付録G.1 コールシーケンストレースの確認方法

クライアントライブラリのOCXインタフェースを使用して作成したアプリケーションの動作を,関数のコールシーケンスで確認する方法について説明します。

<この項の構成>
(1) コールシーケンストレースの確認方法
(2) 注意事項

(1) コールシーケンストレースの確認方法

  1. 次のプログラムを実行して,「Groupmax Workflow Client 環境設定ツール」ダイアログを表示する
    実行するプログラム:
    Groupmaxクライアントのインストールディレクトリ下の¥workflow¥tools¥bwfconfg.exe
    プログラム起動後「トレース取得」のタブを選択して下さい。
  2. 「Groupmax Workflow Client Libraryトレース取得ツール」ダイアログで,関数コールシーケンストレースを「常時取得する」または「エラー時取得する」に変更する
    デフォルトは「エラー時取得する」です。
    関数コールシーケンストレースファイルのテキストボックスに表示されたファイルに,コールされた関数の名称が出力されます。
    「常時取得する」を選択した場合,関数コールごとに出力します。「エラー時取得する」を選択した場合,関数がエラーリターンした時に出力します。
    出力結果の例を次に示します。

    HwfStartUpWorkflow : Tue Feb 09 20:25:42 1999 (pid = 0x000000eb)
    HwfStartUpWorkflow : Tue Feb 09 20:25:42 1999 (pid = 0x000000eb)
    @HwfStartUpWorkflowEx : Tue Feb 09 20:25:42 1999 (pid = 0x000000eb)
           Handle          : 0x900846
           Gmax Login Mode : 1
           Startup Mode    : 1
           Shared Mode     : 0
    END HwfStartUpWorkflow : Tue Feb 09 20:25:42 1999 (pid = 0x000000eb)

    HwfCleanUpWorkflow : Tue Feb 09 20:25:43 1999 (pid = 0x000000eb)
    HwfCleanUpWorkflow : Tue Feb 09 20:25:43 1999 (pid = 0x000000eb)
           UserOid             :0x000000C035030000
           ServerName          :new2op1gntserv5
    END HwfCleanUpWorkflow : Tue Feb 09 20:25:43 1999 (pid = 0x000000eb)

注 @HwfStartUpWorkflowExはHwfStartUpWorkflowの内部名称です。

(2) 注意事項