Hitachi

COBOL2002 Professional Tool Kit データ影響波及分析ガイド


13.3.2 メッセージの一覧

データ影響波及分析の操作で出力されるメッセージと対処方法です。

〈この項の構成〉

(1) cbldraコマンドのメッセージと対処

cbldraコマンドのメッセージと対処です。

表13‒1 cbldraコマンドのメッセージと対処

メッセージID

メッセージテキスト

対処

KEDL1000E-U

メモリ不足が発生しました。

メモリ不足が発生しました。

処理を中止します。

当社保守員に連絡してください。

KEDL1001E-U

内部エラーが発生しました。(要因コード *** 1 ***)

内部的に論理エラーが発生しました。

[要因コード]

FileIsNotRIF:ファイルが2項関係情報ファイルでない

UnknownTableID:認識できないテーブルID

IDNotAscendingOrder:IDが昇順でない

処理を中止します。当社保守員に連絡してください。

KEDL1002E-I

*** 1 *** の解析が完了しました。(解析:*** 2 ***秒,DB出力:*** 3 ***秒,進捗:*** 4 ***/*** 5 ***ファイル)

処理を続行します。

KEDL1003E-E

*** 1 *** の解析に失敗しました。データベースは更新されませんでした。

コンパイルで構文エラーになりました。

そのソースファイル名を無視して続行します。

コンパイルできるようにCOBOLソースを修正してください。

KEDL1004E-I

データベース中の *** 1 *** の情報は最新のため,更新されませんでした。

COBOLソースファイルの情報がデータベースに格納済みのため,-Quickオプションで処理をスキップしました。

処理を続行します。

KEDL1005E-I

全解析終了(解析:*** 1 ***分 *** 2 ***秒,DB出力:*** 3 ***分 *** 4 ***秒,成功=*** 5 *** 失敗=*** 6 ***)

処理を続行します。

KEDL1006E-I

*** 1 *** の解析情報をデータ影響波及分析用データベースに出力しました。(*** 2 ***秒)

処理を続行します。

KEDL1007E-I

データベースの初期化完了(*** 1 ***分 *** 2 ***秒)

処理を続行します。

KEDL1008E-I

*** 1 *** の情報を削除しました。(*** 2 ***分 *** 3 ***秒)

処理を続行します。

KEDL1009E-U

COBOL2002がインストールされていません。

処理を中止します。コンパイルできるようにCOBOL2002をインストールしてください。

KEDL1010E-U

コンパイラが起動できません。*** 1 *** (*** 2 ***)

COBOL2002コンパイラの実行ファイルが存在しないなどの要因でコンパイラが起動できません。

処理を中止します。メッセージ中に示されたコンパイラのパス,エラー要因を基に環境を見直してください。

KEDL1011E-U

DBユティリティまたは他のデータ影響波及分析のツールが組み込みデータベースを使用中です。

DBユティリティが起動されています。または使用中のほかのデータ影響波及分析のツールが組み込みデータベースにアクセス中です。

処理を中止します。DBユティリティを終了させて再実行してください。または実行中のほかのデータ影響波及分析のツールが組み込みデータベースへのアクセスを終了するのを待って再実行してください。

KEDL1012E-U

他のユーザが組み込みデータベースを使用中です。

DBユティリティがほかのユーザによって起動されています。またはほかのユーザによって使用されているデータ影響波及分析のツールが組み込みデータベースにアクセス中です。

処理を中止します。ほかのユーザのツールの終了後に再実行してください。

KEDL1013E-E

ソースプログラムが大き過ぎます。ソースファイルを分割してください。ソースファイル名=*** 1 ***

ソースファイルから生成される2項関係情報ファイルのサイズが大き過ぎます(70MBを超えています)。

処理を中止します。ソースファイルを分割するか,使用していない登録集原文ファイルがあればCOPY文をコメント化するなど,読み込まないように修正してください。

KEDL1014E-E

取り込まれる登録集原文が大き過ぎます。登録集原文を分割してください。

取り込まれる登録集原文から生成される2項関係情報ファイルのサイズが大き過ぎます(7MBを超えています)。

処理を中止します。登録集原文を分割してください。

KEDL1016E-U

プログラムの実行がキャンセルされました。

cbldraコマンドの実行中にCtrl+Cキーで処理を中断しました。

処理を中止します。cbldraコマンドを再実行してください。

KEDL1017E-U

本製品の前提と異なるバージョンのCOBOL2002製品がインストールされています。前提バージョンのCOBOL2002製品をインストールし直してから,再起動してください。

