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COBOL2002 Professional Tool Kit データ影響波及分析ガイド


6.6.2 解析結果から調査対象データ項目を指定して新しく解析する

解析結果の[影響波及データ]画面または[影響波及コード]画面から調査対象データ項目を選んで,新しく解析する方法です。

作業の手順

  1. [影響波及データ]画面または[影響波及コード]画面に表示しているCOBOLソースファイルから,調査対象データ項目を選択します。

  2. [調査]−[新しいウィンドウ]メニューにある,解析方向(影響波及元と影響波及先,影響波及元,または影響波及先)を選択します。

    [図データ]

    [調査環境の設定]画面が表示されます。

  3. [調査環境の設定]画面に必要な項目を設定し,[調査範囲の解析]ボタンをクリックします。

影響波及の解析でエラーになったときは,[調査環境の設定]画面を確認して,[調査対象の選択]ダイアログで調査対象を選択します。

注意
  • [影響波及データ]画面または[影響波及コード]画面に表示された登録集原文ファイルからデータの名前を選択して影響波及を調査する場合は,次に示すデータ項目の名前を選択してください。これ以外の名前を選択して影響波及を調査しようとすると,データ名が見つからないことを示すエラーダイアログが表示されます。

    ・登録集原文ファイル内のデータ記述項に記述されているデータ項目

    ・ソースファイルに取り込んだあとのソースプログラムの手続き部で使用されるデータ項目

  • [影響波及データ]画面または[影響波及コード]画面から,環境部内またはデータ部内に記述されたデータ名参照の文字列を選択した影響波及の調査はできません。このデータ名を選択して影響波及を調査しようとすると,データ名が見つからないことを示すエラーダイアログが表示されます。

    データ記述項のデータ名定義の文字列(アドレス名および指標名の文字列を含む)は,選択して影響波及を調査できます。