付録A.3 ワークフローの算出値

ワークフローの算出値を,次に示します。

算出値が「入力値」となっている場合は,ユーザが入力した値がそのまま算出値となることを示します。また,算出値に使用している英字は,記号の欄に記載されている英字に対応します。

項目記号算出値
再構成間隔a30
1日あたりのワーク数b入力値
ワーク処理日数c入力値
ワーク保存日数d入力値
1ケースあたりのWorkflowデータベース格納メモ数e1
1メモのWorkflowデータベース格納メモサイズ(KB)f2
1ロールあたりの自動配布キーg1
1ビジネスプロセスあたりの定義ノード数h入力値
Workflowマネージャスリープ時間(秒)i60
1日あたりの運用時間(時)j8
全ビジネスプロセス定義数k入力値
最大ワーク数mb*(c+d)
ワーク内のケース数n入力値
ワーク内のヒストリ数o※1
ワーク内のロール数p※2
最大ケース数qm*n
ケース内のメモ数r1
ケース内の文書数s入力値
ケース内の下位ケース数t1
ケース内の相談件数u2
ケース内の拡張ユーザ属性数v2
1ビジネスプロセスあたりのケース定義数w1
ケース属性数xv+15
ロール数y入力値
サーバに登録するユーザ数z入力値
自動配布キー総数Ag*y
階層連携ビジネスプロセスの最大ケース数Bq*0.3
階層連携ビジネスプロセスの案件を処理したユーザ数Ch*0.5
全データオブジェクト数Dq*e
データオブジェクトサイズ(KB)Efと同じ値
全ワーク数(削除分も含む)Fa*b
全ノード数Gh*k*ss
全ケース定義数Hss*w*k
全ケース数In*F
全代行数JF*0.01
全文書数Ks*I
全メモ数Lr*I
全データオブジェクト数Me*I
ワークIDの重複が200個以下のワークIDの種類N1Fと同じ値
ワークIDの重複が200個以下のワークIDの平均重複数O11
ワークの処理期限の重複が200個以下のワークの処理期限の種類P1※3
ワークの処理期限の重複が200個以下のワークの処理期限の平均重複数Q1※4
ワークの処理期限の重複が201個以上のワークの処理期限の種類P2※5
ワークの処理期限の重複が201個以上のワークの処理期限の平均重複数Q2※6
ワークの遷移状態の重複が200個以下のワークの遷移状態の種類R1※7
ワークの遷移状態の重複が200個以下のワークの遷移状態の平均重複数S1※8
ワークの遷移状態の重複が201個以上のワークの遷移状態の種類R2※9
ワークの遷移状態の重複が201個以上のワークの遷移状態の平均重複数S2※10
送付待ち案件数T※11
自動配布キーあたりのユーザ数U1
全サーバ数VZZ/z
転送待ち案件数W1
ユーザが属する作業机数Xk*pp*0.02
最大ログインユーザ数Y入力値
1メモあたりのメモサイズ(KB)Z0.01
1ビジネスプロセスあたりのユーザ数ccpp*hh
ユーザ処理リスト数ddk*h
ユーザ処理リスト内作業数ee2
ロールに留まっている案件数ff1
ロールに関連するビジネスプロセス数gg2
1ロールあたりのユーザ数hhz/y
ユーザに留まっているケース数iib*c*h/z
ユーザ内ヒストリ数jj50
ユーザに関連するロール数kk5
1ユーザあたりの代行者数mm1
ビジネスプロセス定義の最大実行形式サイズ(KB)nn150
ソースノードにユーザを割り当てたビジネスプロセス定義数ook*0.8
BP内ロール数pph*0.6
ノードにユーザを割り当てたビジネスプロセス定義数qqk*0.8
ビジネスプロセス定義あたりのBP管理者数rrNN/k
定義更新世代ss5
最大文書数と最大メモ数の和ttq*(r+s)
ユーザに関連するビジネスプロセス数uukkと同じ値
ビジネスプロセス定義あたりのBPモニタリング権限者数vvrr*0.1
全ケース定義数wwk*w
全組織ロール数xxYY*0.5
そのサーバをロール登録サーバとする組織ロール数yyxx/V
階層化ロール数zzy*0.1
階層化ロールに含まれるロール数AA5
平均ロール内ユーザ数CChhと同じ値
ロール配布権限を持つユーザ数DDPPと同じ値
ロール更新権限を持つユーザ数EEHHと同じ値
自動配布キーあたりのビジネスプロセス定義数FFk/A
全階層ロール数GGzzと同じ値
ドメイン管理者,ワークフロー運用管理者,ビジネスプロセス管理者のどれかである又はビジネスプロセス定義に参照権限を持っているユーザの数HHZZ*0.05
ビジネスプロセス定義あたりのBP配布権限者数JJrr*0.1
ロール定義あたりの自動配布キー数KKgと同じ値
代行者を持つユーザ数LLz*0.1
1ユーザあたりの,ビジネスプロセス管理者に指定されているビジネスプロセス数MMk/NN
ビジネスプロセス管理者数NNHHと同じ値
1ユーザあたりの,ビジネスプロセス配布権限を持つビジネスプロセス数OOk/PP
ビジネスプロセス配布権限を持つユーザ数PPZZ*0.01
1ユーザあたりの,参照権限を持つビジネスプロセス数QQk/RR
ビジネスプロセス定義の参照権限を持つユーザ数RRHHと同じ値
1ユーザあたりの,ロール配布権限を持つロール数SSy/DD
1ユーザあたりの,ロール更新権限を持つロール数TTy/EE
1ビジネスプロセス定義あたりの自動配布キー数UUA/k
全組織数YY※12
全ユーザ数ZZ入力値
ビジネスプロセス定義名称長(平均値)aaa32
ビジネスプロセスファイル名称長(平均値)bbb32
添付ファイル名称長(平均値)ccc32
V1のビジネスプロセス定義で他のビジネスプロセスで処理中の案件数(平均値)ddd1
そのサーバをビジネスプロセス登録サーバとするビジネスプロセス定義での他のサーバで処理中の案件数(平均値)及びそのサーバに配布されたビジネスプロセス定義で処理中の案件数(平均値)eeeTと同じ値
そのサーバに登録されたビジネスプロセス定義名称の重複が200個以下のビジネスプロセス定義の種類BB1kと同じ値
そのサーバに登録されたビジネスプロセス定義名称の重複が200個以下のビジネスプロセス定義の平均重複数BB21
そのサーバに登録されたビジネスプロセス定義名称の重複が201個以上のビジネスプロセス定義の種類BB30
そのサーバに登録されたビジネスプロセス定義名称の重複が201個以上のビジネスプロセス定義の平均重複数BB40
1ユーザあたりの同時接続セション数as入力値
キャッシュメモリサイズ(MB)cm入力値
ワークフローデータベースへの同時アクセス数fff入力値※13
マルチサーバの総サーバ数ggg入力値
管理者用最大ログインユーザ数hhh64
ワークID採番用管理情報遅延更新機能ID1:on/0:off
1日あたりのドメイン間連携ノードに到達するケース数lll入力値
1日あたりのドメイン間連携機能で投入されるケース数mmm入力値14
Workflowの環境設定の「ドメイン間連携管理情報最大保存期間」で設定した値15nnn入力値
ワーク下のオブジェクト数(最大値)ooo入力値

