リポジトリで管理されているドキュメントのファイルは,Windows Serverのネットワーク接続機能を利用して参照できます。
ドキュメントやドキュメントフォルダは,NTFS(NT File System)上では所有者がAdministratorであるファイルやディレクトリとして作成されます。また,ファイルやディレクトリのアクセス権は,ドキュメントやドキュメントフォルダのアクセス権に対応して設定されます。
なお,Windows Server上で,ネットワーク参照用ファイルの権限を直接変更しないでください。SEWB+/REPOSITORYから自動的に更新されるため,Windows Server側で設定したアクセス権は,無効になります。
ドキュメントとファイルのアクセス権の対応を次の表に示します。
表2-1 ドキュメントとファイルのアクセス権の対応
ドキュメントのアクセス権 | ファイルのアクセス権 |
---|---|
所有者の読み取り権 | リポジトリのユーザ 読み取り(RX) |
グループの読み取り権 | リポジトリのグループ 読み取り(RX) |
全ユーザの読み取り権 | Everyone 読み取り(RX) |
ドキュメントフォルダとディレクトリのアクセス権の対応を次の表に示します。
表2-2 ドキュメントフォルダとディレクトリのアクセス権の対応
ドキュメントフォルダのアクセス権 | ディレクトリのアクセス権 |
---|---|
所有者の読み取り権 | リポジトリのユーザ 一覧(RX)(指定なし) |
グループの読み取り権 | リポジトリのグループ 一覧(RX)(指定なし) |
全ユーザの読み取り権 | Everyone 一覧(RX)(指定なし) |
リポジトリのユーザ,グループ名とWindows Serverのユーザ,グループ名が異なる場合は,まず,Windows Serverの「管理ツール」の「ローカル ユーザーとグループ」で,リポジトリのユーザ,グループ名と同名のローカルグループを作成します。そして,そのグループに所属するメンバとして該当するWindows Serverのユーザ,グループを登録します。
クライアントのファイルシステムにチェックアウトされたファイルは,チェックアウト先のファイルシステムの種類やディレクトリのアクセス権に従います。