5.3.4 モバイル機能を使ってメールの送信や格納をするときの注意事項
モバイル機能を使ってメールを送信したり格納するときには,使用環境や操作時の状況によって,いろいろな注意事項があります。ここでは,主な注意事項について説明します。このほかの注意事項については,Integrated Desktopのメールのオンラインヘルプを参照してください。
- <この項の構成>
- (1) OUTBOXを利用してメールを送信するときの注意事項
- (2) 受信控えにメールを格納するときの注意事項
- (3) 送信や格納時の共通の注意事項
(1) OUTBOXを利用してメールを送信するときの注意事項
OUTBOXを利用してメールを送信するときの注意事項を次に示します。
- メールの一括送信時にエラーが発生した場合は,メールの送信結果の内容が[処理結果]ダイアログに表示されます。[処理結果]ダイアログの結果一覧から各メールのエラー内容を表示できます。その内容を確認して再度送信してください。
- メールに設定した宛先に間違いがあった場合は,エラーになったOUTBOX内のメールを開いて,設定されている宛先が正しいかどうかを確認してください。宛先を修正した場合は,メッセージエディタの[上書き格納]ボタンをクリックするか,又は[メッセージ]-[上書き格納]を選択すると,OUTBOX内のメールの内容が更新されます。
(2) 受信控えにメールを格納するときの注意事項
INBOXから受信控えにメールを格納するときの注意事項を次に示します。
- メールの一括受信時にエラーが発生した場合は,メールの受信結果の内容が[処理結果]ダイアログに表示されます。[処理結果]ダイアログの結果一覧から各メールのエラー内容を表示できます。その内容を確認して再度格納してください。
- メールの一括受信時に回線障害などで処理が中断された場合,[処理結果]ダイアログの結果一覧から各メールのエラー内容を表示できます。その内容を確認後,オンラインの状態で,INBOXから該当するメールを選択して受信控えに格納してください。
(3) 送信や格納時の共通の注意事項
モバイル機能を使ってメールを送信したり,受信控えに格納したりするときの共通の注意事項について,次に示します。
- 受信控え及びOUTBOXを利用すると,各ユーザ別にIntegrated Desktopの環境上にメールの管理情報がデータファイルとして保存されます。使用するマシン内の空き容量が不足している場合,管理情報がデータファイルに正しく保存されないで,エラーが発生することがあります。モバイル機能によるメールの送信や格納をするときには,使用するマシン内に十分な空き容量がある状態で実行してください。空き容量が不足している場合は,Groupmaxを終了してから,個人フォルダのあるドライブの空き容量を増やしたり,空き容量のあるドライブに個人フォルダを設定したりしてください。
- 注意
- 空き容量を確保するための操作は,必ずGroupmaxを終了してから実行してください。
- OUTBOXからの送信中や受信控えへの格納中にマシンの電源が切断されると,メールの管理情報が破壊されて,受信控えやOUTBOXが使用できなくなります。このような場合は,ユティリティプログラムを利用してメールの管理情報を初期化する必要があります。ただし,管理情報内の一部の情報は,ユティリティプログラムを使ってメールファイルとして復活できます。ユティリティプログラムを実行するには,Integrated Desktopのインストール先ディレクトリの下の¥Mail¥Program¥gmlmresc.exeを起動してください。操作方法については,Integrated Desktopのメールのオンラインヘルプを参照してください。
- ■ヘルプでのキーワード■
OUTBOXを利用してメールを送信するときの注意事項,受信控えに格納するときの注意事項