2.3.2 Workflowの組み込み
(1) Groupmax Workflow Serverの組み込み
Groupmax Workflow Serverを組み込む方法を次に示します。
- Administratorsグループのユーザアカウントでログオンする
- 日立総合インストーラ(HCD_INST.EXE)を起動する
- インストールプログラムの画面に従って作業を進め,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されたら,インストールするセット名を選択する
Groupmax統合インストーラが起動されます。
- 「標準」又は「カスタム」を選択する
「標準」を選択すると,セットの構成製品のインストールを開始します。
「カスタム」を選択すると,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されます。
- 4.で「カスタム」を選択した場合は,「Groupmax Workflow Server Version 6」を選択して実行する
システム環境がチェックされます。
その後,新規組み込みの場合は,インストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスが表示されます。
バージョンアップの場合は[インストール方法選択]ダイアログボックスが表示されます。
- バージョンアップ時の操作
- [インストール方法選択]ダイアログボックスでは,「プログラムのインストール」又は「プログラムの削除」を選択します。「プログラムのインストール」はGroupmax Workflow Serverのバージョンを現在のバージョンに更新します。「プログラムの削除」はGroupmax Workflow Serverのディレクトリツリーと環境情報を削除します。
- ここで,[インストール方法選択]を選択し,[OK]ボタンをクリックすると,選択した種類の組み込みが始まります。「プログラムのインストール」を選択した場合は,Workflowインストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスが表示されます。
- 組み込みを実行しないでインストールプログラムを終了する場合は[中止]ボタンをクリックします。
- 注
- 新規の組み込みで,関連するシステムの中でWorkflowを最初に組み込んだ場合だけ,システム環境チェック後に[Groupmax Workflow Serverインストール]ダイアログボックスが表示されます。
- 組み込むユーザの会社名と個人名を入力し,[OK]ボタンをクリックしてください。[インストール方法選択]ダイアログボックスが表示されます。
- Workflowインストール先ディレクトリを指定する
Workflowインストール先ディレクトリを次のように指定してください。
ディスクのドライブ名:¥ディレクトリ名
デフォルト値として,C:¥Win32app¥HITACHI¥Groupmax¥Flowmateが設定されています。ここでC:¥はWindows NTが組み込まれているドライブを表します。
デフォルト値を,あらかじめ決定したWorkflowインストール先ディレクトリに変更してください。このとき,Workflowインストール先ディレクトリは,Windows NTが組み込まれているドライブとは別のドライブに指定することをお勧めします。
Workflowインストール先ディレクトリの決定方法については「2.2.2 ディレクトリ構成の決定」を参照してください。
Workflowインストール先ディレクトリがない場合,作成を確認するダイアログボックスが表示されます。内容を確認して[はい]ボタンをクリックしてください。[いいえ]ボタンをクリックした場合,Workflowインストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスに戻ります。
- [続行]ボタンをクリックする
組み込み状況を示すダイアログボックスが表示されます。
組み込みが終了すると,終了を確認するダイアログボックスが表示されます。[終了]ボタンをクリックして組み込みを終了します。
(2) Groupmax Workflow Multi-Serverの組み込み
Groupmax Workflow Multi-Serverを組み込む方法を次に示します。
- Administratorsグループのユーザアカウントでログオンする
- 日立総合インストーラ(HCD_INST.EXE)を起動する
- インストールプログラムの画面に従って作業を進め,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されたら,インストールするオプション製品名を選択する
Groupmax統合インストーラが起動されます。
- 「標準」又は「カスタム」を選択する
「標準」を選択すると,指定したオプションの構成製品のインストールを開始します。
「カスタム」を選択すると,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されます。
- 4.で「カスタム」を選択した場合は,「Groupmax Workflow Multi-Server Version 6」を選択して実行する
システム環境がチェックされます。
その後,新規組み込みの場合は,Workflowインストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスが表示されます。
バージョンアップの場合は[インストール方法選択]ダイアログボックスが表示されます。
