ディレクトリアクセスアカウント定義ユティリティは,ワークフローディレクトリサービス及びユーザ定義コマンド(WFregusr)がActive Directoryへアクセスするときに使用するアカウント情報(ユーザプリンシパル名及びユーザのパスワード)を定義するユティリティです。
ディレクトリアクセスアカウント定義ユティリティは,Workflowサーバマシン上で,Windows 2000のコマンドプロンプトでWFdefaccコマンドを使用して実行します。
コマンドの形式,返却値及び注意事項を次に示します。
コマンドの形式を次に示します。
WFdefacc
このユティリティを実行したときの表示形式を図4-6に示します。
表示される内容に従ってユーザのアカウント情報を入力してください。
図4-6 コマンドプロンプトの画面
ユティリティを実行すると,最初に,現在定義されているアクセスアカウントのユーザプリンシパル名が表示され,更新の要否の問い合わせがあります。ただし,アクセスアカウントが未設定の場合は,ユーザプリンシパル名の表示及び問い合わせは行われません。
ユーザプリンシパル名は最大100バイト,パスワードは最大14バイトで設定します。
パスワードを設定するときは,入力した文字は表示されません。入力したユーザプリンシパル名とパスワードでActive Directoryへアクセスできるかどうかが確認されます。
このコマンドを実行したときの返却値を次に示します。