ファイル整合性チェックユティリティは,文書実体ファイルとワークフローデータベースとの整合性をチェックし,無効なファイルを削除するためのユティリティです。文書やメモの作成中に,Workflow又はGroupmax Object Serverが異常終了すると無効なファイルが残る可能性があります。できるだけ,このユティリティを使用して,無効なファイルを削除してください。
ファイル整合性チェックユティリティを実行できるのは,Administratorsグループ(ローカルログオン時)又はDomain Adminsグループ(ドメインログオン時)のユーザだけです。
このユティリティを使用する場合は,Groupmax Object Serverとサーバ機能を起動しておいてください。マネージャ機能,メッセージ送信機能及びメッセージ受信機能が動作している場合や,クライアントからサーバ機能にログインしている場合は使用できません。
ファイル整合性チェックユティリティは,Windows NTのコマンドプロンプトからWFfsckコマンドを実行する方法と,[Workflow管理ツール]ウィンドウの[ファイル整合性チェック]メニュー又はアイコンから実行する方法が選択できます。
それぞれの操作方法について次に示します。
コマンドの形式を次に示します。コマンドを実行すると,無効なファイルの削除処理を開始します。
WFfsck[-y]
ファイル整合性チェックユティリティを実行すると,次に示す,無効なファイルを削除するかどうかを確認するメッセージダイアログボックスが表示されます。
コマンド終了時に返される終了コードを次に示します。