- バージョンアップ時の操作
- [インストール方法選択]ダイアログボックスでは,「プログラムのインストール」又は「プログラムの削除」を選択します。「プログラムのインストール」はGroupmax Workflow Multi-Serverのバージョンを現在のバージョンに更新します。「プログラムの削除」はGroupmax Workflow Multi-Serverのディレクトリツリーと環境情報を削除します。
- ここで,[インストール方法選択]を選択し,[OK]ボタンをクリックすると,選択した種類の組み込みが始まります。「プログラムのインストール」を選択した場合は,Workflowインストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスが表示されます。
- 組み込みを実行しないでインストールプログラムを終了する場合は[中止]ボタンをクリックします。
- 注
- 新規の組み込みで,関連するシステムの中でWorkflowを最初に組み込んだ場合だけ,システム環境チェック後に[Groupmax Workflow Multi-Serverインストール]ダイアログボックスが表示されます。
- 組み込むユーザの会社名と個人名を入力し,[OK]ボタンをクリックしてください。[インストール方法選択]ダイアログボックスが表示されます。
- この場合,Workflowインストール先ディレクトリを指定する必要があります。指定方法は,「2.3.2(1) Groupmax Workflow Serverの組み込み」の手順6を参照してください。
- [続行]ボタンをクリックする
組み込み状況を示すダイアログボックスが表示されます。
組み込みが終了すると,終了を確認するダイアログボックスが表示されます。[終了]ボタンをクリックして組み込みを終了します。
(3) Groupmax Workflow Server for Active Directoryの組み込み
Groupmax Workflow Server for Active Directoryは,Active Directoryがインストールされているマシン,又はドメイン内の,Active Directoryと別のマシンにインストールします。
Groupmax Workflow Server for Active DirectoryをActive Directoryと別のマシンにインストールした場合は,Active Directoryのスキーママスタドメインコントローラ上に,スキーマ拡張機能をインストールする必要があります。
Groupmax Workflow Server for Active Directory及びスキーマ拡張機能を組み込む方法を次に示します。
- Groupmax Workflow Server for Active Directoryの組み込み方法
- Administratorsグループのユーザアカウントでログオンする
- 日立総合インストーラ(HCD_INST.EXE)を起動する
- インストールプログラムの画面に従って作業を進め,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されたら,インストールするセット名を選択する
Groupmax統合インストーラが起動されます。
- 「標準」又は「カスタム」を選択する
「標準」を選択すると,指定したオプションの構成製品のインストールが開始されます。
「カスタム」を選択すると,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されます。
- 4.で「カスタム」を選択した場合は,「Groupmax Workflow Server Version 6」を選択して実行する
システム環境がチェックされます。
その後,新規組み込みの場合は,インストールするプログラムを選択するダイアログボックスが表示されます。その後で,インストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスが表示されます。
バージョンアップの場合は,[インストール方法選択]ダイアログボックスが表示されます。
- 新規組み込み時の操作
- インストールするプログラムを選択するダイアログボックスでは,「Groupmax Workflow Server for Microsoft(R) Active Directory(TM)」を選択します。
- バージョンアップ時の操作
- インストール方法を選択するダイアログボックスでは,「プログラムのインストール」又は「プログラムの削除」を選択します。「プログラムのインストール」はGroupmax Workflow Serverのバージョンを現在のバージョンに更新します。「プログラムの削除」はGroupmax Workflow Serverのディレクトリツリーと環境情報を削除します。
- ここで,インストール方法を選択し,[OK]ボタンをクリックすると,組み込み又は削除が始まります。「プログラムのインストール」を選択した場合は,Workflowインストール先ディレクトリを確認するダイアログボックスが表示されます。
- 組み込みを実行しないでインストールプログラムを終了する場合は[中止]ボタンをクリックします。
- 注
- 新規の組み込みで,関連するシステムの中でWorkflowを最初に組み込んだ場合だけ,システム環境チェック後に[Groupmax Workflow Serverインストール]ダイアログボックスが表示されます。
- 組み込むユーザの会社名と個人名を入力し,[OK]ボタンをクリックしてください。インストール方法を選択するダイアログボックスが表示されます。
