ここでは,共用キャビネット(Document Manager)を使用するときの注意事項,知っておきたい機能及びトラブル対処方法を説明します。
記載している項目と記載場所を,表2-10に示します。
表2-10 記載項目と記載場所(共用キャビネット(文書管理)を使用するとき)
種別 | 記載項目 | 記載場所 |
---|---|---|
注意事項 | 共用キャビネットの文書をローカルディスクに[Shift]キーを押しながらドラッグ&ドロップしようとすると,マウスポインタが移動を表す形状になる | 2.9.1(1) |
共用キャビネットの文書を利用して新規メールや新規記事を作成する場合,文書内のファイルの25個目以降は無効になる | 2.9.1(2) | |
リッチテキスト・捺印データをサポートしていないバージョンのDocument Manager Client(02-20版以前)との互換性 | 2.9.1(3) | |
ユーザ定義属性が多量だったり,長い文字列を使用していると,「メモリ不足のため,一部表示できませんでした」というメッセージが表示されることがある | 2.9.1(4) | |
エクスプローラやアプリケーションなどで直接,作業領域にファイルを追加・削除したり,ファイル名を変更したりしない | 2.9.1(5) | |
URL作成機能を使用するときの注意事項 | 2.9.1(6) | |
レジストリで,サーバとのファイル転送用ディレクトリはNetWareサーバ上に設定しない | 2.9.1(7) | |
コピー元文書がリンクしている分類索引を継承する指定をしても,サーバの設定がクライアントの指定に従う設定になっていない場合は無視される | 2.9.1(8) | |
統合セットアップでユーザを削除する場合,削除するユーザの作業中文書がないことを確認してから,削除する | 2.9.1(9) | |
目的別一覧の[表示条件の設定]ダイアログボックスで固定長文字型の項目に条件を指定する場合の注意事項 | 2.9.1(10) | |
ツールバーのボタンは「区切り」を含めて509個以下にする | 2.9.1(11) | |
折り畳んで表示する機能を利用する場合の注意事項 | 2.9.1(12) | |
フォーム文書の添付ファイルを複写する場合,複写先にルートディレクトリ及び相対パスを指定しない | 2.9.1(13) | |
共用キャビネットの分類索引ウィンドウで,下位の文書をすべて表示メニューを選択した文書一覧からリンクの削除を行う場合の注意事項 | 2.9.1(14) | |
文書の新規作成およびサーバへ保存時の全文検索登録チェックボックスの使用方法 | 2.9.1(15) | |
Integrated DesktopとMillemasseを併用して使用する場合の注意事項 | 2.9.1(16) | |
知っておきたい機能 | 目的別一覧表示で折り畳んで表示する機能を使う場合に,前回表示したデータを使って一覧表示をするには | 2.9.2(1) |
フォーム文書データベースのサンプルを使用する場合 | 2.9.2(2) | |
トラブル対処方法 | フォーム文書の目的別一覧表示が崩れたとき | 2.9.3(1) |
目的別一覧定義を追加したはずなのに表示されないとき | 2.9.3(2) |