1.3 どのライブラリを使用するか

アプリケーションを作る前に,使用するGroupmax Workflow-Libraryの種別を検討します。アプリケーションの使い方によってそれぞれ使用するGroupmax Workflow-Libraryが異なります。

表1-1 各Libraryの特徴

Groupmax Workflow-Library種別特徴
Groupmax Workflow Client-Library
  • クライアントで動作するGUI等を用いた対話形式のアプリケーションを作る場合に使用します。
  • Groupmax Integrated Desktop型の案件処理アプリケーションを作る場合に使用します。
  • Cインタフェース,OCXインタフェース(VB, Word, Excelなどから使用できます)を持ちます。(COBOLでも使用可能です。)
  • Groupmax Process ManagerによりすべてのプロセスのユーザIDは共有されます。従って複数のユーザIDを同時に使用することはできません。
Groupmax Workflow Server-Library
  • サーバマシンで動作するアプリケーションを作る場合に使用します。
  • 案件処理アプリケーションを作る場合に使用します。
  • Cインタフェースを持ちます。(Windows NT/2000版だけはCOBOLでも使用できます)
  • サーバマシン上で複数のアプリケーションを起動する場合,それぞれのアプリケーションでユーザIDを使い分けることができます。
  • サーバ上でバッチプログラムを作成する場合,Windows NT/2000サービス及びATコマンドから起動されるアプリケーションを作成する場合Groupmax Workflow Server-Libraryを使用してください。