- Workflowインストール先ディレクトリを指定する
Workflowインストール先ディレクトリを次のように指定してください。
ディスクのドライブ名:¥ディレクトリ名
デフォルト値として,C:¥Win32app¥HITACHI¥Groupmax¥Flowmateが設定されています。ここでC:¥はWindows 2000が組み込まれているドライブを表します。
デフォルト値を,あらかじめ決定したWorkflowインストール先ディレクトリに変更してください。このとき,Workflowインストール先ディレクトリは,Windows 2000が組み込まれているドライブとは別のドライブに指定することをお勧めします。
Workflowインストール先ディレクトリの決定方法については「2.2.2 ディレクトリ構成の決定」を参照してください。
Workflowインストール先ディレクトリがない場合,作成を確認するダイアログボックスが表示されます。内容を確認して[はい]ボタンをクリックしてください。[いいえ]ボタンをクリックした場合,Workflowインストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスに戻ります。
- [続行]ボタンをクリックする
組み込み状況を示すダイアログボックスが表示されます。
組み込みが終了すると,終了を確認するダイアログボックスが表示されます。[終了]ボタンをクリックして組み込みを終了します。
- スキーマ拡張機能の組み込み方法
- Administratorsグループのユーザアカウントでログオンする
- 日立総合インストーラ(HCD_INST.EXE)を起動する
- インストールプログラムの画面に従って作業を進め,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されたら,インストールするセット名を選択する
Groupmax統合インストーラが起動されます。
- 「標準」又は「カスタム」を選択する
「標準」を選択すると,指定したオプションの構成製品のインストールが開始されます。
「カスタム」を選択すると,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されます。
- 4.で「カスタム」を選択した場合は,「Groupmax Workflow Server Version 6」を選択して実行する
システム環境がチェックされます。
その後,新規組み込みの場合は,インストールするプログラムを選択するダイアログボックスが表示されます。その後で,インストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスが表示されます。
バージョンアップの場合は,[インストール方法選択]ダイアログボックスが表示されます。
- 新規組み込み時の操作
- インストールするプログラムを選択するダイアログボックスでは,「Microsoft(R) Active Directory(TM) スキーマ拡張のみ」を選択します。
- バージョンアップ時の操作
- インストール方法を選択するダイアログボックスでは,「プログラムのインストール」又は「プログラムの削除」を選択します。「プログラムのインストール」はスキーマ拡張機能のバージョンを現在のバージョンに更新します。「プログラムの削除」はスキーマ拡張機能を削除します。
- ここで,インストール方法を選択し,[OK]ボタンをクリックすると,組み込み又は削除が始まります。「プログラムのインストール」を選択した場合は,インストールするプログラムを選択するダイアログボックスが表示され,そこで「Microsoft(R) Active Directory(TM)スキーマ拡張機能のみ」を選択すると,スキーマ拡張機能インストール先ディレクトリを確認するダイアログボックスが表示されます。
- 組み込みを実行しないでインストールプログラムを終了する場合は[中止]ボタンをクリックします。
- 注
- 新規の組み込みで,関連するシステムの中でスキーマ拡張機能を最初に組み込んだ場合だけ,システム環境チェック後に[Groupmax Workflow Serverインストール]ダイアログボックスが表示されます。
- 組み込むユーザの会社名と個人名を入力し,[OK]ボタンをクリックしてください。インストール方法を選択するダイアログボックスが表示されます。
- Microsoft(R) Active Directory スキーマ拡張機能のインストール先ディレクトリを指定する
インストール先ディレクトリを次のように指定してください。
ディスクのドライブ名:¥ディレクトリ名
デフォルト値として,C:¥Win32app¥HITACHI¥Groupmaxが設定されています。ここでC:¥はWindows 2000が組み込まれているドライブを表します。
デフォルト値を,あらかじめ決定したインストール先ディレクトリに変更してください。このとき,インストール先ディレクトリは,Windows 2000が組み込まれているドライブとは別のドライブに指定することをお勧めします。
インストール先ディレクトリがない場合,作成を確認するダイアログボックスが表示されます。内容を確認して[はい]ボタンをクリックしてください。[いいえ]ボタンをクリックした場合,インストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスに戻ります。
- [続行]ボタンをクリックする
組み込み状況を示すダイアログボックスが表示されます。
組み込みが終了すると,終了を確認するダイアログボックスが表示されます。[終了]ボタンをクリックして組み込みを終了します。
