3.1.1 サーバマシン内でのサーバプログラムの関連
Groupmaxサーバセットに含まれるプログラムのうち,クライアントにサービスを提供する,又はその前提となるプログラムは次のとおりです。
- Object Server(又はHigh-end Object Server)
- Address Server
- Mail Server
- Document Manager
- Workflow Server
- Scheduler Server
- Agent Server
これらのプログラムの連携関係を図3-1に示します。インストール後の環境設定は,この関係に沿って進めます。
図3-1 サーバプログラムの連携
![[図データ]](figure/zu03010.gif)
図3-1の中で,条件付きの連携関係と示されている箇所には,次のような条件があります。
- Document Manager → Mail Server
メール機能を介して,Document Managerの文書を,ほかのサーバマシン上のDocument Managerに配布する場合。
- Workflow Server → Mail Server
Workflowの案件を複数のサーバマシン間で遷移させる場合(この機能の実現には,別途Workflow Multi-Serverが必要です)。
- Agent Server → Mail Server
サーバエージェントを使って,メールに関連した処理をする場合。
- Agent Server → Document Manager
サーバエージェントを使って,文書管理に関係した処理をする場合。
- Agent Server → Workflow Server
サーバエージェントを使って,ワークフローに関係した処理をする場合。
なお,Scheduler Server及びFacilities Managerで独自にユーザ管理をする場合は,Address Serverとの連携関係はありません。また,Agent ServerとAddress Serverは別のサーバマシンにあっても連携できます。