COBOL2002 Professional Tool Kitと異なるバージョン/リビジョンのCOBOL2002 Net Developerがインストールされています。

同じバージョン/リビジョンのCOBOL2002 Net Developerをインストールしてから,cbldraコマンドを再実行してください。

KEDL1101E-U

*** 1 *** オプションの引数が不正です。

オプションの引数にCOBOLソースファイル名を指定しています。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL1102E-U

*** 1 *** オプションに引数がありません。

引数が必要なオプションに,引数が指定されていません。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL1103E-U

*** 1 *** は不正なオプションです。

使用できないオプション名を指定しています。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL1105E-U

-SourcePathオプション指定時はパス付きのソースファイル名を指定できません。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL1107E-U

ファイル名のパスの部分にワイルドカードは指定できません。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL1108E-U

サブシステム名 *** 1 *** が不正です。

  • サブシステム名に次の文字が含まれています。

    \」「/」「:」「;」「*」「?」「"」「<」「>」「|」「@」および空白

  • サブシステム名が30文字を超えています。

処理を中止します。正しいサブシステム名を指定してください。

KEDL1109E-U

モジュール名 *** 1 *** が不正です。

  • モジュール名に次の文字が含まれています。

    \」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

  • モジュール名が256文字を超えています。

処理を中止します。正しいモジュール名を指定してください。

KEDL1110E-U

ソースファイルの指定がありません。

ソースファイルの指定がありません。

処理を中止します。ソースファイルを指定してください。

KEDL1112E-U

-rオプションは-SourcePathオプション指定時だけ有効です。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL1113E-U

-SourcePathオプションに指定したフォルダが存在しません。

cbldraコマンドの-SourcePathオプションに指定したフォルダが存在しません。-SourcePathに複数のフォルダが指定されている場合はそのすべてが存在しません。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL1114E-U

*** 1 ***オプションと*** 2 ***オプションは同時に指定できません。

処理を中止します。不要な方のオプションを削除してください。

KEDL1116E-U

ソースファイル名 *** 1 *** が不正です。

  • ソースファイル名に次の文字が含まれています。

    /」「"」「<」「>」「|」

  • 拡張子がCOBOLソースのものではありません。

処理を中止します。正しいソースファイルを指定してください。

KEDL1119E-U

-Delete,SubSystemオプション指定時,-SubSystemオプションを指定しなければなりません。

cbldraコマンドの-Delete,SubSystemオプションが指定されていますが,-SubSystemオプションの指定がありません。

処理を中止します。-SubSystemオプションを指定してください。

KEDL1120E-U

-Delete,Moduleオプション指定時,-SubSystemオプションおよび-ModuleNameオプションを指定しなければなりません。

cbldraコマンドの-Delete,Moduleオプションが指定されていますが,-SubSystemオプションおよび-ModuleNameオプションの指定がありません。