(4) Groupmax Workflow Server - Connectionの組み込み
Groupmax Workflow Server - Connectionを組み込む方法を次に示します。
- Administratorsグループのユーザアカウントでログオンする
- 日立総合インストーラ(HCD_INST.EXE)を起動する
- インストールプログラムの画面に従って作業を進め,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されたら,インストールするオプション製品名を選択する
Groupmax統合インストーラが起動されます。
- 「標準」又は「カスタム」を選択する
「標準」を選択すると,指定したオプションの構成製品のインストールを開始します。
「カスタム」を選択すると,インストールする製品を選択するためのダイアログボックスが表示されます。
- 4.で「カスタム」を選択した場合は,「Groupmax Workflow Server - Connection Version 6」を選択して実行する
システム環境がチェックされます。
その後,新規組み込みの場合は,Workflowインストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスが表示されます。
バージョンアップの場合は[インストール方法選択]ダイアログボックスが表示されます。
- バージョンアップ時の操作
- [インストール方法選択]ダイアログボックスでは,「プログラムのインストール」又は「プログラムの削除」を選択します。「プログラムのインストール」はGroupmax Workflow Server - Connectionのバージョンを現在のバージョンに更新します。「プログラムの削除」はGroupmax Workflow Server - Connectionのディレクトリツリーと環境情報を削除します。
- ここで,[インストール方法選択]を選択し,[OK]ボタンをクリックすると,選択した種類の組み込みが始まります。「プログラムのインストール」を選択した場合は,Workflowインストール先ディレクトリを設定するダイアログボックスが表示されます。
- 組み込みを実行しないでインストールプログラムを終了する場合は[中止]ボタンをクリックします。
- 注
- 新規の組み込みで,関連するシステムの中でWorkflowを最初に組み込んだ場合だけ,システム環境チェック後に[Groupmax Workflow Server - Connectionインストール]ダイアログボックスが表示されます。
- 組み込むユーザの会社名と個人名を入力し,[OK]ボタンをクリックしてください。[インストール方法選択]ダイアログボックスが表示されます。
- この場合,Workflowインストール先ディレクトリを指定する必要があります。指定方法は,「2.3.2(1) Groupmax Workflow Serverの組み込み」の手順6を参照してください。
- [続行]ボタンをクリックする
組み込み状況を示すダイアログボックスが表示されます。
組み込みが終了すると,終了を確認するダイアログボックスが表示されます。[終了]ボタンをクリックして組み込みを終了します。
(5) Workflowの組み込み時に作成されるファイル
Groupmax Workflow Server,Groupmax Workflow Server for Active Directory,Groupmax Workflow Multi-Server及びGroupmax Workflow Server - Connectionを組み込むと作成される,ファイル及びディレクトリを図2-3に示します。
図2-3 Workflowで作成されるファイルとディレクトリ構成
![[図データ]](figure/zu02020c.gif)
![[図データ]](figure/zu02021c.gif)
![[図データ]](figure/zu02022c.gif)
![[図データ]](figure/zu02023c.gif)
![[図データ]](figure/zu02024c.gif)
(6) 組み込み時の注意事項
Groupmax Workflow Server,Groupmax Workflow Multi-Server,Groupmax Workflow Server - Connection及びGroupmax Workflow Server for Active Directoryを組み込む場合の注意事項を次に示します。
(a) バージョンアップ時の注意
- 同一マシン内のプログラムプロダクトのバージョンアップは,同時に実施してください。バージョンが不一致の場合,プログラムの動作が不正になります。
- サーバとクライアントのバージョンアップは,できるだけ同時に実施してください。同時に実施できない場合は,サーバを先にバージョンアップしてください。
また,サーバのバージョンアップでは,Workflow管理サーバをバージョンアップした後にその他のWorkflowサーバをバージョンアップしてください。
- Groupmax Workflow Server 06-00より前のバージョンからバージョンアップを実施する場合は,ワークフローデータベースの移行が必要です。初期設定ユティリティの[データベースの移行]を最初に実行してください。ワークフローデータベースの移行については, 「5.2 ワークフローデータベースの移行」を参照してください。
