採取する情報の内容と,採取方法について説明します。なお,文中の「%WFdir%」はWorkflowインストール先ディレクトリ,「*」はワイルドカードを示します。
- 操作手順
障害発生に至るまでの詳細な操作手順(画面のハードコピー,操作内容のメモなど)を採取してください。
- メッセージ
ダイアログボックスに表示されるメッセージを,画面のハードコピーで採取してください。また,可能であれば,直前のメッセージも採取してください。
- イベントログ
障害発生時にWorkflow及びGroupmax Object Serverが出力するメッセージを,次の手順でイベントログから採取してください。
- イベントビューアでアプリケーションログを参照する
- 参照したログをファイルに保存する
任意のファイル名称でアプリケーションログを保存します。イベントログファイル(*.EVT)形式で保存しておくと,後で参照するときにイベントビューアで参照できます。
その他の形式で保存すると,バイナリデータが破棄されます。バイナリデータを後で参照するためには,イベントごとにプロパティのダイアログボックスを表示し,画面のハードコピーを採取しておく必要があります。
特定のイベントの情報だけを採取する場合も,同様にイベントごとにプロパティのダイアログボックスのハードコピーを採取します。この場合,できれば直前のイベントも採取しておきます。
イベントログの詳細については,Windows NTのマニュアルのイベントビューアについての記述を参照してください。
- ログファイル
Groupmax Object Serverのログ取得機能を実行して,出力結果を採取してください。
ログ取得機能については,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。
- ビジネスプロセス定義情報
エラーの発生したビジネスプロセス定義の,次の情報を採取してください。
- ビジネスプロセス定義名称及びバージョン番号
- ビジネスプロセス定義ファイル(ファイル名:xxxxxxxx.BPD)
- ビジネスプロセス定義実行形式ファイル(ファイル名:xxxxxxxx.BPX)
- ワークフローログ
障害発生時及びそれ以前のワークフローログが取得できているアンロードファイルを採取してください。
- ワーク,案件の各属性
案件がエラートレーにある場合,その案件と該当するワークの各属性の内容を採取してください。
- マネージャ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- マネージャ機能メモリマップトファイル
マネージャ機能が異常終了した場合のトレース領域の内容,及び各コントロールブロックの内容が出力されます。
Workflowサーバ管理ディレクトリ(%WFdir%¥SVadm)下の次に示すファイルを採取してください。
- マネージャ機能遷移ログファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- マネージャ機能SNAPダンプ
RAS情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVras)下の次に示すファイルを採取してください。
- サーバ機能管理ファイル
サーバ機能が異常終了した場合のトレース領域の内容,及びコントロールブロックの内容が出力されます。
サーバ機能管理ファイルディレクトリ(%WFdir%¥msgque)下のファイルを採取してください。
- サーバ機能トレースファイル
APIディレクトリ(%WFdir%¥SVlog¥API)下の次に示すファイルを採取してください。
- サーバ機能SNAPダンプ
RAS情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVras)下の次に示すファイルを採取してください。
- SexpDmp.*
- SsessSV.*
- Sipmem.*
- Smtrace.*
- ディレクトリサービス機能SNAPダンプ
RAS情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVras)下の次に示すファイルを採取してください。
- ディレクトリサービス機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- D_QueSV.*
- D_QueCH.*
- D_QueRU.*
Workflowのログ情報エリアディレクトリ(%WFdir%¥WFspool)下の次に示すファイルを採取してください。
- WFuserinfo.log
- WFunique.log
- システム統合運用管理機能SNAPダンプ
RAS情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVras)下の次に示すファイルを採取してください。
- ユーザ定義更新ユティリティ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- ユーザ定義更新ユティリティ機能ログファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- ロール定義更新ユティリティ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- ロール定義更新ユティリティ機能ログファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- ロール定義更新ユティリティ機能SNAPダンプ
RAS情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVras)下の次に示すファイルを採取してください。
- ロール定義情報出力ユティリティ機能SNAPダンプ
RAS情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVras)下の次に示すファイルを採取してください。
- ロール定義情報出力ユティリティ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- 初期設定ユティリティ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- 環境設定ユティリティ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- ユーザ定義ユティリティ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- ユーザ定義ユティリティ機能登録ログファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- 配布管理機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- ワーク削除ユティリティ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- ワーク削除ユティリティワーク削除ログファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- 配布指示ユティリティ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- マルチサーバ機能メモリマップトファイル
マルチサーバ機能が異常終了した場合のトレース領域の内容,及び各コントロールブロックの内容が出力されます。
Workflowサーバ管理ディレクトリ(%WFdir%¥SVadm)下の次に示すファイルを採取してください。
- マルチサーバ機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- マルチサーバ機能送受信ログファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- TSEND.*
- TSNREPO.*
- TRCV.*
- TMSREPO.*
- TGMNTFY.*
- TGMREPO.*
- マルチサーバ機能SNAPダンプ
RAS情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVras)下の次に示すファイルを採取してください。
- ロック関数トレースファイル
Workflowのログ情報エリアディレクトリ下(%WFdir%¥WFspool)下の次に示すファイルを採取してください。
- ワークID自動採番実行トレース
Workflowのログ情報エリアディレクトリ下(%WFdir%¥WFspool)下の次に示すファイルを採取してください。
- Groupmax Object Server関連ファイル
Groupmax Object Serverが異常終了した場合は,次のファイルを採取してください。
- Groupmax Object Serverのspoolディレクトリ下のすべてのファイル
- Groupmax Object Serverのtmpディレクトリ下のすべてのファイル
- システム共通定義ファイル
- ログファイル(ログ取得機能の実行結果リスト)
詳細は,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。
- Groupmax Address Server関連ファイル
Groupmax Address Serverのユーザ認証でエラーが発生した場合は,次のファイルを採取してください。
- Workflowのログ情報エリアディレクトリ下のすべてのファイル
- アドレス情報キャッシュメモリマップトファイル
ワークフローディレクトリサービスが異常終了した場合のトレース領域の内容,及びコントロールブロックの内容が出力されます。
サーバ機能管理ファイルディレクトリ(%WFdir%¥msgque)下の次に示すファイルを採取してください。
- ドメイン間連携機能トレースファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥WFmc¥log)下の次に示すファイルを採取してください。
- ドメイン間連携機能送受信ログファイル
ドメイン間連携送受信ログ出力ディレクトリ下の次に示すファイルを採取してください。
- ドメイン間連携機能SNAPダンプ
RAS情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVras)下の次に示すファイルを採取してください。
- Workflow通信バッファダンプファイル
RAS情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVras)下の次に示すファイルを採取してください。
- ディレクトリアクセス関数ログファイル
トレース情報格納ディレクトリ(%WFdir%¥SVlog)下の次に示すファイルを採取してください。
- サーバ機能アクセストレースファイル
トレースファイルパス(%WFdir%¥SVlog¥SVTRC)下の次に示すファイルを採取してください。
- SessV2trace_xxxx.log (一般ユーザトレース用ファイル)
- BaseSVtrace_xxx.log (ベースサービストレース用ファイル)
- SessV1trace_xxxx.log (管理者ユーザトレース用ファイル)