付録E.2 手続き部の記述

COBOLプログラムからGroupmax Workflow - Library関数を呼び出すには,呼び出す関数のパラメタの属性に合わせた引数を渡してください。ここでは,呼び出す関数のパラメタに合わせた属性の指定方法及び引数の操作で必要となるCOBOLプログラムでのアドレス操作の方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 引数の属性に合わせた関数の呼び出し方法(HwfGetCaseFormSelectEx関数)
(2) ポインタ項目(ADDRESS項目)の操作

(1) 引数の属性に合わせた関数の呼び出し方法(HwfGetCaseFormSelectEx関数)

ここでは,Groupmax Workflow - Library関数を呼び出すときの記述方法を,C言語での記述と対応付けてCOBOL言語の記述を説明します。

(a) C言語でのHwfGetCaseFormSelectEx関数の呼び出し

Groupmax Workflow - Libraryが提供しているヘッダファイルには,次のようにHwfGetCaseFormSelectEx関数の宣言がされています。C言語ではデータ名の先頭に*が付いている場合,そのパラメタをアドレス渡しで値を渡すことを表します。

[図データ]

(b) COBOL言語でのHwfGetCaseFormSelectEx関数の呼び出し

COBOLプログラムでGroupmax WorkFlow - Library関数を呼び出すときは,CALL文で呼び出します。CALL文で指定する引数の指定には,次の二つがあります。

HwfGetCaseFormSelectEx関数をCALL文で呼び出す場合のコーディング例を示します。

[図データ]

(2) ポインタ項目(ADDRESS項目)の操作

C言語でポインタを使用している場合,COBOLでADDRESS項目を使用します。このとき,COBOLプログラムの手続きでは,ポインタの値の設定の操作が必要になります。ADDRESS項目にデータ項目のアドレスを設定する方法を説明します。

[図データ]

(a) Groupmax Workflow - Library関数のエラーコードを判定する方法

COBOLプログラムからGroupmax Workflow - Library関数を呼び出した後,関数のリターンコードを判定するときはプログラム間連絡用特殊レジスタ(RETURN-CODE)を使用してください。