COBOLプログラムで,Groupmax Workflow - Library関数を呼び出すプログラムをコーディングする場合の注意事項を次に示します。
- Groupmax Workflow - Libraryは,表E-1に示す関数のパラメタを定義したCOPYライブラリ(bwf.cbl)を提供します。Groupmax Workflow - Library関数を呼び出すCOBOLプログラムは,このCOPYライブラリをCOPY句で取り込んでください。その場合,COPYライブラリには表E-1に示す関数のパラメタが定義されているため,利用しない関数のパラメタ定義も取り込むことになります。このため,余分なデータ領域を確保しないようにするために,利用する関数のパラメタ定義だけをCOBOLプログラムに展開するようにカスタマイズすることをお勧めします。
- Groupmax Workflow - Library関数の引数定義の項目にGLOBAL句,又はEXTERNAL句を指定する場合は,カスタマイズしてください。
- Groupmax Workflow - Libraryが提供するCOPYライブラリをカスタマイズする場合,SYNCHRONIZED句は指定しないでください。
- Groupmax Workflow - Library関数が返す値に可変の値がある場合,OCCURS句などを利用して,関数から受け取る領域長が受け取り項目の大きさを超えないようにカスタマイズしてください。デフォルトのままでは正常に動作しないことがあります。
- C言語とCOBOL85では,文字列の格納形式に違いがあります。Groupmax Workflow - Library関数を呼び出すときには,文字列の最後にNULL文字を埋め込むなどの変換処理を行ってください。