Hitachi

COBOL2002 Professional Tool Kit データ影響波及分析ガイド


10.8.1 [影響波及元関連図][影響波及先関連図]画面

[影響波及元関連図]画面と[影響波及先関連図]画面は,COBOLプログラムのデータ項目が影響波及するデータ項目を影響波及元と影響波及先の双方向に追跡する画面です。

[図データ]

データノード

ツリー形式を構成する要素で,データ項目を示します。データ項目の表示の説明を次に示します。

データ項目の表示

説明

[図データ]

影響波及データと影響波及コードの情報がある影響波及データ項目。

選択時は太枠で表示される。

[図データ]

影響波及データだけ情報がある影響波及データ項目。

選択時は太枠で表示される。

[図データ]

影響波及データと影響波及コードの情報がない影響波及データ。

複数回出現する影響波及データ項目も含む。

選択時は太枠かつ破線で表示される。

[図データ]

定数,または外部装置。

選択時は太枠かつ短い破線で表示される。

注※

データ項目を選択すると,[影響波及データ一覧]画面または[影響波及コード一覧]画面が切り替わります。

データノードの表示形式については,「12.1.4 影響波及関連図の表示形式」を参照してください。

影響2項関係があるCOBOLデータが存在するときは黒い三角で示します。[図データ](下向きの三角)はプログラムを表示中,[図データ](横向きの三角)はプログラムが非表示であることを示します。

参考

次に示すデータノードは表示されません。

  • [影響波及元関連図]画面で,影響波及先に自分と同じ影響波及データ項目があるとき,自分より影響波及元のデータノード

  • [影響波及先関連図]画面で,影響波及元に自分と同じ影響波及データ項目があるとき,自分より影響波及先のデータノード

    [図データ]

データノードが影響波及データ項目を表示する形式を次に示します。

[影響波及元関連図]画面の場合

[図データ]

[影響波及先関連図]画面の場合

[図データ]

マーク

説明

表示例

ツリーのルートになる調査対象データ項目です。

データノードの色は,デフォルトではオレンジです。

[影響波及元関連図]画面

[図データ]

[影響波及先関連図]画面

[図データ]

/

次に示す制限で,影響波及元のデータノードを表示しないことを示します。

  • 調査対象データ項目を調査対象として,影響波及元方向に関連していくデータノードの個数が制限値を超えた。

  • 1つの影響波及データから影響するデータノードの個数が制限値を超えた。

次に示す制限で,影響波及先のデータノードを表示しないことを示します。

  • 調査対象データ項目を調査対象として,影響波及先方向に関連していくデータノードの個数が制限値を超えた。

  • 1つの影響波及データに影響するデータの項目の個数が制限値を超えた。

上記の制限に達して,表示しないデータノードがあるときは,制限に達したデータノードに「/」マークが表示されます。制限で[影響波及関連図]画面にデータノードを表示しない影響波及データ項目であっても,[影響波及データ一覧]画面には表示されます。

[影響波及元関連図]画面

[図データ]

[影響波及先関連図]画面

[図データ]

参考

プログラムノードの背景色を画面上で確認するときは,[ヘルプ]−[凡例を表示]メニューを選択して[凡例を表示]ダイアログを表示してください。

[図データ]