OCXインタフェースは,エラーの検出箇所によって次のどれかの方法でエラーを通知します。エラーが通知された場合,アプリケーションが取得したエラー情報を基にエラーの原因を調査できます。
なお,Visual Basicでアプリケーションを開発する場合は,On Errorステートメントでエラー発生時の処理(OCXインタフェースのエラー情報プロパティの参照など)を指定してエラーを検出します。エラー発生時の処理を指定しなかった場合は,エラーが発生した時点でアプリケーションが終了します。
Visual C++でアプリケーションを開発する場合もOCXインタフェースが通知するエラーイベント(ThrowError関数によって発生)を受け付け,エラー発生時の処理を実行します。
プロパティの設定・参照時に検出したエラーは,次の方法で通知されます。
メソッドの手続き中(OCXの内部,及びクライアントライブラリのAPI関数内)に検出したエラーは,次の方法で通知されます。