付録D.1 Integrated Desktopのインストール
Integrated Desktopを新規にインストールする方法及びバージョンアップする場合に利用できる便利なインストール方法について説明します。インストール時及びインストール後の注意事項については,「付録D.4 Integrated Desktopをインストールやアンインストールするときの注意事項」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) Integrated Desktopを新規にインストールする
- (2) Integrated Desktopをバージョンアップする場合に,既にインストールされている機能だけを更新する
- (3) Client Lightをインストールした場合の注意事項
(1) Integrated Desktopを新規にインストールする
- 日立総合インストーラ(HCD_INST.EXE)を起動します。
- インストールプログラムの画面に従って作業をすすめ,インストールする製品を選択するためのダイアログが表示されたら,インストールする御購入されたセット名を選択します。
Groupmax統合インストーラが起動されます。
- 「標準」又は「カスタム」を選択します。
「標準」を選択すると,セットの構成製品のインストールを開始します。
「カスタム」を選択すると,インストールする製品を選択するためのダイアログが表示されます。
- 3.で「カスタム」を選択した場合は,「Groupmax Integrated Desktop Version 7」を選択して実行します。
Integrated Desktopのインストールが開始されたら,以下の手順で操作を実行してください。
- インストールするセット内容及びインストールの際に注意していただきたいことが説明されたダイアログが表示されたら,説明内容を御確認の上,[次へ]ボタンをクリックします。
個人名及び会社名を入力するためのダイアログが表示されます。
- 個人名及び会社名を入力して[次へ]ボタンをクリックします。
インストールするセット種別を選択するダイアログが表示されます。
- インストールするセットを選択して[次へ]ボタンをクリックします。「カスタム」を選択した場合は,インストールする機能を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
- 補足
- 既にIntegrated Desktopの機能がインストールされている場合は,インストール済みの機能だけを最新の状態にできます。操作の詳細については,「(2)Integrated Desktopをバージョンアップする場合に,既にインストールされている機能だけを更新する」を参照してください。
16ビット版のGroupmaxの環境情報を引き継ぐかどうかを確認するダイアログが表示されます。ここでの指定については,「付録D.5 16ビット版クライアントを利用していた環境にIntegrated Desktopをインストールする場合の注意事項」を参照してください。
- 16ビット版のGroupmaxの環境情報を引き継ぐかどうかを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
インストールディレクトリを選択するダイアログが表示されます。
- ダイアログの「インストール先ディレクトリ」のインストールディレクトリ名を確認して[次へ]ボタンをクリックします。インストールディレクトリを変更する場合は,[参照...]ボタンをクリックすると表示されるダイアログで任意のディレクトリを指定します。
インストール先のプログラムフォルダを指定するダイアログが表示されます。
- インストール先のプログラムフォルダを指定して[次へ]ボタンをクリックします。
インストール内容を確認するダイアログが表示されます。
- 「現在の設定」に表示されたインストール内容が正しい場合は,[次へ]ボタンをクリックします。なお,インストール内容を変更したい場合は,[戻る]ボタンをクリックしてインストール内容を変更したいダイアログに戻り,設定内容を変更後,[次へ]ボタンをクリックします。
インストールが開始され,ファイルのコピー経過を示すダイアログが表示されます。表示される画面に従って作業をすすめてください。
- インストールが終了すると,メッセージが表示されます。続けて統合セットアップを起動する場合は,「セットアッププログラムの起動」チェックボックスを選択状態にして[終了]ボタンをクリックします。
これでインストールは終了しました。
「セットアッププログラムの起動」チェックボックスを選択状態にした場合は,[Groupmax設定のプロパティ]ダイアログが表示されますので,セットアップを実行後,Integrated Desktopを起動してください。セットアップ方法については,「2.1 Integrated Desktopのセットアップ」を参照してください。
(2) Integrated Desktopをバージョンアップする場合に,既にインストールされている機能だけを更新する
既にインストールされているIntegrated Desktopの機能だけを自動的にインストールできます。例えば,Groupmaxクライアントセットのうち,Desktop機能,メール機能,エージェント機能をインストールしている場合,インストール済みの機能だけを更新して最新の状態にできます。
Desktop機能は,既にインストールされている作業環境(業務指向環境及び仮想オフィス環境)がそのままインストールされますので,使用環境の種類を指定する操作が省けます。
既にインストールされている機能だけを更新する手順は次のようになります。
- 「(1)Integrated Desktopを新規にインストールする」で説明したインストール操作手順1.~6.を実行します。
- インストールするセット種別を選択するダイアログで,「既にインストールされているセット」を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
インストール内容を確認するダイアログが表示されます。
- 「現在の設定」に表示されたインストール内容が正しい場合は,[次へ]ボタンをクリックします。
内容を変更する場合は,[戻る]ボタンをクリックすることで,インストールするセット種別を選択するダイアログに戻ります。
- インストールが開始され,ファイルのコピー経過を示すダイアログが表示されます。表示される画面に従って作業をすすめてください。
Desktopがインストールされている場合,インストールする環境の種別や画面サイズ(仮想オフィス環境の場合)が表示されます。ダイアログの内容を確認してください。
(3) Client Lightをインストールした場合の注意事項
Client LightはIntegrated Desktopの通常のインストールでは使用するための準備が完了していません。Integrated Desktopのインストールが完了した後,[スタート]-[Groupmax Clients]-[Client Lightのインストール]を起動してください。なお,この手順はアップグレードインストールでも同様です。