エラー時のメッセージ取得方法を，Visual C++の例で説明します。

    BWF_errlist_t      errlist;
    char                Msgld[256];
    char                MsgLvl[256];
    char                MsgArea[256];
 
    rtn = HwfStartUpWorkflow(.....
                                  ,& errlist,NULL );     // 関数を発行
    if(rtn == BWF_OK) {  // 正常リターン ?
 
    }
    else{                //エラーリターン
       rtn = msgDLL(errlist.sBMsgKbn,errlist.lBMsgNo,errlist.sBInsWord,
                    MsgId,MsgLvl,MsgArea);
       MessageBox(...,MsgArea, ......);  //エラーメッセージを出力
    }

メッセージ取得API関数のリファレンスを次に説明します。

(a)　構文

#include<bwf.h>
  long msgDLL(
    char  __far *MsgKbn        /* メッセージ区分       (I) */
    long         Msgban        /* メッセージ番号       (I) */
    char  __far *InWord        /* 挿入語句             (I) */
    char  __far *MsgId         /* メッセージID         (O) */
    char  __far *MsgLvl        /* メッセージレベル     (O) */
    char  __far *MsgArea       /* メッセージ本文       (O) */
            )

(b)　パラメタの説明

MsgKbn

API関数エラー情報取得領域のメッセージ区分です。

Msgban

API関数エラー情報取得領域のメッセージ番号です。

InWord

API関数エラー情報取得領域の挿入語句です。エラーメッセージ本文の埋め込み情報です。

MsgId

エラーメッセージに対応したメッセージIDです（256バイトの領域が必要です）。

MsgLvl

エラーのレベルを示します。エラーレベルには，次のものがあります（256バイトの領域が必要です）。

• I：インフォメーションレベルメッセージ
• W：ワーニングレベルメッセージ
• E：実行時エラーレベルメッセージ
• S：シンタックスエラーレベルメッセージ

MsgArea

エラーメッセージ本文です（256バイトの領域が必要です）。

(c)　戻り値

メッセージ本文長が戻ります。