環境削除ユティリティは,Workflowの環境を削除するユティリティです。環境削除ユティリティを使用すると,初期化に失敗したWorkflow環境だけを削除できるため,共存しているプログラムを再度初期化することなく,Workflow環境を再構築できます。
環境削除ユティリティは,Windows NTのコマンドプロンプトでWFdeldbコマンドを使用して実行します。
コマンドを実行すると,次に示す項目を削除します。
また,初期設定ユティリティで設定した,次に示す情報が初期化されます。
コマンドを実行して初期化されると,環境設定ユティリティの[Groupmax Workflow環境設定]ダイアログボックスでこれらの情報は[未設定]と表示されます。
コマンドの形式,終了コード及び注意事項を次に示します。
コマンドの形式及びオプションを次に示します。
WFdeldb[-f][-t][-m {utl|app}]
コマンド終了時に返される終了コードを次に示します。
コマンド実行時の注意事項を次に示します。
表4-5 ジャーナルのスワップエラー発生時の要因と対処方法
項目 | 内容 |
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メッセージ | KFX001220-E sysジャーナルのスワップ要因が発生しましたが,交代するジャーナルファイルグループがないため,スワップできません。 (Groupmax High-end Object Serverの場合) |
KFX001223-E ジャーナルのスワップ処理中に障害が発生しました。 理由コード=xx (Groupmax High-end Object Serverの場合) | |
要因 | スワップ可能なジャーナルファイルがありません。 |
対処 | 対処の手順を次に示します。
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