3.4.24 LXRPID44 (年月日(和暦)未来チェック)
システム日付と比較し,未来の日付かどうかをチェックする「LXRPID44(年月日(和暦)未来チェック)」の変更点は,次のとおりです。
-
新年号の開始日が規定されることによって,改元前の年号の終了日が決まり,改元前の年号の和暦年月日範囲チェックが変更になります。
例えば,「和元」の開始日が規定されることによって,「平成」の終了日が決まるため,「平成」の和暦年月日範囲チェックが変更になります。
-
「明治」〜「平成」の和暦年月日範囲チェックに加え,「和元」の和暦年月日範囲チェックが追加になります。
次に「LXRPID44(年月日(和暦)未来チェック)」のインタフェースおよび処理基準の変更点を示します。なお,ここでは,変更になる個所だけを示します。
- 〈この項の構成〉
(1) インタフェースの変更点
入力(区分:INPUT-PARM=I,CONSTANT=C) |
|||||
---|---|---|---|---|---|
レベル |
項目名 |
属性 |
説明および設定値 |
区分 |
|
(変更前) |
(変更後) |
||||
05 |
I-NNG |
X(1) |
年号 |
年号 |
I |
(1:明治,2:大正,3:昭和,4:平成)or |
(1:明治,2:大正,3:昭和,4:平成,5:和元)or |
||||
(M:明治,T:大正,S:昭和,H:平成) |
(M:明治,T:大正,S:昭和,H:平成,W:和元) |
(2) 処理基準の変更点
(変更前) |
(変更後) |
---|---|
実在日チェックを(実在日チェック(和暦):LXRPID02)によって,次の順で行う(項番1〜11)。 |
実在日チェックを(実在日チェック(和暦):LXRPID02)によって,次の順で行う(項番1〜12)。 |
入力年月日(和暦)がシステム日付よりも未来ではない場合はリターンコードに'LXRED015'を返す(項番12)。 |
入力年月日(和暦)がシステム日付よりも未来ではない場合はリターンコードに'LXRED015'を返す(項番13)。 |
(変更前) |
(変更後) |
||||
---|---|---|---|---|---|
No. |
チェック |
リターンコード |
No. |
チェック |
リターンコード |
3 |
年号=1,2,3,4,M,T,S,H |
LXRED002 |
3 |
年号=1,2,3,4,5,M,T,S,H,W |
LXRED002 |
11 |
平成:元年1月8日〜 |
LXRED010 |
11 |
平成:元年1月8日〜31年4月30日 |
LXRED010 |
− |
− |
− |
12 |
和元:元年5月1日〜※ |
LXRED041 |
12 |
年月日>=システム日付 |
LXRED015 |
13 |
年月日>=システム日付 |
LXRED015 |
- (凡例)
-
−:該当する内容はありません。
- 注※
-
「和元」は,99年12月31日に該当する日までの範囲となります。
さらに改元が起きた場合,「和元」の終了年月日は,最新年号の開始年月日の前日となり,最新年号の範囲は,99年12月31日に該当する日までとなります。