サーバライブラリ,サーバ管理者ライブラリではサーバにログインするユーザIDが異なるごとに次のディレクトリの直下にユーザIDのディレクトリを累積して作成します。
- 累積するディレクトリ
Windows NT/2000 版
- 作業ディレクトリを設定する環境変数「GMAXWFTMP」が未設定,且つGroupmax Workflow Serverがインストールされている場合
Groupmax Workflow Serverの動作環境初期化時に指定したワークディレクトリ¥_ftp_
- 作業ディレクトリを設定する環境変数「GMAXWFTMP」が未設定,且つGroupmax Workflow Serverがインストールされていない場合
Groupmax Workflow Server - Library インストールディレクトリ¥tmp¥_ftp_
- 作業ディレクトリを設定する環境変数「GMAXWFTMP」が設定されている場合
指定されたディレクトリ¥_ftp_
HI-UX/WE2版
- 作業ディレクトリの構成種別を指定する環境変数「GMAXWFTMPTYPE」に「SESSION」を指定し,且つHI-UX/WE2版または,HP-UX版Groupmax Workflow Serverにログインした場合
ユーザIDごとの作業ディレクトリを作成しません。
- 上記以外
| 環境変数「GMAXWFTMPTYPE」の設定値 |
---|
未設定「USERID」 | 「SESSION」 |
---|
環境変数「GMAXWFTMP」の指定あり | 指定されたディレクトリ/_ftp_ | 指定されたディレクトリ/_ftp_(※1) |
---|
環境変数「GMAXWFTMP」未設定 | ログイン関数 | HwfStartUpWorkflow | /Flowmate/tmp/_ftp_ | /Flowmate/tmp/_ftp_(※1) |
HwfStartUpWorkflowSV HwfLoginWorkflow HwfAdStartUp | /Flowmate/tmp | /Flowmate/tmp/_ftp_(※1) |
※1
HI-UX/WE2版またはHP-UX版Groupmax Workflow Serverにログインした場合は除きます。
HP-UX版
- 作業ディレクトリの構成種別を指定する環境変数「GMAXWFTMPTYPE」に「SESSION」を指定し,且つHI-UX/WE2版または,HP-UX版Groupmax Workflow Serverにログインした場合
ユーザIDごとの作業ディレクトリを作成しません。
- 上記以外
| 環境変数「GMAXWFTMPTYPE」の設定値 |
---|
未設定「USERID」 | 「SESSION」 |
---|
環境変数「GMAXWFTMP」の指定あり | 指定されたディレクトリ/_ftp_ | 指定されたディレクトリ/_ftp_(※1) |
---|
環境変数「GMAXWFTMP」未設定 | ログイン関数 | HwfStartUpWorkflow | /opt/Flowmate/tmp/_ftp_ | /opt/Flowmate/tmp/_ftp_(※1) |
HwfStartUpWorkflowSV HwfLoginWorkflow HwfAdStartUp | /opt/Flowmate/tmp | /opt/Flowmate/tmp/_ftp_(※1) |
※1
HI-UX/WE2版またはHP-UX版Groupmax Workflow Serverにログインした場合は除きます。
HI-UX/WE2,またはHP-UX上でアプリケーションプログラムを実行する場合,累積するディレクトリ数がOSの制限である32765個に達すると,以降新規ユーザのGroupmax Workflow Serverへのログインがエラーとなります。
Windows NT/2000の場合,ディレクトリ数にOSの制限はありませんが,ウィルスチェックやチェックディスクを実行すると,多大の実行時間を要する可能性があります。
- 対策方法
- ログインするユーザIDごとに環境変数「GMAXWFTMP」にて作業ディレクトリを指定していただき,作業ディレクトリを管理していただきますようお願いします。
- 自動的に作成するユーザIDのディレクトリ数を定期的に監視し,ユーザID単位のディレクトリを削除してください。ディレクトリの削除は,Groupmax Workflow Serverに接続しているプログラムをすべて終了した後に行ってください。