5.1.1 Visual Basicを使用した場合の開発手順

<この項の構成>
(1) アプリケーションの作成手順
(2) コーディング例
(3) 注意事項

(1) アプリケーションの作成手順

Visual Basicを使用した場合のアプリケーションの作成手順を説明します。作成手順は,Visual Basic 5.0を使用した場合の手順を例にしています。

  1. Visual BasicのカスタムコントロールにクライアントライブラリのOCXインタフェースを追加します
    Visual Basicのメインウィンドウの[プロジェクト]メニューから[コンポーネント]を選択して,[コンポーネント]ダイアログを表示します。
    [コンポーネント]ダイアログの[コントロール]タグを選択し,リストボックスから"Gmax Workflow Client OLE Control module"をチェックしてください。
  2. Form上にOCXインタフェースを貼り付けます
    Visual BasicのツールバーにGroupmax Workflow - Library OCXのアイコンが表示されます。そのアイコンをForm上に貼り付けてください。
    次に,プロパティウィンドウの"Name"に任意の名称を設定します。ここでは,例として"Owfapi321"と設定したとします。以後は,OCXインタフェースを"Owfapi321"の名称で参照できるようになります。

(2) コーディング例

Visual Basicを使用した場合のコーディング例を次に示します。

Dim rc As Long
On Error GoTo Err_Label
rc = Owfapi321.WFocStartUp("", "", Main.hWnd, 1, 1, 0)
Exit Sub
Err_Label:
MsgErrNo.Text = Format$(Owfapi321.MsgNo)
MsgInsWord.Text = Owfapi321.MsgInsWord
MsgText.Text = Owfapi321.MsgText

注 Owfapi321は,Visual Basicのプロパティウィンドウで設定した名称です。

(3) 注意事項

Excel Version7.0のスクリプトからクライアントライブラリの関数を呼び出す場合は,32bit版Visual Basicを使用する場合と同様にOCXを使用してください。