1.3 解析できるCOBOLソースファイル
COBOLソース解析では,次に示すCOBOLソースファイルを解析対象としています。
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日立COBOL2002でコンパイルできるCOBOLソースファイル
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登録集原文
文字コードがシフトJISコードのCOBOLソースファイルおよび登録集原文が対象です。また,構文的なコンパイルエラーがないCOBOLソースファイルを対象としています。
COBOL2002のオブジェクト指向機能の文法は,解析対象ではありません。
- 注意事項
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COBOLソース解析では,COBOLソースファイルで使用しているプログラム名,節名,ファイル名,登録集原文名の半角英大文字と半角英小文字は区別しません。生成したドキュメントでは,半角英小文字は半角英大文字で表示されます。
(例)
COBOLソースファイルから「CALL 'aaa'」でプログラムを呼び出した場合,'AAA'のプログラムを呼び出したと解釈します。
このため,1つのCOBOLソースファイル内に'AAA'と'aaa'のプログラム名が混在する場合は,正しく解析できません。
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PROGRAM-IDは,行の先頭から始まるように修正してから解析してください。
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そのほか,COBOLソース解析の制限については,「10. COBOLソース解析の仕様範囲のリファレンス」を参照してください。