4.3.4 INBOXのワークフロー案件を見やすくする
ワークフロー案件を表示条件に設定したINBOXに,同一案件をまとめて表示したり,ユーザ属性を表示したりすることで,案件一覧を見やすく,分かりやすくできます。
INBOXのタブの表示条件にワークフロー案件を設定するには,[表示]-[表示条件の設定]を選択し,表示された[表示条件の設定]ダイアログで,表示する種別に「Workflow」を指定してください。
表示された案件を見やすくするには,次の方法があります。
- 同一案件を一つにまとめて表示する
- ユーザ属性を案件一覧に表示する
次に,それぞれの方法について説明します。
- 同一案件を一つにまとめて表示する
- 複数の同一案件(ビジネスプロセス名と作業名が等しい案件)は,一つにまとめてINBOXの一覧に表示できます。同一案件ごとにまとめて表示することで,案件一覧を見やすくできます。
- 同一案件を一つにまとめて表示するには,INBOXの[Workflow案件をまとめる]ボタンをクリックするか,又は[表示]-[Workflow案件をまとめる]を選択します。案件がまとめられている場合,一覧の「主題」の欄には,案件をまとめていることを示すメッセージと,ビジネスプロセス名,及び作業名が表示されます。
- 一つにまとめた案件は,案件エディタで順番に処理できます。[案件の操作]メニューから[ロールトレーに戻す],[相談...],[差し戻し...],[振り替え...]又は[完了]コマンドを選択すると,次の案件が表示され,まとめた案件を続けて処理できます。また,[案件の操作]-[次の案件]を選択すると,現在の案件を保留状態としたまま次の案件を処理できます。なお,[ファイル]-[終了]を選択して案件エディタを閉じることで,まとめた案件が残っていても案件処理を終了できます。
- ユーザ属性を案件一覧に表示する
- Workflow Definerで定義されているワークフロー案件のユーザ属性をINBOXの案件一覧に表示できます。ユーザ属性は,各ユーザ属性項目に対してケース名,属性名などの表示したい情報を指定しておくことで表示できます。
- ユーザ属性の表示は,次の手順で設定してください。
- ワークフロー案件が表示される設定にしているINBOXのタブを表示し,機能指向主画面の[表示]-[表示項目の設定...]を選択します。
[表示項目の設定]ダイアログが表示されます。
- 表示項目から「ユーザ属性」を選択して[OK]ボタンをクリックします。
- 機能指向主画面の[表示]-[Workflowユーザ属性...]を選択します。
[ユーザ属性の設定]ダイアログが表示されます。
- INBOXに表示したいユーザ属性を選択して,属性を表示したい案件のケース名及び属性名を選択して[OK]ボタンをクリックします。
- ■ヘルプでのキーワード■
- ユーザ属性(Workflow)の表示,属性