付録I ファイルの互換性
(1) SEWB+/CONSTRUCTIONのファイルの互換性
各ファイルの互換性について説明します。なお,新しいバージョンのSEWB+/CONSTRUCTIONで作成したファイルは,旧バージョンのSEWB+/CONSTRUCTIONで使用することはできません。
- テンプレート,部品,およびプログラム定義ファイル
SEWB+/CONSTRUCTIONの新しいバージョンを利用する場合,旧バージョンのSEWB+/CONSTRUCTIONで作成したテンプレート,部品,およびプログラム定義ファイルは,そのまま使用できます。
- データ定義ファイル
データ定義ファイルについては,ファイルを作成したSEWB+/CONSTRUCTIONのバージョンよりあとにサポートされた機能を利用する際,結合項目を再入力して更新する必要があります。対象となるバージョンと該当する機能については,「(2) 旧バージョンのSEWB+/CONSTRUCTIONで作成したデータ定義ファイルの扱い」を参照してください。
(2) 旧バージョンのSEWB+/CONSTRUCTIONで作成したデータ定義ファイルの扱い
旧バージョンのSEWB+/CONSTRUCTIONで作成したデータ定義ファイルを使用する際,留意が必要となるバージョンと機能について説明します。結合項目を再入力して更新する方法については,「データ定義ファイルへの結合項目の再入力」を参照してください。
- バージョン02-00以前で作成したデータ定義ファイル
SEWB+/CONSTRUCTION 02-01でサポートされた機能のうち,次に示す機能を使用する際には,SEWB+/CONSTRUCTION 02-00以前で作成したデータ定義ファイルの更新が必要な場合があります。
- テンプレート記述言語の@@getdata関数
- テンプレート記述言語の@@modify関数
- テンプレート記述言語のFOR_REPOSITORY句を指定した@@lang文
- 業務ルールスクリプトの@modifyキーワード
- バージョン02-03以前で作成したデータ定義ファイル
SEWB+/CONSTRUCTION 02-08でサポートされた機能のうち,次に示す機能を使用する際には,SEWB+/CONSTRUCTION 02-03以前で作成したデータ定義ファイルの更新が必要な場合があります。
- バージョン02-04以前で作成したデータ定義ファイル
SEWB+/CONSTRUCTION 02-05でサポートされた機能のうち,次に示す機能を使用する際には,SEWB+/CONSTRUCTION 02-04以前で作成したデータ定義ファイルの更新が必要な場合があります。
- バージョン02-05以前で作成したデータ定義ファイル
SEWB+/CONSTRUCTION 02-06でサポートされた機能のうち,次に示す機能を使用する際には,SEWB+/CONSTRUCTION 02-05以前で作成したデータ定義ファイルの更新が必要な場合があります。
- レコード生成キーワードに@PLEN可変記号を指定できる機能
- データ定義ファイルへの結合項目の再入力
- データ定義ファイルの使用状態に応じて,次に説明する操作をしてください。
- データ定義ファイルをチェックインして使用している場合は,そのまま使用できます。
- データ定義ファイルをチェックアウトして使用している場合は,次のうち,どれかの操作が必要です。
・データ定義ファイルをチェックインして使用する
・データ定義ファイルをチェックインし,再度チェックアウトする
・データ定義ファイルを開いて結合項目を再入力する
- データ定義ファイルをリポジトリで管理しないで使用している場合は,次の操作が必要です。
・データ定義ファイルを開いて結合項目を再入力する
(3) 旧バージョンのSEWB+/CONSTRUCTIONで作成したプログラム定義のファイルの扱い
- バージョン02-07以前で作成したプログラム定義ファイル
SEWB+/CONSTRUCTION 02-08でサポートされた機能のうち,次に示す機能を使用する際には,SEWB+/CONSTRUCTION 02-07以前で作成したプログラム定義ファイルを開いて,データ定義ファイルの再入力をする必要があります。