表中の商はすべて切り上げです。

注※1 ↑((通過ノード数/ワーク)*2+(応用フローモデル数/ワーク))/2↑

  (通過ノード数/ワーク): h*通過率,(応用フローモデル数/ワーク):1

  通過率は,次に示すようにノード数に対応します。


ノード数通過率
1~100.75
11~500.5
51~1000.3
101~0.25

注※2 ↑((通過ノード数/ワーク)*0.6)/2↑です。

注※3 b≦200のときa , b>200のとき0です。

注※4 b≦200のときb ,b>200のとき0です。

注※5 b>200のときa ,b≦200のとき0です。

注※6 b>200のときb ,b≦200のとき0です。

注※7 ↑m*0.01↑<=200のとき3,↑m*0.01↑>200のとき0です。

注※8 ↑m*0.01↑<=200のとき↑m*0.01↑,↑m*0.01↑>200のとき0です。

注※9 ↑m*0.01↑<=200のとき2,↑m*0.01↑>200のとき5です。

注※10 ↑m*0.01↑<=200のとき↑m*0.99↑,↑m*0.01↑>200のときmです。

注※11 ↑(b*(通過ノード数/ワーク))/(j*3600/i)↑です。

注※12 ↑ZZ/20↑+↑ZZ/100↑+↑ZZ/500↑です。

注※13 Groupmax Workflow Serverの場合は固定で2です。

  Groupmax High-end Workflow Serverの場合は最大32です。

注※14 ただし,bの範囲内です。

注※15 分単位で,0から70560までの値を指定します。デフォルトは2520です。