3.2.1 ワークフローディレクトリサービスの起動

ワークフローディレクトリサービスを起動するには,Windowsシステムのサービスの管理機能を使用して[WFserver Directory Function]のサービスを起動します。

ワークフローディレクトリサービスを起動する方法を説明します。

  1. Administratorsグループのユーザアカウントでログオンする
  2. [管理ツール]の[サービス]アイコンを開く
    [サービス]ダイアログボックスが表示されます。
  3. [サービス]ダイアログボックスで,[WFserver Directory Function]のサービスを選択する
  4. スタートアップパラメタを指定する
    前回使用したキャッシュのユーザ情報を利用したい場合は,スタートアップパラメタには何も指定しないでください。
    前回使用したキャッシュのユーザ情報を利用しない場合は,スタートアップパラメタに「-r」を指定し,新しくアドレス情報又はディレクトリ情報をキャッシュに読み込みます。
    なお,キャッシュパラメタファイルでキャッシュメモリサイズを変更したとき,及び環境設定ユティリティで「Workflowシステム組織ID」を変更した場合は,新しくアドレス情報又はディレクトリ情報をキャッシュに読み込みます。
    ただし,Groupmax Workflow Server for Active Directoryでは,キャッシュパラメタのキャッシュメモリサイズを変更したときは,スタートアップパラメタに「-r」を指定して起動してください。また,環境設定ユティリティでの「Workflowシステム組織ID」の変更は影響しません。
  5. [開始]ボタンをクリックする
    ワークフローディレクトリサービスが起動され,開始したことを示すメッセージが表示されます。
●注意事項
ワークフローディレクトリサービスは,サーバ機能及びマネージャ機能のサービスと依存関係にあります。したがって,ワークフローディレクトリサービスの起動時にエラーが発生した場合は,サーバ機能及びマネージャ機能は起動されません。
また,Groupmax Workflow Server for Active Directoryでは,WANを介するドメイン構成で,対象ドメインの検証に時間が掛かったり,大規模ユーザや組織構成のキャッシュ読み込み処理に時間が掛かったりすることがあり,サービス制御要求に対して時間内に応答できない可能性があります。この場合,サービスの状態は開始中となります。時間をおいてから,ワークフローディレクトリサービスが開始されたことをサービスの状態とイベントログで確認してください。