15.2 エクスポート・インポートの自動運用

エクスポート・インポートの実行中,対象資源は排他制御されません。そのため,エクスポート・インポートを実行している資源に対してほかの操作が実行された場合,操作の内容によってはエラーが発生することがあります。このため,エクスポート・インポートは,夜間に自動運用することをお勧めします。

Windows Serverのatコマンドを使用すると,指定した時刻にエクスポート・インポートを実行できます。このとき,誤って資源を操作しないようにするために,最大ログインユーザ数変更コマンドRPMaxUsr)をエクスポート・インポート用のバッチファイルの中に指定して,最大ログインユーザ数を1にします。また,自動実行中にダイアログが表示されないようにするために,エクスポートのコマンドに/nomsgオプションを指定します。

atコマンドでエクスポートを実行するバッチファイルの例を次に示します。

[図データ]