付録C.5 Setup Wizard for WWW 環境設定

<この項の構成>
(1) Groupmax WWWの環境設定の操作の流れ
(2) Setup Wizard for WWW 環境設定を起動する
(3) 各ダイアログボックスの説明

(1) Groupmax WWWの環境設定の操作の流れ

Setup Wizardを使用したGroupmax WWWの環境設定の操作の流れを次に示します。

[図データ]

(2) Setup Wizard for WWW 環境設定を起動する

[スタート]-[プログラム]-[Groupmaxサーバ]-[Server Setup Wizard for WWW 環境設定]をクリックすると,Setup Wizard for WWW 環境設定プログラムが起動します。

[図データ]

(3) 各ダイアログボックスの説明

(a) [WWW Server 環境設定]ダイアログボックス

[WWW Server 環境設定]ダイアログボックスでは,Groupmax WWWで一般的に変更される項目を設定します。

共通項目
  • 最大ユーザ数(1~500)《デフォルト値:10
    Groupmax WWWを同時に使用できるユーザの最大数を指定します。
  • ログアウトし忘れ監視時間(10~60(分))《デフォルト値:10
    Groupmax WWWにログインした後,アクセスがないユーザに対して自動ログアウトするまでの経過時間を指定します。
  • ログインリトライ回数(0~2147483647)《デフォルト値:0
    ログイン時のリトライ回数の上限を指定します。リトライ回数を制限しない場合は0を指定します。
  • パスワード有効期限の通知日数(0~30(日))《デフォルト値:3
    パスワードの有効期限を,何日前に通知するかを指定します。
  • ログイン方法の初期設定《デフォルト値:ユーザIDでログイン
    ニックネームログイン機能を使用するかどうかを,ラジオボタンで選択します。
    「ニックネームでログイン」を選択すると,ニックネームでログインできます。
連携サーバのホスト名称/IPアドレス
  • Address/Mail Server《デフォルト値:DNSのホスト名
    Groupmax Address Server及びGroupmax Mail Serverをインストールしたマシンの,ホスト名称又はIPアドレスを指定します。
  • Scheduler Server/Facilities Manager《デフォルト値:DNSのホスト名
    Groupmax Scheduler Server及びGroupmax Facilities Managerをインストールしたマシンの,ホスト名称又はIPアドレスを指定します。
    デフォルトは,DNSのホスト名です。
    ただし,Groupmax WWW for Schedulerをインストールしていない場合,この項目は設定できません。
  • [ポート番号]ボタン
    [ポート番号設定]ダイアログボックスを表示します。
ログ出力指定
  • アクセスログを出力する《デフォルト値:指定あり
    アクセスログを出力するどうかを,チェックボックスで指定します。
  • エラーログを出力する《デフォルト値:指定あり
    エラーログを出力するどうかを,チェックボックスで指定します。
WWWサーバの自動起動
Groupmax WWWのサービスの起動方法を,ラジオボタンで選択します。
  • 設定しない
    現在の起動方法で起動します。
  • WWWサーバを自動起動にする
    Groupmax WWWを自動で起動します。
  • WWWサーバを手動起動にする
    Groupmax WWWを手動で起動します。
ボタンの説明
  • [環境情報の標準値]ボタン
    [環境情報の標準値]ダイアログボックスを表示します。
  • [サーバ起動]ボタン
    構成定義ファイルの内容を変更後,Groupmax WWWを起動して,[サーバ起動]ダイアログボックスに移ります。
  • [値のみ設定]ボタン
    設定内容の反映だけをして,Setup Wizard for WWW 環境設定を終了します。
  • [キャンセル]ボタン
    設定内容を反映しないで,Setup Wizard for WWW 環境設定を終了します。
(b) [ポート番号設定]ダイアログボックス

[ポート番号設定]ダイアログボックスでは,Groupmax WWWが連携するサーバプログラムで使用するポート番号を設定します。

項目の説明
Address/Mail Server連携
  • ユーザ認証用ポート番号《デフォルト値:9052
    Groupmax Address Server及びGroupmax Mail Serverで使用するユーザ認証用ポートの番号を指定します。
Scheduler Server連携
  • ポート番号《デフォルト値:20013
    Groupmax Scheduler Serverとの連携で使用するポート番号を指定します。
    Groupmax WWW for Schedulerをインストールしていない場合,この項目は非活性表示となり,設定できません。
Facilities Manager連携
  • ポート番号《デフォルト値:20102
    Groupmax Facilities Managerとの連携で使用するポート番号を指定します。
    Groupmax WWW for Schedulerをインストールしていない場合,この項目は非活性表示となり,設定できません。
ボタンの説明
(c) [サーバ起動]ダイアログボックス

[サーバ起動]ダイアログボックスでは,Groupmax WWWの起動状態を表示します。

メッセージ
起動状況のメッセージを表示します。
ボタンの説明
  • [OK]ボタン
    Groupmax WWWの起動終了後に有効となり,Setup Wizard for WWW環境設定を終了します。
(d) [環境情報の標準値]ダイアログボックス

[環境情報の標準値]ダイアログボックスでは,Groupmax WWWで標準値の設定されている項目を変更できます。

着信監視の指定
着信監視機能の利用に関する情報を設定します。
  • 着信監視を利用する《デフォルト値:指定なし
    着信監視機能を利用するかどうかを,チェックボックスで指定します。
  • 着信監視間隔《デフォルト値:
    着信監視機能を利用する場合に監視間隔を分単位で0~1440の範囲で指定します。
    但し0を指定時は5分間隔とみなされます。
  • メールを着信監視の対象とする《デフォルト値:指定あり
    着信監視機能を利用する場合にメールを着信監視の対象とするかどうかを,チェックボックスで指定します。
  • ワークフローを着信監視の対象とする《デフォルト値:指定あり
    着信監視機能を利用する場合にワークフローを着信監視の対象とするかどうかを,チェックボックスで指定します。
画面表示の指定
ブラウザ画面表示の形式に関する情報を設定します。
  • 起動時にカレンダを表示する《デフォルト値:指定あり
    起動時(Groupmaxへのログイン時)にカレンダを表示するかどうかを,チェックボックスで指定します。
    この項目はスケジューラサービスが利用できる場合に有効です。
  • Groupmaxコンテンツを表示する《デフォルト値:指定あり
    ツリービューで,[Groupmaxコンテンツの表示]領域を表示するかどうかを,チェックボックスで指定します。
  • リストビューでフレームを表示する《デフォルト値:指定あり
    リストビューで,フレームを使用するかどうかを,チェックボックスで指定します。
  • 受信メールの表示《デフォルト値:未読メールだけを表示
    ログイン後,初めて受信メール一覧を表示した時の表示方法をラジオボタンで選択します。
  • 未読の記事だけ表示する《デフォルト値:指定なし
    ログイン後,初めて記事一覧を表示した場合,未読記事だけを表示する,又は未読記事と既読記事をすべて表示するかどうかを,チェックボックスで指定します。
    デフォルト値ではすべて表示します
ボタンの説明