早期に,画面遷移や画面・帳票レイアウトを試験的に操作するプロトタイプを作成し,開発者とユーザとの間の誤解などを解消しておきます。プロトタイプでの評価と検討を繰り返し,早期に外部仕様を固定することで,手戻りのない効率的な開発を目指します。なお,プロトタイプは,ユーザインタフェースの基本設計工程で作成します。ユーザインタフェース基本設計では,外部仕様を決定し,画面・帳票の基準を作成します。詳細なエラー処理や編集処理は,ユーザインタフェース詳細設計で作成します。
外部仕様の作成・検討・評価する作業の流れを次の図に示します。
図2-5 外部仕様の作成・検討・評価する作業の流れ