6.1 Groupmax Workflow - Library Extensionとは

ここでは,Groupmax Workflow - Library Extensionの概要について説明します。

Groupmax Workflow - Library Extensionは,Groupmax Workflowの機能を使用した,ユーザ管理,案件管理などの管理用アプリケーションを作成するためのインタフェースを提供します。

Groupmax Workflow - Library Extensionは,次に示す二つのプログラムを総称しています。

クライアント管理者ライブラリ,及びサーバ管理者ライブラリの特長を次に示します。

このマニュアルでは,Groupmax Workflow - Library Extensionが提供するAPI関数及びOCXメソッドについて,文法を説明していません。API関数及びOCXメソッドの文法については,Groupmax Workflow - Library Extensionオンラインヘルプで説明しています。Groupmax Workflow - Library Extensionを利用してアプリケーションプログラムを作成するときは,Groupmax Workflow - Library Extensionオンラインヘルプを併せてご覧ください。

なお,ここでは,業務処理アプリケーションを開発するGroupmax Workflow - Libraryは説明しません。Groupmax Workflow - Libraryの詳細については,「第1編 Groupmax Workflow - Library編」を参照してください。

Groupmax WorkflowでのGroupmax Workflow - Library Extensionの位置付けを図6-1に示します。

図6-1 Groupmax Workflow - Library Extensionの位置付け

[図データ]

Groupmax Workflow - Library Extensionには,サーバ管理者ライブラリとクライアント管理者ライブラリが提供する機能(API関数)と,クライアント管理者ライブラリが提供するOCXとのインタフェース(OCXメソッド)の2種類があります。

また,サーバ管理者ライブラリには,HI-UX/WE2版,HP-UX版,及びAIX版とWindows NT/2000版があります。

API関数の一覧を「7.2.1 API関数一覧」に示します。また,OCXメソッドの一覧を「7.2.2 OCXメソッド一覧」に示します。