4.4.14 共用キャビネットのユーザ環境をカスタマイズする
共用キャビネットの操作環境を,ユーザごとにカスタマイズできます。例えば,デフォルト値の設定や画面を表示するかしないかの設定などができます。ユーザ環境は,[Document Managerの設定]ダイアログでカスタマイズしてください。[Document Managerの設定]ダイアログは,Desktop主画面から,[ツール]-[Groupmaxの設定]-[Document Managerの設定...]を選択して表示させます。[Document Managerの設定]ダイアログには,ユーザ環境をカスタマイズするための七つのタブがあります。各タブでの設定項目について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 文書の作成タブでの設定
- (2) 文書の取り出しタブでの設定
- (3) 文書の保存タブでの設定
- (4) ファイルの圧縮/解凍タブでの設定
- (5) 文書のコピータブでの設定
- (6) URLの作成タブでの設定
- (7) 作業中文書タブでの設定
(1) 文書の作成タブでの設定
文書の作成タブでは,次に示す設定ができます。
- 文書を作成するときにデフォルトで使うサーバ,フォルダ,一般文書データベース及び分類索引を指定できます。
- 文書を作成した後に,[文書の新規作成]ダイアログを自動的に閉じるかどうか指定できます。
- 指定した文書名や文書として管理するファイルの名称が,サーバに登録できない名称である場合に,名称の自動変換をするかどうか設定できます。
- メール,回覧及び記事を文書として登録するときの主ファイルの形式を設定できます。
- ■ヘルプでのキーワード■
- 文書の作成に関する設定
(2) 文書の取り出しタブでの設定
文書の取り出しタブでは,次に示す設定ができます。
- サーバから文書を取り出すときの排他モード(参照,編集)のデフォルト値を指定できます。
- 複数のファイルを一つの文書として管理している一般文書を開くときに,ファイル一覧を表示するかどうか指定できます。
- 編集した文書をサーバに保存する必要があることを,ユーザに通知するかどうか指定できます。
- フォーム定義が存在する場合は,フォーム文書を開くときにフォーム定義が選択できるようにダイアログを表示するかどうか指定できます。
- 文書を構成するファイルをサーバから取り出すときのモードを選択するダイアログを表示するかどうかを指定できます。
- ■ヘルプでのキーワード■
- 設定,文書の取り出しに関する設定
(3) 文書の保存タブでの設定
文書の保存タブでは,次に示す設定ができます。
- ログアウトするときに,作業中文書の状態を保持するかどうか指定できます。
- キーワードを利用した全文検索ができるように,文書をサーバに保存すると同時に,全文検索サーバにも登録するかどうか指定できます。
- ■ヘルプでのキーワード■
- 設定,文書の保存に関する設定
(4) ファイルの圧縮/解凍タブでの設定
ファイルの圧縮/解凍タブでは,次に示す設定ができます。
- サーバで圧縮して管理されている文書を取り出すときに,クライアント側で解凍するかどうか指定できます。
- サーバに文書を保存するときに,クライアント側で文書を圧縮してから保存するかどうか指定できます。
- クライアントで文書を圧縮してからサーバに保存する場合に,圧縮の対象となるファイルの拡張子を追加したり,削除したりできます。
- ■ヘルプでのキーワード■
- 設定,ファイルの圧縮/解凍に関する設定
(5) 文書のコピータブでの設定
文書のコピータブでは,次に示す設定ができます。
- 一般文書を複写するときに分類索引のリンクも一緒に複写するかどうか指定できます。ただし,Document Managerサーバで設定してある場合は,その設定に従います。
- ■ヘルプでのキーワード■
- 設定,文書のコピーに関する設定
(6) URLの作成タブでの設定
URLの作成タブでは,次に示す設定ができます。
- 一般文書に付けるURLを作成するかどうか指定できます。この場合は,一般文書のプロパティダイアログにURLが表示されます。
- ■ヘルプでのキーワード■
- 設定,URLの作成,URLの作成に関する設定
(7) 作業中文書タブでの設定
作業中文書タブでは,次に示す設定ができます。
- 作業中文書をサーバに保存した後に,自動的に作業領域から削除するかどうか指定できます。
- ■ヘルプでのキーワード■
- 設定,作業中文書に関する設定