2.5.2 ワークフローの詳細項目
(1) ワークフロー
- 1日あたりのワーク数
- 1日に発生するワークの数です。
- ワーク処理日数
- ソースノードから投入した回覧データがシンクノードで終了するまでの平均処理日数です。
- ワーク保存日数
- 終了したワークを保存する日数です。
- 保存日数を過ぎたワークは,ワーク削除ユティリティで削除できます。
- 1ビジネスプロセスあたりの定義ノード数
- 1つのビジネスプロセス上の平均ノード数です。
- ノードとは,ビジネスプロセス上でユーザ又はシステムが処理をする場所です。
- ビジネスプロセス定義数
- ビジネスプロセス定義の総数です。
- ビジネスプロセスとは,基本フローモデルに基づいて表現した業務の流れです。
- ワーク内のケース数
- ワークに投入される平均ケース数です。
- ワークフローで回覧される文書又はメモを格納する入れ物をケースと呼びます。ケースには,ビジネスプロセス定義で定義するケース及びシステムが生成するルートケースがあります。
- ケース内の文書数
- ケースに格納する平均文書数です。
- ケースに格納して送付する書類を文書と呼びます。文書は,各アプリケーションプログラムで固有の形式で作成された文書実体ファイルと,文書全体を管理する文書オブジェクトで構成されます。
- ロール数
- 割り当てるロールの総数です。
- ロールはワークを処理する上での役割です。複数のユーザをロールとしてグループ化し,ビジネスプロセス定義のノード上の作業者として割り当てられます。
- 最大ログインユーザ数
- 同時にログインするユーザ数の最大値です。
- ユーザ内ヒストリ数
- ユーザのユーザヒストリ取得最大数を指定します。
- ユーザヒストリは,ユーザ単位に取得する案件の投入,遷移,相談,回答,差し戻し,引き戻しの作業履歴です。一つの操作ごとに一つのユーザヒストリが取得され,ユーザヒストリ取得最大数の数だけ保持されます。
- ワーク下のオブジェクト数(最大値)
- ワーク下のオブジェクト数(最大値)を指定します。
- ワーク下のオブジェクト数は,次の計算式で求めてください。ワーク内ケース定義数×(ケース内文書数+データメモ数)×複写ノードでの送付先総数
- [注]複写ノードがない場合,複写ノードでの送付先総数は1としてください。複写ノードをループする場合も考慮して加算してください。
- ディレクトリ名称
- データベースファイルを作成するディレクトリの名称です。
(2) High-end Workflow Server
- ワークフローデータベース同時アクセス数
- Groupmax High-end Workflow Serverからワークフローデータベースへの同時アクセス数です。
(3) マルチサーバ関連
- マルチサーバの総サーバ数
- Workflow管理サーバ及びWorkflowサーバの総数です。