4.2.25 ディレクトリアクセスアカウント定義ユティリティ

ディレクトリアクセスアカウント定義ユティリティは,ワークフローディレクトリサービス及びユーザ定義コマンド(WFregusr)がActive Directoryへアクセスするときに使用するアカウント情報(ユーザプリンシパル名及びユーザのパスワード)を定義するユティリティです。

ディレクトリアクセスアカウント定義ユティリティは,Workflowサーバマシン上で,Windows 2000のコマンドプロンプトでWFdefaccコマンドを使用して実行します。

コマンドの形式,返却値及び注意事項を次に示します。

<この項の構成>
(1) WFdefaccコマンド
(2) サービス起動用ユーザアカウント定義ユティリティの返却値
(3) 注意事項

(1) WFdefaccコマンド

コマンドの形式を次に示します。

WFdefacc

このユティリティを実行したときの表示形式を図4-6に示します。

表示される内容に従ってユーザのアカウント情報を入力してください。

図4-6 コマンドプロンプトの画面

[図データ]

ユティリティを実行すると,最初に,現在定義されているアクセスアカウントのユーザプリンシパル名が表示され,更新の要否の問い合わせがあります。ただし,アクセスアカウントが未設定の場合は,ユーザプリンシパル名の表示及び問い合わせは行われません。

ユーザプリンシパル名は最大100バイト,パスワードは最大14バイトで設定します。

パスワードを設定するときは,入力した文字は表示されません。入力したユーザプリンシパル名とパスワードでActive Directoryへアクセスできるかどうかが確認されます。

(2) サービス起動用ユーザアカウント定義ユティリティの返却値

このコマンドを実行したときの返却値を次に示します。

0
正常
255
異常

(3) 注意事項