6.2.2 フォルダの構造を復元し,プログラムの統合環境を作成する

SI支援ユティリティを使用すると,設定されたシステムバージョンを利用してプログラムの統合環境が容易に作成できます。

次に,操作手順を示します。

  1. 抽出対象として,「関連付けられている全てのドキュメントのファイル内容を抽出」を選択する
  2. システムバージョン一覧から,システムバージョンフォルダまたはシステムバージョンを選択する
  3. 抽出情報の抽出先フォルダ名称を指定する
  4. 抽出情報の「ドキュメントのフォルダ構造も抽出する」を指定する
  5. SI支援ユティリティを実行する
    SI支援ユティリティの操作方法については,ヘルプの「SI支援ユティリティ」を参照してください。

例えば,システムバージョン「機能1サポート」を選択し,抽出を実行すると,関連づけられているドキュメントのファイル内容とフォルダの構造が復元され,指定したフォルダの直下にファイルが抽出されます。

●指定例
[図データ]
●抽出結果
抽出先のフォルダの直下にフォルダの構成(相対パス)を復元して,「開発¥COBOLソース」および「開発¥COBOL部品」のフォルダに,ファイルの内容がそれぞれ抽出されます。

抽出先のフォルダ構成:C:¥temp¥開発¥COBOLソース

[図データ]

抽出先のフォルダ構成:C:¥temp¥開発¥COBOL部品

[図データ]