3.7.3 エージェント機能を利用するための準備
Integrated Desktopをインストールした直後は,Integrated Desktopからエージェント機能を利用しない設定になっています。クライアントエージェント及びサーバエージェントを利用するために必要な設定について,次に説明します。
- <この項の構成>
- (1) クライアントエージェントを利用するための準備
- (2) サーバエージェントを利用するための準備
(1) クライアントエージェントを利用するための準備
メールや回覧の着信を監視するクライアントエージェントを作成したい場合は,操作手順1.から実行してください。それ以外の場合は,操作手順3.から実行してください。
- [スタート]ボタンをクリックして[プログラム]-[Groupmax Clients]をポイントし,次に[Groupmax統合セットアップ]を選択します。
[Groupmax設定のプロパティ]ダイアログが表示されます。
- Mailタブで「着信通知を行う」がチェックされていることを確認し,[OK]ボタンをクリックします。
- Integrated Desktopを起動し,Desktop主画面の[ツール]-[オプション...]を選択します。
[オプション]ダイアログが表示されます。
- 起動タブの「エージェントを起動する」を選択状態にします。
- Desktop主画面の[終了]ボタンをクリックするか,又は[ファイル]-[終了]を選択してIntegrated Desktopをいったん終了します。
- Integrated Desktopを再起動します。
Desktop主画面のツリービューに,クライアントエージェントフォルダが表示されます。
- ■ヘルプでのキーワード■
- エージェントの起動
- オンラインとオフラインの切り替えによる注意
- クライアントエージェントは,オンラインとオフラインのどちらの場合でも個人エージェントを作成したり,実行したりできます。ただし,オフラインに切り替えたときに,停止状態になる個人エージェントがあります。オフラインで停止状態になる個人エージェントの詳細については,「5.2.1 オフラインのDesktop主画面」及び「5.2.2 オンラインとオフラインの切り替え」を参照してください。
- ■ヘルプでのキーワード■
- オフラインで停止するエージェント
(2) サーバエージェントを利用するための準備
サーバエージェントを利用する設定をする前に,「(1) クライアントエージェントを利用するための準備」に従って,クライアントエージェントを利用できるように設定してください。
- [スタート]ボタンをクリックして[プログラム]-[Groupmax Clients]をポイントし,次に[Groupmax統合セットアップ]を選択します。
[Groupmax設定のプロパティ]ダイアログが表示されます。
- ログインタブでログイン種別を「オンライン」にします。
- エージェントタブで「エージェントサーバに接続する」を選択状態にします。
- エージェントサーバのアドレス(IPアドレス又はドメイン名),サーバのポート番号及びクライアントのポート番号を設定します。
- Integrated Desktopを起動し,Desktop主画面の[ツール]-[Groupmaxの設定]-[Agentの設定...]を選択します。
[Agentの設定]ダイアログが表示されます。
- サーバエージェントを使う設定を選択します。
ダイアログを閉じると,Desktop主画面のツリービューに,サーバエージェントフォルダが表示されます。
- 参考
- タスクバーのエージェントマネージャのアイコンを選択して,マウスの右ボタンをクリックする操作からも,[Agentの設定]ダイアログを表示できます。ただし,この操作で[Agentの設定]ダイアログを表示した場合は,「サーバエージェントを使う」及び「サーバエージェントを使わない」の設定を有効にするために,Integrated Desktopをいったん終了し,再起動してください。
- オンラインとオフラインの切り替えによる注意
- サーバエージェントは,オフラインでは使用できません。サーバエージェントを使用する場合は,必ずオンラインにしてください。オフラインに切り替えた場合の注意については,「5.2.1 オフラインのDesktop主画面」及び「5.2.2 オンラインとオフラインの切り替え」を参照してください。
- ■ヘルプでのキーワード■
- オフラインで停止するエージェント