処理を中止します。-SubSystemオプションと-ModuleNameオプションを指定してください。

KEDL1121E-U

*** 1 ***オプションとソースファイルは同時に指定できません。

処理を中止します。不要なオプションまたはソースファイル名を削除してください。

KEDL1123E-U

データ領域番号 *** 1 *** が不正です。

-DataAreaオプションまたは-InitializeDataAreaオプションに1〜5以外の数字を指定しています。

処理を中止します。データ領域番号に1〜5の数字を指定してください。

KEDL1201E-E

ソースファイル *** 1 *** が見つかりません。

ソースファイルの指定が間違っています。そのソースファイル名を無視して処理を続行します。

正しいソースファイルを指定してください。

KEDL1202E-E

ソースファイル *** 1 *** にアクセス権限がありません。

ソースファイルを参照する権限がありません。そのソースファイル名を無視して処理を続行します。ソースファイルを参照する権限を付加してください。

KEDL1203E-U

環境変数CBLFIXまたはCBLFREEに.cbeは指定できません。

環境変数CBLFIXまたはCBLFREEに.cbeが指定されています。

環境変数CBLFIXまたはCBLFREEの指定を無視します。環境変数CBLFIXまたはCBLFREEに正しい値を設定してください。

KEDL1204E-U

2項関係情報ファイル *** 1 *** が見つかりません。

COBOL2002コンパイラが作成した2項関係情報ファイル(インタフェースファイル)がファイルやフォルダの移動・削除などの操作で参照できなくなりました。

処理を中止します。再実行し,同じ現象が発生する場合は当社保守員に連絡してください。

KEDL1205E-U

2項関係情報ファイル *** 1 *** にアクセス権がありません。

2項関係情報ファイルを参照する権限がありません。

処理を中止します。2項関係情報ファイルを参照する権限を与えるかまたは削除してやり直してください。

KEDL1206E-U

2項関係情報ファイル *** 1 *** が開けません。

カレントフォルダ(開発マネージャの場合は作業フォルダ)が深過ぎます。

処理を中止します。要因が該当しない場合は当社保守員に連絡してください。

KEDL1207E-U

2項関係情報ファイル *** 1 *** が削除できません。

2項関係情報ファイルに書き込み権がありません。

処理を中止します。2項関係情報ファイルに書き込み権限を与えるかまたは削除してやり直してください。

KEDL1301E-U

データベースの接続に失敗しました。詳細メッセージ=(*** 1 ***)

データベース接続時にデータベース管理システムまたはODBC操作でエラーが発生しました。

処理を中止します。「(4) 組み込みデータベースのメッセージと対処」を基にエラーの原因を調査してください。

KEDL1302E-U

データベースがまだ作成されていません。

データベースを作成しないで参照しようとしました。

処理を中止します。データ影響波及分析用データベースを作成して再実行してください。

KEDL1305E-U

データ影響波及分析用データベースはCOBOL2002 Professional Tool Kit *** 1 ***で作成されています。インタフェースが異なるので更新できません。DBユティリティでデータベースをアンセットアップした後で再度セットアップしてください。

データ影響波及分析用データベースが古いバージョンで作成されたデータベースです。

処理を中止します。DBユティリティでデータベースをアンセットアップした後で再度セットアップして再実行してください。

KEDL1306E-U

データ影響波及分析用データベースはすでに32ビット版COBOL2002 Professional Tool Kit で使用されています。cbldraコマンドの-InitializeDatabaseオプションでデータベースを初期化して再実行してください。

32ビットと64ビットのCOBOL2002 Professional Tool Kitが混在しています。

処理を中止します。cbldraコマンドの-InitializeDatabaseオプションでデータベースを初期化して再実行してください。

KEDL1307E-U

データ影響波及分析用データベースはすでに64ビット版COBOL2002 Professional Tool Kit で使用されています。cbldraコマンドの-InitializeDatabaseオプションでデータベースを初期化して再実行してください。

32ビットと64ビットのCOBOL2002 Professional Tool Kitが混在しています。

処理を中止します。cbldraコマンドの-InitializeDatabaseオプションでデータベースを初期化して再実行してください。

KEDL1308E-U

サブシステム名 *** 1 *** がデータベース内に見つかりません。

サブシステム名が正しくありません。

処理を中止します。データベース中のサブシステム名を確認してください。

KEDL1309E-U

モジュール名 *** 1 *** がデータベース内に見つかりません。

モジュール名が正しくありません。

処理を中止します。データベース中のモジュール名を確認してください。

KEDL1310E-U

データベース内のサブシステムの数が上限を超えました。

サブシステムの数が上限を超えました。

処理を中止します。不要なサブシステムを削除して再実行してください。

KEDL1311E-U

データベース内のファイルの数が上限を超えました。

データベース内のファイルの数が上限(99999)を超えました。またはサブシステム内のファイルの数が上限(9999)を超えました。

処理を中止します。データベースのファイル数が上限(99999)を超えている場合は不要なサブシステムを削除してください。サブシステムのファイル数が上限(9999)を超えている場合はサブシステムを複数に分割してください。

KEDL1313E-U

データベースの処理中にエラーが発生しました。詳細メッセージ=(*** 1 ***)

