11.1.2 ドキュメントの管理

<この項の構成>
(1) システムバージョンでの管理
(2) 更新履歴での管理

(1) システムバージョンでの管理

リポジトリで管理する同じプロジェクト内のドキュメント同士でも,システム開発工程のある時点では,それぞれの更新回数(版の数)が異なります。このため,システム開発に関係する複数のドキュメントに対して,ある時点でのドキュメント間の整合性が取れているように管理することが重要です。SEWB+/REPOSITORYでは,個々のドキュメントの版に対して,特定のバージョン名を設定できます。この特定のバージョン名をシステムバージョンといい,設定された時点の版を示す「固定」と,設定した時点以降に更新された最新の版を示す「浮動」に区別されます。システムバージョンを設定したり解除したりするための権限は,システム管理者や資源の所有者が設定しておきます。権限の設定については,「11.2 リポジトリの準備」を参照してください。

(2) 更新履歴での管理

それぞれのドキュメントは,リポジトリ内に更新履歴を保持します。SEWB+/REPOSITORYでは,更新ごとのドキュメントを管理します。