Groupmax Version 6導入ガイド
GroupmaxのWWW操作環境は,WWWブラウザ環境で,メール,掲示板,ワークフローなどGroupmaxの様々な機能を利用するための作業環境です。WWW操作環境では,Groupmaxのクライアントプログラムの配布・管理がされなくても,Groupmaxを利用できます。
WWW操作環境は,Groupmax World Wide Web Desktop及びGroupmax World Wide Web Desktop for Schedulerで実現できます。また,従来バージョンでの操作環境を継続して利用する場合は,Groupmax World Wide Web及びGroupmax World Wide Web for Schedulerで実現できます。この項では,これら四つの製品をまとめてGroupmax WWWと呼びます。
- <この項の構成>
- (1) WWW操作環境の特徴
- (2) WWW操作環境の機能概要
WWW操作環境の特徴を次に示します。
- Groupmaxの各機能を,一つの画面から統合的に操作できます。
- ユーザの利用環境にWWWブラウザ環境を準備するだけで,Groupmaxの各機能をユーザが利用できます。
- ユーザ個別の操作環境を設定し,利用できます。
ユーザの業務形態に合わせて,Groupmaxの各機能(メール機能,掲示板機能,ワークフロー案件処理機能,及び文書管理機能)を連携して一つの画面からコントロールできます。したがって,業務効率を向上できます。
画面上では,書類を開く,外部へ文書を送付する,ファイルに関連付けされたアプリケーションの起動などを,アイコンのクリックなどで操作できます。
- メール機能
メールや回覧の送受信ができます。
- 掲示板機能
業務で必要な情報の共有や,共通の話題に関する情報の交換ができます。
- 文書管理機能
電子化された文書を効率よく管理し,最新情報を関係者間で有効に活用できます。
- ワークフロー機能
送られた案件を一覧表示したり,内容の参照,Form Clientで作成されたユーザアプリケーションの起動,添付された文書の取り出しをしたりできます。
- スケジュール管理機能
他のメンバから登録されたスケジュール予約を表示できます。
- 新着監視機能
メールの着信を監視し,メール受信を認知できます。また,ワークフローの案件受信及びスケジューラでのスケジュール予約の新着が,着信時に通知されます。
通常の業務で使用する作業環境をより便利にするための,WWW操作環境の機能を次に示します。
- 作業環境のカスタマイズ
仕事の内容やデスクのレイアウトなどが人によって異なるように,マイデスクトップ機能によって,ユーザごとに作業環境を設定できるカスタマイズ機能があります。カスタマイズの情報は,ユーザのWWW操作環境ではなく,Groupmax WWW動作環境に保存されます。したがって,設定操作をしたPC以外でも,同様のクライアントの操作環境を利用できます。
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