- Groupmax Workflow Multi-Server 02-10より前のバージョンからのバージョンアップでは,Groupmax Workflow Multi-Serverが使用するメールユーザをWorkflowシステム組織下に移動する必要があります。このとき,次のことに注意してください。
- ユーザIDは変更しないでください。
- [Workflow管理ツール]の[転送データ一覧取得](転送データ一覧取得ユティリティ)で,サーバ間連携機能を使用している全サーバの転送データがなくなったことを確認した後で,メールユーザを移動してください。また,移動時はWFmanager Functionを停止状態にして案件の遷移を抑止することをお勧めします。
以上の手順を省略すると,案件が転送されなかったり,エラーになったりすることがあります。このような場合は,[転送データ一覧取得]で,転送されなかったりエラーとなったりした案件を取得し,[Workflow管理ツール]の[連携データ再送](連携データ再送ユティリティ)で案件を再送してください。
- Groupmax Workflow Serverの環境で運用中のものをGroupmax Workflow Server for Active Directoryの環境へは移行できません。
(b) Groupmax Address Serverをアンインストールしたときの注意
前提プログラムであるGroupmax Address Serverをアンインストールした場合の,Groupmax Workflow Server側の注意を次に示します。アンインストールしたときの状況によって注意事項が異なります。
- Groupmax Address Serverを誤ってアンインストールした場合
Groupmax Address Serverをアンインストールすると,ユーザ情報がすべて失われます。このユーザ情報を回復するには,Groupmax Workflow Serverで次の1~4を実行します。ロール定義などは必要ありません。
- Groupmax Address Serverを再インストールする
- セットアップ後,ユーザを再登録する
- Groupmax Workflow Serverを再インストールする
注
このとき,Groupmax Workflow Serverのアンインストールはしないでください。もし,アンインストールした場合は,必ず,前回と同じディレクトリにインストールしてください。異なるディレクトリにインストールすると,サーバが起動できないなどの不具合が発生します。
- ユーザ定義ユティリティのWFregusrコマンドを,-sオプションを付けて実行する
ユーザ定義ユティリティについては「4.2.10 ユーザ定義ユティリティ」を参照してください。
- Groupmax Address Serverを故意にアンインストールした場合
すべての情報を初期状態からインストールし直す場合は,次の手順で実行します。
- Groupmax Workflow Serverをアンインストールする
- インストールディレクトリ及びデータベースを,エクスプローラなどで削除する
- Groupmax Address Serverを再インストールする
- Groupmax Workflow Serverを再インストールする
後は,初期構築時と同じ手順で環境設定などを実行します。ロール定義なども必要になります。
(c) Windows NTクラスタに組み込むときの注意
Windows NTクラスタは,通常運用させておくサーバ(以降,「現用系」と呼びます),及び現用系で障害が発生したときに処理を引き継ぐサーバ(以降,「待機系」と呼びます)で構成されます。
Windows NTクラスタでWorkflowを運用する場合は,現用系及び待機系それぞれのサーバのWindows NT組み込み先であるローカルディスク上に,同じドライブ名称,同じディレクトリ名称でGroupmax Workflow Serverを組み込んでください。マルチサーバ機能を利用するときは,Groupmax Workflow Multi-Serverも組み込んでください。ドメイン間連携機能を利用するときは,Groupmax Workflow Server - Connectionも組み込んでください。
組み込み方法の詳細については,「付録F Windows NTクラスタでのWorkflowの環境設定」を参照してください。
(d) Groupmax Workflow Server for Active Directoryを組み込むときの注意
- ドメイン内の,Active Directoryをインストールしているマシンと異なるマシンにWorkflowサーバを構築できます。
Groupmax Workflow Server for Active Directoryは,Active Directoryのドメインツリーに対応しています。フォレストには対応していません。
ドメインツリー内に複数のWorkflowサーバを構築できます。ただし,ワークフローユーザは,一つのWorkflowサーバにだけ所属できます。
- Groupmax Workflow Server for Active Directoryは,ワークフローのシングルサーバ構成に対応しています。Groupmax Workflow Multi-Serverを使用したマルチサーバ構成には対応していません。また,Groupmax Workflow Server - Connectionを使用したドメイン間連携機能は使用できません。
(e) インストール及びアンインストールするときの注意
Groupmax Workflowの関連プログラムをインストール又はアンインストールする場合は,Windowsの管理ツール及びGroupmax Workflowの関連プログラムを停止してから実行してください。