(a) Groupmax Workflow Server,Groupmax Workflow Server for Active Directoryの環境設定
環境設定ユティリティを使って,Workflowの環境を設定します。
環境設定ユティリティの操作方法については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。
環境設定ユティリティを実行する方法を説明します。
- Administratorsグループのユーザアカウントでログオンする
- [Groupmaxサーバ]グループの[Workflow管理ツール]アイコンを開く
[Workflow管理ツール]ウィンドウが表示されます。
![[図データ]](figure/zu02010s.gif)
- [Workflow管理ツール]ウィンドウの[環境設定]アイコンを開く
[環境設定ユティリティ]ダイアログボックスが表示されます。
Groupmax Workflow Server for Active Directoryの場合は,[環境設定ユティリティ]ダイアログボックスは表示されないで,[Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスが表示されます。操作手順の6.に進んでください。
![[図データ]](figure/zu02020s.gif)
- [環境設定ユティリティ]ダイアログボックスで,[Server環境設定]チェックボックスをオンにする
同時に,ほかの環境設定も実行できます。
Groupmax Workflow Multi-Serverの環境設定を同時に実行する場合は,[Multi-Server環境設定]チェックボックスをオンにします。
Groupmax Workflow Server - Connection の環境設定を同時に実行する場合は,[Server-Connection 環境設定]チェックボックスをオンにします。
Groupmax Address - Assist連携の環境設定を同時に実行する場合は,[Address-Assist連携 環境設定]チェックボックスをオンにします。
- [設定]ボタンをクリックし,[Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスを表示する
![[図データ]](figure/zu02030s.gif)
- [Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスで,[環境情報一覧]リストボックスに表示された項目から設定したい項目をクリックする。表示が反転したら[変更]ボタンをクリックし,[値設定]ダイアログボックスを表示する
![[図データ]](figure/zu02040s.gif)
- [値]テキストボックスに値を入力後,[OK]ボタンをクリックし,[Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスに戻る
設定した値が,[Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスに表示されます。
- 6.から7.の操作を繰り返して,必要な項目を設定する
- [Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスで設定した値をすべて確認し,[OK]ボタンをクリックして環境情報を更新する
環境設定項目の詳細については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。
(b) Groupmax Workflow Multi-Serverの環境設定
マルチサーバ機能を使用する場合,環境設定ユティリティを使って,Groupmax Workflow Multi-Serverの環境を設定します。
環境設定ユティリティの操作方法については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。
環境設定ユティリティを実行する方法は,Groupmax Workflow Serverの環境設定の操作方法と同様です。「2.4.3(1)(a) Groupmax Workflow Server,Groupmax Workflow Server for Active Directoryの環境設定」の操作方法を参照してください。[環境設定ユティリティ]ダイアログボックスで[Multi-Server環境設定]チェックボックスを選択すると,Groupmax Workflow Multi-Serverの環境を設定できます。
(c) Groupmax Workflow Server - Connectionの環境設定
ドメイン間連携機能を使用する場合,環境設定ユティリティを使って,Groupmax Workflow Server - Connectionの環境を設定します。
環境設定ユティリティの操作方法については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。
環境設定ユティリティを実行する方法は,Groupmax Workflow Serverの環境設定の操作方法と同様です。詳細は,「2.4.3(1)(a) Groupmax Workflow Server,Groupmax Workflow Server for Active Directoryの環境設定」の操作方法を参照してください。
[環境設定ユティリティ]ダイアログボックスで,[Server-Connection環境設定]チェックボックスをオンにすると,Groupmax Workflow Server - Connectionの環境を設定できます。
(d) Groupmax Address - Assist連携の環境設定
Groupmax Address - Assistの Groupmax連携機能を使用する場合,環境設定ユティリティを使って環境を設定します。
環境設定ユティリティの操作方法については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。
環境設定ユティリティを実行する方法は,Groupmax Workflow Serverの環境設定の操作方法と同様です。詳細は,「2.4.3(1)(a) Groupmax Workflow Server,Groupmax Workflow Server for Active Directoryの環境設定」の操作方法を参照してください。
[環境設定ユティリティ]ダイアログボックスで,[Address-Assist連携 環境設定]チェックボックスをオンにすると,Groupmax Address - Assist連携の環境を設定できます。
ここでは,Workflowの初期化について説明します。
