付録E.4 最大同時排他要求数lck_limit

同時に要求できる,データベースの排他の最大数を設定します。

Workflowでの同時排他要求数の計算式を次に示します。「ユーザに滞留しているケース数」とは,ユーザに滞留しているケース数の平均値を示します。

Workflowでの同時排他要求数
={ 56+(ユーザに滞留しているケース数) }×74+(登録ユーザ数)
+(登録ロール数)+(登録ビジネスプロセス定義数)+100
+(ワーク下のオブジェクト数(最大値))
注※
「ワーク内ケース定義数×ケース内文書数(又はデータメモ数)
×複写ノードでの送付先総数」です。
複写ノードがない場合は,「複写ノードでの送付先総数」を1とします。
複写ノードをループする場合も考慮して加算してください。

他のプログラムについても同時排他要求数を算出し,これらの数値を加算します。加算結果を基に,次に示すように最大同時排他要求数を算出します。

加算結果が8800以下の場合
lck_limit=8800
加算結果が8800を超える場合
lck_limit
=Workflowでの同時排他要求数+他のプログラムでの同時排他要求数