Groupmax Integrated Desktop Version2.0,Version 3,Version 5又はVersion 6がインストールされているパーソナルコンピュータに,Groupmax Integrated Desktop Version 7をインストールしてバージョンアップする場合の注意事項を次に示します。
(1) スタートメニューに関する注意事項
Groupmax Integrated Desktop Version2.0からGroupmax Integrated Desktop Version 7にバージョンアップした場合,Version2.0のプログラムフォルダ又はグループ(デフォルトの場合は「Groupmax Version2.0 32bits」)は,スタートメニューに残ります。インストール後,Version2.0のプログラムフォルダは,スタートメニューから削除する操作を実行してください。
(2) バージョンアップする前に仮想オフィス環境を使用していた場合の注意事項
バージョンアップする前に仮想オフィス環境を使用していた場合は,Groupmax Integrated Desktop Version 7を上書きインストールしても,仮想オフィス環境のビットマップ及びメタファの設定内容は変更されません。なお,「仮想オフィス環境を使用していた」とは,仮想オフィス環境を一回でも表示したことがある場合を指します。仮想オフィス環境をカスタマイズしないで,デフォルトの状態で使用していた場合も含まれます。
Groupmax Integrated Desktop Version 7のデフォルトの設定状態で仮想オフィス環境を利用する場合は,次のどちらかの方法でバージョンアップする前の仮想オフィス環境の情報を格納したファイルを削除してください。
それぞれの操作方法について,以下に説明します。
(a) バージョンアップする前の仮想オフィス環境に関連する情報を格納したファイルを削除する
ファイルを削除するツール(Gmidudef.exe)を使用する方法又はエクスプローラなどからファイルを直接削除する方法があります。
(b) カスタマイズ情報の配布機能を利用して,Groupmax Integrated Desktop Version 7の仮想オフィス環境を設定する
バージョンアップするパーソナルコンピュータにGroupmax Integrated Desktop Version 7をインストール後,カスタマイズ情報の配布機能を利用して,デフォルトの仮想オフィス環境の情報を配布してください。配布した後は,Groupmax Integrated Desktop Version 7の仮想オフィス環境の機能を使用できるようになります。
(3) Groupmax Integrated Desktop Version2.0で業務指向主画面を使用していた場合の注意事項
Groupmax Integrated Desktop Version2.0で業務指向主画面に登録されたアイコンを使用して,Workflow帳票棚の案件処理アプリケーション又はフォームを起動すると,通常は投入可能な最新バージョンのビジネスプロセス情報を基に起動されます。ただし,アイコン登録時のバージョンのビジネスプロセスが削除されるとアイコンを使用できなくなります。
アイコン登録時のバージョンのビジネスプロセスを削除する場合は,同時にアイコンを再登録してください。