3.6.3 インストール時の注意事項

<この項の構成>
(1) クライアントライブラリのインストールの前提となる機能
(2) ネットワークドライブからのインストール
(3) Groupmax System Manager - TCP/IPによる運用時のインストール
(4) Windows 2000へのアップグレード
(5) インストール先ディレクトリの指定時の注意事項

(1) クライアントライブラリのインストールの前提となる機能

Groupmax Workflow Client - Libraryは,Groupmax Integrated Desktopのワークフロー機能がインストールの前提となります。Groupmax Workflow Client - Libraryをインストールする前に,必ずGroupmax Integrated Desktopをインストールしておいてください。

(2) ネットワークドライブからのインストール

クライアントライブラリをネットワークドライブからインストールする場合,ネットワークの負荷などの原因によって,インストールが中断されたり,Windowsがハングアップしたりする場合があります。このような場合は,PCを再起動した後で,再度インストールを実行してください。なお,再度インストールを実行することで,PCのファイル構成が壊れる場合があるので,PCの再起動後にSCANDISKコマンドなどを使用して,ファイル構成をチェックすることをお勧めします。

(3) Groupmax System Manager - TCP/IPによる運用時のインストール

Groupmax System Manager - TCP/IPを使用して運用管理をしているGroupmaxシステムで次の操作をした場合は,操作の後に必ず該当するサーバマシンのSNMPサービスを再起動してください。

(4) Windows 2000へのアップグレード

Windows 95/98からWindows 2000にアップグレードした場合には,Groupmaxの再インストールが必要です。

(5) インストール先ディレクトリの指定時の注意事項

インストール先ディレクトリには,半角ピリオドを含まないパス名を使用してください。半角ピリオドを含むパス名を使用した場合,クライアントライブラリまたは,サーバライブラリは正常に動作しません。その場合,次の手順で,再度インストールしてください。

  1. クライアントライブラリの場合,「コントロールパネル」-「アプリケーションプログラムの追加と削除」を起動後,「Groupmax Clients」のアンインストーラを起動します。アンインストーラで「Groupmax Client - Library」を選択し,アンインストールボタンを押してください。
  2. サーバライブラリの場合,インストーラを起動して,「プログラムの削除」を選択してください。
  3. アンインストール後,インストール時に作成したファイル及びディレクトリを全て削除してください。
  4. 再度,インストーラを起動し,インストール先ディレクトリに,半角ピリオドを含まないパス名を指定してください。