なお,Workflowの環境を初期化する前に,Groupmax Object Serverの環境を初期化しておく必要があります。
Groupmax Object Serverの環境の初期化については,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。
(a) 初期化方法
Workflowの環境の初期化は,Groupmax Object Serverを起動した状態で,初期設定ユティリティを使用して実行します。初期設定ユティリティの操作方法については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。
環境の初期化方法と注意事項を次に説明します。
- Administratorsグループのユーザアカウントでログオンする
- [Groupmaxサーバ]グループの[Workflow管理ツール]アイコンを開く
[Workflow管理ツール]ウィンドウが表示されます。
- [Workflow管理ツール]ウィンドウの[初期設定]アイコンを開く
[初期設定ユティリティ]ダイアログボックスが表示されます。
- [初期設定ユティリティ]ダイアログボックスで[動作環境の初期化]オプションボタンを選択する
- [初期設定ユティリティ]ダイアログボックスで[設定]ボタンをクリックする
[動作環境の初期化]ダイアログボックスが表示されます。
- [データベース名称(スキーマ名称)]テキストボックスにデータベース名を入力する
- [文書実体ディレクトリ]テキストボックスに文書実体ディレクトリのパス名を入力する
- [ワークエリアディレクトリ]テキストボックスにワークエリアディレクトリのパス名を入力する
- [ログ情報エリアディレクトリ]テキストボックスにログ情報エリアディレクトリのパス名を入力する
- [OK]ボタンをクリックし,初期設定を開始する
- 注意事項
- 初期設定ユティリティは,環境を初めて定義するときに使用します。
- 初期設定ユティリティを使用する前に,Groupmax Object Serverを起動しておいてください。この場合,Groupmax Object Serverのシステム共通定義ファイルでデータベースの常駐化(resipool,resiobj)を指定していると,常駐指定のスキーマ名が誤りであることを示す警告メッセージが表示されますが,無視してください。
- Groupmax Address Serverを削除後に再度組み込んだ場合は,Workflowも再度組み込んでください。Groupmax Address Serverを削除後に再度組み込むと,Workflowの環境設定が失われるため,Workflowが正常に動作しなくなる場合があります。Workflowを再度組み込む場合は,必要なファイルのバックアップを取得後に実行してください。
- 初期設定ユティリティで決定した各ディレクトリのパス名は,初期化後は変更できません。したがって,初期化する場合は,バックアップや将来のシステム拡張を考慮してディレクトリ構成を検討してから初期化するようにしてください。
(b) データベースの常駐指定の有効化
Groupmax Object Serverのシステム共通定義ファイルで指定したデータベースの常駐指定(resipool,resiobj)を有効にするには,Workflowの環境を初期化した後にGroupmax Object Serverを再起動する必要があります。
Groupmax Object Serverのデータベースの常駐指定を有効にする手順を次に示します。
- Groupmax Object Serverを停止する
- Groupmax Object Serverを再起動する
Groupmax Object Serverを再起動するとデータベースの常駐指定が有効になります。データベースの常駐指定が有効になると,Workflowの環境を初期化する前に出力されていた,常駐指定のスキーマ名が誤っていることを示すメッセージが出力されなくなります。
Groupmax Object Serverの起動・停止については,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。
(c) 環境の再構築
Workflowの環境を再構築する場合は,Workflowの環境をいったん削除し,再度環境の初期化を実行します。環境の初期化はGroupmax Object Serverを起動した状態で実行してください。また,Groupmax Object Serverのデータベースの常駐化を指定している場合は,この指定を解除しておいてください。
Workflowの環境を再構築する手順を次に示します。
- 登録済み定義情報のダウンロード
再構築後の環境で再利用できるように,ユーザ,ロール及びビジネスプロセスの定義情報を,Groupmax Workflow Definerを使用してクライアントにダウンロードしておきます。
ユーザ,ロールについては,サーバでユーザ定義情報出力ユティリティ及びロール定義情報出力ユティリティを使用して,定義情報をファイルに出力しておくこともできます。
ユーザ定義情報出力ユティリティ及びロール定義情報出力ユティリティの使用方法については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。
- Workflowの環境の削除
環境削除ユティリティを使用して,Workflowの環境を削除します。環境削除ユティリティの使用方法については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。
- Workflowの環境の初期化
- ユーザ定義ユティリティの実行
ユーザ定義ユティリティで-sオプションを指定して,Groupmax Address Server又はActive Directoryに登録されているユーザのユーザトレーを作成します。
ユーザ定義ユティリティの使用方法については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。
- 定義情報の再登録
1.でダウンロードしたファイルを利用して,必要に応じて,ユーザ,ロール及びビジネスプロセスの定義情報を再登録します。この操作は,クライアントからGroupmax Workflow Definerを使用して実行します。
1.でユーザ定義情報出力ユティリティ及びロール定義情報出力ユティリティを使用して定義情報を出力した場合は,必要に応じてユーザ,ロールの定義情報を再登録します。この操作は,サーバでユーザ定義更新ユティリティ及びロール定義更新ユティリティを使用して実行します。
ユーザ定義更新ユティリティ及びロール定義更新ユティリティの使用方法については,「4.2 ユティリティの操作方法」を参照してください。