8.1.1 Visual Basicを使用した場合の開発手順

<この項の構成>
(1) アプリケーションの作成手順
(2) コーディング例

(1) アプリケーションの作成手順

Visual Basicを使用した場合のアプリケーションの作成手順を説明します。作成手順はVisual Basic 5.0を使用した場合を例にしています。

  1. Visual Basicのカスタムコントロールに,Groupmax Workflow - Library ExtensionのOCXインタフェースを追加する
    Visual Basicのメインウィンドウの[プロジェクト]メニューから[参照設定]を選択して,参照設定ダイアログを表示します。
    続いて,参照できるライブラリファイルから,以下のファイルをチェックしてください。
    • クライアント管理者ライブラリの場合は"Groupmax Workflow Client-Library Extension Controlサポートファイル"
    • サーバ管理者ライブラリの場合は"Groupmax Workflow Server-Library Extension Controlサポートファイル"
  2. CreateObject関数でオブジェクトを生成する
    Visual Basicのコードで,CreateObject関数によってオブジェクトを生成します。
    生成したオブジェクトの名称で,OCXインタフェースを参照できるようになります。

(2) コーディング例

Visual Basicを使用したクライアント管理者ライブラリのコーディング例を以下に示します。

Dim Owfcadmi As owfcadmin 'サーバ管理者ライブラリではクラス名は
                         '"owfsadmin"です。
On Error GoTo Err_Label

Set Owfcadmi = CreateObject("Hitachi.owfcadmi.1")
         'サーバ管理者ライブラリでは"Hitachi.owfsadmi.1"です。
         '以後"Owfcadmi"という名称で管理者ライブラリを参照できます。
Owfcadmi.WFadStartUp 1, "", "", 0, "", Form1.hWnd, 0
Exit Sub

Err_Label:
MsgKbn.Text = Owfcadmi.AdMsgKbn
MsgNo.Text = Owfcadmi.AdMsgNo
MsgInsWord.Text = Owfcadmi.AdMsgInsWord
MsgId.Text = Owfcadmi.AdMsgId
MsgText.Text = Owfcadmi.AdMsgText