesktopからWorkflow帳票棚に,案件処理アプリケーションやフォームを直接登録することはできません。登録する場合は,Workflow Definerのビジネスプロセスのソースノードに,「AP起動」又は「Groupmaxフォーム表示」を指定し,ワークフロー案件投入用のアプリケーションやフォームを定義する必要があります。Workflow帳票棚に案件処理アプリケーション又はフォームを登録するための操作の詳細については,Integrated Desktopのワークフロー案件処理機能のオンラインヘルプを参照してください。

また,Workflow Definerの操作方法については,マニュアル「Groupmax Workflow Version 6 ビジュアル定義・シミュレータ・運用モニタ ユーザーズガイド」又はWorkflow Definerのオンラインヘルプを参照してください。

注意
Workflow帳票棚の案件処理アプリケーションやフォームは,起動する時点で投入可能な最新バージョンのビジネスプロセス情報を基に起動されます。
ただし, Groupmax Integrated Desktop Version2.0で業務指向主画面に登録された,フォームなどを起動するためのアイコンは,アイコンが登録された時点のビジネスプロセスが削除されると使用できなくなります。登録された時点のビジネスプロセスを削除する場合は,同時にアイコンも再登録してください。
なお,複数バージョンあるビジネスプロセスを完全に停止させたい場合は,すべてのバージョンのビジネスプロセスを投入禁止にするか,又は削除してください。これは,最新バージョンが投入禁止になっていても,投入可能な旧バージョンのビジネスプロセスに案件が投入されるためです。
■ヘルプでのキーワード■
Workflow帳票棚の帳票を利用した投入,Workflow帳票棚,投入