1.4.2 SEWB+/REPOSITORYとの連携

レコード定義ファイルを作成するときには,SEWB+/REPOSITORYのデータ項目辞書に登録されたデータ項目を利用できます。

なお,SEWB+/REPOSITORYについては,マニュアル「SEWB+/REPOSITORY 運用ガイド」または「SEWB+/REPOSITORY 辞書設計ガイド」を参照してください。

<この項の構成>
(1) チェックイン/チェックアウトとの関係
(2) SEWB+/REPOSITORYのデータ項目とレコード定義で定義するデータ項目との機能差

(1) チェックイン/チェックアウトとの関係

SEWB+/REPOSITORYのデータ項目が取り込まれたレコード定義ファイルをSEWB+/REPOSITORYにチェックインすると,SEWB+/REPOSITORYでは,レコード定義ファイルのデータ項目を,データ項目辞書のデータ項目と関連づけて管理します。

 

参考
レコード定義にデータ項目辞書の変更内容を反映させないためには,SEWB+/CONSTRUCTIONの環境設定で「データ定義およびレコード定義で辞書の自動再入力をしない」を選択してください。
なお,環境設定については,「付録A 環境設定」を参照してください。

(2) SEWB+/REPOSITORYのデータ項目とレコード定義で定義するデータ項目との機能差

SEWB+/REPOSITORYのデータ項目にはなく,SEWB+/RECORD DEFINERでだけ定義できる項目を次の表に示します。

表1-3 レコード定義でだけ定義できる定義項目

定義項目名属性種別
レベル基本属性
CHAR TYPE(値)詳細属性
CHAR TYPE(TYPE)
可変反復回数(項目名)
可変反復回数(最小値)
再定義名
EXTERNAL
SYNC
JUST
BLANK WHEN ZERO
定義項目の詳細については,「2.3.8 属性領域」を参照してください。