4.1.3 SEWB+/CONSTRUCTIONを利用する場合の資源管理

SEWB+/CONSTRUCTIONを利用する場合は,次に示すような資源管理をお勧めします。

<この項の構成>
(1) 共有資産の管理
(2) プログラム資産の管理

(1) 共有資産の管理

SEWB+/CONSTRUCTIONで作成する資産のうち,テンプレート,レコード定義およびデータ定義は,システム開発での共有資産となります。これらは,リポジトリ内のフォルダで管理して,参照する運用をお勧めします。

(a) テンプレート

パターンテンプレートおよび部品テンプレートは,それぞれ別の専用のフォルダに格納します。部品テンプレートは,用途別にフォルダを分けて管理します。検索を容易にするため,一つのフォルダ内の部品テンプレートの数は,100以下を目安としてください。

(b) レコード定義

レコード定義は,レコード定義専用のフォルダに格納します。

フォルダ内のレコード定義の数は,200以下を目安としてください。レコード定義の数が多い場合には,用途別にフォルダを分割するなどして,フォルダ内のレコード定義を調整してください。

(c) データ定義

データ定義は,データ定義専用のフォルダに格納します。さらに,データ定義の定義種別(ファイル定義,RDB定義など)ごとにサブフォルダに分割します。

フォルダ内のデータ定義の数は,200以下を目安としてください。データ定義の数が多い場合には,用途別にフォルダを分割するなどして,フォルダ内のデータ定義を調整してください。

(2) プログラム資産の管理

プログラムの資産は,関連する資源を一つのフォルダにまとめて格納します。そのようにすることで,リポジトリのチェックアウト・チェックインの管理が容易になります。

(a) COBOLをターゲット言語にする場合

COBOL2002で扱う資源として,次の資産を一つのフォルダにまとめて管理することをお勧めします。

また,SEWB+/CONSTRUCTIONのプログラム定義ファイル(.csp)もCOBOL2002の資産として管理してください。

(b) C++をターゲット言語にする場合

Visual C++で扱う資源として,次の資産を一つのフォルダにまとめて管理することをお勧めします。