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COBOL2002 Professional Tool Kit COBOLソース解析ガイド


7.6.2 ソース表示の色と行数カウント

ソース表示のソースコードの文字色(ソース表示とソース表示(COPY展開後))と行数カウント(有効行数とコメント行数)の説明です。

次に示すドキュメントのソース表示の色と行数カウントについて説明します。

注※

指定された条件だけでは,行種別が決定しません。そのため,ほかの項番(行の種類)の規則に従います。

例)

「*>」で始まる行のとき,色は「行全体を緑色」,カウントは「コメント行数としてカウント」です。注記項の行のとき,色は「行全体を緑色」,カウントは「コメント行数としてカウント」です。

有効な構文(DISPLAY文など)があるとき,色は「行全体を黒色」,カウントは「有効行数としてカウント」になります。

次に示すドキュメントのソース表示の色と行数カウントについて説明します。

注※

指定された条件だけでは,行種別が決定しません。そのため,ほかの項番(行の種類)の規則に従います。

例)

「*>」で始まる行のとき,色は「「*>」以降を緑色」,カウントは「コメント行数としてカウント」です。注記項の行のとき,色は「行全体を黒色」,カウントは「有効行数としてカウント」です。

有効な構文(DISPLAY文など)があるとき,色は「行全体を黒色」,カウントは「有効行数としてカウント」になります。

ソース表示のソースコードの文字色の表示例

コンパイラオプション-Compati85,Allを指定して解析・生成したソース表示とソース表示(COPY展開後)のソースコードの文字色を次に示します。

解析対象のCOBOLプログラムは次のとおりです。なお,6行を除く3〜8行は注記項の行です。3行は「ENVIRONMENT」の途中の「N」がなくて「ENVIROMENT」になっているため,部の見出しになりません。A領域から始まる部の見出しが現れる9行の直前の8行までを注記項の行とします。

[図データ]

例1 「ソース表示」のソースコードの文字色

[図データ]

例2 「ソース表示(COPY展開後)」のソースコードの文字色

17行は,-CmAsterオプションありのときは,行全体が緑色になります。

18行は,-CmDolオプションありのときは,行全体が緑色になります。

21,22,31行は,-DebugLineオプションありのときは,行全体が黒色になります。

23行のDEFINE指令がないとき,25行は行全体が緑色になり,27行は行全体が黒色になります。

[図データ]