4.3.3 別の人のトレーを開いてワークフロー案件を処理する
正規の作業者が突然不在になったことで,案件の処理が遅れてしまうといったことを防ぐために,代行者を指定しておけます。代行者とは,正規の作業者が不在の時に,不在者のトレーから処理を代行できるユーザのトレーに案件を振り替えできるユーザのことです。代行者は,不在者のトレーにある案件であればどのビジネスプロセスの案件でも振り替えられます。
代行者を指定するには,[Workflowの設定]ダイアログの代行者の指定タブで指定します。ダイアログを表示するには,Desktop主画面の[ツール]-[Groupmaxの設定]を選択し,続けて[Workflowの設定...]を選択します。
- 不在者に送られたワークフロー案件を処理するには
- 代行者に指定された人は,次の手順で不在者のトレーを開いて処理する案件を自分やほかの人のユーザトレーに移します。操作方法の詳細については,Integrated Desktopのワークフロー案件処理機能のオンラインヘルプを参照してください。
- Desktop主画面の[ツール]-[不在者のトレーを開く...]を選択します。
[不在者の指定]ダイアログが表示されます。
- 不在者を選択します。
[不在者のユーザトレー]ダイアログが表示されます。
- 代わりに処理する案件を選択して,ほかの人に振り替える場合は[振り替え]ボタンを選択します。自分に振り替える場合は,[ユーザトレーへ]ボタンを選択します。
選択した案件がほかの人のトレー又は自分のトレーに振り替えられます。
- ■ヘルプでのキーワード■
- 代行者,代行者を指定する,不在者に送られた案件を処理する