スケジュール管理機能が扱うスケジュールデータは,ユーザ自身のスケジュールと,他ユーザへの予約履歴で構成されています。各ユーザのスケジュールデータは,Scheduler Serverの親子関係が成立しているサーバ群の中の,どれか一つのサーバに格納されています。
他ユーザのスケジュールを参照したり,予約したりする場合は,相手ユーザのスケジュール情報を格納しているScheduler Serverへアクセスする必要があります。ただし,このような場合もScheduler ClientがScheduler Serverからの情報をもとに,自動的にサーバを切り替えています。クライアントプログラムを操作するユーザが,サーバの違いを意識する必要はありません。
スケジューラデータの流れを図3-10に示します。
図3-10 スケジューラデータの流れ