4.2.9 環境削除ユティリティ

環境削除ユティリティは,Workflowの環境を削除するユティリティです。環境削除ユティリティを使用すると,初期化に失敗したWorkflow環境だけを削除できるため,共存しているプログラムを再度初期化することなく,Workflow環境を再構築できます。

環境削除ユティリティは,Windows NTのコマンドプロンプトでWFdeldbコマンドを使用して実行します。

コマンドを実行すると,次に示す項目を削除します。

また,初期設定ユティリティで設定した,次に示す情報が初期化されます。

コマンドを実行して初期化されると,環境設定ユティリティの[Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスでこれらの情報は[未設定]と表示されます。

コマンドの形式,終了コード及び注意事項を次に示します。

<この項の構成>
(1) WFdeldbコマンド
(2) 環境削除ユティリティの終了コード
(3) 注意事項

(1) WFdeldbコマンド

コマンドの形式及びオプションを次に示します。

WFdeldb[-f][-t][-m {utl|app}]

(2) 環境削除ユティリティの終了コード

コマンド終了時に返される終了コードを次に示します。

0
正常終了
-1
異常終了

(3) 注意事項

コマンド実行時の注意事項を次に示します。