データベース管理システムまたはODBC操作でエラーが発生しました。

処理を中止します。組み込みデータベースの詳細メッセージを基にエラーの原因を調査してください。

KEDL1315E-U

サブシステム *** 1 *** はすでにデータ領域 *** 2 *** に割り当てられています。

作成済みのサブシステムを作成済みのデータ領域と違う場所に作成しようとしています。

処理を中止します。別のサブシステム名を割り当ててください。または,データ領域番号を,サブシステムを作成済みのデータ領域番号に変更してください。

(2) cbldiaコマンドのメッセージと対処

cbldiaコマンドのメッセージと対処です。

表13‒2 cbldiaコマンドのメッセージと対処

メッセージID

メッセージテキスト

対処

KEDL3000E-U

メモリ不足が発生しました。

影響範囲解析でデータベースから読み込んだソースファイル解析情報の数が多過ぎます。

処理を中止します。1回の影響範囲解析でデータベースから読み込むソースファイルの数を次の方法で削減してください。

  • サブシステムを複数指定しない。

  • 調査対象データ項目を多数指定しない。

  • フィルタリングファイルを使って分析範囲を狭める。

  • 1つのサブシステムが大きい場合は,複数に分割して小さな単位で分析する。

KEDL3001E-U

内部エラーが発生しました。(要因コード *** 1 ***)

内部論理矛盾が発生しました。

処理を中止します。当社保守員に連絡してください。

KEDL3002E-I

調査対象データ項目の設定を開始します。

処理を続行します。

KEDL3003E-I

調査対象データ項目を *** 1 *** 個設定しました。(処理時間:*** 2 ***)

処理を続行します。

KEDL3004E-I

解析が完了しました。(解析:*** 1 ***,進捗:*** 2 ***/*** 3 ***,対象:*** 4 ***)

処理を続行します。

KEDL3005E-I

全解析終了(処理時間:*** 1 ***)

処理を続行します。

KEDL3101E-U

*** 1 *** は不正なオプションです。

不正なオプションが指定されました。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL3102E-U

*** 1 *** オプションの引数が不正です。

不正なオプション引数が指定されました。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL3103E-U

*** 1 *** オプションの引数がありません。

オプション引数が指定されていません。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL3105E-U

-Dataオプションを指定する必要があります。

-Dataオプションが指定されていません。

処理を中止します。オプションを修正してください。

KEDL3200E-U

データ影響波及分析用データベースと同期が取れていないファイルが *** 1 *** 本ありました。

*** 2 ***

解析範囲でデータベース作成時のソースファイルが存在しません。または,ソースファイルのタイムスタンプがデータベース作成時と一致しません。

処理を中止します。次のように対処してください。

  • 見つからなかったファイルがある場合

    ・正しい位置にファイルを配置する。

    ・プログラム情報フィルタリングファイルで解析範囲から除外する。

  • タイムスタンプが不一致になったファイルがある場合

    ・修正後のソースファイルでデータベースを更新する。

    ・ソースファイルをデータベース更新時の状態に戻す。

    ・プログラム情報フィルタリングファイルで解析範囲から除外する。

  • 同期が取れていないファイルはあるが処理を続行して問題ないと判断できる場合

    -Forceオプションを指定して再実行する。ファイル内容に変更がなく,タイムスタンプだけが変わっているファイルについては,対応不要である。

KEDL4101E-U

内部エラーが発生しました。(要因コード *** 1 ***)

内部論理矛盾が発生しました。

処理を中止します。当社保守員に連絡してください。

KEDL4103E-U

影響範囲解析で使用するメモリの総量が上限値*** 1 ***を超えました。調査対象データ項目を複数指定している場合は削減してください。また解析対象のソースファイルを削減してください。

解析対象となったデータ項目の数が多過ぎます。

処理を中止します。調査対象データ項目の数を減らしてください。また,1回の影響範囲解析でデータベースから読み込むソースファイルの数を次の方法で削減してください。

  • サブシステムを複数指定しない。

  • 調査対象データ項目を多数指定しない。

  • フィルタリングファイルを使って分析範囲を狭める。

  • 1つのサブシステムが大きい場合は,複数に分割して小さな単位で分析する。

KEDL4301E-U

プログラム情報フィルタリングファイル *** 1 *** が見つかりません。

ファイルが見つかりません。

処理を中止します。有効なファイルに修正してください。

KEDL4302E-U

プログラム情報フィルタリングファイル *** 1 *** に参照権限がありません。

ファイルへの参照権限がありません。

処理を中止します。ファイルへの参照権限を付与してください。

KEDL4303E-U

プログラム情報フィルタリングファイル *** 1 *** を解析中に入出力エラーが発生しました。

次のような要因が考えられます。

  • ディスク障害

  • ネットワークドライブ使用時のネットワーク障害

処理を中止します。エラーの要因を調査して取り除き,再実行してください。原因不明の場合は,当社保守員に連絡してください。

なし

調査状態保存ファイル *** 1 *** が存在しないため,開けませんでした。

ファイルが見つかりません。

処理を中止します。存在するファイルを指定してください。

なし

調査状態保存ファイル *** 1 *** に参照権限がないため,開けませんでした。

ファイルへの参照権限がありません。処理を中止します。ファイルへの参照権限を付与してください。

なし

調査状態保存ファイル *** 1 *** から状態を復元中に,ファイル入出力エラーが発生しました。詳細情報=(*** 2 ***)

