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COBOL2002 Professional Tool Kit COBOLソース解析ガイド


cblcsaコマンド − バッチモードでCOBOLソース解析を実行する

cblcsaコマンドは,COBOLソース解析をコマンドプロンプトから操作するときに使います。

コマンドの実行が完了すると,解析状況,生成状況,および実行結果が標準エラー出力に出力されます。

〈このページの構成〉

形式

バッチモードでCOBOLソース解析を実行する場合

cblcsa  -Project プロジェクト名
        〔-Analyzer {ALL|AUTO}〕
        〔-LogFolder 出力先フォルダパス〕

コマンドヘルプを表示する場合

cblcsa  または
cblcsa -? または
cblcsa -Help

オプション

-Project プロジェクト名

[解析対象プロジェクト]画面で作成した解析対象プロジェクトの名称を指定します。なお,プロジェクト名の大文字小文字は区別しません。

組み込みデータベース内にプロジェクト名で指定された解析対象プロジェクトが存在しない場合はエラーになります。

-Analyzer {ALL|AUTO

COBOLソースファイルの解析および生成の対象範囲を指定します。このオプションを省略すると,-Analyzer AUTOが仮定されます。

ALL:すべてのCOBOLソースファイル

AUTO:解析および生成が必要なCOBOLソースファイルを自動的に選出して解析および生成の対象とします。

次のCOBOLソースファイルが解析対象となります。

次のCOBOLソースファイルが生成対象となります。

なお,解析済みのCOBOLソースファイルは,[COBOLソース解析−ステップ1/3]画面で確認できます。

-LogFolder 出力先フォルダパス

解析ログおよび操作ログの出力先フォルダを絶対パスまたはカレントフォルダからの相対パスで指定します。

省略すると,COBOLソース解析の環境定義ファイル(CBLANALYZER.INI)に定義されている解析ログおよび操作ログの出力先フォルダに出力されます。

解析ログおよび操作ログの詳細は,それぞれ,「9.2.1 解析ログを参照する」および「9.2.2 操作ログを参照する」を参照してください。

-? または -Help

コマンドヘルプが表示されます。ほかのオプションはすべて無視されます。cblcsaコマンドの引数をすべて省略した場合も,コマンドヘルプが表示されます。

出力例

> cblcsa
[2015/11/28 15:56:05],[情報],[システム],KEDL1231A-I プロジェクト(新しいプロジェクト)の解析処理を開始しました。
[2015/11/28 15:56:05],[情報],[解析],KEDL1261A-I 'D:\SAMPLE\オプション処理1.cbl'を解析中...
[2015/11/28 15:56:05],[情報],[解析],KEDL1261A-I 'D:\SAMPLE\オプション処理2.cbl'を解析中...
[2015/11/28 15:56:05],[情報],[解析],KEDL1261A-I 'D:\SAMPLE\オプション処理3.cbl'を解析中...
…
[2015/11/28 15:56:07],[情報],[システム],KEDL1232A-I プロジェクト(新しいプロジェクト)の解析処理を終了しました。
[2015/11/28 15:56:07],[情報],[システム],KEDL1233A-I プロジェクト(新しいプロジェクト)の生成処理を開始しました。
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[生成], 生成開始: システム固有:プログラム階層図
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[生成], 生成開始: プログラム固有: プログラム名=OPTPROC1
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[生成], 生成開始: プログラム固有: プログラム名=OPTPROC2
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[生成], 生成開始: プログラム固有: プログラム名=OPTPROC3
…
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[生成], 生成開始: システム固有:表(DB)参照関係CSV
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[生成], 生成開始: プロジェクト固有:プロジェクトサマリ
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[システム],KEDL1234A-I プロジェクト(新しいプロジェクト)の生成処理を終了しました。
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[実行結果],          解析     生成
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[実行結果], 成功:      10       10
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[実行結果], 警告:       0        0
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[実行結果], 失敗:       0        0
[2015/11/28 15:56:16],[情報],[実行結果], 合計: 10 / 10  10 / 10

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

解析/生成エラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

解析/生成エラーが1つ以上あります。

注意事項