Groupmax Workflow - Library Version 6プログラミングガイド
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(1) アプリケーション作成上の注意事項
- ネットワークドライブ上のファイル指定時の注意事項
- API関数のパラメタでネットワークドライブ上のファイルを指定する場合,マッピングしていないネットワークドライブは指定できません。
- データ長の一般的制限
- 64KB以上のデータは扱えません。
- 各関数で指定又は取得するデータ長の総計が64KBを超えないように注意してください。ただし,添付ファイルは対象外です。
- データ長に関するそれ以外の制限がある場合は,各関数の注意事項に記述しています。
- ウィンドウハンドルの指定
- ウィンドウのハンドルを指定するパラメタには,NULLを指定してください。
- Visual C++及びVisual Studioをご使用になる場合
- コンパイルオプションの追加が必要です。
プロジェクト設定からプリプロセッサの定義に"_WINDOWS_32"を追加してください。
- 構造体メンバのアライメントに1バイトを指定してください。
- Workflow Client - Libraryで提供するインポートライブラリとWorkflow Server - Libraryで提供するインポートライブラリには,同じ名称の関数が含まれています。
Workflow Client - LibraryとWorkflow Server - Libraryを一つのアプリケーションから使用する場合は,LoadLibrary関数とGetProcAddress関数を使用して,どちらのDLLに含まれる関数を呼び出すかを明示してご使用ください。
- Document Manager Development Kitとの併用の禁止
- 一つのアプリケーション上で,Groupmax Workflow Server - LibraryとDocument Manager Development Kitを組み合わせて使用しないでください。
- WAN環境でのアプリケーション開発
- WAN環境では,性能を十分に考慮してアプリケーションを作成してください。
- 例えば,Library関数を使用した場合,添付ファイルやサーバに登録したアプリケーションファイルの取得に時間がかかります(少なくてもftpコマンドを使用して取得する時間は必要です)。
- また,WAN環境でアプリケーションを開発する場合は,関数の発行回数が少なくなるように工夫してください。
- 例えば,案件一覧を取得する場合は,20〜30件分の取得領域を確保して情報を取得し,それ以上に必要な場合だけ改めて関数を発行するようにしてください。この方法で取得すると,一度関数を発行して総数を調べた上で全案件情報の取得領域を確保し,再度関数を発行するよりも関数の発行回数を少なくできます。
(2) アプリケーション使用上の注意事項
Groupmax Workflow Server - Libraryを使用して作成したアプリケーションプログラムは,次のどちらかの環境で使用してください。
- 動作環境
- Groupmax Workflow Server - Libraryをインストールしたディレクトリ下のSVbinディレクトリ下で使用する。
- Windows NTのシステム環境変数のPATH変数に,Groupmax Workflow Server - Libraryをインストールしたディレクトリ下のSVbinディレクトリを追加して使用する。
- 添付ファイル操作
- 添付文書を取得する場合
インストール先ディレクトリの下にworkflow固有情報でディレクトリを作成し,その下に実際の文書を取得するため,サーバに登録されている文書名の長さと,APIを発行したPC の環境によっては,OSの制限により,添付ファイルが取得できない場合があります。
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- 添付文書を追加・更新する場合
ログインユーザのホームサーバの文書実体ディレクトリの下に,Workflow固有情報でディレクトリを作成し,その下に文書を登録するため,追加・更新する文書名の長さと,ホームサーバの環境によっては,OSの制限により,添付ファイルが追加できない場合があります。
![[図データ]](FIGURE/ZU0L0302.GIF)
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