2.4 資源に関連を付ける

リポジトリで管理する資源間の依存関係を表すために,関連を付けることができます。資源間の関連は,関連ブラウザに表示できます。

関連には,アプリケーションが自動的に関連づけるものと,ユーザが任意に関連づけるものとがあります。ユーザが任意に付ける関連の種別をユーザ関連といいます。ユーザ関連は,ドキュメント間,ドキュメントとデータ項目などに対して,リポジトリブラウザを使用して付けられます。

関連には,関連の方向があります。例えば,参照する側と参照される側の資源間の関係を,関連の方向で表せます。また,資源間の関係に対してコメントを記述できます。

関連ブラウザを使用すると,関連づけられた資源をブラウジングでき,変更波及の解析などに利用できます。

資源間の関連づけの例を次に示します。

(例1)
ソースプログラムを作成したときに,参照した設計文書とソースプログラム間に関連を付けます。
(例2)
ツールによって資源が生成されるときに,生成のために参照された資源と生成物の間に関連を付けます。
(例3)
データ項目を利用してレコード定義をしたときに,データ項目とレコード定義間に関連を付けます。