次のような要因が考えられます。

  1. 前バージョンの調査状態保存ファイルを指定した。

  2. ファイルの内容が不正に編集された

  3. ディスク障害

  4. ネットワークドライブ使用時のネットワーク障害

  • 1.の場合,詳細情報に「ファイルのバージョンが有効ではありません。」が表示されます。

  • 2.の場合,詳細情報に「ファイルの種別が不正です。」が表示されます。

  • 1.,2.以外の場合,詳細情報に「I/O error」が表示されます。

処理を中止します。詳細情報の内容に従い,エラーの要因を調査して取り除き,再実行してください。原因不明の場合は,当社保守員に連絡してください。

KEDL4307E-U

ファイル *** 1 *** が見つかりません。解析を中断しました。

影響波及データ/影響波及コード/影響波及プログラムが記述されているファイルが見つかりません。

処理を中止します。データベース作成時と同じフォルダにファイルを格納してください。または,見つからなかったファイルをプログラム情報フィルタリングファイルで除外してください。

KEDL4308E-U

ファイル *** 1 *** への参照権限がないため,解析を中止しました。

影響が波及しているファイルの参照権限がありません。

処理を中止します。ファイルへの参照権限を付与してください。

KEDL4309E-U

ファイル *** 1 *** が存在しないため,解析結果CSVファイルの出力を中断しました。

影響波及データ/影響波及コード/影響波及プログラムが記述されているファイルが見つかりません。

処理を中止します。プログラム情報データベース作成時に使用したファイルをソースフォルダに格納してください。

KEDL4310E-U

ファイル *** 1 *** への参照権限がないため,解析結果CSVファイルの出力を中断しました。

影響波及データ/影響波及コード/影響波及プログラムが記述されているファイルの参照権限がありません。

処理を中止します。ファイルへの参照権限を付与してください。

なし

ソースファイル *** 1 *** への参照権限がないため,ファイルを開けませんでした。

影響波及データ/影響波及コード/影響波及プログラムが記述されているファイルの参照権限がありません。

エラー原因となったユーザ操作の直前の画面状態に戻ります。ファイルへの参照権限を付与してください。

なし

ソースファイル *** 1 *** が存在しないため,ファイルを開けませんでした。

影響波及データ/影響波及コード/影響波及プログラムが記述されているファイルが見つかりません。

エラー原因となったユーザ操作の直前の画面状態に戻ります。データベース作成時と同じフォルダにファイルを格納してください。

KEDL4313E-U

ファイル *** 1 *** の指定が不正です。

ファイルパスとして有効な文字列が指定されていません。

処理を中止します。ファイルパスとして有効な文字列になるように修正してください。

KEDL4401E-U

ファイル書き込み権限がないため,解析結果CSVファイルを出力できませんでした。

フォルダまたは既存ファイルに書き込み権限がありません。

処理を中止します。書き込み権限を設定してください。

KEDL4402E-U

解析結果CSVファイルを出力処理中に,ファイル入出力エラーが発生しました。

次のような要因が考えられます。

  • ディスク障害

  • ネットワークドライブ使用時のネットワーク障害

  • ディスクの容量不足

処理を中止します。エラーの要因を調査して取り除き,再実行してください。原因不明の場合は当社保守員に連絡してください。

KEDL4403E-U

ファイル書き込み権限がないため,タグファイルを出力できませんでした。

フォルダまたはファイルに書き込み権限がありません。

処理を中止します。書き込み権限を設定してください。

KEDL4404E-U

タグファイルを出力処理中に,ファイル入出力エラーが発生しました。

次のような要因が考えられます。

  • ディスク障害

  • ネットワークドライブ使用時のネットワーク障害

  • ディスクの容量不足

処理を中止します。エラーの要因を調査して取り除き,再実行してください。原因不明な場合は当社保守員に連絡してください。

なし

ファイルの書き込み権限がないため,調査状態保存ファイルを保存できませんでした。

ファイルの書き込み権限がありません。

エラー原因となったユーザ操作の直前の画面状態に戻ります。書き込み権限を設定してください。

なし

調査状態保存ファイルを保存中に入出力エラーが発生しました。

次のような要因が考えられます。

  • ディスク障害

  • ネットワークドライブ使用時のネットワーク障害

  • ディスクの容量不足

エラー原因となったユーザ操作の直前の画面状態に戻ります。エラーの要因を調査して取り除き,再実行してください。原因不明な場合は当社保守員に連絡してください。

なし

ファイル *** 1 *** はすでに存在します。上書き保存しますか?

