Setup Wizardを環境の初期設定に適用しない場合,各サーバプログラムで設定します。各サーバプログラムの環境設定プログラムを利用した初期設定の流れについて,新規導入の流れを図1-6に,サーバプログラムの追加の流れを図1-7に示します。
図1-6 各サーバプログラムでの初期設定の流れ(新規導入)
![[図データ]](figure/zu010600.gif)
図1-7 各サーバプログラムでの初期設定の流れ(サーバプログラムの追加)
![[図データ]](figure/zu010700.gif)
次に示す項目について標準的な設定をする場合は,Groupmaxサーバ環境設定ユティリティを利用して作業を簡略化できます。Groupmaxサーバ環境設定ユティリティについては,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」を参照してください。
- 通信環境の設定
- サーバ毎の共通パラメタの作成
- 追加するサーバプログラム用のパラメタの作成
導入・追加するサーバで実行する主な設定操作を次に示します。
- Groupmax Address Server及びGroupmax Mail Server
Address_Mailセットアップによる初期設定
運転席によるサイト及びサーバの登録
- Groupmax Document Manager
文書管理管理ツールによる環境設定及び環境初期化
文書配布機能を利用する場合,運転席からの配布用管理ユーザの登録
- Groupmax Scheduler Server及びGroupmax Facilities Manager
SchedulerServerコンフィグレーション又はFacilitiesManagerコンフィグレーションによる初期設定
SchedulerServerコンフィグレーション又はFacilitiesManagerコンフィグレーションの画面からの,ユーザ情報再作成の手動実行
- Groupmax Workflow Server
Workflow管理ツールによる環境設定及び初期設定
サーバ間連携を使用する場合,連携用ユーザの登録
- Groupmax Agent Server
Agent Server管理ツール(agmgrコマンド)によるメール環境の設定とシステム情報の初期化
利用環境に合わせた詳細な設定方法については,各サーバプログラムのマニュアルを参照してください。