付録D.2 Integrated Desktopのリモートインストール
Integrated Desktopをリモートインストールするには,通常のパッケージングの前に,パッケージャユティリティを使用する必要があります。ここでは,パッケージャユティリティの使用方法について説明します。パッケージング以降の作業については,マニュアル「Windows NT Groupmax Remote Installation Server Version 3」を参照してください。
- Groupmax Remote Installation Server Version 3がインストールされているパーソナルコンピュータの「パッケージャユティリティ」のアイコンをダブルクリックするか,JP1/NETM/DMがインストールされているパーソナルコンピュータのスタートメニューから[パッケージャ ユーティリティ]アイコンを選択します。「パッケージャユティリティ」は,Groupmax Remote Installation Client Version 3,[パッケージャ ユーティリティ]はJP1/NETM/DMのグループ内に登録されています。
パッケージャユティリティが起動されます。
- CD-ROMドライブとファイルのコピー先ディレクトリを指定します。
[リモートインストールパラメタの編集]ダイアログが表示されます。
図D-1 [リモートインストールパラメタの編集]ダイアログ
![[図データ]](figure/zufd0100.gif)
- ダイアログの各項目を指定します。
ダイアログの各項目に指定する内容を以下に示します。
- 名前
ライセンス所有者を入力します。
- 会社名
所属組織の名称を入力します。
- インストールセット
インストールしたいGroupmaxのインストールセットのオプションボタンを選択状態にします。インストールセットは,一つだけ指定できます。
インストールする機能を選択したい場合は,「カスタム」を指定し,表示された[カスタムインストール]ダイアログでインストールする機能のコンポーネント名を選択してください。
既にIntegrated Desktopの機能がインストールされている場合は,インストール済みの機能だけをインストールできます。この場合は,「既にインストールされているセット」を指定します。
- 注意
- リモートインストール時に,インストール済みのセットだけを更新してインストールする指定にした場合,インストール先のパーソナルコンピュータにIntegrated Desktopがインストールされていないとエラーとなります。インストール先のパーソナルコンピュータにIntegrated Desktopがインストールされていることを御確認の上,再度実行してください。
- デスクトップの設定
御使用のIntegrated Desktopの作業環境(機能指向環境,業務指向環境又は仮想オフィス環境)のチェックボックスを選択状態にします。チェックボックスは複数選択できます。仮想オフィス環境は,表示する画面のサイズ(640×480,800×600又は1024×780)も選択してください。
- [OK]ボタンをクリックします。
[確認]ダイアログが表示されます。
図D-2 [確認]ダイアログ
![[図データ]](figure/zufd0200.gif)
- [実行]ボタンをクリックします。
[確認]ダイアログに表示された内容で対応するファイルがコピーされます。
パッケージャユティリティが終了したら,新しくコピーしたディレクトリに対して通常のパッケージングを行ってください。
- 注意事項
- Client Lightのインストールはリモートインストールでは完了しません。各クライアントPCで「D.1 (3) Client Lightをインストールした場合の注意事項」に示す手順でインストールしてください。