Integrated Desktopを起動していない場合でも,サーバエージェントマネージャを起動してサーバエージェントを操作できます。サーバエージェントに関する操作だけ実行したい場合は,サーバエージェントマネージャから操作すると便利です。
サーバエージェントマネージャは,[スタート]ボタンをクリックして[プログラム]-[Groupmax Clients]をポイントし,次に[サーバエージェントマネージャ]を選択すると起動できます。サーバエージェントマネージャを起動すると,次の図に示す[サーバエージェントマネージャ]ウィンドウが表示されます。
図3-27 [サーバエージェントマネージャ]ウィンドウ
ユーザは,[サーバエージェントマネージャ]ウィンドウに表示されたサーバエージェントの一覧から,サーバエージェントの状態(活動又は停止)を変更できます。ただし,サーバエージェントマネージャで開くことができるのは,サーバエージェントマネージャで作成したサーバエージェントだけです。Integrated Desktopのテンプレートエージェントを基に作成したサーバエージェントは,開くことができません。逆に,サーバエージェントマネージャで作成したサーバエージェントは,Integrated Desktopから開くことはできません。
サーバエージェントの新規作成は,サーバエージェントを定義する画面から実行できます。エージェントサーバが提供している関数を使って,プログラム作成者が作成した独自の画面が登録されている場合,その画面が表示され,サーバエージェントを作成できます。
エージェントサーバで提供されている関数を使ってエージェントのプログラムを作成する方法については,マニュアル「Groupmax Agent Version 5 リファレンス」を参照してください。
なお,システムでは,次の図に示す[エージェント定義]ウィンドウを提供しています。
図3-28 [エージェント定義]ウィンドウ(サーバエージェント定義用)
[エージェント定義]ウィンドウでは,サーバエージェントが動作するきっかけ,及び動作内容が定義されている実装ファイル名や関数名をテキストボックスに指定したり,生存期間を設定したりします。生存期間は,[エージェント定義]ウィンドウの[詳細]ボタンをクリックすると表示される[エージェント定義-詳細]ダイアログで設定できます。
その後,[エージェント定義]ウィンドウの[ファイル]-[生成]を実行すると,サーバエージェントが作成されます。作成されたサーバエージェント名は,[サーバエージェントマネージャ]ウィンドウの一覧に表示されます。
[エージェント定義]ウィンドウでサーバエージェントを作成するなどの操作方法については,Integrated Desktopのサーバエージェントマネージャのオンラインヘルプを参照してください。
サーバエージェントの作成手順,エージェントの状態変更