アプリケーションを作る前に,使用するGroupmax Workflow-Libraryの種別を検討します。アプリケーションの使い方によってそれぞれ使用するGroupmax Workflow-Libraryが異なります。
表6-1 各Libraryの特徴
Groupmax Workflow-Library種別 | 特徴 |
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Groupmax Workflow Client Library -Extension | - クライアントで動作するGUI等を用いた対話形式のアプリケーションを作る場合に使用します。
- 運用モニタ型の管理アプリケーション構築用に使用します。
- ログインユーザ以外のユーザトレーを参照し,振り替えたり強制的に遷移させたりする場合に使用します。またビジネスプロセス定義全体の案件を参照するといった用途にも使用できます。
- Cインタフェース,OCXインタフェース(VBなどから使用できます)を持ちます。
- Groupmax Process ManagerによりすべてのプロセスのユーザIDは共有されます。従って複数のユーザIDを同時に使用することはできません。
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Groupmax Workflow Server Library - Extension | - サーバマシンで動作するアプリケーションを作る場合に使用します。
- 運用モニタ型の管理アプリケーション構築用に使用します。
- ログインユーザ以外のユーザトレーを参照し,振り替えたり強制的に遷移させたりする場合に使用します。またビジネスプロセス定義全体の案件を参照するといった用途にも使用できます。
- Cインタフェースを持ちます。
- サーバマシン上で複数のアプリケーションを起動する場合,それぞれのアプリケーションでユーザIDを使い分けることができます。
- サーバ上でバッチプログラムを作成する場合,Windows NT/2000サービス及びATコマンドから起動されるアプリケーションを作成する場合Groupmax Workflow Server-Library Extensionを使用してください。
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