リポジトリに格納された資源をユーザが利用するときに,クライアントのリポジトリブラウザを使用します。
リポジトリに格納された資源を操作(ブラウジング)する機能です。ブラウジングでは,リポジトリブラウザウィンドウを使用して,データ項目,業務ルール,ドキュメントフォルダ,ドキュメント,システムバージョンフォルダおよびシステムバージョンに対して編集できます。
また,リポジトリブラウザウィンドウには,ルートドキュメントフォルダ,ドキュメントフォルダ,ドキュメント,辞書フォルダ,データ項目,業務ルール,システムバージョンフォルダ,システムバージョンなどをツリー形式やリスト形式で表示できます。リポジトリブラウザウィンドウの表示例を次の図に示します。
図1-2 リポジトリブラウザウィンドウの表示例
データ項目,ドキュメント,および業務ルールの名称や属性などをキーにして検索できます。検索結果は一覧で表示されます。
ドキュメントフォルダ,ドキュメント,データ項目,業務ルール,システムバージョンフォルダおよびシステムバージョンに対してアクセス権を設定できます。
リポジトリにデータ項目や業務ルールを作成できます。また,属性を表示したり,編集したりできます。
データ項目を,結合項目の構成関係によってブラウジングできます。また,結合項目や構成項目の編集もできます。
結合項目ブラウザウィンドウの表示例を次の図に示します。
図1-3 結合項目ブラウザウィンドウの表示例
データ項目や業務ルールの定義内容を検査する機能です。検査項目には,名称の一意性チェックや,命名ルールとのマッチングチェックなどがあります。
なお,検査する内容は,サーバで設定できます。
リポジトリにドキュメントを作成したり,登録したりできます。また,ドキュメントにはバージョンを付けて管理できます。
ドキュメントやデータ項目などを関連図で,関連ブラウザウィンドウに表示できます。関連図は,資源間の関連を表示するので,ドキュメントやデータ項目などの保守に役立ちます。
関連ブラウザウィンドウの表示例を次の図に示します。
図1-4 関連ブラウザウィンドウの表示例
ドキュメント間,ドキュメントとデータ項目などに対して,ユーザが任意に関連を設定できます。
関連のある業務ルールとデータ項目を相互にブラウジングして,業務ルールブラウザウィンドウに表示できます。また,業務ルールブラウザから業務ルールを編集できます。
業務ルールブラウザウィンドウの表示例を次の図に示します。
図1-5 業務ルールブラウザウィンドウの表示例
ドキュメントと関連ブラウザのインパクトレポート,およびデータ項目と業務ルールそれぞれの定義内容や一覧を印刷できます。
ただし,インパクトレポートや辞書の資源を印刷するには,クライアントにSEWB+/REPORT MANAGERが組み込まれている必要があります。SEWB+/REPORT MANAGERについては,マニュアル「SEWB+/REPORT MANAGER ドキュメント作成支援 使用の手引」を参照してください。
CSV形式ファイルから,リポジトリのデータ項目辞書または業務ルール辞書の情報を一括して入力できます。
CSV形式ファイルに,リポジトリのデータ項目辞書または業務ルール辞書の情報を一括して出力できます。