環境設定ユティリティは,Workflowが動作する環境を設定するユティリティです。環境設定ユティリティを実行できるのは,Administratorsグループ(ローカルログオン時)又はDomain Adminsグループ(ドメインログオン時)のユーザだけです。
設定値はGroupmax Workflow Server,Groupmax Workflow Server for Active Directory起動時に有効となるため,これらの起動中に設定を変更した場合は,再起動する必要があります。
なお,Groupmax Workflow Server for Active Directoryを使用する場合は,[環境設定ユティリティ]ダイアログボックスは表示されません。直接,[Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
[環境設定ユティリティ]ダイアログボックスでは,どのプログラムの環境を設定するかを選択します。
[環境設定ユティリティ]ダイアログボックスを次に示します。
環境設定チェックボックスは4種類あり,複数選択できます。環境設定を同時に実行したい場合は,環境設定チェックボックスを複数選択した後,[設定]ボタンを選択してください。
[Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスは,既に設定された情報の表示,及び設定情報の変更をします。[Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスを次に示します。
[環境情報一覧]リストボックスには,環境情報の項目名と設定されている値が表示されます。環境情報の項目の値を設定又は変更したい場合は,[値設定]ダイアログボックスで値を入力します。[値設定]ダイアログボックスを表示するには,[環境情報一覧]リストボックスで,変更したい項目をクリックした後,[変更...]ボタンをクリックします。又は,変更したい項目をダブルクリックします(値をダブルクリックしても[値設定]ダイアログボックスは表示されません)。
[環境情報一覧]リストボックスに表示される項目名,及び[値設定]ダイアログボックスでの設定値を次に示します。
数値は半角で設定し,1000単位の区切り記号や小数点は使用しないでください。
表4-2 用途ごとの取得レベル
取得レベル | モード | 用途 |
---|---|---|
0 | 未取得モード | 稼働状況の統計情報が不要の場合に設定 |
1 | 簡易取得モード | ノードやユーザの統計情報は不要で,ワークの統計情報だけを必要とする場合に設定 |
2 | 標準取得モード | 稼働状況解析機能を使用する場合,又はノード,ユーザ及びワークの統計情報を必要とする場合に設定 |
[値設定]ダイアログボックスで,設定したい値を入力します。[値設定]ダイアログボックスを次に示します。