すでにファイルが存在します。

確認用ダイアログを表示します。確認用ダイアログに従い上書き保存するかどうかを選択してください。

KEDL4501E-U

プログラム情報フィルタリングファイル *** 1 *** (line *** 2 ***)が不正です。

記述されている構文が不正です。

処理を中止します。メッセージ内の行番号を基に原因を調査して修正してください。

KEDL4601E-U

ODBCデータソース名 *** 1 *** が不正です。

次の要因が考えられます。

  • ODBCデータソース名に半角英数字および下線以外が使用されている。

  • ODBCデータソース名が32バイトを超えている。

処理を中止します。正しいODBCデータソース名(32バイト以内で英数字文字と下線から構成されること)を指定してください。

KEDL4602E-U

サブシステム名 *** 1 *** が無効です。

指定されたサブシステム名がデータベースに登録されていません。

処理を中止します。有効なサブシステム名に修正してください。

KEDL4603E-U

データベース作成後にソースファイル *** 1 *** が変更されています。解析を中断しました。

影響が波及しているファイルのサイズと,データベースに登録されているファイルのサイズが不一致です。

処理を中止します。データベース作成時に使用したものと異なるソースファイルを調査し,データベースの情報と同期させてください。例えば,次のどらかの方法があります。

  • ソースプログラムのプログラム情報をデータベースに再登録する。

  • ソースファイルをデータベース作成時のソースファイルに置き換える。

KEDL4604E-U

データベース作成後にソースファイル *** 1 *** が変更されています。解析結果CSVファイルの出力を中断しました。

影響波及データ/影響波及コード/影響波及プログラムが記述されているファイルのサイズと,データベースに登録されているファイルのサイズが不一致です。

処理を中止します。データベース作成時に使用したものと異なるソースファイルを調査し,データベースの情報と同期させてください。例えば,次のどらかの方法があります。

  • ソースプログラムのプログラム情報をデータベースに再登録する。

  • ソースファイルをデータベース作成時のソースファイルに置き換える。

なし

影響範囲の解析後にソースファイル *** 1 *** が変更されています。ファイルを開けません。

影響が波及しているファイルのタイムスタンプと,データベースとの同期チェック時のファイルのタイムスタンプが不一致です。

エラー原因となったユーザ操作の直前の画面状態に戻ります。ファイルを影響範囲の解析時の状態に戻してください。

KEDL4606E-U

DBユティリティまたは他のデータ影響波及分析のツールが組み込みデータベースを使用中です。

DBユティリティが起動されています。または,使用中のほかのデータ影響波及分析のツールが組み込みデータベースにアクセスしています。

処理を中止します。DBユティリティを終了してから再実行してください。または,実行中のほかのデータ影響波及分析のツールから組み込みデータベースへのアクセスが終了するのを待って再実行してください。

KEDL4607E-U

他のユーザが組み込みデータベースを使用中です。

DBユティリティがほかのユーザによって起動されています。または,ほかのユーザによって使用されているデータ影響波及分析のツールが組み込みデータベースにアクセスしています。

処理を中止します。ほかのユーザによって使用されているツールの終了後に再実行してください。

KEDL4608E-U

データベースの処理中にエラーが発生しました。詳細メッセージ=(*** 1 ***)

データベース管理システムまたはODBC操作でエラーが発生しました。

処理を中止します。詳細メッセージを基にエラーの原因を調査してください。

KEDL4609E-U

データベースのデータ名検索の結果が上限(100件)を超えました。

データ名検索の結果が上限を超えました。

処理を中止します。検索結果を絞り込むようにデータ名指定を変更してください。

KEDL4610E-U

データベースがまだ作成されていません。

データベースを作成しないで参照しようとしました。

処理を中止します。データ影響波及分析用データベースを作成して再実行してください。

KEDL4611E-U

該当する登録集原文ファイルが上限(100件)を超えました。

データベースのデータ名で検索する際のファイル名指定で,該当する登録集原文ファイルが上限を超えました。

処理を中止します。検索対象にする登録集原文ファイルを次の方法で削減してください。

  • サブシステムを複数指定しない。

  • フィルタリングファイルを使って分析範囲を狭める。

  • 絞り込むようにファイル名指定を変更する。

KEDL4612E-U

データ影響波及分析用データベースはCOBOL2002 Professional Tool Kit *** 1 ***で作成されています。インタフェースが異なるので参照できません。

