未応答要求表示ユティリティは,ドメイン間連携機能で連携要求メール送信後,連携要求に対する応答メールを受信していない連携要求の情報を表示するためのユティリティです。
未応答要求表示ユティリティは,Windows NTのコマンドプロンプトでWFifsconコマンドを使用して実行します。
コマンドの形式,表示形式,返却値及び注意事項を次に示します。
コマンドの形式を次に示します。
WFifscon[-o出力ファイル名][-a|-c連携管理ID]
このユティリティを使用したときの表示形式を次に示します。
表4-15 送信メッセージ情報の各データの内容
データ | 意味 | 内容 |
---|---|---|
連携管理ID | 各連携に設定されるユニークなコード | 連携管理の識別子 |
要求番号 | 1連携管理中でユニークになる要求の通番 | 0から始まる通番 |
要求種別 | 要求の種別を示すコード | "go" :直列連携投入要求 "call" :階層連携投入要求 "retn":階層連携戻り要求 "stpc":連携終了要求 |
状態コード | 要求の処理状態を示すコード | 1:応答待ち 2:要求受信済み 3:応答送信済み 4:応答受信済み |
送信日時 | メッセージを送信した日時 | "MM/DD/YYYY hh:mm:ss"形式で表示。 |
再送回数 | メッセージを再送した回数 | 再送コマンドで再送した回数。 |
サブコード | 要求に対するサブコード | 要求種別が"retn"の場合だけ有効。 ほかの場合は0になる。 |
連携区分 | 連携先の情報か連携元の情報かを示すコード | "src":連携元情報 "trgt":連携先情報 |
連携種別 | 直列連携か階層連携かを示すコード | "chn":直列連携 "nest":階層連携 |
相手連携管理ID | 連携相手の連携管理ID | 63バイトまでの文字列。 データがない場合,"****"と表示。 |
連携元メールアドレス | 連携元のメールアドレス | 63バイトまでの文字列。 |
連携元BP名 | 連携元のビジネスプロセス名 | 63バイトまでの文字列。 |
連携元ワークID | 連携元のワークID | 63バイトまでの文字列。 |
連携先メールアドレス | 連携先のメールアドレス | 63バイトまでの文字列。 データがない場合,"****"と表示。 |
連携先BP名 | 連携先のビジネスプロセス名 | |
連携先ワークID | 連携先のワークID |
このコマンドを実行したときの返却値を次に示します。
コマンドの実行時の注意事項を次に示します。