6.2.2 障害の診断

<この項の構成>
(1) メッセージによる診断
(2) 障害要因による診断

(1) メッセージによる診断

障害発生状況と出力されているメッセージを基に,障害検出元プログラムを切り分けてください。障害の切り分け方法を,表6-1に示します。

表6-1 障害の切り分け方法

発生状況メッセージID障害の検出元
Workflowの組み込み時Workflowのインストールプログラム
Workflowの環境設定,起動時又は動作中KFXOxxxxxGroupmax Object Server
KDWMxxxxx,KDWSxxxxx,KDWDxxxxxGroupmax Workflow Server,
Groupmax Workflow Server for Active Directory
マルチサーバ機能の起動時又は動作中KDWTxxxxxGroupmax Workflow Multi-Server
ドメイン間連携機能の起動時又は動作中KDWIxxxxGroupmax Workflow Server - Connection

検出元のプログラムが判明したら,出力されたメッセージが記載されているヘルプ又はマニュアルでメッセージを確認してください。

(2) 障害要因による診断

メッセージが示す障害の要因は,次の二つに分けられます。

  1. ユーザが対処できる障害要因
    環境設定や運用の誤りによるもので,ユーザが直接に要因を排除できます。
  2. ユーザが対処できない障害要因
    ユーザは障害情報を採取して,システム管理者に連絡する必要があります。