データ影響波及分析用データベースが古いバージョンで作成されたデータベースです。

処理を中止します。データベースを再作成してください。

KEDL4613E-U

データベースの接続に失敗しました。詳細メッセージ=(*** 1 ***)

データベース接続時にデータベース管理システムまたはODBC操作でエラーが発生しました。

処理を中止します。詳細メッセージを基にエラーの原因を調査してください。

KEDL4614E-U

フォルダ対応付けファイル *** 1 *** が見つかりません。

ファイルが見つかりません。

処理を中止します。環境変数CBLDIA_REMAPFILEの指定値が誤っていないか確認し,正しく修正してから再実行してください。

KEDL4615E-U

フォルダ対応付けファイル *** 1 *** に参照権限がありません。

ファイルへの参照権限がありません。処理を中止します。ファイルへの参照権限を付与してください。

KEDL4616E-U

フォルダ対応付けファイル *** 1 *** を入力中にエラーが発生しました。

次のような要因が考えられます。

  • ディスク障害

  • ネットワークドライブ使用時のネットワーク障害

処理を中止します。エラーの要因を調査して取り除き,再実行してください。原因不明の場合は当社保守員に連絡してください。

KEDL4617E-U

フォルダ対応付けファイルが不正です。*** 1 *** (line *** 2 ***)

次のような要因が考えられます。

  • 半角の=>が指定されていない

  • 1行中に複数の=>が存在する

  • =>の前後に空白がない

処理を中止します。環境変数CBLDIA_REMAPFILEが示すフォルダ対応付けファイルの記述内容を確認し,正しく修正してください。

KEDL4618E-U

フォルダ対応付けファイルに,同じ変換前フォルダ名が複数指定されています。*** 1 *** (line *** 2 ***)

同じ変換前フォルダ名が複数指定されています。

処理を中止します。環境変数CBLDIA_REMAPFILEが示すフォルダ対応付けファイルの記述内容を確認し,正しく修正してください。

KEDL4619E-U

フォルダ対応付けファイルに,同じ変換後フォルダ名が複数指定されています。*** 1 *** (line *** 2 ***)

同じ変換後フォルダ名が複数指定されています。

処理を中止します。環境変数CBLDIA_REMAPFILEが示すフォルダ対応付けファイルの記述内容を確認し,正しく修正してください。

KEDL4620E-U

フォルダ対応付けファイルの変換前フォルダ名と変換後フォルダ名に,同じフォルダ名が含まれています。*** 1 *** (line *** 2 ***)

変換前フォルダ名と変換後フォルダ名の中に同じフォルダ名が指定されています。

処理を中止します。環境変数CBLDIA_REMAPFILEが示すフォルダ対応付けファイルの記述内容を確認し,正しく修正してください。

KEDL4621E-U

フォルダ対応付けファイルに,データ影響波及分析用データベースに登録されていない変換前フォルダ名が指定されています。*** 1 *** (line *** 2 ***)

データ影響波及分析用データベースに登録されていない変換前フォルダ名が指定されています。

処理を中止します。環境変数CBLDIA_REMAPFILEが示すフォルダ対応付けファイルの記述内容を確認し,正しく修正してください。

KEDL4622E-U

フォルダ対応付けファイルに,存在しない変換後フォルダ名が指定されています。*** 1 *** (line *** 2 ***)

