8.3.1 プログラム呼出関係
プログラムごとの,呼び出し元と呼び出し先のプログラムの関係です。
出力ファイル名を次に示します。
プログラム呼出関係.csv
フォーマットを次に示します。
- 1行目
"プロジェクト名","呼出元プログラム名","呼出先プログラム名1","呼出先プログラム名2"…"呼出先プログラム名n"
- 2行目以降
"プロジェクト名","呼出元プログラム名","呼出種別","呼出種別"…"呼出種別"
フォーマットに出力される文字の意味を次に示します。
- [プロジェクト名]
-
解析対象のプロジェクト名です。
- [呼出元プログラム名]
-
呼び出し元のプログラム名です。
- [呼出先プログラム名1][呼出先プログラム名2]…[呼出先プログラム名n]
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参照先の呼び出し先プログラム名です。
- [呼出種別]
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プログラムの呼び出し種別です。表示される記号の意味を次に示します。
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◎:直接呼び出し。
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○:間接呼び出し。
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CSVファイルの出力例
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テキストの場合
"プロジェクト名","呼出元プログラム名","GC351_INPUT","GC351_INPUT_DT","RC340_INPUT","RC340_SET","RC340_SND","RC340_UPD","ZC001_OPT","ZC003_OPT" "入出庫管理システム","AC000_MENU","○","○","◎","○","◎","◎","○","○" "入出庫管理システム","GC351_INPUT","","◎","","","","","","" "入出庫管理システム","RC340_INPUT","◎","○","","","","","◎","" "入出庫管理システム","RC340_SET","◎","○","","","","","","" "入出庫管理システム","RC340_SND","○","○","","◎","","","","" "入出庫管理システム","RC340_UPD","","","","","","","","◎"
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Excelの場合
- 注意事項
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直接呼び出し,および間接呼び出しの両方の呼び出しをするプログラムの場合は,[呼出種別]は「◎」の直接呼び出しとして出力されます。
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プログラムの呼び出しをしないプログラムは,[呼出元プログラム名]には含まれません。
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未使用のプログラムでもプログラムの呼び出しをする場合は,[呼出元プログラム名]に含まれます。
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CALL 一意名解決で呼び出し先プログラムを解決できなかったプログラムの場合でも,[呼出元プログラム名]に含まれます。この場合,[呼出種別]には何も出力されません。
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外部プログラム名が重複している場合は,リネームプログラム名が[呼出元プログラム名]に出力されます。なお,内部プログラムが重複しているときは,同じ呼び出し元プログラム名が出力されます。
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プログラムから呼び出されないプログラムは,[呼出先プログラム名1〜n]には含まれません。
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解析オプションで指定されたCOBOL2002サービスルーチンファイルに指定されているサービスルーチンは,プログラムから呼び出されていれば[呼出先プログラム名1〜n]に含まれます。
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未登録のプログラムは,[呼出先プログラム名1〜n]に含まれます。
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プログラム呼び出し関係は,[呼出元プログラム名]で昇順にソートされて出力されます。
また,1行目の[呼出先プログラム名1〜n]も,昇順にソートされて出力されます。
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CSVファイルを出力しているときにプログラム呼び出し階層数が制限を超えた場合,生成エラー(KEDL1271A-E)が出力され,CSVファイルの出力は中止されます。プログラム呼び出しの階層の最大値は,COBOLソース解析の環境設定定義ファイル(CBLANALYZER.INI)のプログラム呼び出し最大階層を指定するCALLDEPTHMAXパラメータで定義します。
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