プログラムや仕様書などのドキュメントは,作成したとき,作成後に変更したときに,必要に応じて承認者が承認して管理する必要があります。
リポジトリを利用して,ドキュメントの承認手続きをする場合の運用例を説明します。
ドキュメントを承認するときに,ドキュメントの管理者は,承認用のシステムバージョンを作成します。承認用のシステムバージョンは,個々のドキュメントの最新版を指している浮動のシステムバージョン「ドキュメント V1.0」を複製して作成します。このとき,バージョン種別は「固定」にします。承認用の固定のシステムバージョンを作成することによって,以降に個々のドキュメントが更新されても承認時の版を識別できます。
ここでは,システムバージョン「ドキュメント V1.0」を複製して「ドキュメント V1.0 第1版」を作成する手順を説明します。
項目 | 設定内容 |
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システムバージョン名 | ドキュメント V1.0 第1版 |
バージョン種別 | 固定 |
複製先 | システムバージョンの複製先 |
項目 | 設定内容 |
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所有者のアクセス権 | フルコントロール |
グループのアクセス権 | 読み取り |
全ユーザのアクセス権 | 読み取り |