8.1.4 HI-UX/WE2版またはHP-UX版の環境設定の方法
(1) 通信環境の設定
次の通信環境の設定が必要です。
- (a)TCP/IPの組み込み
- (b)サーバのIPアドレスの登録
- (c)サービス名の登録
環境設定の方法はサーバライブラリHI-UX/WE2版又はHP-UX版と同じです。
「3.1.3章 (1) 通信環境の設定」を参照してください。
(2) 作業ディレクトリの設定
作業ディレクトリとはサーバ管理者ライブラリが利用する一時ファイルの格納先のディレクトリのことです。作業ディレクトリはサーバ管理者ライブラリを使用するアプリケーションプログラムごとに異なるディレクトリを指定する必要があります。
作業ディレクトリの設定方法はサーバライブラリHI-UX/WE2版又はHP-UX版と同じです。「3.1.3章 (2) 作業ディレクトリの設定」を参照してください。
(3) HI-UX/WE2版を使用する場合の環境設定
(a) オンラインマニュアルの参照
サーバ管理者ライブラリのオンラインマニュアルを参照するには,次の環境変数を設定する必要があります。
- LANG
- 環境変数LANGに"ja_JP.SJIS"を設定してください。
- MANPATH
- 環境変数MANPATHに"/Flowmate/man"を追加してください。
(b) アプリケーションのコンパイル
アプリケーションをコンパイルするときは,次のライブラリとオプションを指定してください。
- アーカイブ・ライブラリ
ライブラリ
- サーバ管理者ライブラリだけ使用する場合
/Flowmate/lib/libbwfsadmi.a
/Flowmate/lib/libbwfsadmi2.a
/lib/libm.a
- サーバライブラリとサーバ管理者ライブラリを同時に使用する場合(※1)
/Flowmate/lib/libbwfsapi.a
/Flowmate/lib/libbwfsadmi.a
/Flowmate/lib/libbwfsadmi2.a 又は /Flowmate/lib/libbwfsapi2.a (※2)
/lib/libm.a
- 注※1
- サーバライブラリとサーバ管理者ライブラリを同時に使用するには,両製品のバージョン・リビジョン番号が一致している必要があります。
- ただし,事故対策バージョンは一致していなくてもかまいません。
- (例) バージョンがそれぞれ 06-00 と 06-00-/A の組み合わせは同時に使用できます。
- バージョンがそれぞれ 05-00 と 06-00 の組み合わせは同時に使用できません。
- 注※2
- ファイルの日付が新しい方を使用してください。同じ日付の場合,どちらか一つを使用してください。どちらを使用してもかまいません。
- オプション
- -I/Flowmate/include
- -D_HIUX_SOURCE
- -Aa
(4) HP-UX版を使用する場合の環境設定
(a) オンラインマニュアルの参照
サーバ管理者ライブラリのオンラインマニュアルを参照するには,次の環境変数を設定する必要があります。
- LANG
- 環境変数LANGに"ja_JP.SJIS"を設定してください。
- MANPATH
- 環境変数MANPATHに"/opt/Flowmate/man"を追加してください。
(b) アプリケーションプログラムのコンパイル
アプリケーションプログラムをコンパイルするときは,次のライブラリとオプションを指定してください。
- アーカイブ・ライブラリ
ライブラリ
- サーバ管理者ライブラリのみ使用する場合
/opt/Flowmate/lib/libbwfsadmi.a
/opt/Flowmate/lib/libbwfsadmi2.a
/lib/libm.a
- サーバライブラリとサーバ管理者ライブラリを同時に使用する場合(※1)
/opt/Flowmate/lib/libbwfsapi.a
/opt/Flowmate/lib/libbwfsadmi.a
/opt/Flowmate/lib/libbwfsadmi2.a 又は /opt/Flowmate/lib/libbwfsapi2.a (※2)
/lib/libm.a
- 注※1
- サーバライブラリとサーバ管理者ライブラリを同時に使用するには,両製品のバージョン・リビジョン番号が一致している必要があります。
- ただし,事故対策バージョンは一致していなくてもかまいません。
- (例) バージョンがそれぞれ 06-00 と 06-00-/A の組み合わせは同時に使用できます。
- バージョンがそれぞれ 05-00 と 06-00 の組み合わせは同時に使用できません。
- 注※2
- ファイルの日付が新しい方を使用してください。同じ日付の場合,どちらか一つを使用してください。どちらを使用してもかまいません。
- オプション
- -I/opt/Flowmate/include
- -D_HPUX_SOURCE
- -Aa
(5) AIX版を使用する場合の環境設定
(a) オンラインマニュアルの参照
サーバ管理者ライブラリのオンラインマニュアルを参照するには,次の環境変数を設定する必要があります。
- LANG
- 環境変数LANGに"Ja_JP"を設定してください。
- MANPATH
- 環境変数MANPATHに"/opt/Flowmate/man"を追加してください。
(b) アプリケーションプログラムのコンパイル
アプリケーションプログラムをコンパイルするときは,次のライブラリとオプションを指定してください。
- アーカイブ・ライブラリ
- ライブラリ
- サーバ管理者ライブラリだけ使用する場合
/opt/Flowmate/lib/libbwfsadmi.a
/opt/Flowmate/lib/libbwfsadmi2.a
/lib/libm.a
- サーバライブラリとサーバ管理者ライブラリを同時に使用する場合(※1)
/opt/Flowmate/lib/libbwfsapi.a
/opt/Flowmate/lib/libbwfsadmi.a
/opt/Flowmate/lib/libbwfsadmi2.a 又は /opt/Flowmate/lib/libbwfsapi2.a (※2)
/lib/libm.a
- 注※1
- サーバライブラリとサーバ管理者ライブラリを同時に使用するには,両製品のバージョン・リビジョン番号が一致している必要があります。
- ただし,修正バージョンは一致していなくてもかまいません。
- (例) バージョンがそれぞれ 06-00 と 06-00-/A の組み合わせは同時に使用できます。
- バージョンがそれぞれ 05-00 と 06-00 の組み合わせは同時に使用できません。
- 注※2
- ファイルの日付が新しい方を使用してください。同じ日付の場合,どちらか一つを使用してください。どちらを使用してもかまいません。
- オプション
- -I/opt/Flowmate/include
- -D_AIX5L_SOURCE
- -qlanglvl=ansi
- -qchars=signed
- -qdbcs -qmbcs