付録B.6 解析結果の利用方法

ここでは,稼働状況解析結果の利用方法について説明します。また,使用例も示します。

<この項の構成>
(1) 表計算ソフトウェアでの使用例
(2) ワークフローログレコードファイルの使用例

(1) 表計算ソフトウェアでの使用例

表計算ソフトウェアを利用すると,稼働状況解析結果(稼働実績集計機能が出力するユーザ実績ファイルとビジネスプロセス実績ファイル,及びログ編集機能が出力するワークフローログレコードファイル)について,より詳細な分析ができます。

ここでは,Excelを使用して,稼働状況解析結果を利用する方法について説明します。

(a) ファイルの拡張子の変更

稼働状況解析結果ファイルの形式は,ExcelのCSVファイル形式に準拠しています。Excelで利用する準備として,次の操作を実行します。

(b) Excelでのファイルの読み込み

次に示す操作で,稼働状況解析結果ファイルをExcelで読むことができます。

  1. Excelを起動する
  2. [ファイル]-[開く]を選択する
  3. [ファイルを開く]ダイアログボックスのファイルの種類で,[テキストファイル(*.prn;*.txt;*.csv)]を選択して,稼働状況解析結果ファイルを読み込む
  4. Excelの機能を使用して表計算,グラフ表示などを実行する

(2) ワークフローログレコードファイルの使用例

ここでは,ワークフローログレコードファイルから業務を改善する上で有効な,各種情報を生成する例について示します。

ワークフローログレコードの編集には,表計算ソフトウェアなどを使用します。

次に示す説明内の[ ]は,ワークフローログレコード中の項目名を示します。

(a) ノードに関する情報
(b) ユーザに関する情報
(c) ワークに関する情報