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COBOL2002 Professional Tool Kit 単体テスト支援ガイド


9.2.4 テストケースをインポートする(指定したフォルダの直下にあるすべてのCSVファイルをテストケースとしてインポートする場合)

指定したフォルダの直下にあるすべてのCSVファイルをテストケースとしてインポートする手順です。

インポートでは,CSVファイルの拡張子を除いたファイル名がテストケース名になります。

作業の手順

  1. [テストケース]メニューで[CSVファイルのインポート]−[フォルダを指定してインポート]を選択します。

    [図データ]

    [フォルダーの参照]ダイアログが表示されます。

  2. [フォルダーの参照]ダイアログに入力元のフォルダを指定して[OK]ボタンをクリックします。

    インポートの状況を示すダイアログが表示されます。インポートで発生したエラーはメッセージ画面に出力されないで,代わりにこのダイアログの結果部分に出力されます。

    [図データ]

    指定したCSVファイルの内容が単体テスト支援のテストケースとしてインポートされると,そのことを通知するメッセージが出力されます。

  3. インポートが完了したら[閉じる]ボタンをクリックします。

注意

インポートするCSVファイル名と同じテストケースがある場合は,上書きするかどうかを確認するダイアログが表示されます。ボタンの動作を次に示します。

  • [上書きする]ボタン

    既存のテストケースの内容を上書きします。既存のテストケースの内容にはマージされません。元のテストケースの内容はすべて削除されます。

  • [別名で取り込む]ボタン

    自動で名前を変更して,変更後の名前でテストケースを作成します。名前を変更するルールは,同じ名前のテストケースを追加する場合と同じく,自動的にテストケースの名前の末尾に通し番号が付けられます。

  • [スキップする]ボタン

    該当のCSVファイルのインポートをスキップして,次のCSVファイルのインポートに移行します。1つのCSVファイルをインポートする場合は,[スキップする]ボタンは表示されません。

  • [キャンセル]ボタン

    残りのインポート処理をすべて中止します。[キャンセル]ボタンをクリックするまでに実行されたインポートはキャンセルされません。

インポートの対象が複数の場合は,[すべてに適用する]チェックボックスが表示されます。チェックボックスをオンにすると,残りのインポートで名前が重複したときには,ダイアログで選んだ処理が適用されます。