存在しない変換後フォルダ名が指定されています。

処理を中止します。環境変数CBLDIA_REMAPFILEが示すフォルダ対応付けファイルの記述内容を確認し,正しく修正してください。

KEDL4623E-U

フォルダ対応付けファイル *** 1 *** の行数が100行を超えています。

フォルダ対応付けファイルの行数が 100行を超えています。

処理を中止します。環境変数CBLDIA_REMAPFILEが示すフォルダ対応付けファイルの記述内容を確認し,正しく修正してください。

(3) GUIのメッセージと対処

GUIのメッセージと対処です。

表13‒3 GUIのメッセージと対処

メッセージID

メッセージテキスト

対処

KEDL2000E-U

メモリ不足が発生しました。

[解析結果]画面以外の,次の画面またはダイアログでメモリ不足が発生した場合は,発生した画面またはダイアログに戻ります。

  • スタートページ

  • [調査環境の設定]画面

  • [CSVファイルに出力]ダイアログ

  • [タグファイルの出力フォルダを指定してください。]ダイアログ

ただし,[調査対象選択]ダイアログでエラーが発生した場合は,[調査環境の設定]画面に戻ります。

[解析結果]画面でメモリ不足が発生した場合は,影響波及調査ウィンドウが終了されます。

次の対処をしてください。

  • 影響波及調査ウィンドウを開始するときに指定する,調査対象データ項目の個数を減らす。

  • 影響波及の方向に影響波及元または影響波及先のどちらか1つを指定する。

  • 影響がないプログラムのソースファイルをプログラム情報フィルタリングファイルで解析対象から除外する。

上記の対応をしてもこのメッセージが表示される場合,cbldiaコマンドで影響波及調査を実行してください。

KEDL2001E-U

COBOL2002 Professional Tool Kitの環境が不正です。

COBOL2002 Professional Tool Kitのレジストリまたは製品のファイルが存在しません。環境不正またはインストールに失敗したことが考えられます。

影響波及調査ウィンドウが終了されます。COBOL2002 Professional Tool Kitをアンインストールしてから,再インストールしてください。

KEDL2010E-U

A logical error has occurred. Parameter(*** 1 ***)

影響波及調査ウィンドウのコンポーネント間のインタフェースに誤りがあります。

影響波及調査ウィンドウが終了されます。当社保守員に連絡してください。

KEDL2012E-U

A logical error has occurred.

論理エラーが発生しました。

影響波及調査ウィンドウが終了されます。当社保守員に連絡してください。

KEDL2013E-U

A logical error has occurred. Exception (*** 1 ***)

論理エラーが発生しました。

影響波及調査ウィンドウが終了されます。当社保守員に連絡してください。

(4) 組み込みデータベースのメッセージと対処

組み込みデータベースのメッセージと対処です。

メッセージID

メッセージテキスト

対処

なし

ERROR [HY000] [HITACHI][HiRDB][HiRDB]KFPA11723-E Communication error occurred, reason=HiRDB NOT UP

ERROR [IM006] [Microsoft][ODBC Driver Manager] ドライバーの SQLSetConnectAttr は失敗しました。

データベースが初期化されていません。

DBユティリティのeasetupコマンドでデータベースを正しく初期化してください。

データベース初期化時のポート番号がデータソースのポート番号と一致していません。

ODBCデータソースアドミニストレータを使ってデータソースにデータベース初期化時のポート番号を設定してください。

HiRDBサービスが停止しています。

コントロールパネルの「管理ツール」の「サービス」でHiRDBサービス(HiRDBEmbeddedEdition_CT0)を開始してください。

なし

ERROR [IM002] [Microsoft][ODBC Driver Manager] データ ソース名および指定された既定のドライバーが見つかりません。

ODBCデータソース名「COBOL2002ToolKitDB」が登録されていません。またはほかのユーザ用のユーザデータソースとして登録されているため,現在のユーザではアクセスできません。

コントロールパネルのODBCアドミニストレータでCOBOL2002ToolKitDBの名前でシステムデータソースを登録してください。

なし

ERROR [HY000] [HITACHI][HiRDB][HiRDB]KFPA11204-E Table CBLEA."DIA_DBCONTROL" not found in system

データベースの初期化がエラーなどで完了していない状態でデータベースにアクセスしました。

DBユティリティのeaunsetupコマンドでデータベースをアンセットアップし,easetupコマンドで再初期化してください。

データベースが03-01で初期化されたものです。

DBユティリティのeaunsetupコマンドでデータベースをアンセットアップし,easetupコマンドで再度初期化してください。

なし

ERROR [HY000] [HITACHI][HiRDB][HiRDB]KFPA11728-E Error occurred in HiRDB, reason=SHUTDOWN

ERROR [IM006] [Microsoft][ODBC Driver Manager] ドライバーの SQLSetConnectAttr は失敗しました。

HiRDBサービスの停止処理中です。

停止後に再度HiRDBサービスを開始して,再実行してください。

HiRDBサービスの開始処理中です。

HiRDBサービスの開始が完了するのを待って再実行してください。