3.5.1 バックアップの対象となるファイル
(1) Groupmax Workflow Server,Groupmax Workflow Server for Active Directoryのファイル
- Workflowサーバ管理ディレクトリ下のファイル
Workflowサーバ管理ディレクトリ(%WFdir%¥SVadm)下のすべてのファイルです。「%WFdir%」はWorkflowインストール先ディレクトリを示します。
Workflowインストール先ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[インストール先ディレクトリ名]で確認できます。
- 文書実体ファイル
文書実体ディレクトリ下のファイルです。案件の添付文書ファイル,案件の添付メモファイル,ビジネスプロセス定義の情報が格納されています。
文書実体ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[文書実体ディレクトリ名]で確認できます。
- ワークエリアファイル
ワークエリアディレクトリ下のファイルです。
ワークエリアディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[ワークエリアディレクトリ名]で確認できます。
- 共通ユーザ管理ディレクトリ下のファイル
共通ユーザ管理ディレクトリ下のすべてのファイルです。このディレクトリは,Groupmaxの他のプログラムでも使用します。共通ユーザ管理ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[共通ユーザ管理ディレクトリ名]で確認できます。
Groupmax Workflow Server for Active Directoryの場合は,このディレクトリ下のファイルのバックアップは不要です。
- サーバ機能管理ファイルディレクトリ下のファイル
サーバ機能管理ファイルディレクトリ下のファイルです。
サーバ機能管理ファイルディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[サーバ機能管理ファイルディレクトリ名]で確認できます。
- ユーザデータ格納ディレクトリ下のファイル
ユーザデータ格納ディレクトリ下のすべてのファイルです。登録したアプリケーションが格納されています。
ユーザデータ格納ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[ユーザデータ格納ディレクトリ名]で確認できます。
Groupmax Workflow Server for Active Directoryの場合は,このディレクトリ下のファイルのバックアップは不要です。
- サーバ機能環境ファイル格納ディレクトリ下のファイル
サーバ機能環境ファイル格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVetc)下のすべてのファイルです。「%WFdir%」はWorkflowインストール先ディレクトリを示します。
Workflowインストール先ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[インストール先ディレクトリ]で確認できます。
(2) Groupmax Workflow Multi-Serverのファイル
02-10より前のWorkflowのビジネスプロセス定義でビジネスプロセス間連携を使用している場合,バックアップを取得してください。
- 部署名定義ファイル
マルチサーバ環境設定ディレクトリ下のファイルです。
マルチサーバ環境設定ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[マルチサーバ環境設定ディレクトリ名]で確認できます。
- 窓口名定義ファイル
マルチサーバ環境設定ディレクトリ下のファイルです。
マルチサーバ環境設定ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[マルチサーバ環境設定ディレクトリ名]で確認できます。
上記のファイルの詳細については,「5.1 以前のバージョンとの互換のための環境設定」を参照してください。
(3) Groupmax Workflow Server - Connectionのファイル
ドメイン間連携機能を使用している場合,次のファイルのバックアップを取得してください。
- ドメイン間連携機能サーバ環境定義ファイル
ドメイン間連携機能サーバ環境定義ファイル格納ディレクトリ(%WFdir%¥WFmc¥conf)下のすべてのファイルです。「%WFdir%」はWorkflowインストール先ディレクトリを示します。
Workflowインストール先ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[インストール先ディレクトリ]で確認できます。
- メールデータファイル
環境設定のドメイン間連携メール格納ディレクトリで指定したディレクトリ下のすべてのファイルです。デフォルトは,%WFdir%¥WFmc¥mailです。「%WFdir%」はWorkflowインストール先ディレクトリを示します。
Workflowインストール先ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[インストール先ディレクトリ]で確認できます。
- 送受信ログファイル
環境設定のドメイン間連携送受信ログ出力ディレクトリで指定したディレクトリ下のすべてのファイルです。デフォルトは,%WFdir%¥WFmc¥SRlogです。「%WFdir%」はWorkflowインストール先ディレクトリを示します。
Workflowインストール先ディレクトリのパス名は,環境設定ユティリティの[インストール先ディレクトリ]で確認できます。
(4) Groupmax Object Serverのファイル
- Groupmax Object Serverのオブジェクト管理ファイル
Groupmax Object Serverの初期設定パラメタファイルの中で定義したファイルです。
Groupmaxの他のプログラムが使用するオブジェクト管理ファイルについても,同期を取ってバックアップを取得してください。
(5) Groupmax Address Serverのファイル
Groupmax Address Serverの定義情報(システム情報やユーザ情報)について,バックアップを取得してください。
(6) Windows NTのファイル
- Windows NTのローカルレジストリファイル
ローカルレジストリファイルは,システム内で共有するため,注意して扱ってください。ローカルレジストリファイル全体のバックアップを取得する場合は,システム内の各プログラムについて,情報間の同期を取るように注意してください。ローカルレジストリファイルについては,Windows NTのマニュアルのシステムの構成の説明を参照してください。
Workflowが使用するレジストリキーのパスを次に示します。
- Groupmax Workflow Server,Groupmax Workflow Server for Active Directoryが使用するレジストリキー
- (32bit版OSの場合)
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥FlowmateManager
- (64bit版OSの場合)
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥HITACHI¥FlowmateManager
- Groupmax Workflow Multi-Serverが使用するレジストリキー
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥FlowmateMultiServer
- Groupmax Workflow Server - Connectionが使用するレジストリキー
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥FlowmateServerConnection
- Groupmaxのプログラムが共通に使用するレジストリキー
- (32bit版OSの場合)
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥Groupmax
- (64bit版OSの場合)
- HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥HITACHI¥Groupmax